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Yamareco

記録ID: 181302
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ハイキング
丹沢

蓑毛-大山-鐘ヶ嶽-広沢寺温泉 【霜踏みながら東丹沢プチ縦走】

2012年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:50
距離
13.5km
登り
1,196m
下り
1,423m

コースタイム

06:56蓑毛バス停-07:41蓑毛越-08:59大山山頂09:04-09:57唐沢峠-10:36不動尻-
10:58鐘ヶ嶽取り付き-11:08山神隧道分岐-11:27鐘ヶ嶽山頂11:45-12:31鐘ヶ嶽バス停-12:40広沢寺温泉「玉翠楼」13:36-13:46広沢寺温泉入口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往)小田急線秦野駅06:35発蓑毛行き
復)広沢寺温泉入口13:51発厚木バスセンター行き
相鉄線最寄駅から「丹沢・大山フリーパス」1380円を利用
コース状況/
危険箇所等
蓑毛バス停に登山ポストあり(備え付けのペンなし)
朝早い時間は霜が降りていて、凍っているところもあるが歩きやすい
大山からの下りは霜が解けて、やわらかい所もあるが、スパッツが必要なほどではない
不動尻に下りる寸前、杉の倒木が道を塞いでいて通れません。道を外れて回るときに滑りやすいので注意。(滑って転びました)
広沢寺温泉の「玉翠楼」は強アルカリのお湯で肌がすべすべになります。
露天風呂だけですが、お湯の温度もよく、寒い日でも気持ちよく入れました。
屋外の休憩所が使えて入浴料は1,000円です。貴重品入れのロッカー代が別に100円かかります。ビール、酎ハイの自販機あり。酎ハイ350mlは250円でした。500円で岩魚や山菜なども頼めるようです。
蓑毛バス停を出発
2012年04月08日 06:56撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4/8 6:56
蓑毛バス停を出発
蓑毛越下の分岐
山頂方向には進まず、遠回りして蓑毛越を目指す
2012年04月08日 07:35撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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蓑毛越下の分岐
山頂方向には進まず、遠回りして蓑毛越を目指す
蓑毛越
2012年04月08日 07:41撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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蓑毛越
富士見台
天気はよいが、今日は富士山見えず
2012年04月08日 08:36撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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富士見台
天気はよいが、今日は富士山見えず
山頂の鳥居
霜が降りています
2012年04月08日 08:59撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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山頂の鳥居
霜が降りています
山頂の標識
レンズが曇った?
2012年04月08日 23:41撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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山頂の標識
レンズが曇った?
不動尻への分岐
ここを左に折れます
2012年04月08日 09:18撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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不動尻への分岐
ここを左に折れます
唐沢峠へ向かう延々と続く木の階段
2012年04月08日 23:43撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
4/8 23:43
唐沢峠へ向かう延々と続く木の階段
唐沢峠へ向かう途中のベンチと大山北尾根
2012年04月08日 09:40撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4/8 9:40
唐沢峠へ向かう途中のベンチと大山北尾根
細尾根その1
チェーンがひどく錆びています
2012年04月08日 09:44撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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細尾根その1
チェーンがひどく錆びています
細尾根その2
こちらのチェーンは新しい
2012年04月08日 23:49撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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細尾根その2
こちらのチェーンは新しい
細尾根その2から西側の崖を見下ろして
2012年04月08日 23:50撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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細尾根その2から西側の崖を見下ろして
細尾根その3
2012年04月08日 23:51撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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細尾根その3
唐沢峠の東屋
2012年04月08日 09:57撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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唐沢峠の東屋
不動尻へ向かう途中の明るい人工林
よく手入れがされているようです
2012年04月08日 10:09撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4/8 10:09
不動尻へ向かう途中の明るい人工林
よく手入れがされているようです
不動尻から道をふさぐ杉の倒木を振り返って
ここを回り込むときに滑って転びました
2012年04月08日 10:36撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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不動尻から道をふさぐ杉の倒木を振り返って
ここを回り込むときに滑って転びました
不動尻に積まれた杉
2012年04月08日 10:37撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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不動尻に積まれた杉
谷太郎川と三椏
2012年04月08日 10:38撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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谷太郎川と三椏
咲きほこる三椏
2012年04月08日 10:46撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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咲きほこる三椏
不動尻から山神隧道へ向かう途中右にある滝
2012年04月09日 19:46撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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不動尻から山神隧道へ向かう途中右にある滝
鐘ヶ嶽登り口
「山と高原地図2011丹沢」には出ていません
2012年04月08日 10:58撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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鐘ヶ嶽登り口
「山と高原地図2011丹沢」には出ていません
鐘ヶ嶽登り口の標識
2012年04月08日 10:58撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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鐘ヶ嶽登り口の標識
途中、トラロープの手すりと丸太組の橋があります
2012年04月08日 11:06撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4/8 11:06
途中、トラロープの手すりと丸太組の橋があります
林道の登り口から10分ほどで山神隧道からの登山道と合流
2012年04月08日 11:08撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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林道の登り口から10分ほどで山神隧道からの登山道と合流
鐘ヶ嶽山頂の石像
2012年04月08日 11:27撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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鐘ヶ嶽山頂の石像
記念写真、写してもらいました
2012年04月08日 11:29撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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記念写真、写してもらいました
山頂下の七沢浅間神社
2012年04月08日 11:47撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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山頂下の七沢浅間神社
参道を下る途中、東側の山並み
煤ヶ谷高取山の採石場が痛々しい
2012年04月08日 12:04撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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参道を下る途中、東側の山並み
煤ヶ谷高取山の採石場が痛々しい
鐘ヶ嶽登山口
いかにも参道という感じ
2012年04月08日 12:26撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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鐘ヶ嶽登山口
いかにも参道という感じ
鐘ヶ嶽バス停付近からの鐘ヶ嶽の全容
2012年04月08日 12:32撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
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鐘ヶ嶽バス停付近からの鐘ヶ嶽の全容
入浴後、広沢寺温泉入口バス停着
2012年04月08日 13:44撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
4/8 13:44
入浴後、広沢寺温泉入口バス停着

感想

土曜日に登ろうと思っていた。
金曜日に中4日で10kmのジョギングをしたら、ひどく調子が悪かった。
風が強く、寒く、風邪を引いてしまったのではないかと思った。
中4日も開いたのは、前週、手術後初めて週間72kmを走れたので、火曜は嵐の予報だったけど、月、火の休みは予定どおり。
それに車のフロントガラスの交換修理とそのときの代車を機械式駐車場に入れてトラブルを起こしてしまった事後処理で水、木も走れずじまい。
4日も開いているので、前週の疲労は抜けているし、感覚的には体は重くなかったのに、ピッチがまったく上がらない。
それで、土曜日は山行を自粛して、様子をみる。
ただ、土曜日の16kmジョグで、わりと普段の調子に近い感じまで戻ったようなので、日曜日に山行を決行する。

本調子でなくても、単独でも、あまり危険ではないところとして、まだ登ったことのない鐘ヶ嶽に行こう。
大山からのサブルートのうち、北尾根はまだ置いておいて、唐沢峠-不動尻-広沢寺温泉のルートを通ってみたい。
そしてなにより、秦野駅から大山山頂への道を一本通したい。
2月にリハビリがてら、秦野駅から弘法山-高取山-浅間山-蓑毛越まで行き、蓑毛に下りている。
今回、蓑毛から蓑毛越を経由して裏参道を通って山頂に至れば、1ヶ月半をおいて、秦野駅から山頂までの道がつながる!

それにこのルートなら、調子が悪くなったときのエスケープが十分確保できる。
蓑毛越でダウンなら、そのまま山頂を目指さず下社に向かう。山頂でダウンなら表参道とケーブルで降りる。
不動尻でダウンなら、鐘ヶ嶽によらず広沢寺温泉に向かう、という具合。

いずれにしても余裕を持った行程にするため、最寄り駅始発で出発する。
今回、ストックは持たない。
スパッツと軽アイゼンを持っていったが、使わなかった。
合羽と折りたたみ傘も持っていったが、使わなかった。
セーターを持っていったが、着なかった。
朝、出掛けに玄関を出てみたら思いのほか寒かったので、冬山用のスキージャケットを着ていくことにした。
山の中では終始脱いでいたが、往復の電車、バスの中では着ていた。
天気はよかったが、4月なのにずいぶんと寒い日だった。

登り始めは、ロングTシャツと長袖ラグビージャージ、パーカーにニット帽。下はロングタイツに山ズボン。5本指靴下に厚手の靴下。
ネックウォーマーに2重手袋。
蓑毛越に着く前にネックウォーマーとパーカーは脱いだが、舗装林道では帽子と手袋をはずしたものの、あとはこのままの格好で歩き通した。
2月、3月の雪の塔ノ岳、丹沢山でロングTシャツ1枚で歩いていたのとは大違い。

標高1200mでは、さすがに雪は残っていなかったが、朝早くは霜が降りていたり、凍っているところもあった。
それはそれで、解けてぐちゃぐちゃの道よりもずっと歩きやすくてよかった。
しかし、雪山初心者の僕としては、ここのところ雪の道をうきうきして歩いていた気分が、今日は味わえなくて、残念。
雪のない道では満足しなくなってきた?

今日は何か、ゴールの温泉にせかされているような歩きだった。大山の山頂も食事時間には早い時刻に到着したので、ザックを下ろして写真を撮っただけで、そのまま通過。
それでも、下りはひざが少し不安だったのと、初めての唐沢峠方面だったので、写真をたくさん撮りながら、ゆっくり目に降りてきました。

途中、目を奪われたのが、仏果山、経ヶ岳につらなる華厳山、煤ヶ谷高取山の尾根が採石工事でえぐられているところ。
前に仏果山、経ヶ岳を歩いたのは10年も前で、そのときには気づかなかったから、最近始まったのか。
塔ノ岳からも見えていたのかもしれないが、遠くてわからなかった。大山から東へ降りてきて、大分近くまできたので、はっきり見えたのだろう。
世の中、経済の論理で動いているから、どうしようもないのかもしれないが、理屈ではないところで、とても悲しい気持ちになる。
自分は山の所有者でもないけれど、景色はみんなのものと言っては、勝手だろうか。
去年の暮れから1月にかけて40日余り入院していたきに、毎日丹沢の山を眺めていた。
病院と山との距離、方角、標高から稜線の計算をして山座同定をしていた。
動植物のように生命体ではないけれど、なぜ地面の起伏をこんなに愛おしく感じてしまうのだろう。



朝2番の蓑毛行きのバスは空いていた。5〜6人だっただろうか。
蓑毛みちは誰にもすれ違わなかった。イタツミ尾根から合流した後は、とても多くの人がいた。
唐沢峠、不動尻に至る下山道もすれ違う人は少なかった。
鐘ヶ嶽は山頂、表参道は大勢のハイカーとすれ違った。この道はいいですね。できたら家族と来られるといいな。

不動尻からの二ノ足林道。山神隧道を抜けて鐘ヶ嶽に登るのが一般的なルートのようですが、他の方のレコでショートカットがあるようなので期待していました。
実は、トンネルが苦手で、通らずに済んだらどんなにいいものかと。
高いところの方が、もっと苦手なんですけれど。
トンネル手前の登山口は、不動尻から15分くらいの所、とてもわかりやすい標識もあり、枯れた沢伝いに歩く道も整備されていて、何も問題はありませんでした。

今回の山行のチャレンジのひとつが、新しく作った遠近両用めがねでした。
焦点の合う範囲が狭く、首を振って、顔を向けないと、はっきり見えないし、慣れるまでは船酔いみたいな気分にもなる。
それでも最近、車もこのめがねで運転するようになってきたので、余り危険なところもない今回の山行で試してみました。
結果は、問題なし。地図を見たり、時計を見たりおにぎりの包装を解いたりするのに、いちいちめがねを額の上にずらさなくてもよいのは楽です。

鐘ヶ嶽の西側の登りの途中に、左に杉の植林があり、右は広葉樹の自然林のところがあるのですが、右側にはヒノキも生えていて、時折右から風が上がってくると、それまでの杉の香りが一瞬ヒノキの香りになるのです。

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