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Yamareco

記録ID: 1796504
全員に公開
ハイキング
甲信越

弥彦山(八枚沢,妻戸尾根 ― 雨乞尾根の反時計回り)

2019年04月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:51
距離
4.2km
登り
523m
下り
503m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:17
休憩
0:28
合計
3:45
10:33
10:33
10
10:43
10:54
7
11:01
11:02
1
11:03
11:19
94
九合目能登見平で休憩
09:08 移動の開始
10:46 弥彦山
11:03-11:19 九合目能登見平で休憩
12:53 移動の終了
天候 晴れのち薄曇り。入山時気温13度,下山時21度。今年一番の暑さの日でした。
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八枚沢の林道の終点に駐車しました。8時半で自分は3台めでした。終点は6,7台駐車可で,その手前に2,3か所の退避スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありません。泥濘もなく,靴・ズボンはほとんど汚れませんでした。登山口の渡渉点は,平水時は飛び石で渡れますので靴は濡れません。
駐車スペースのすぐ隣が沢越しに登山口です。写真などから思っていたより明るい場所で,気持ちがアガって参りました。
2019年04月17日 09:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/17 9:05
駐車スペースのすぐ隣が沢越しに登山口です。写真などから思っていたより明るい場所で,気持ちがアガって参りました。
道脇の階段下で沢をわたって階段を登り返すと,すぐにT字の分岐です。今日は右へ登って,正面から帰ってきます。
2019年04月17日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:07
道脇の階段下で沢をわたって階段を登り返すと,すぐにT字の分岐です。今日は右へ登って,正面から帰ってきます。
最初の登りは大きめの岩塊がごつごつしている道で,明るい林間の爽快な登りです。
2019年04月17日 09:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:09
最初の登りは大きめの岩塊がごつごつしている道で,明るい林間の爽快な登りです。
最初の小ピークの三角点の手前でいったん平らになり,これから登る尾根筋が見えます。
2019年04月17日 09:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:18
最初の小ピークの三角点の手前でいったん平らになり,これから登る尾根筋が見えます。
小ピークの三角点からは粟ヶ岳が見えます。
2019年04月17日 09:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:19
小ピークの三角点からは粟ヶ岳が見えます。
となりの雨乞尾根です。午前中は青空がきれいでした。
2019年04月17日 09:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:27
となりの雨乞尾根です。午前中は青空がきれいでした。
明るくすっきりした樹林の気持ちのよい登りです。
2019年04月17日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:37
明るくすっきりした樹林の気持ちのよい登りです。
キジムシロ 今年最初にここで見ました いかにもキジの莚ってかんじの広がりかたですネ。
2019年04月17日 09:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:40
キジムシロ 今年最初にここで見ました いかにもキジの莚ってかんじの広がりかたですネ。
気持ちのよい登りはまだまだ続きます。
2019年04月17日 09:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:42
気持ちのよい登りはまだまだ続きます。
名残りの雪割草。今年の見納めか
2019年04月17日 09:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:43
名残りの雪割草。今年の見納めか
標高350mのあたりに,南側の展望のよいスポットがあります。このときはまだ米山がはっきり見えていました(中央遠く)。この地点のすぐ先にロープの手すりが張ってある場所があり,そこを過ぎると,もう急登はなくなってゆるい登りにかわります。
2019年04月17日 09:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 9:47
標高350mのあたりに,南側の展望のよいスポットがあります。このときはまだ米山がはっきり見えていました(中央遠く)。この地点のすぐ先にロープの手すりが張ってある場所があり,そこを過ぎると,もう急登はなくなってゆるい登りにかわります。
ゆるゆる登っていく,コースの上部。
2019年04月17日 10:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:00
ゆるゆる登っていく,コースの上部。
気持ち,木が小さくなってきました。ずっと明るい尾根です。
2019年04月17日 10:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:06
気持ち,木が小さくなってきました。ずっと明るい尾根です。
一本立ちの目立つ大きな木が見えてきました。この樹形から,冬場の激しい強風が想像できます。このあたりの木が一番矮小なのは,風の通り道なのでしょうね。。。
2019年04月17日 10:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:14
一本立ちの目立つ大きな木が見えてきました。この樹形から,冬場の激しい強風が想像できます。このあたりの木が一番矮小なのは,風の通り道なのでしょうね。。。
この大きな木の手前が,このコースで最高の展望スポットです。角度的に,南西の米山・アルプス方面から南東の魚沼方面まで,さえぎるものがありません。弥彦山の南面では,一番の展望でしょう。(九合目能登見平は展望が海寄りです)
2019年04月17日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:15
この大きな木の手前が,このコースで最高の展望スポットです。角度的に,南西の米山・アルプス方面から南東の魚沼方面まで,さえぎるものがありません。弥彦山の南面では,一番の展望でしょう。(九合目能登見平は展望が海寄りです)
頂上のアンテナが近くに見えてきました。もうすぐです。
2019年04月17日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:19
頂上のアンテナが近くに見えてきました。もうすぐです。
もうすぐです,と思ってからが案外長い!(w山歩きあるある) 林床がカタクリに埋め尽くされてます。今日のこのきれいな尾根歩きももうすぐ終わりか〜と惜しみつつ進みます。
2019年04月17日 10:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:26
もうすぐです,と思ってからが案外長い!(w山歩きあるある) 林床がカタクリに埋め尽くされてます。今日のこのきれいな尾根歩きももうすぐ終わりか〜と惜しみつつ進みます。
ブナ林の向こうに新潟平野。新潟の低山あるあるの風景ですね〜。
2019年04月17日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:28
ブナ林の向こうに新潟平野。新潟の低山あるあるの風景ですね〜。
妻戸山三角点です。
2019年04月17日 10:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:32
妻戸山三角点です。
妻戸山山頂から短い急坂を下りると,裏参道コースとのT字分岐です。
2019年04月17日 10:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:35
妻戸山山頂から短い急坂を下りると,裏参道コースとのT字分岐です。
裏参道コースとのT字分岐から妻戸尾根コースを振り返る。ここにも急坂だから気を付けろとのカンバンあり(登山口にもあった)。
2019年04月17日 10:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:35
裏参道コースとのT字分岐から妻戸尾根コースを振り返る。ここにも急坂だから気を付けろとのカンバンあり(登山口にもあった)。
分岐からの作業道沿いの海側は,「アブラチャンフラワーロード」になって淡く黄色く染まっていました。見事。
2019年04月17日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:39
分岐からの作業道沿いの海側は,「アブラチャンフラワーロード」になって淡く黄色く染まっていました。見事。
頂上です。雪をみながら登る時期もけっこう長かったですが,とうとう山上にも雪のまったくない季節になり,社務所も開いていて,季節がめぐったことを感じます。このあたりまでは青空でした。
2019年04月17日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 10:51
頂上です。雪をみながら登る時期もけっこう長かったですが,とうとう山上にも雪のまったくない季節になり,社務所も開いていて,季節がめぐったことを感じます。このあたりまでは青空でした。
下りは裏参道コースに入って,九合目能登見平でおやつ休憩。米山がだいぶ霞んできました。
2019年04月17日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 11:04
下りは裏参道コースに入って,九合目能登見平でおやつ休憩。米山がだいぶ霞んできました。
裏参道の下りも明るいです。海に向かって下る感じ。
2019年04月17日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 11:24
裏参道の下りも明るいです。海に向かって下る感じ。
裏参道をちょっと降りると,がぜん若葉は増えてきます。この先,雨乞尾根もずっと,緑の多さが妻戸尾根と明らかに違います。植生・林相がどんどん変わるのも弥彦山の魅力と思っています。
2019年04月17日 11:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 11:41
裏参道をちょっと降りると,がぜん若葉は増えてきます。この先,雨乞尾根もずっと,緑の多さが妻戸尾根と明らかに違います。植生・林相がどんどん変わるのも弥彦山の魅力と思っています。
裏参道の西生寺分岐を過ぎて,雨乞尾根に入りました。山頂方向を振り返ってみます。
2019年04月17日 11:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 11:49
裏参道の西生寺分岐を過ぎて,雨乞尾根に入りました。山頂方向を振り返ってみます。
雨乞尾根も明るい樹林ですが,ほかの場所に比べるとつる性の植物が多く,またカヤ場が多いので,なんとなく雑然とした印象があります。
2019年04月17日 12:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:14
雨乞尾根も明るい樹林ですが,ほかの場所に比べるとつる性の植物が多く,またカヤ場が多いので,なんとなく雑然とした印象があります。
雨乞山が近づいてきました。だいぶ曇ってきたなー。
2019年04月17日 12:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:15
雨乞山が近づいてきました。だいぶ曇ってきたなー。
まるで公園の散策路のようなすてきな感じ。
2019年04月17日 12:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:17
まるで公園の散策路のようなすてきな感じ。
ここは八枚沢への分岐のある小ピークへの登りです。この登りの手前で,エスケープでスカイラインの車道に行けそうな踏みあとが右に分岐していました。
2019年04月17日 12:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:25
ここは八枚沢への分岐のある小ピークへの登りです。この登りの手前で,エスケープでスカイラインの車道に行けそうな踏みあとが右に分岐していました。
今日の尾根筋歩きの名残を惜しみつつ,八枚沢への分岐に到着。
2019年04月17日 12:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:30
今日の尾根筋歩きの名残を惜しみつつ,八枚沢への分岐に到着。
この小さい指道標の心づかいがうれしいです。(上から降りてくるとここの金属板の指道標は気づきにくいので)
2019年04月17日 12:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:30
この小さい指道標の心づかいがうれしいです。(上から降りてくるとここの金属板の指道標は気づきにくいので)
分岐を八枚沢側から見たところ。
2019年04月17日 12:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:31
分岐を八枚沢側から見たところ。
分岐から降りてすぐのところは,飯豊連峰が一直線に見える好展望。
2019年04月17日 12:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:33
分岐から降りてすぐのところは,飯豊連峰が一直線に見える好展望。
八枚沢への下りから見た妻戸尾根。やっぱり,下部は急......ですね。
2019年04月17日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:34
八枚沢への下りから見た妻戸尾根。やっぱり,下部は急......ですね。
八枚沢への下りは,茂った感じで,すっかり晩春の雰囲気がでています。
2019年04月17日 12:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:39
八枚沢への下りは,茂った感じで,すっかり晩春の雰囲気がでています。
登山口の滝に戻ってきました。渡渉点で手を洗ったら冷たくて気持ち良かったです。今日も来れてよかった。
2019年04月17日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/17 12:53
登山口の滝に戻ってきました。渡渉点で手を洗ったら冷たくて気持ち良かったです。今日も来れてよかった。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

今日は妻戸尾根を登ってみました。「急坂の直登が続く」「きつい」とあちこちに書いてあるのでビビってましたが,そろそろ今年の調子もあがってきた?ような気がして,行ってみようかなと。総括的な感想としては,整然とした明るい樹林を登る,たいへん気持ちのよい道でした。「すっごーい!(イイ!)」とときどき一人で何度も叫びながら登りました。(低山好きであれば)こんないい山に,思い立ったときにいつでも登れる新潟民(自分含む)はとても恵まれてるなー,と改めて思いました。

登るほどに変化する,すっきりと美しい林相,林床の数えきれない花,幅広の歩きやすい道,ときおりの雄大な眺望,etcが妻戸尾根の魅力と感じます。

今日の花は,妻戸も雨乞も,中〜上部でまだカタクリが盛んでした。もう終わりかけですね。中〜下部ではイカリソウがそこらじゅうに咲いていました。妻戸尾根では,たくさんのヤマブキソウを今年初めて見ました。なぜか雨乞尾根には咲いてません。雨乞尾根ではニリンソウの群落が目立ちました。

雨乞尾根では,木々の若葉が相当に芽吹いてきて,山が茶色から緑色に劇的に変化する瞬間を見る思いでした。まだ芽吹き直前の妻戸尾根も含めて,全山で「芽吹きに至る生命爆発の予感」みたいな「気」を感じるような気がしてならなかったです。

妻戸尾根の道は,想像していたよりは急さを感じず,歩いている間は,適度に緩急のメリハリがあるなーと感じていました。上部(ロープの手すりがあるところより上側)は緩傾斜が卓越して,頂上が近いこともあり,歩く自分もゆるい気分になれます。変化の多い裏参道コースに比べると単調さはありますが,魅力的なコースと思います。

裏参道には多くの人が登ってこられていました。妻戸尾根では,自分がすれ違ったのはお一人だけで静かでした。

※追記 どちらの尾根でもギフチョウが何度か私の前後に飛来して,きれいでした。せわしなく行き来しつつ通り過ぎるのを見ると,「ね,ね,あたしキレイでしょ?」って言って来るキャラクターに思えてきます。

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