旧正丸峠〜関八州見晴台：どうしてもお風呂に入りたかったの巻

2019年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,115m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:39

距離 16.8km 登り 1,131m 下り 1,226m

7:11 正丸駅
8:22 旧正丸峠
8:43 8:55 サッキョ峠
9:22 9:23 虚空蔵峠
9:52 9:55 牛立久保
10:03 10:23 刈場坂峠
10:32 10:35 ツツジ山
11:01 11:02 丸山（三本ブナ）
11:06 11:07 檥峠
11:31 11:39 飯盛峠
11:41 飯盛山
12:14 関八州見晴台
12:18 12:19 関八州見晴台入口
12:22 丸山
12:32 12:45 高山不動
12:53 虚空蔵山
13:01 エゴ辻
13:39 大窪峠
13:50 ゴール地点

どうしても「休暇村奥武蔵」日帰り入浴を利用したかったので、高山不動尊から先は小走りで駆け下りました。
間に合ってよかった♨

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：正丸駅
帰り：「休暇村奥武蔵」から無料送迎バスで吾野駅へ

コース状況／危険箇所等

旧正丸峠〜虚空蔵峠の間、親不知からザッキョ峠へ降りる急坂は、トラロープにつかまりながら降りました。
あとは概ねよく整備され歩きやすいです。

その他周辺情報

「休暇村奥武蔵」日帰り入浴♨ 800\　11:00〜15:00（受付は14:30まで）

写真

正丸駅の、いつもの歪んだ階段は使わずに道路へ出ます。
写真撮り忘れたので振り返り。

芦ヶ久保方向へ歩きます。

ここから入るようです。
民家の立ち並ぶ道筋を歩いていきます。
梅の匂いがいい香り。

八坂神社にご挨拶して

山道に入ってすぐにお地蔵様

一見いつもの奥武蔵の山道だけど…

こういう感じなのか秩父往還…

どなたかのレコでも見たような…
この車は一体…？！

たまにすんごい岩がある

こういう橋をいくつか渡ります

渡渉もあります

道標が倒れてる

ガードレールが見えた

舗装路に出た

しばらく道路を歩くのか

と思いきや、すぐに山道へ戻る。
杉の斜面をジグザグとゆるやかに登っていきます。

ここが旧正丸峠。
まっすぐ行けば芦ヶ久保へ出るわけですね。
強風で寒くていられないので、先へ進みます。

虚空蔵峠を目指して尾根を、アップ＆ダウン、アップ＆ダウン…

いい雰囲気の尾根歩きですが寒いです。
西側からの強風が辛い。

休憩に良さそうな場所がどこも寒すぎ

道が東側斜面にかかると多少しのげる。
でもこの角度。

岩場が出てきた

岩の上から、これから目指す尾根が見える。

あそこら辺くらいまで歩くのかしら？

少し進んで、西側に武甲山▲

よい感じの尾根歩き

と思ったらヒョエー

トラロープに捕まらないと降りられない

ヒャア〜

振り返る。
これ登るのもトラロープないと私は無理かも

ザッキョ峠。
この下を正丸トンネルが通っているらしい。

歩きやすくて単調な

杉の植林

イノシシでしょうか

忘れ物ですよ〜

初めてベンチが出てきた

小さめだけど…もしかしてクマ？

虚空蔵峠に出ました

道路を歩いて

やっぱり山道に入るみたいです

杉林から出ました。
人の靴跡がある心強さ。

明るい林

牛立久保。
尾根に出ました。

刈場坂峠へ到着。
丸山の展望台が見える〜

堂平山方面。
風が強くて寒いけど、休憩します。

トイレありました。
有り難い〜

では、飯盛峠方面へ

山道に入ります

ツツジ山（刈場坂山）
本日の最高標高地点らしいです。

ツツジ山から直進方向ではなく、左へ折れて柵沿いに下ります。

笹ヤブが出てきた

車道を出たり入ったりする、この辺の山道のパターンになってきました。

バイクと自転車とトレランの人にしかすれ違わないから、こんなところ歩くのは自分くらいしかいないんじゃないかと不安になってきた。

車道長いとなにげに疲れます

なんか可愛いのが

檥峠（ブナ峠と読むのだそうです）

ツボミ

暖かくなってまいりました

飯盛山

飯盛峠

やっと関八州見晴台の文字が

もうひと頑張り

着いた！
遠かった…。
人がたくさん。

ちょっと右にズレてますが、武甲山〜子持大持、その手前に正丸峠〜伊豆ヶ岳。
天目山、蕎麦粒山、川苔山、大岳山くらいまでは見えてました。

立派な松！

丸山。
ここ、こじんまりして好き。

車道を渡ります。
トイレに行きたいので高山不動尊へ降りる。

高山不動尊の佇まいは好きだなあ。
最高に良いものを作ろうとした感じが伝わってくるような。

この木彫りの獅子とか

高山不動尊から少し左へ進んで、尾根伝いに大窪方面へ降りてみようと思います。
休暇村奥武蔵へ最短ルートで直接降りて、お風呂に入ってやろうという魂胆です。
ですが時間が押している。急ぎます！

分岐。
右の「志田」方面で合ってるはず。
ところで「志田」ってどこ…

※あとで地図を見たら吾野駅へ行く途中にあるようです。途中までは同じ道。

「セビ」がわからないけどたぶんこっち。

※地図を見たら「瀬尾」は志田の先らしいです。セビって読むんだ…

道が左右に分岐。
「あじさい館」ってなんだ？と思いながら、でもたぶんこっち。

なんじゃこりゃあ。
この道でいいのか一瞬不安になりました。
倒木区間は数メートルほどで、またいだりくぐったりで何とか行けました。

さらに分岐。
もちろん「近道」の方を選びます。
たぶん同じところへ出ます。

ひたすら降る。
転がるように降る。
ところどころ鹿のフンがある。

一応、人の踏み跡もあるので、ちゃんと使われている道っぽい。
（このあと1人とすれ違いました）

近道が元の道と合流したようです。

「柿の木　坂の家」って、なんだろう？
このへんから集落の間を通っていきます。

「あじさい館」が何かはわからないけれど方角が合ってるのはわかってきた

沢戸橋は「わたどばし」と読むのか。
このへんの地名けっこう難読かも？

「あじさい館」やたら示されている

「わたど橋」「あじさい館」

またちょっと、山道っぽく

ついに「休暇村奥武蔵」の道標！
会いたかったよ〜

このあたりが大窪集落になるんでしょうか

キョロキョロしてしまいました。
だって民家の玄関先に道標がある…

振り返り。
個人のお宅の、母屋と納屋の間を道が通ってるんですよ。
これは、わかりづらい。（行きづらい。）
失礼しま〜す…

もう頭の中はお風呂に入ることでいっぱいです。
なにせ日帰り入浴は14:30で受付終了してしまう！
あと3〜40分！小走りです。

これが大窪峠かな

！　見えたんではないかな！眼の前に！

動物避けの柵を通り

あと10分？15分？

299号に出た！

やった〜♨
受付、間に合いました。
のんびり汗を流して帰ります。

オマケ。
あずさ母52歳がオシャレで若々しかったので…。

感想

ケロケロさん

伊豆ヶ岳を登る時、いつも正丸峠へあがるんですが、旧正丸峠があると知ってから一度歩いていたいと狙っていました。
昔の古道を歩くのはなかなか楽しいと思いました。いずれ秩父往還をあちこち訪ねてみるのも楽しいかもしれません。

このエリアを歩く時、交通の便宜上、私にとっては「休暇村奥武蔵」が最も利用しやすい日帰り入浴先なのですが、なにせ受付時間終了が早すぎてなかなか辿り着けません。
今回も時間が押し迫って、歩きを楽しむより焦る気持ちが大きくなりすぎてしまったのが反省点です。

最後に「あじさい館」の謎は解けました。「休暇村奥武蔵」の旧名なのだそうです。