519 唐松岳(敗退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 628m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:40
天候 | 朝のうち快晴、後雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | みみずくの湯 0261-72-6542(隣接するみみずく茶屋の温泉うどんが美味しい) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
前日に出発。中央道は渋滞もなくスムーズ
豊科ICから一般道へ
信濃大町駅近くのカツ丼屋「昭和軒」で昼食。ここは、ソースカツ丼が目玉商品らしい。(卵とじタイプもあるが、メニューでの扱いは小さい)
カツ重1000円税込みを食す。カツ丼より若干量が多い。
しかし、カツ丼850円で十分な量。大食いのkokudoが言うのだから間違いない。
このお店、壁が白いのがいやであるらしく、時計やら張り紙やら、なぜか妖怪ウォッチのバンダナあり、の賑やかなお店。
因みに、お酒類、ジュース類は置いていない。また禁煙である。
白馬のリフトの近くで安い駐車場を探す。
旅館深雪荘の駐車場に止める。1日500円。たぶん、この辺りでは一番安い。このすぐ上に目立つように1000円の看板が立っているが、深雪荘を目指すなら、そこまで行ったら行き過ぎである。
さらにゴンドラの駅近では、600円となる(?)が、そこは既に満車。深雪荘が正解であった。
ここで、防寒服を着て、チケット売り場へ。リーダーが登山計画書を提示して、往復券を購入。3日間有効で、2900円也。
最初のゴンドラは10分ほどで終わり、乗り継ぎのリフトへ。
しかし「Closed」の表示。
「え?チケット売っていたのに?」と、一時あわてたが、ここから上は視界が悪くスキーヤーは駄目だが、登山客はOKとのこと。
我々のために止まっていたリフトを起動してもらう。
こんどは、いわゆるスキー場のリフト。
はっきり言って寒い。
駐車場で完全装備が正解である。
二本目から三本目の乗換では、視界が効かず、次の駅がどこか分からない。
「確か左だったはず・・・」カワセミ氏の言葉を信じ左へ進むと、あったあった。
ぼやぁと駅が浮かび上がってきた。
最後のリフトを降りると、その目の前が今日の宿。八方池山荘だ。
今日は、写真関係の団体さんのほか、何組かが泊まっていたが、それほど混んでいない。
若干支度を整え、食堂へと向かい、乾杯を始める男4人。
こいつら(私を含め)アルコールのことしか頭にないのか・・・
一方、紅一点のリーダーは、明日のコースの取り付きなどを確認している。
うーん。えらい。
男4人は、ビールをぐいぐいとあおる。
やがて、コース確認を終えたリーダーが登場。明日の成功を祈って乾杯。
そして、全員が酔っ払う前に、明日誕生日を迎えるリーダーに、山猫氏手配のバースデーケーキがプレゼントされた!
喜んで、ろうそくを吹き消すリーダー!
「山猫さんのザックでかいなぁ。でも持つと軽くて・・・何が入っているんだろうと思っていたんですよ。これだったんですね。」
さすがリーダー。メンバーの荷物の重さもチェック済であったとは・・・
夕方になると、今まで吹雪いていたのが収まり、景色が見えてきた。
写真関係の皆さんが外に撮影に立て行くので、我々も防寒装備をして外へ、
まだ、若干の雲は残るものの、白馬の山並みが広がる。
明日張れるといいなぁ〜。
お待ちかねの夕食はバイキング。いろいろとおかずが用意されていて、楽しい。
翌朝。ピーカン!
素晴らしい景色が広がる。
写真撮りまくりたいが、昼から崩れる予報なので、
「ゆっくりだけど急いで行こう」とベテランカワセミ氏。
目に景色を焼き付けながら進む。
鹿島槍、五竜が大きく見える。
そして白馬三山。登るにつれ不帰の瞼も見えてくる。
閉鎖中のトイレのそばを通ると、横からさす朝日で風紋がきれいに見える。
いくつかのケルンを過ぎ、第3ケルンから雪に埋まる八方池を望む。
池と言われなければ、全くわからない。
この先にそびえる峰に登っていくが、この尾根を下りに取ると、こちら側の八方池ではなく、南側の支尾根に迷い込みやすいとカワセミ氏。
だから、視界の効くうちに降りてこないといけない。
急坂のラッセルにかかる。
つらい。
一番手は大股で、まず道をつける。
そして二番手は、一番手の踏み跡の間の雪を崩す。要は点々となっている足跡を線でつなぐイメージ。
三番手以降も、トレースになるように跡をつけていく。
したがって、後ろになるほど楽になる。
そういう訳で、先頭を交代しながら進む。
積雪は、膝上、所々腰まで位で、ラッセルも結構大変である。ただ、湿っていない軽い雪なので、なんとかなった。
かと思えば、全く積もっておらず、地面が出ているところもある。
そんな凍った所は、アイゼンを利かせていく。
必死に登っているうちに、いつの間にか空は雲で満ち、上の方からガスって来るようになってきた。
丸山ケルンまで来たところで、
「その先のピーク(標高2455m)で折り返した方がいい」とカワセミ氏。
丸山ケルンから、今言った折り返し地点がやっと見えるくらいの視界。
雪も降り始め、トレースも消えてしまう懸念もあり、リーダーもその進言を受け入れる決断をした。
下りはすいすいと下れる。
帰り下の樺の上からの急斜面は、尻セードで下って遊ぶ。
我々は下り始めたが、まだ頂上を目指すいくつかのパーティとすれ違った。無事の下山を祈りたい。
八方池山荘まで戻り、リフトでスキー場まで下りても、雪は降っていた。
これは早め下山が正解だったなと思う。
冷えた体を温めるべく、八方の温泉の中から「みみずくの湯」をチョイス。風呂の後の「温泉うどん」がお愉しみである。
今回は、丸山敗退となったが、来年是非リベンジしたいな!
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