2018年山納めの天狗岳は極寒(↑↓唐沢鉱泉)黒百合ヒュッテ テント泊


- GPS
- 25:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 811m
- 下り
- 796m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台程度は駐車できますが、31日下山時には、の道路への路駐も多かったです。 夏沢鉱泉との分岐からは、ほとんどが未舗装道路ですが、幅員も広くしっかりした林道です。この時期は冬用タイヤ必須です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○唐沢鉱泉〜黒百合ヒュッテ 雪が少なく、融けた雪が凍結している箇所も多く、チェーンスパイクが楽でした。分岐から先の迂回路は、どちらを通ってもほぼ同じです。特段の危険箇所はありません。 △黒百合ヒュッテ(テント場) 大型の寒気の影響で、12月30日夜はマイナス18度(小屋外の温度計)でした。テントは20張り程度で余裕がありました。利用が多いので整地されていてスコップは不要でした。テントは一人1000円ですが、子ども料金(500円)の設定有りです。 ○黒百合ヒュッテ→中山峠→東天狗岳 降雪もなく、凍結箇所もありませんでしたので、チェーンスパイクが歩きやすかったです。中山峠の先で朝日を望みました(御来光には間に合わず)。早朝は風が強く気温もマイナス16度と寒くて早々に下山しましたが、その後風が収まったそうです。 ○東天狗岳→天狗の奥庭→黒百合ヒュッテ まだ積雪が不十分なので、一部岩が露出していて歩き難かったです。北アなどの展望に優れたコースです。危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は、唐沢鉱泉の駐車場が満車だったのでパスして、定番の「もみの湯」へ。こちらも混雑していました。 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html 下山後の軽食は、やはり蕎麦ということで、諏訪南IC近くの「手打ちそば一八(ひとは)」へ。こちらも混雑していましたが、安定の旨さでした。 http://hitoha.jp/ |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
アイゼン
ピッケル
ストック
食料
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テントマット
テント
シュラフ
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感想
毎年年末恒例の、黒百合ヒュッテでのテント泊も今年で4年目となりました。
次男の小学生時代最後になるであろう黒百合ヒュッテテント泊でしたが、今年は寒波で寒さがこたえました。。。
30日の昼前に唐沢鉱泉から登り出します。雪が少なく最初はズボ足、途中からチェーンスパイクを付けて登ります。既に息子も5,6回登っているトレイルなので、安心して歩けます。
14時前に黒百合ヒュッテに到着。テント場は余裕がありました。小屋の近くにテントを設営して小屋で休憩とします。年末年始の特別メニューのお汁粉とラーメンを頂きました。お汁粉はお餅2個入りで満足感いっぱいです。
日中ですが気温はマイナス10度と冷え込みます。テントでシュラフに入ると自然と昼寝となりました。夜は先週の三伏峠小屋で成功したもつ鍋です。生姜を大量に入れて体を温めました。しかし、この日は19時の段階でマイナス18度と寒さが厳しい夜でした。
翌朝、5時過ぎに起床するもテント内がバリバリで霜取りが大変でした。小さなテントなのでバーナーを付けると直ぐに温まりますが、結局出発は7時前となってしまい御来光は無理。中山峠で既に登ってしまった太陽とご対面です。太陽のパワーを感じました。東天狗までは約1時間の登りです。寒さの為か息子の体調も100%ではなく、山頂は早々に切り上げて天狗の奥庭経由で下山しました。本来行く予定だった根石岳プストンと西天狗はあきらめました。なお山頂からの景色は最高でした。山頂での気温はマイナス16度前後でした。風もあったので、体感はマイナス20度以下だったと思います。
小屋に戻ると、屋外の温度計はマイナス3度とだいぶ暖かくなってきました。小屋で念願のビーフシチューを頂き、ゆっくりと休憩します。小屋のありがたみをしみじみ感じました。この1ヶ月は、くろがね小屋(安達太良山)や七丈小屋(甲斐駒ヶ岳)など温かな有人小屋泊や、広くて快適な三伏峠小屋(冬期小屋)などだったので、テント泊の厳しさと良さを再確認できました。
テントを撤収していると、天狗の奥庭でスライドした方が下山してきて、西天狗まで行かれた話しを聞きました。風も弱く穏やかだったそうで、うらやましいかぎりです。下山直前に再度温度計を見るとプラスでした。
スタスタと1時間チョットで唐沢鉱泉へ下山し、駐車場が満車の唐沢鉱泉での入浴はあきらめて、原村の「もみの湯」で体を温めました。小腹が減ったので、諏訪南IC手前の蕎麦屋で軽く蕎麦を食べて、渋滞が解消した中央道で帰郷となりました。
これで2018年の山は、登り納めとなりました。来年も安全登山でいきたいと思います。
k2sakaさん
新年を穏やかに御迎えのことと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
凍える中、テントでの山行お疲れ様でした。私達は、同じ日に硫黄岳に登っておりました!
ただ、私達は小屋に泊まってのピストンでしたが…
大晦日は段々と青空が見えてきて、とても素晴らしい青空でしたね。山頂では私達も厳しい寒さを感じ、長い時間は滞在できませんでした(^-^;
今、自宅に帰ってきて、温かい食べ物や飲み物を手にして「あぁ生きてるって素晴らしいな」と沁々と思ってしまいました(笑)
sekihiro様
こんにちは。硫黄岳ですか、天狗から見る硫黄は、見るからに爆風でした。寒さも厳しかったでしょう。天狗の山頂で会ったソロの方が、これから硫黄へ向かうと言っていて、寒そうだなーと思ったのを思い出しました。
大晦日は昼前から徐々に風も気温も落ち着いたらしく、黒百合ヒュッテに下山してくる方の話しがうらやましかったです。
2017年末は30日に天望荘に宿泊して大晦日は赤岳直下を強風で撤退したので、今年はマッタリしたいとの息子の希望で黒百合ヒュッテとしました。鉱泉にすればお会いできたかもでしたね。^^;
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