群馬100名山92座目：阿能川岳
hirok
体力度について
- GPS
- 08:30
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 945m
- 下り
- 936m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・阿能川岳は残雪期に登られるバリエーションルート。 ・先週半ばの新雪は20cm程度。 鍋クウシ山より先は膝下ぐらいの積雪。 しっかりと沈み込むので、時間に余裕を持った計画が必要です。 ・凍結しているのは日陰のルンゼぐらいで、アイゼンは使用せず。 ・鍋クウシ山〜三岩岳は細かいアップダウンと雪と無雪で木を乗り越える箇所が 交互に現れ、集中力が必要な区間。 ストックは邪魔になります。 ・難所は、��3mの角度ある下降箇所・・・下りは尻セード、登りはキックステップ ��日影のルンゼ・・・木の枝が露出しているので、腕力で対応 �４箴貪�を周り込むトラバース区間・・・雪が緩むと滑りやすい |
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感想
今回は昨年秋の錫ヶ岳に続いて、
一般登山道のない群馬百名山第2弾の阿能川岳にチャレンジです。
無雪期は藪山で、3,4月の残雪期以外はほとんど登られていない山。
待ちに待った移動性高気圧に覆われる週末がやってきたので、計画決行です。
登山口に到着すると、スタートからそれなりの積雪。
水曜日は水上は2cmの積雪でしたが、この付近は20cm程度だったようです。
駐車場到着時に2人組が登っていくのが見えましたが、
トレースを付けていただいて感謝です。
鉄塔で展望が開けたので、早めの昼食。
雪道を歩く時はエネルギーの消耗が激しいので、早め早めの補給を心掛けます。
鉄塔からは時間があれば立ち寄る予定の吾妻耶山の存在感が一際目立っていました。
この先鍋クウシ山までは穏やかなブナの森。
藪もなく気持ち良く歩ける区間が続きます。
鍋クウシ山の先はルートが一変し、雪庇や木の根の多いアップダウンが現れます。
皆さんの感想にある3m程度の急下降及び日陰のルンゼ状の下降は、
雪の状態によっては難所になることが想像できます。
この日は凍結区間がほぼなかったのでアイゼンは使用せず、
また先行者のトレースがあったのでワカンも使用せずに、終始ツボ足でした。
三岩岳までは集中力を高めていたため長く感じ、のどはカラカラです。
三岩岳はゴールの阿能川岳が初めて視野に入ってくる絶景ポイント。
谷川主脈方面も見渡せ、険しさと美しさに見とれてしまいます。
この先阿能川岳まではまさにVictory roadのような大展望の稜線歩き。
阿能川岳手前で先行者のトレースは小出俣山へ向かっており、
最後はノートレースの稜線を踏みしめて、360度の絶景の阿能川岳登頂。
何と言っても俎�瑤慮韻靴て醋漫⊂�出俣山の存在感ある山容、
また谷川岳や仙ノ倉山の見慣れた山が出迎えてくれました。
登山前には残雪期にしか登れない山が何で群馬100？と思っていましたが、
山頂に立つと、選定したくなるのも理解できる山でした。
帰りは気温が上昇して、踏み抜きが多発。
時折股下まで沈み込んで、足を抜くのに一苦労。
三岩岳からの難所も雪が緩んで、登りよりも慎重に歩きました。
阿能川岳までに予定より時間がかかったこともあって、
吾妻耶山に登る気持ちはすっかり萎えて、下山モード。
標高が低くなるとトレースの跡から雪が融けだし地面が露出している場所もあり、
雪解けの早さにびっくりでした。
快晴無風のこれ以上ない天候に恵まれ、また先行者にトレースの恩恵に預かり、
大展望でかつ変化に富んだ阿能川岳を堪能。
大行列の谷川岳に対し阿能川岳の登頂者は推定2組のみ、
自分だけの世界に入り込んだ一日でした。
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コメント
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hirokさん こんばんは
いつか自分も…と考えている山の１つですが、未だに決心が
つきません。やはり、雪山初心者では厳しいかもしれません
が、もう少し、雪山を経験してからチャレンジしたいと思い
ます。大変、お疲れ様でした。
埼玉chii
chii1961さん、こんばんは
この山域は終日晴れることはなかなかないので、
天気の見極めが最も重要かと思います。
また雪のコンディションによって難易度が大きく変わってくると思います。
この日は条件の揃った好コンディションでラッキーでした。
谷川岳は山スキーで何度か登りましたが、
阿能川岳は谷川岳の展望台としては最も接近できた山でした。
景色は素晴らしいの一言、さすが群馬100でしたね。
こんばんは、stkです。
当方レコにもコメント回答しましたがありがとうございました！
感謝はもちろんですが、yoshiさんとともに山行の〆をホッコりさせて頂きました
阿能川岳は最近ヤマレコでもオススメになるなど、よい山ですよね。
ところで群馬百名山92座！スゴイです
stkさん、こんばんは
実は私も2月に茂来山に登った際に20年使用していたストックを紛失し、半ば諦めていた所、
ヤマレコユーザーさんに回収していただいた経験があります。
まさに「ホッコリ」という気分を感じました。
阿能川岳は変化があり、展望が素晴らしく、群馬100にふさわしいなあと感じました。
ご指摘の通り、山梨100と群馬100はレベルが高いので、
どの山も楽しめますね
hirokさんはじめまして E-gunmaと申します。先日下山後の駐車場でお声かけさせていただいたと思います。 雪が重たく人も少ない山でお会いできお話させていただいてとてもうれしく思いました。 別コース等の状況もお聞きできて参考になりました。ぐん百もうすぐで完了されますね！ 遠いところにお住まいなのに脱帽です。これからもグンマをよろしくお願いいたします。ありがとうございました！
E-gunmaさん、こんばんは
駐車場では楽しい話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
朝、自転車をデポする方がいて、自分と同じような山行スタイルの方がいるんだなあ、
とびっくりでした。
下山後にお話を聞くと俎�瑤�ら谷川岳に抜ける計画だったと聞いてさらにびっくり。
さらに帰宅後にその計画を実行されたユーザーさんがいて、またまたびっくり。
世の中には強者がたくさんいるんですね。
群馬は山梨の次に出撃回数が多い県です。
中でも西上州は静けさといい、山容の美しさといい、お気に入りですので、
ひとつばなの季節と紅葉の年2回は行くと思います。
hirokさん、こんばんは！
土曜日は、絶好の登山日和でしたね
日曜日にしか動けない私、指を咥えて留守番でした。
○○クラブの会長！さすがに好機を逃しませんね
遠望の谷川岳、アリの行列は凄いですね
対する、無人の阿能川岳の素晴らしさ
こりゃ〜 hirokさん好みのお山ですね。
山頂で感動されているさまが、手に取るように伝わります。
難易度高くも、登りたくなるお山だと思いました。
日曜日は下り坂で中止
なんちゃって百も足踏みが続いております。
順調に上乗せされるhirokさん、何とも羨ましき限りです。
tailwindさん、こんばんは
阿能川岳は天気と雪の状態がポイントと考えていましたので、
3月から移動性高気圧を心待ちにしていました
4月になって藪も出始めて、もう今年はダメかと思いきや、
週半ばに奇跡の降雪、続けて週末の移動性高気圧。
自分でも持っているなあ、と感動し勇躍して出撃しました
これも○○クラブ所属ならでは機動力、tailwindさんも早めの入会をお勧めします
天神尾根は一瞬木でも生えているのかと思うほどの人の数。
この天気予報ならば当然の結果かもしれません。
今回は時間に追われることもなく、思う存分静かな阿能川岳を楽しめました。
tailwindさんならば山頂で間違いなく自撮りをされたでしょうが、
私は控えめにザックを分身として、記録に残しました
hirokさん、こんばんは。
群馬100、カウントアップが進んでいますが、
阿能川岳。このような、積雪期しか登れない山もあるのですね。
私には到底無理。恐れ入ってしまいます。
とにかく展望がすごすぎて、天気もいいし、しかも独り占め。最高のタイミングだったのではないでしょうか。
「そば源」チェックしておきます。
satfourさん、こんばんは
山梨100には難関4座がありますが、笹山（黒河内岳）と笊ヶ岳は体力勝負、
鶏冠山と鋸岳は多少の岩場の経験があれば登れます。
一方の群馬100は、阿能川岳と景鶴山が積雪期限定、
錫ヶ岳はちょっとした藪漕ぎ、高岩は岩稜と、
山梨100よりも難易度が高い山が多いように思えます。
我慢に我慢を重ねて移動性高気圧の到来を待って良かったです。
週半ばに降雪があったことも景色がより美しくなり、写真映えしたかと。
年1,2回の登山日和に当たりました。
「そば源」は十割そばで風味良し、そば湯最高、景色もgood、
昼と夜の間の休憩なしと、登山後の使い勝手の良い蕎麦屋です。
沼田付近に行かれた時は是非！
hirokさん、こんにちは。
先行者はyoshiさんとstkさんだったのですね
このお山、小出俣山から周回するコースを計画して
早何年。。？
昨シーズンから残雪期歩きを増やそうなんて考えていたのに
そんな思考は何処へ行った
でもいつか必ず登ろうと思っています。
youtaroさん、こんばんは
駐車場に到着した瞬間にチラッとお2人の姿が見え、
スタートが15分遅れぐらいだったので、
ラッセルしていることを考慮すると、どこかで姿が見えるかなあと思っていました。
実際は全く姿を見ることはできず、ラッセルをものともしない体力に脱帽でした。
でもまさか谷川岳まで行っているとは、夢にも思いませんでしたが
阿能川岳に登ると、小出俣山への稜線が素晴らしく、周回ルートに行きたくなりますね。
小出俣山から俎�瑤領農�も魅力的でした。
たまには残雪の山もいいですね
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