旭岳-トムラウシ山-天人峡


- GPS
- 14:15
- 距離
- 48.1km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 3,039m
コースタイム
- 山行
- 13:01
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 14:16
天候 | 高曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
2年前に達成した「トムオプ」の続き。縦走ラインを北に伸ばすため、旭岳からトムラウシ山までの日帰り縦走。完全燃焼。
今の自分ならできるはずと、根拠のない自信を信じて歩き出した。何度も通っている旭岳はあっという間にパス。
次の目標は忠別岳。見えない崖があったり、ハイマツが露出していてコースどりが難しい。そして騙されるニセピーク。イライラが頂点に達する頃、ようやく忠別岳ピークを踏む。目指すトムラが近づいてきた。ちょうど真ん中くらいだろうか。
五色山頂からうまいことトラバースしてヒサゴ沼へ。最高の休憩スポット。いつの間にか高層雲が抜けて、ギラギラのピーカン。暑い。体温調整に気を使いながらトムラウシまで試練のシール歩行。北沼は噂通り南極だった。日射の影響で雪が緩み、最後までノーアイゼン。実に1年ぶりの白トムに感動。この山で外れたことがない。いや、一度だけあった。
山頂からスキーでヒサゴのコルへ戻ろう。テクニカルなスキー、シール歩行、片足シール歩行をうまく組み合わせてヒサゴコルへ到着。さぁ最後の登り、小化雲岳へ。暑さと疲労と寝不足で、ヒーヒー言いながら最後の登りをこなすと天人峡まで最高のオートクルーズを決める。めちゃんこ楽しい。
しかし樹林帯に入ると、スーパー湿雪にやられてマジで泣きたくなった。エスカルゴ大量発生。食料も底をついたが、最後の力を振り絞ってグズグズの涙壁を下る。14時間の完全燃焼。無事下山。
しかし、ここで終わらない。デポした自転車にまたがり車を取りに行くラストミッションがある。分岐まで8キロ一気に駆け抜ける。しかし、頼りにしていた「いで湯号」は3分差で発車していた。マジか。
旭岳温泉までの12キロ(登り600m)をこなす体力は残っているが、暗くなって路面が凍結しそうな時間。これ以上は危険と判断し、おとなしくリタイア。運よくヒッチハイクが捕まり、車までワープ。これで無事に帰宅できると思ったら、ガソリンが底をつきそう。最寄りのガソリンスタンドは閉まる直前だった。危うく帰宅難民になるところだった、やばかった。結果オーライ。
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