小持山〜武甲山(高ワラビ尾根)

2019年04月18日(木) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,884m
• 下り: 1,886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:00

8:15 スタート地点
9:31 9:31 城山
11:10 11:11 伊勢岩ノ頭
11:26 11:26 タワ尾根分岐
12:05 12:21 小持山
12:40 12:40 シラジクボ
13:04 13:05 シラジクボ・浦山口 分岐
13:06 13:22 武甲山
13:28 13:46 シラジクボ・浦山口 分岐
14:04 14:05 長者屋敷の頭
14:36 14:36 橋立林道終点
15:12 15:12 札所28番 橋立堂／橋立鍾乳洞
15:15 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

無料駐車場が工事車両による混雑のため、手前の有料駐車場(￥300)を利用しました。

コース状況／危険箇所等

駐車場〜城山
高ワラビ尾根取付より尾根に乗るまでがとても不明瞭です。
尾根からは踏み跡を見ながらの深刻な急登なのでとても体力を要します。
時折ピンクテープがあります。
城山直下は不明瞭且つ恐ろしい急登です。

城山〜タワ尾根分岐
鞍部までの下りは不明瞭ですが、その先は比較的わかりやすい緩やかな登山道が続きます。
岩場の巻き道に狭い箇所があるので注意。
1055mピーク手前に展望地があります。
タワ尾根分岐までの区間の後半は何度も急登が現れます。

タワ尾根分岐〜小持山
一部踏み跡が消えていましたが、破線ルートで道迷いの心配は少なくなります。
小持山のアカヤシオは全く咲いていませんでした。

小持山〜武甲山
鞍部のシラジクボまで下ってから急斜面を登り返します。
よく歩かれているルートで危険箇所は殆どありません。

武甲山〜駐車場
後半の綴折りの登山道は滑って転倒しやすいので注意。

※タワ尾根分岐までは一般登山道ではありませんので安易な入山は推奨しません。

その他周辺情報

梵の湯を利用。

http://www.bon-chichibu.jp

写真

4/18 8:13

周回で戻ってくるので、土津園前にある無料駐車場に向かうと、閑散としているいつもと違いまさかの工事車両ばかりで申し訳ない気分なので、戻って有料(￥300)の駐車場に車を止めます。

4/18 8:16

一旦駐車場から車道を上がっていき、橋立橋を渡ります。

4/18 8:18

橋立橋から高ワラビ尾根方面を眺めます。

4/18 8:21

レコやブログで何度も見ていたこちらの切れ目の階段から入ります。

4/18 8:38

取り付きから登り始めるといきなりとても不明瞭な道となり、苦労しながら尾根に登ります。

4/18 8:39

尾根道になってから振り返ると、舗装路は左を差していますが、何故か右から登って来ていました。

4/18 8:49

地図に記載のないバリエーションルートですが薄い踏み跡通りに尾根を歩けば問題ありません。

4/18 9:01

高ワラビ尾根は序盤から深刻な急登が続きます。

4/18 9:08

橋立への下りの標識。

4/18 9:18

城山まで半袖1枚でも汗が噴き出るくらい登り上げます。

4/18 9:29

三角点があるだけの城山に着きました。

4/18 9:30

夜話会製作の赤い山頂標識。

4/18 9:34

城山を過ぎると不明瞭な下りとなります。

4/18 9:38

右手に秩父さくら湖を眺めます。

4/18 9:47

鞍部からは再び登り込んでいきます。

4/18 9:50

まだ2分咲き程度のミツバツツジ。

4/18 9:51

巨岩を巻きながら進みます。

4/18 9:55

あまり古くはなさそうなワイヤー。

4/18 10:30

展望のない樹林帯歩きを継続させていきます。

4/18 10:43

やがて行く先が開けてきます。

4/18 10:43

普段と違う角度からの最終目的地武甲山。

4/18 10:51

こちらの展望地で武甲山を眺めながら小休止。

4/18 11:02

また展望のない樹林帯に戻ります。

4/18 11:06

県営林の看板。

4/18 11:10

小ピークを越えてから伊勢岩ノ頭。

4/18 11:15

次第に痩せ尾根になってきます。

4/18 11:20

滅多に経験できない恐ろしい急登。

4/18 11:26

渾身の力を振り絞って登り上げるとタワ尾根分岐。

4/18 11:40

ここからはタワ尾根と合流して破線ルートになるので道なりといった感じで比較的安心して歩けます。

4/18 11:47

やがて光が射し込む展望地に出ます。

4/18 11:47

長沢背稜方面の素晴らしい展望。

4/18 12:03

ようやく見慣れた道標が見えてきて武甲稜線に出ました。
この一般登山道に出た瞬間がとても気持ちいいです。

4/18 12:05

もう一登りして小持山に着きました。
高ワラビ尾根は当然の如く貸切でしたので、ここで2組3人のハイカーさんと本日初めてお会いします。

4/18 12:06

暖かい日が続いたのでさすがにそろそろ1輪くらいは、と思いましたがやはり今年は遅く残念なことにアカヤシオはまだ全く咲いていません。

4/18 12:09

小持山より無傷の武甲山を眺めて2組のハイカーさんとお話しがてらの一休みです。

4/18 12:23

岩々した登山道を下ります。

4/18 12:30

シラジクボ、武甲山を目指して進みます。

4/18 12:38

足元に目を移すとカタクリが目立ちます。

4/18 12:40

鞍部のシラジクボに到達。
ここから武甲山へと再度登り返します。

4/18 12:41

エイザンスミレ。

4/18 12:43

初めて気付きましたが、よく見ると切り株に目が付いています。

4/18 12:45

タチツボスミレはよく咲いていました。

4/18 12:52

稜線上では咲いていないものの時期的にはアカヤシオの頃だからか平日にしては珍しき何人ものハイカーと次々にスライドします。

4/18 12:53

バイケイソウも姿を現しました。

4/18 13:00

武甲山へ向けて最後の登り込み。

4/18 13:04

武甲山の肩まで来ました。

4/18 13:05

程なく武甲山の山頂広場。

4/18 13:06

山頂トイレは開山と同じく5月1日開放です。

4/18 13:07

武甲御嶽神社で参拝。

4/18 13:08

既に水歩荷は始まっていて空のペットボトルが置かれています。

4/18 13:08

長寿の鐘。

4/18 13:09

山頂裏手の祠群。

4/18 13:10

そして節目の20回目の登頂となる武甲山(1304m)。

4/18 13:10

第1展望所が山頂となっています。

4/18 13:11

少し霞んでいて遠方の山は見えませんが大展望。

4/18 13:14

やがて誰もいなくなりましたので赤いポールが立つ最高地点に移動して、299号線を挟んだ反対側の丸山を捉えます。

4/18 13:15

見頃を迎え始めた羊山の芝桜。
月曜日に訪問しましたが、既に6分程は咲いていました。

4/18 13:17

セメント工場地帯。

4/18 13:17

秩父市街地を一望。

4/18 13:22

たき火厳禁の立派な東屋。

4/18 13:23

新芽を出した山頂のバイケイソウ。

4/18 13:28

どうも武甲山では落ち着かないので、午後になって穴場の武甲山の肩に移動してランチです。

4/18 13:46

稜線上の小持山(右)と大持山(左)を確認。

4/18 13:47

最近は裏山口駅方面まで行く電車の本数が減ってあまり行かなくなった裏山口コースを下ります。

4/18 13:55

表参道や高ワラビ尾根と違って日差しの射す明るい登山道。

4/18 13:59

高ワラビ尾根方面の景色。

4/18 14:01

植林地帯を勢いよく下っていきます。

4/18 14:03

長者屋敷の頭。
以前あったはずの荒廃した発破避難小屋がなくなっていました。

4/18 14:10

とても気持ちのいい登山道。

4/18 14:18

熊出没注意看板を確認して橋立へと折れます。
高ワラビ尾根では熊の爪痕も見られましたので熊鈴を2つ付けていました。

4/18 14:31

スミレの群生。

4/18 14:33

入口の橋が見えてきました。
ここを過ぎれば最後に長い林道です。

4/18 14:36

平成29年10月23日の台風による落石。

4/18 14:49

真っ黄色なヤマブキ。

4/18 14:56

葉桜と新緑の橋立林道。

4/18 15:09

土津園前の駐車場は工事車両多数で珍しく満車状態。

4/18 15:10

橋立の大岩を見上げます。

4/18 15:15

有料駐車場は貸切と思いきや無料駐車場が満車だからなのか4台程は駐車していました。

4/18 16:12

久しぶりに関東屈指の重曹泉美肌の湯である梵の湯に立ち寄り汗を流します。

4/18 17:08

畳の休憩室とベランダがありますので荒川を眺めながら涼みます。

撮影機器：

α5100 ILCE-5100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 着替え 日よけ帽子 サングラス ゲイター 靴下 軍手 予備手袋 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 地図（地形図) 携帯 保険証 時計 タオル カメラ

感想

tididi

一般的な大持山、小持山の周回ルートと考えていましたが、せっかく節目の20回目の武甲山なので以前より計画していながら雪や花粉で遠のいて忘れていた高ワラビ尾根での裏山口周回ルートを歩くことにしました。
高ワラビ尾根は一般登山道ではないので踏み跡や尾根を確かめながらの静かすぎる歩きとなりました。
その分見慣れた稜線上に出て人に会うといつも以上に嬉しくなりました。
稜線上のアカヤシオの開花状況はずっと気にしていましたが、今年は遅く数日前で全く咲いていなかったようですので、咲いていたらラッキーというくらいで期待せずに行きましたが、やはり暖かくなってきたのにいまだに1輪も咲いていませんでした。
これではもしかするとGWにならないと駄目かもしれません。

コメント

Mon-Day

小持山のアカヤシオはまだですか！
tididiさん　こんにちは。

月曜日よりツボミが明らかにふくらんで来ています。
今日も暖かいし数日中には咲きそうですね。←期待も込めて（笑）
画像40,42辺りのスミレはまだでしたので少しずつ季節は進んでいるのでしょう。

高ワラビ尾根は自分もそろそろ登りで初挑戦しようと思っているのですが、他の方のレコ同様に急登が要注意のようですね。忘れないようにします。

『木の目』とか『長寿の鐘』の名前とか初めて知りました。今度確認してみます。
武甲山は毎回新たな発見がある懐の深い山だと思います。
節目の20回目！お疲れ様でした！

tididi

Re: 小持山のアカヤシオはまだですか！
Mon-Dayさん、こんばんは。

本当は来週まで待てばよかったんでしょうけど来週あたりは西上州に行こうかと思っていたので、駄目元で行きましたがやはりまだ駄目でした
でもMon-Dayさんのレコで開花状況を教えてもらったように自分のレコが少しでも誰かにとって開花状況の参考になればと思います。

高ワラビ尾根は同じ武甲山とは思えないほど急登で、特に城山までが大変なのに全然距離が稼げてなくきつかったです。
序盤で尾根に乗ってしまえばあとは尾根上の歩きが中心になるので比較的安心して歩けました。

木の目は誰がやったのかいつも素通りしていたけど細かいところに新たな発見がありました。
長寿の鐘はよーく見ると鐘に書かれているんです。

コメントありがとうございました。