百四丈滝

2019年04月28日(日) 〜 2019年04月29日(月)

• GPS: 16:05
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,657m
• 下り: 1,672m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:33

5:35 スタート地点
6:16 6:38 一里野ゴンドラ山頂
7:26 7:27 檜倉
9:45 9:50 しかり場分岐
11:28 11:28 口長倉山
13:08 奥長倉避難小屋

2日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:15

5:36 奥長倉避難小屋
5:43 5:43 奥長倉山
6:34 6:39 美女坂の頭
7:00 7:06 百四丈滝展望台
7:32 7:32 百四丈滝展望台
7:48 7:51 美女坂の頭
8:28 8:28 奥長倉山
8:34 9:15 奥長倉避難小屋
10:12 10:31 口長倉山
11:16 11:18 しかり場分岐
12:36 12:36 檜倉
13:16 13:16 一里野ゴンドラ山頂
13:51 ゴール地点

天候

4/28　曇り時々晴れ
スタート時気温　0℃　
朝方は寒かったが行動中は暑いくらい。
温度計は16℃、でも壊れたみたい。その後お陀仏に。
夜の避難小屋は4〜5℃（体感）。快適でした。
4/29　朝一は晴れ、その後曇りベース。
スタート時気温3〜4℃（体感）。微風程度。
美女坂上の展望台は3〜4m/s程の風あり寒い。
下山時気温13℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山一里野温泉スキー場よりゴンドラ山頂駅を目指して車で上がれるところまで行きました。歩いて30分くらい手前で落石と雪のためストップ。空きスペースに駐車させていただきました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは未確認。無いと思います。我々はコンパスを利用しました。石川県も電子申請を受け付けて頂ければありがたいです。

林道〜ゴンドラ山頂〜しかり場（檜新宮参道分岐）
さんちょう駅を過ぎて前日の新雪がうっすらありました。古い堅雪の上に載った状態でしたが下山時にはかなり溶けてました。しかり場でアイゼン装着。

しかり場〜奥長倉避難小屋
雪稜のアップダウンが連続します。一部急な箇所あります。
尾根の東側は雪庇ができてます。寄りすぎない様に。

奥長倉避難小屋〜展望台地
避難小屋裏の美女坂は急登です。ピッケルアイゼンで登りました。雪庇にクラックあり注意。
急登の上はなだらかな広い台地です。風の通る場所のようで悪天時はトレース消えるかも。

写真

4/28 5:51

白山一里野温泉スキー場上部に車を置かせていただきました。
この奥にも1台あり、その先は落石と雪で通行不可。

4/28 6:29

ヒルトップ
ゴンドラ山頂駅の裏手です。
ここが登り口。

4/28 7:13

一山超えて林道合流点に標識。
室堂まで遠い。

4/28 7:19

前日に新雪あったようです。

4/28 7:27

でも春は近づいてます。

4/28 8:12

背後の山

4/28 8:15

本日先頭のトレースあり助かりました。
後で分かりましたが、滝へ下った方でした。
ピンクのテープが4mほど上にある。

4/28 9:36

新雪の雪面
きれいです。

4/28 9:58

関西の3人パーティーが登ってこられました。
避難小屋で同宿させていただきました。

4/28 9:59

しかり場で出会った方。
ハライ谷から登ってこられました。
早いです。日帰りされてました。

4/28 10:09

雪庇だらけです。

4/28 10:20

登るルート

4/28 10:38

硬い雪の上に新雪が乗っかってます。

4/28 10:46

雪庇に注意です。

4/28 11:05

長倉山付近

4/28 11:34

大笠山〜笈ヶ岳

4/28 11:41

奥は七倉山かな

4/28 11:58

遠くに黒い剣と白い立山が見える。

4/28 12:40

奥長倉避難小屋
浮世絵風の構図で

4/28 13:20

避難小屋にたどり着きました。
本日はこれにて行動終了。まったりします。

4/28 16:56

展望台地へ行かれた方が戻ってこられました。

4/28 17:09

平成元年建立の避難小屋。
築30年、頑丈です。

4/28 17:11

まだ4時台。
雲があり陽は高いが夕方の雰囲気。

4/28 18:24

まったり時間。

4/28 18:26

色が出てきました。

4/28 18:30

ほんのり色づく大笠山〜笈ヶ岳

4/28 18:31

皆さん夕景を楽しまれてます。

4/28 18:42

七倉山方面

4/28 18:49

雲はあるが遠望効きます。

4/28 18:51

落日

4/29 5:24

日の出
ちょいと遅かった。

4/29 5:51

百四丈滝へ向かいます。
早朝は晴れてた。

4/29 5:56

美女坂のルートを追う。

4/29 6:23

急登です。
アイゼンがよく効きました。

4/29 6:26

遠くに槍ヶ岳が見えました。

4/29 6:34

下に夏道ありますが積雪期はやや高度感あります。

4/29 6:45

雪庇の切れ目に新雪。
注意です。

4/29 6:50

振り返れば大笠山〜笈ヶ岳〜仙人窟岳

4/29 6:51

美女坂の上部より見る雪庇
台地の端は切れ落ちてます。

4/29 6:53

坂の上は広い台地
トレースを追って進みます。

4/29 7:14

台地より見下ろす滝
ここから300mの高低差あります。

4/29 7:15

引いて
背後に清浄が原の台地

4/29 7:20

滝を見て満足した相方さん、下山します。
私はもう少し上へ。

4/29 7:23

一人のトレースがあります。

4/29 7:35

ここが滝への下降点
結構傾斜あります。

4/29 7:36

少しだけ下って再度滝を望む。
今回はここで折り返し。

4/29 7:36

雲行きが怪しいのを口実に下山します。

4/29 7:37

大笠山〜笈ヶ岳〜仙人窟岳
あの仙人窟岳も気になる山だ。

4/29 8:01

日本海側の空が暗い。
天気は下り坂のようだ。

4/29 8:14

長倉山〜奥長倉山
昨日登ってきた尾根。

4/29 8:42

小屋に戻りました。
撤収します。

4/29 9:36

高曇りのままです。
下山中少しだけパラパラ雨が降った。

4/29 9:39

ブラックホール
隠れたやつに注意。

4/29 9:57

下山もアップダウン

4/29 11:05

急なところもあり。
曇り空で気温低め、アイゼンが効きました。

4/29 11:24

シキミかな
雪面に赤が目立つ。

4/29 11:31

白山上部はガスってきた。

4/29 11:36

のんびり下ります。
この景色もそろそろ見納め。

4/29 12:20

雪が切れた。
アイゼンを外します。

4/29 12:22

爪痕
古いです。
好みの木があるようです。

4/29 12:54

昨日の新雪が溶けて花が姿を見せてました。
ショウジョウバカマ

4/29 12:57

イワウチワ
下山路ではたくさん見れました。

4/29 12:59

タムシバはつぼみと終わりが混在

4/29 13:05

イワナシ
まだこれから。

4/29 13:09

林道の登山口まで下りた。
往路、「ブナの原生林」標識は雪の下だった。

4/29 13:20

ヤマザクラかな
やっと春の気配

4/29 13:21

一輪だけ見たカタクリ

4/29 13:28

ゴンドラ山頂まで下りた。
トイレは使用できません。

4/29 13:34

いっぱいあったフキノトウ
ちょいと遅いが少しだけいただきました。

4/29 13:47

林道は落石と雪でこの下まで。

4/29 13:51

コゴミ
これも少しいただきました。

4/29 14:03

駐車ポイントへ到着。
ありがとうございました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

ピッケル　アイゼン　Ｗストック　スノーシュー（ワカン）

共同装備

ツェルト+レスキューシート

感想

funa84

6年前、山仲間に誘われて見に行った百四丈滝。谷に下って見た滝つぼの大きさを実感しました。

今年のGW前半はまたあの不思議な光景を見る計画を組みました。
今回も奥長倉避難小屋をベースに1泊。カナディアンハウス風のこの小屋、ホントありがたいです。平成元年建立と室内にペン書きしてあり、築30年の頑丈な建物です。2Fは屋根裏部屋のようで暖かく快適でした。前回は2Fから出入りするほど雪が多かったですが、今回は1Fから入れました。トイレも設置あり。

二日目の早朝、ピッケル+アイゼンで美女坂の急登を登りました。
急登の上は広い台地が広がってます。冷たい風が吹き抜け新雪がシュカブラを作ってました。左手は雪庇になっており谷に切れ落ちてます。

展望台地から見下ろす百四丈滝はこの時期にしか見られない姿を見せてました。
広い清浄が原から集めた水を崖の上からブルーアイスの滝つぼに落としてます。またこの光景を見られました。満足した相方さんは「見れた。帰る。」と。分かれて滝への降り口へ行ってみました。トレースが一つありました。

GW前半のお天気の間、この滝へ来られたのは私たち二人と、他に関西の3人パーティー、単独の方2名、そのうち一人の方は日帰り、もう一人の方は谷まで下りられたようです。翌日の下山時、2名の方が日帰りで登って行かれました。避難小屋のキャパに見合った静かな山でした。

コメント

Neuron

同宿したものです。
奥長倉避難小屋でお会いした単独登山者です。お天気が持って良かったですね。わたしはヤマレコの日記にちょっと記事を載せました。またどこかでお会いしたらよろしくお願いいたします。

funa84

Re: 同宿したものです。
Neuronさん、コメントありがとうございます。
ヤマレコの日記、拝見いたしました。
滝のスケール感が分かる動画も見せていただきました。あの光景をとるために降雪後のトップで歩かれたんですね。感動モノです。もしよければ、山仲間にも見せてあげたいです。
そして、トレースありがとうございました。大変助かりました。
この日は環水平アークも見られたみたいですね。私は見れませんでしたが、登山で出会う人や光景に感激いただいております。そんな思いを拡散できたらと思いヤマレコにＵＰしております。またお会い出来たら幸いです。

Neuron

Re[2]: 同宿したものです。
自分も環水平アークを見逃した方なんですが、あとで見返すと写っている写真がありました。funa84さんの15枚目の写真の上端がそれではないでしょうか。

funa84

Re[3]: 同宿したものです。
写真見直してみました。
自覚はありませんが、時刻も方角もgoe-monさんの「彩雲」と一致してるようです。
観察眼が足りませんでした。ご指摘ありがとうございます。