赤岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,712m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
7:00赤岳鉱泉-8:30赤岩の頭-硫黄岳とり付きで右往左往-10:00赤岳鉱泉-10:45(北沢)-11:45美濃戸
天候 | 1日目・快晴 2日目・快晴強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉は瓶ビールがお得だと思います。うめーし。 |
写真
感想
休みが都合できたので祝日を絡めての八ヶ岳。
早朝4時、相模原の実家へ友人が迎えに来てくれます。ありがたいことです。
美濃戸に到着して車からザックをおろし靴に足をつっこみ、靴紐を結ぶ時ってのがグッとテンションあがりますよね。「やったるで!」って毎回思いますもん。あと毎回思うのは早朝って大きいほうのトイレがなかなか都合よく処理できないですよね。なんつうの?なんか「あ、まだいらっしゃるな。もう一回試みてみようかな、そうしたほうが後々の為だよな」って毎回思う。で、美濃戸のトイレで50円をいれてね、すっきりして小屋の前を通ったらガラス越しにおばちゃんと目があってね、「いれときましたよー」ってにっこり笑って言ったら「よし、通ってよし」みたいに首肯されてね。いいかんじのスタート。
長くなるので赤岳。
前回の夏、赤岳に来たもののガスっぷりが凄くて展望がゼロだったので今回の晴天は非常にうれしい。嬉しい、そして寒い。カメラを扱う手がすぐにカチコチになる。何枚か写真を撮りぐるりと周囲を見回した後、登ってきた文三郎を背に地蔵へ向かう。突風が吹いたらイヤなことになりそうな稜線を確実に歩きお地蔵さんと邂逅。
邂逅て。
無事に降りられますようにと手をあわせる。確実に一歩一歩降りて行きます。トレースがあったので進めることが出来ましたがもし消えていたら僕には無理です。実に恵まれていました。
行者小屋から赤岳鉱泉へ。友人は小屋泊まりですが僕は今回実験的にテント泊を選びました。結論としましてシェラフカバーはゴアテックスとかじゃないとやべえ、と思いましたね。あと、地味に『貼るホッカイロ』はえらい。背中に一枚、足の裏に一枚でかなり助かった。これがなかったらどうなっていたことか。
とにかくテントの中で静かに飲みウイスキーはしみじみと美味く、シェラフに包まっての読書は至福です。
翌日、曇天。硫黄岳へ。
赤岩の頭の手前から風、小さい雪粒が顔面にあたります。稜線にでるとまさに凄まじい風。試しになだらかな稜線を幾許か歩いてみたけれども、“あの”硫黄岳の岩をいけるとは思えない風。
強い風が吹くとは何かで読んで聞いてはいたけれどもこれほどとは。夏に鼻歌交じりで歩き回ったあそこには今日はいけない。怖いのです。友人の真意はわかりませんでしたが撤退の合図を交わして引き返しました。幾つかのグループがとりつきまで進みましたが引き返した模様。
下山時、なだらかなスロープを滑りながら遊んでおりました。折角晴天になったのにあんな風が吹くんだなあ。
北沢を歩きながら何度か振り返って若干ですが干渉的な気分になっていましたが、友人がションベンしたいションベンしたいとうわ言のように繰り返すのでうらぶれた気持ちになりました。北沢、夏は夏で綺麗だろうな。紅葉の季節も冬の始まりも綺麗だろうなあ。
冬季、四駆で車高が高くチェーンをはいた車以外は美濃戸口から先へは来てはいけません。
何を言ってんの?という話ですが今回の山行の教訓(山行なんて気取るもんじゃないですね)はとにもかくにもそれだけ。
車、欲しいなあ。
宝くじあたんねえかなあ。
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