1泊2日の雪山、小河内岳
- GPS
- 28:50
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:28
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:13
天候 | 15日:終日快晴 16日:晴れ→高曇り→下山後雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風によると思われる倒木はほとんど処理済みでした。ありがたい。。 稜線での積雪は30cmくらいかな? 踏み抜いても膝下くらいまでで、ラッセルというほどではなかったです。 |
その他周辺情報 | 昼食:道の駅 歌舞伎の里大鹿 温泉:望岳荘 |
写真
感想
昨年12月に塩見岳を目指したときにお会いした方の記録を読んで、林道閉鎖前に行ってみようと決めた小河内岳。
アルプスの稜線歩きができて、富士山よく見えて、避難小屋きれいで、1泊2日で行けて、なかなかいいところでした。
全国的に冷え込んだ土曜の朝。
鳥倉林道は凍結も積雪もなく、ドライ。
でも小さな落石が点在していて気を抜けない。
もう少し早く到着するつもりだったけれど、睡魔に勝てず、何度か短時間の仮眠を挟んだため到着が遅れてしまった。
未明の中央道から流星群が見えた。
頭上から進行方向へ落ちていって最初はめちゃびっくりしたけど笑
登山口の駐車場は9台。
林道を歩いて登山口へ。凍結はなし。
昨年来たときは登山口からすぐに積雪があったものの、今回は豊口山のコルの先から出てきた。
そこからは徐々に積雪が増し、三伏峠で30cmくらいの積雪。
それ以降、積雪量はあまり変わらなかった。
三伏峠から烏帽子岳まで往復したトレースあり。
それ以降は先行者1名のみ。その方は前小河内岳でテン泊とのこと。
いい天気だけれど全く暖かく感じない中烏帽子岳への登りにかかる。
風が穏やかなのは助かる。
急な登りや深い積雪もないのでツボ足で進む。
通せんぼ状態のハイマツは避けてルート取りしていく。
烏帽子岳からはいよいよ南アルプスの主稜線へ。
富士山を横目に尾根を行く。
烏帽子岳から100m下ってまた登って前小河内岳、また100m下って小河内岳という行程。
いずれもコルの先にはハイマツ帯が広がる。
このハイマツ帯を突破するのに時間を体力を相当費やした。。
普通の枝と違って、全然しならなず、ウェアやザックに引っかかる。
夏道を歩いたけれど、無雪期も同じ状況なんだろうか?
積雪が十分ならばこの苦労はないんだろうけど。
難儀しながら小河内岳へ到着。
日没の時間に間に合わないんじゃないかと危惧し始めていたけれど、無事陽があるうちに到着できた。
小屋は山頂からすぐ。
新しそうなきれいな小屋で、とても快適に過ごせました。
高い所に窓があり、光が入って日中はライトいらなかった。
日没前にもう一度山頂へ上がり、暮れなずむ山々を見てタフな一日だったな~と行程を振り返った。
いつもの冬テン泊装備で来たけれど、なんだか寒くて小屋にあったシュラフをお借りしました。
おかげでぐっすり眠れました。
翌朝、天気は下り坂。天気予報によると風が急速に強まってくるとのこと。
下山目標5時間半と決め、出発。
やはりハイマツ帯に難儀するものの、朝のうちで元気なので前日よりはスピーディに突破。
前小河内岳、烏帽子岳への登り返しに息が上がりながらもクリア。
三伏峠へ到着すればあとは下りのみ。
雪のみで凍結は少なくてサクサク歩き、結果目標の5時間半を達成して下山。
急いだおかげで、雪が降ってくる前に荷造りして車へ乗りこめた。
ピッケル、アイゼンも使えて、年明けの合宿へ向けていい練習になる山行となった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する