仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳



- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,260m
- 下り
- 2,242m
コースタイム
天候 | 1日目くもり、2日目曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
甲斐駒ヶ岳の直登ルートはタフです。下りに利用する方は少ないようです。 |
その他周辺情報 | 芦安温泉 岩園館 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
T工大の学生を連れての会社の山岳部の山行で仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳に登りました。それぞれ登るのは2回目なのでルートは頭に入っていますが、ガスで道を失うことのないように油断せず進みました。初日の仙丈ケ岳は曇りがちながら視界は大変良好で、剣岳まで見ることが出来ました。2日目の甲斐駒ヶ岳は完全にガスの中の登山でしたが、山頂に到着すると視界が開け、幻想的な風景を楽しむことが出来ました。
以下は学生さん執筆の山行報告の抜粋です。
参加者全員、芦安駐車で合流し,大型タクシーで広河原へと向かう。広河原に新設されたというインフォメーションセンターで一休みし,北沢峠行きのバ スへ乗り込んだ。 曇り空の下,北沢峠から仙丈ヶ岳へ向けて出発する。標高差 100m 約15 分のペースで順調に道を進む。途中,阿久根のオバちゃん達に遭遇。大声で喋りながら登り続ける姿はパワフ ルだった。大滝ノ頭付近で, 一人の顔に異変が!? 顔面蒼白になったHもなんとか小仙丈ヶ 岳まで辿り着いた。小仙丈ヶ岳で昼食をとり,ここからはM・H両名は分かれて仙丈ヶ岳を目指す。眼下には雄大な小仙丈カール,奥には北岳を眺めながら歩を進める。仙丈ヶ岳に到着すると,北アルプスの山々まで眺めることができた。遅れること15 分,M・Hも無事到着。明日挑むことになる甲斐駒ケ岳の姿に目を奪われながら,下山を始める。小仙丈ヶ岳までの見晴らしの良い尾根道では,特徴的な鋸岳のシルエット,さらには富士山も確認できた。途中降り出した雨に急がされながら,小仙丈ヶ岳からわずか一時間半で北沢峠まで戻った。長衛荘で夕食をとり,眠りについた。 山行2日目の朝は早かった。4時には目を覚まし,甲斐駒ケ岳へ向けて出発した。心配された寒さもそれほどではない。暗闇の中,ヘッドランプの光を頼りに沢沿いを進む。静かな森の中,沢を流れる水の音と足音だけが聞こえる。仙水小屋を過ぎるとガレ場に出る。この辺りは風が強かった。仙水峠付近で朝食をとり,駒津峰へ向け先を急ぐ。駒津峰までの道は急勾配,しかも悪天候のため視界が悪く周辺は何も見えない。甲斐駒ケ岳手前,直登コースを選び,時折岩をよじ登りながら険しい道を進む。Hが「落ちる〜〜!」と叫んだ岩場も何とか通過。ようやく甲斐駒ケ岳に到着した。達成感から疲れも吹っ飛び,みな思い思いに記念写真をとる。初めは雲で覆われていた山頂も甲府盆地側からじきに晴れ,青空と共に素晴らしい景色が広がった。下山は巻き道を選び,白ザレに足を取られないよう気を付けながら一歩一歩,歩を進める。駒津峰からは双児山経由で北沢峠を目指す。甲斐駒ケ岳の雄姿を背に山を下りて行く。長い下り坂が,足にはきつい。それでも予定より早く北沢峠に戻ることができた。長衛荘で恒例の餅ラーメンを食べ,帰りのバスを待つ。芦安駐車場に着き,ここでE,Uは車で帰京の途に就いた。残りのメンバーは芦安温泉 岩園館で一泊し、温泉で疲れを癒し、翌朝帰京した。
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