赤岳
- GPS
- 32:51
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:43
天候 | 1日目:雪&強風 2日目:ピーカン! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘の駐車場へ。 |
写真
感想
遂に来ましたGW。しかも10連休です!
と言っても私はGWの予定をゆっくりと考える
余裕もない日々を過ごしていたのですが
妻は「どうするの?どうするの?GWどうするの?」
と、大型連休を楽しみにしています・。
私は27日からの休暇突入直前まで天候等を考えに
考えた挙句、やはり「雪の八ヶ岳」に行かなければ
という事で山行計画を練ったのでした。
去年の夏期に行った赤岳へもう一度行きつつ、
赤岳鉱泉でステーキを食べる。をテーマに
美濃戸山荘から北沢へ向かうお馴染みのルートを取ったのでした。
26日の夜、仕事を終えて帰宅後21時過ぎに
妻の軽で出発、赤岳山荘の駐車場へは翌3時過ぎに
到着しました。が、やはり赤岳山荘の駐車場は
ガラ空きです・・。それもその筈、27日の天候は
前日夜から下り坂で日中の回復も読み辛いのですから
当然といえば当然です。しかも気温も低い。
朝7時前に私たち夫婦は出発したのですが北沢を進むにつれ
雪がどんどん降ってきました・・。
9時30分、赤岳鉱泉に着いた時は少し雪も落ち着いてきたので
早速妻はテン泊受付し今夜の夕食と翌日のお弁当を
申し込んだのでした。テン場もガラガラ、好きな場所で
設営できるのでアイスキャンディ側の整地しなくても
大丈夫な所へテントを張りました。
ひと段落したところで小屋のベンチで少し早い
昼食&小屋で買った「辛口生一本 真澄」で宴会です。
妻「今日はどっこも登らないの?硫黄岳とか」
私「どう見ても上は荒れてるから行かない明日だナ」
妻「ふーん」
私「もし午後から天気回復してきたら地蔵尾根の取付き
あたりまで様子を見に行こうか」
なんて話しながら軽く酔っぱらってテントで昼寝です。
私も夜通し運転で既に疲れていたので爆睡です・。
しかし、一向に天気は回復せず風も強くなってきました。
夕方には小屋で暖を取りつつマッタリと夕食を待ちます。
遂に妻が(私も)待ちに待ったステーキが登場しました!
丁寧に焼きつつ塩コショウで美味しく頂きました。
ポトフもコールスローも美味しくボトルの「五一わいん」も
あっという間に空いてしまいました。
テントへ戻る前に天候を確認し明日は快晴になることと
ルートの説明を妻にして就寝です。
翌朝4時起床。フラフラとトイレに行ったり朝食を食べたりして
出発の準備をします。空は既に快晴、お山も赤く染まってます。
今回は妻にハーネスを付けてもらいます。私も念のため
ロープを持って行きます。槍の時と状況は違えど地蔵尾根の
登りと文三郎尾根の下りは細心の注意を払います。絶対に
妻を滑落させてはいけません。
赤岳鉱泉を出発して間もなく行者小屋に到着、地蔵尾根に
取付きます。はじめからナカナカの急坂で昨日積もった雪も
そこそこ締まって序盤は調子よく進んで行きます。
森林限界を越えた所から妻はポールからピッケルに持ち替えます。
ここからは更に斜度も急になり難度も高くなってきます。
雪はクラストしてはいないものの積雪が浅い所は
氷が直ぐ下に広がっています。
妻は要所要所にある鎖でここで滑ったらアウトだという所では
スリングとカラビナでセルフを取って慎重に進んで行きます・。
朝の地蔵尾根の上部で難所は2〜3か所ありました。
一番の核心部は数メートルですがナイフリッジ上のトラバスでした。
この朝はこのルートに人は少なく「落ちたらアウトポイント」では
私が深めのステップを蹴り込み後に続く妻が徒歩しゆっくりですが
安全を確保して行きます。
岩場が出てくると私も妻も少しホッとします。
何も無い雪の急斜面を自分の技術だけで登ったり
トラバスするよりも岩場でホールドできるからです。
幸いにも地蔵尾根の登りではロープを使う事はありませんでした。
そして遂に稜線へ来ました。360度晴れ渡ったほぼ無風の稜線を
颯爽と赤岳ピークへ進んで行きます。
途中オープンしたての赤岳展望荘さんを
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