年始山行は赤岳へ 赤岳鉱泉泊 文三郎尾根↑〜赤岳〜地蔵尾根↓
- GPS
- 11:44
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:51
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:43
天候 | 初日:晴れ 二日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口に登山届ポスト有り トレースはしっかりと有りました、稜線は岩と雪のミックスでした。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口で日帰り入浴 500円 |
写真
感想
年始の山行はcrabさんと赤岳へ、赤岳鉱泉小屋泊まりで文三郎尾根から赤岳に登り、
地蔵尾根で降りて、行者小屋から南沢経由で下山する計画です。
6:35八王子発松本行の普通列車に乗車、ハイカー御用達の列車ですが流石に今日は人が少なかったですね。
普段、天気のいい週末は座れないほど混雑しますが、この日、茅野まで終始空いていました。
茅野駅へは5分ほど遅れて到着。
茅野駅到着は定刻で9:23ですが
美濃戸口へのバスは9:25と乗り継ぎ時間が無いので諦めていましたが
やはり乗れませんでした。
普通列車で来る人の利便性はあまり図られていないんだと感じますね。
次のバスは10:20なので、バス停前のショッピングセンター入口付近のベンチでバス待ち、
バス発車時刻の直前になって放送で事前に切符を買うようにアナウンスが・・。
慌てて案内所で切符を購入、往復で1,550円でした。
40分程バスに揺られて美濃戸口へ到着、今日はここから赤岳鉱泉までの道程です。
まずは美濃戸まで約1時間の林道歩きです。
圧雪路ですが、凍結部分もあるのでチェーンスパイク装着しました。
ソロ山行だとアプローチ林道歩きって退屈そのものですが、
パーティーだと話しながら歩けるので退屈しなくて助かります。
美濃戸に到着、ちょうどお昼の時間なのでここでお昼ご飯食べました。
お昼を食べて先へ進みます、この先も堰堤広場までは林道歩きです。
堰堤広場の先は登山道、沢沿いの道は徐々に高度を上げていきます。
流石に入山者が多い赤岳鉱泉、トレースばっちりでとても歩き易く快適でした。
15時頃に赤岳鉱泉に到着、受付を済ませたら談話室でまずはビールを一本飲んでくつろぎます。
その後は、場所を移って自炊室で熱燗を頂きます。
夕食は17時半から、メニューは焼き魚と海鮮鍋、とても美味しく頂きました。
寝る前に外で星空などを撮ってみましたが、直ぐに雲が出てきてしまったので断念、
雲が晴れるのを待つには寒かったので諦めました。
再び自炊室で呑み直し、20時前には寝床に入りました。
朝食は6時半から、焼き魚に納豆や海苔などの定番朝食メニュー、
またまた美味しく頂きました。
準備を整えて7時50分出発です、まずは行者小屋まで移動します。
行者小屋まではさほど険しくない登山道を進みます、
途中で履き替えるのも面倒なので最初から12本爪アイゼン装着していきます。
余談ですが、美濃戸〜行者小屋まではストックが有ったほうがいいと思いましたが、
その先でピッケルを必ず使うことが分かっていましたので、
今回は荷物軽量化のためにストックは置いてきました。
行者小屋から文三郎尾根へ、阿弥陀への分岐を過ぎると道は次第に傾斜を増してきます。
やがて階段続きゾーンへ突入、アイゼンを引っ掛けないように慎重に進みます。
ガスっていましたが時折、青空が覗く状況でした。
風が段々と強まってきましたが、すれ違った方に聞いたら稜線でも風はそこまで強くないとの事でした。
長く続いた階段を超えて道は稜線に出ました。
ガスで眺望が無いですが、ここから赤岳山頂までは岩と雪のミックスです。
頂上直下の岩場が核心部、慎重に足場を定めながら登っていきます。
そして見覚えのある梯子を登って少し先が頂上です。
頂上に到着、ちょうど11時です。
気温はマイナス13度くらいか、この時期としては普通の冷え込みでしょうか。
休んでいると冷えてしまうので、少し写真など撮ったら先に進むことに。
頂上山荘の横を通過して、赤岳天望荘へと降下していきます、
この辺り、風が強まってきてシビアな状況でした。
吹き飛ばされるような強風ではありませんが、
吐いた息でバラクラバが凍り付いたりして冷えました。
赤岳天望荘の建物の影でバラクラバなど交換して地蔵の頭へ向かいます。
地蔵の頭から先は地蔵尾根を降下します、斜度が有るのでここも慎重に下って行きます。
階段は半分雪に埋もれていますが、鎖は露出しているので難しくは有りませんでした。
アイゼンを引っ掛けないように気を付けて慎重に歩を進めていきました。
森林限界から樹林帯へ入ると風の影響はほとんど無くなりました、
後は快適な登山道ですから特に問題なく進んで行けます。
1時間位で行者小屋に戻ってきました、ここでお昼を食べたら後は南沢から美濃戸口へ下山です。
南沢は無雪期に下った事が有りますが、美濃戸までとても長く感じたのを覚えています。
下り始めは雪が沢山有るので歩きやすく、いいペースで進んでいきました。
途中から疲れてきてペースが落ちて、さらに雪が少なくなったので歩きづらくなり、
最後は少しバテました。
美濃戸から美濃戸口へ最後の林道歩き、
随分と疲れて足取りが重かったです、距離や標高差もさることながら、
アイゼン歩行や岩・雪ミックスなど緊張を強いられる個所が多かったので、
かなり消耗した感じです。
やっと美濃戸まで着きました、
バスが来るまで40分ほど有りましたので八ヶ岳山荘で入浴、
風呂上がりにビールを一本頂いていい気持でバス乗車。
今回の山行は往復とも青春18きっぷを利用したので、
先発する特急あずさには乗らずに普通列車を待ちます。
茅野駅では普通列車の発車時刻まで40分ほど有ったので、
構内で立ち食いそばを頂き、少しお酒など買って列車に乗り込みました。
普通列車は割と空いていて、首尾よくボックスシートに座席を確保出来たので、
ビール飲みながら家路につきました。
茅野駅を出て直ぐに、前を行く電車が猪と接触した為、
安全確認の為運転見合わせとなり、どうなる事かと思いましたが、
すぐに運転再開して、大月駅での乗り継ぎには問題なく間に合いました。
そう言えば今年の干支は亥(いのしし)だったなーと妙に納得(?)
ここから備忘録
クロージング
初日:美濃戸口〜赤岳鉱泉
アンダー メリノウール厚手
薄手ハーフジップシャツ
ハードシェル
休憩中にダウンジャケット羽織る
メリノウール厚手タイツ
ハードシェル
二日目:赤岳鉱泉〜行者小屋〜赤岳〜行者小屋〜美濃戸口
アンダー メリノウール中厚手
メリノウール厚手重ね着
薄手フリース
ハードシェル:ピットジップ開けてちょうど良かった。
薄手バラクラバ→途中で厚手に交換
稜線に出る手前からゴーグル着用
ジオライン薄手ひざ丈タイツ
メリノウール厚手タイツ
ハードシェル
二日間とも帽子は厚手の毛糸帽
バラクラバ装着時のアイウェアの曇り対策は要検討、
曇り止め塗布しても眼鏡の曇りは解消されず。
ゴーグルの内側に曇り止めシートを重ねたらかなり好感触だったが、
下山時にゴーグル紛失orz
(;´д`)トホホ
飲み物は二日間とも保温ボトルにコーヒーを300mlほど入れていたが、
両日ともそんなに飲まなかった。
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