高岩（雄岩＆雌岩）を登る！ スリル満点のクライミング！
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 04:02
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 649m
- 下り
- 646m
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- 山行
- 2:47
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 4:02
| 天候 | 晴れ、微風。 昼前から天気が崩れて、一時弱い雨になりました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
上信越道碓氷軽井沢ICを下りてすぐ、県道92号線の松井田方面へ向かう途中の恩田地区に登山口があり、入口に1台分の駐車スペースがあります。 狭いので、軽自動車でないと道路からはみ出さずに停めるのは難しいと思います。 さらに先に進むと、集落前の石碑付近に2台分の駐車スペースがあります。（消火栓の前は開ける必要があります。） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜登山口〜高岩のコル＞ 最初は緩やかな登山道を進みますが、落ち葉が多く堆積していて歩きにくいです。 やがて急登になりますが、ザレていて滑りやすいので注意が必要です。 高岩のコル直下は急な岩場を登ります。 岩場の最後の方は、やはりザレていて滑りやすいです。（下りでは、気を付けていても落石を誘発しやすいです。自分も幾つか小さな石を落としてしまいました。もし下に人がいる場合は、特に注意が必要です。） ＜雄岩＞ コルからは少し登ると雄岩直下に到達し、そこからは岩場に沿って進みますが、崩れている箇所があるので、一旦下ってから登ります。 そこから少し進むと、すぐにチムニー内3段30mの鎖場です。 チムニー内は幅が狭いので、ザックは下にデポしたほうがいいと思います。 全般的に手掛かり、足場が多くあるので、登りでは鎖をそれほど使わなくても登れます。 逆に下りでは、鎖を使ったほうがいい箇所が多いです。 頂上は狭いですが、360度の展望が楽しめます。 ＜雌岩＞ 雄岩と違い、鎖場はありませんが、P1までかなりの急登を登ります。 P1頂上は狭いですが、雄岩の眺めが素晴らしいです。 P1からP2までは、ヤセ尾根を進みます。 P2は、ほぼ垂直な岩峰で鎖はありません。 そのかわり、しっかりと打ち込まれた複数のハーケンがあり、手掛かりや足場も比較的たくさんあるので、登り下りするのはそれほど難しくありませんでした。 ただ、万全を期すなら、経験者にロープ確保してもらって登るのがよいかと思います。 雌岩の山頂プレートはP2の頂上にあります。 P2からP3もヤセ尾根を歩きます。 P3の岩場手前に崩落跡のようになっている場所があるので、近づくと危険です。 P3頂上の岩場の幅は狭いです。 |
| その他周辺情報 | ＜八千代温泉 芹の湯＞ 内湯のみの小さな温泉です。 檜風呂と岩風呂があり、この日は男湯が岩風呂、女湯が檜風呂でした。 源泉かけ流しで、お湯はぬるぬる感があり、肌がツルツルになった気がしました。 入浴料金は500円（安い！）です。 |
写真
見て分かる通り、ここは軽自動車1台分のスペースしかありません。
自分は、下に何があるかわかりにくい、こういった道が嫌いです。
このような登山道を少し登ると、
で、いきなり雄岩頂上です。なにせ、鎖場を登っている最中は写真を撮る余裕がなかったので。
動画は録っていましたけどね。
雄岩頂上、標高1,084mです。
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なにせ、鎖場を登っている最中は写真を撮る余裕がなかったので。
動画は録っていましたけどね。
雄岩頂上、標高1,084mです。
下はスッパリと切れ落ちています。
凄まじい高度感です。
わーい、今日も美しい浅間山を見ることができて幸せです。
こうして見ると、少しぺちゃんこにした富士山のようですねー。
茶色と緑色がくっきり分かれているのは、植生の違いからなのかな？
広葉樹と針葉樹みたいな。
碓氷軽井沢ICの全景が一望できます。
大山の左手前の形の良い山、特に名は付いていないようです。
雄岩頂上からの眺望��中央に谷急山。
左後ろに裏妙義（西大星、赤岩、丁須ノ頭、烏帽子岩）。
右後ろに表妙義（白雲山、相馬岳、金洞山、星穴岳）。
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中央に谷急山。
左後ろに裏妙義（西大星、赤岩、丁須ノ頭、烏帽子岩）。
右後ろに表妙義（白雲山、相馬岳、金洞山、星穴岳）。
中央やや右、上信越道沿いの形の良い山が稲村山。
中央奥に鼻曲山、留夫山、浅間隠山。
雄岩頂上からの眺望��ここからの4枚はちょっとしたお遊びで、ジオラマ風に撮ってみました。
ジオラマ風の碓氷軽井沢IC全景。
まるで、おもちゃみたいですね。
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ここからの4枚はちょっとしたお遊びで、ジオラマ風に撮ってみました。
ジオラマ風の碓氷軽井沢IC全景。
まるで、おもちゃみたいですね。
碓氷軽井沢ICの出入口と、周りの施設をジオラマ風で。
大山トンネルに向かう上信越道と、下り線の出口をジオラマ風で。
ICを通る車からも、自分が見えているかな？
隣の岩峰。
ピークをズームしてみると・・・、
雄岩頂上からの眺望(21)雌岩のP2頂上をアップで。
これを撮った時は気が付きませんでしたが、よく見ると雌岩のプレートが写っていました。
雌岩のP2頂上をアップで。
これを撮った時は気が付きませんでしたが、よく見ると雌岩のプレートが写っていました。
稲村山をアップで。
登山道もあり、お手軽に登れるみたいです。
右奥に大山。
自分は、手前の形の良い山（名は付いていないようです。）がお気に入りです。
P2です。あの直下に行くには、まず幅1メートルに満たないナイフリッジを伝っていく必要があります。
ひとまず、ここはあとでチャレンジすることにして、先にP3に向かうことにしました。
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あの直下に行くには、まず幅1メートルに満たないナイフリッジを伝っていく必要があります。
ひとまず、ここはあとでチャレンジすることにして、先にP3に向かうことにしました。
手前はザレた斜面になっていて、あまり先まで行くと危険です。
有名（？）な、群馬県っぽい形の岩穴から、浅間山を除くスポットがあります。その言葉通りの構図で写真を撮ることできて、大満足です。
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その言葉通りの構図で写真を撮ることできて、大満足です。
左上の部分が登る箇所です。
垂直ではないですが、かなりキツイ角度ですね。
コバイケイソウかな？
→ヤブカンゾウ。山友のfgacktyさんに教えていただきました。
雌岩にも登頂できました。（プレートでは「女岩」ですけど。）標高は1,040mです。
ちなみに、自分のすぐ後ろはスッパリ切れ落ちた断崖です。
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標高は1,040mです。
ちなみに、自分のすぐ後ろはスッパリ切れ落ちた断崖です。
このように、しっかりとしたハーケンが複数打ち込まれていますし、手掛かりや足場も多いので、それほど苦労しませんでした。あくまで自分の感想ですけど。
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あくまで自分の感想ですけど。
今後、定期的に登りに来たいくらいです。
そろそろ下山しますかねー。
今日は誰にも会いませんでした。
ここに限っては、人がいないほうがやりやすいので、良かったです。
内湯が1つのみの小さな温泉施設ですが、ぬるぬる感のあるお湯で、肌がツヤツヤになった気がしました。
おーい、こっち向いとくれ〜。
温泉で飼われているアヒルがいました。ルーアンという種類だと思います。
左がオスで、右がメスですね。つがいかな？
2羽で向かい合って、クワァクワァと何やら会話している様子。
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ルーアンという種類だと思います。
左がオスで、右がメスですね。つがいかな？
2羽で向かい合って、クワァクワァと何やら会話している様子。
メス：「いいわよ」
といった会話がなされたかはどうかはわかりませんが、
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：6.65kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
フリース
長袖インナー
ズボン
厚手靴下
雨具
帽子
靴
手袋
ザック
飲料
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
感想
最近、すっかり妙義山系にハマってしまったので、今日は高岩にやってきました。
上信越道（上り）の碓氷軽井沢IC付近を通るときに正面に見えたこの岩峰を初めて見たときから、いつか登りたいと思っていました。
妙義山の表・裏縦走、二子山に登り、鎖場や岩場のクライミング技術にも自信が付いてきたところなので、そろそろ頃合いかなと思い、山行を計画しました。
ただ、今日はお昼くらいに天気が崩れ、雨予報だったので、それまでに下山する必要があります。
山行開始は5時半。
最近は日の出の時間が早くなってきて、5時過ぎにはもう明るくなってくれるので、もう少し早くスタートしても良かったかもしれませんけど。
高岩のコルまでは、急斜面のザレ場が厄介なくらいで、道は明瞭でピンクテープも多く設置されているので、特に問題はなく、25分ほどで到着しました。
もし、人が来ると面倒なことになるので、雄岩から登ることにしました。
本日の核心、雄岩のチムニー内3段30mの鎖場は、表妙義 奥の院のチムニー内3段30mの鎖場よりも、難易度は上だと思います。
ザックを背負って登ると引っかかって通れなさそうだったので、下にデポすることにしました。
ヘルメットを被り、カメラなど最低限のものだけ持って、チャレンジ開始。
妙義山と同じく岩質がゴツゴツとした凝灰岩なので、手掛かり・足場はたくさんあり、あまり鎖を使わなくても登れました。
頂上からは、遮るものが何もない（岩峰の天辺なので当然ですが）360度の展望が楽しめました。
眼下に上信越道の碓氷軽井沢IC、視線を上げると大山、日暮山、愛宕山、遠くに浅間山も綺麗に見えました。
逆側は妙義山、谷急山、稲村山、遠くに霞んでいましたが榛名山も見えました。
端の手前まで行って下を覗くと、スッパリと切れ落ちた断崖になっていて、もの凄い高度感でした。
鎖場の下りは、鎖を掴みつつ、足場を確かめながら慎重に下りました。
高岩のコルまで戻り、今度は雌岩へ。
鎖場はありませんでしたが、かなりの急登で、木の根を掴みながら登りました。
やがてP1に着き、雄岩の迫力ある岩壁を眺めたあと、ヤセ尾根を通ってP2へ。
P2は一旦スルーして、先にP3へ向かいました。
P3の最高点と思われる、お立ち台のようになった場所があり、そこに立って見る、360度の展望は素晴らしかったです。
ひと通りP3頂上からの絶景を堪能し、いよいよP2へ。
ナイフリッジを伝ってP2直下から上を見あげると、しっかりと打ち込まれた複数のハーケンが目に入りました。
手掛かり、足場も豊富で、それほどルートに悩むこともなく、登ることができました。
上まで登り、少し進むと雌岩の頂上に到着しました。
雄岩頂上からの眺めとさほど変わらない景色でしたが、素晴らしかったです。
P2の下りは登りよりも緊張しましたが、足場をじっくりと確かめながら、ゆっくり下れば大丈夫でした。
誰もいないし、時間も十分にあったので、P2のフリークライミングを定点撮影してみました。
（この動画のルートでなくても、問題なく登頂は可能です。）
P2の頂上には「女岩」と書かれた木製プレートがありました。
自撮りした後、しばし展望を楽しみました。
雄岩頂上からのそれと同じく、素晴らしい景色と高度感が味わえました。
雌岩から八風平登山口に下りようかと思いましたが、道が不明瞭ということなのでやめ、車を停めた恩賀登山口に戻ることにしました。
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・
今回も刺激的な岩登りが楽しめて、かなり満足しました。
実は、今日登った岩場は、GoProのバッテリー切れで動画の記録に失敗したり、角度が悪くて動画の出来に満足できなかったりして、何回か登り下りしています。
＜雄岩のチムニー内3段30mの鎖場＞
�，泙艮�復
→ルート確認も兼ねて練習。
��登り
→登りの動画を撮影しながら。
�２爾辰禿个蠶召�
→GoProのバッテリーが途中で切れていて、下りの動画がきちんと録れていなかったため。
�ず禿找爾辰禿个蠶召�
→下りでヘルメットに付けたGoProを何度も岩にぶつけてしまい、満足のいく動画が録れなかったため。
�ゲ爾�
→下りの動画を撮影しながら。
＜雌岩のP2＞
�，泙艮�復
→ルート確認も兼ねて練習。
��登り
→登りの動画を撮影しながら。
�２爾辰禿个蠶召�
→ミニ三脚を下に忘れたので、取りに戻ったため（笑）。
�げ爾�
→下りの動画を撮影しながら。
�イ泙娠�復
→定点撮影するため。
さすがにちょっと登り下りしすぎですよねー。あはは・・・。
翌日は、久しぶりに腕と肩が筋肉痛になりました。
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MonsieurKudoさん、おはようございます。
80枚目の写真の植物は、ヤブカンゾウだと思います。土に隠れている白い部分を食べると美味しいです。生で食べられます。
それではまた😊
fgacktyさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
＞80枚目の写真の植物は、ヤブカンゾウだと思います。
ご指摘ありがとうございます。
自分でも調べてみましたが、その通りだと思います。
自分が最近登った山は何故か花がほとんど咲いていない山だったので、fgacktyさんの花レコくらいとは言わないまでも、そろそろもっと花が多く咲いている山に行きたいな〜なんて思ってしまいました。
1/19(日)に5人パーティーで挑戦予定なのですが、非常に丁寧且つ細かい説明で大変参考になりました。ありがとうございました。
DJ-Gさん、こんばんは。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
自分のレコが参考になったのなら、幸いです。
くれぐれも気を付けて、スリルを楽しんできてください！
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