秋田駒ヶ岳・記録に挑戦！

2019年05月04日(土) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,599m
• 下り: 1,583m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:52

2:52 アルパこまくさスキー場
6:14 6:14 阿弥陀池
6:26 6:39 秋田駒ヶ岳
7:08 7:11 横岳分岐
7:15 7:17 横岳
7:23 7:24 横岳分岐
7:34 7:34 阿弥陀池避難小屋
7:49 7:49 阿弥陀池
7:55 7:55 男岳鞍部
8:05 8:16 男岳
8:28 8:28 駒池
8:37 8:42 小岳
9:25 9:27 女岳
10:03 10:13 男岳鞍部
10:21 10:29 男岳
11:44 アルパこまくさスキー場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

標高800mあたりから雪は繋がる

コース状況／危険箇所等

男女岳北西ルンゼは1450mから雪はずっと繋がる

写真

5/4 4:05

アルパこまくさスキー場を出て暗闇の中黙々とブナ林を詰めていく

5/4 4:59

北西ルンゼ偵察を兼ね男女岳と男岳の鞍部へ直に登りあげる、上部は急でアイゼンで歩く。

5/4 5:02

ダブルアックスで

5/4 5:04

最後は60度の壁となる

5/4 5:05

無事稜線へたどり着いた

5/4 5:31

稜線に出て田沢湖が眼下にYSHRと記念写真

5/4 5:34

雪が切れて岩稜帯を詰める

5/4 5:34

田沢湖が神秘的

5/4 5:39

がんちゃんと影駒ヶ岳

5/4 5:44

無事鞍部に出ると男女岳がドン

5/4 5:58

向かいには乳頭山、おっぱいそっくり

5/4 5:51

鞍部から男女岳まで雪は繋がった

5/4 5:59

昨日登った鳥海山も真っ白だ

5/4 6:02

ようやく太陽がいっぱい

5/4 6:12

阿弥陀池を経由して男女岳へ

5/4 6:16

一部木道が出ていた

5/4 6:16

正面には横岳も見える

5/4 6:20

男女岳の登り

5/4 6:20

男女岳登りから見る男岳

5/4 6:30

男岳の向こうに鳥海山

5/4 6:35

秋田駒最高峰の男女岳

5/4 6:42

男女岳から快適な滑り

5/4 6:42

横岳を目指す

5/4 6:44

阿弥陀池を横断、凍っていて良かった

5/4 7:04

阿弥陀池からツボ足で横岳へ

5/4 7:20

二山目横岳ゲット

5/4 7:47

横岳からまた阿弥陀池へ滑り降りて男岳へ

5/4 7:58

男岳への登り

5/4 8:07

男岳到着

5/4 8:11

男岳ではおとこだけ

5/4 8:11

読者さんへ　あれが田沢湖だ

5/4 8:17

急斜面へこれが男だ！

5/4 8:17

男岳から急な斜面をドン

5/4 8:17

THE Mandam！

5/4 8:17

がんちゃん

5/4 8:20

かっ飛びおじさん

5/4 8:23

パク　かっ飛び　平成ジャンプ！

5/4 8:22

振り返れば男岳におとこだけのシュプール

5/4 8:25

雪原まで250m落ちて小岳へ

5/4 8:42

小岳へはツボ足で

5/4 8:45

小岳にて三座目ゲット

5/4 8:54

小岳から女岳へ

5/4 9:31

女岳山頂付近は噴気孔で暖かかった

5/4 9:36

女岳からUFO小岳を見ながら滑走

5/4 9:37

この斜面も最高でした

5/4 9:56

雪原から男岳へもう一階登り返そう

5/4 10:12

シュプールを横目にガシガシ登り返す

5/4 10:27

二度目の男岳

5/4 10:36

男岳から男女岳を見ながら滑降

5/4 10:33

この斜面も良かった、まあみんな良かった

5/4 10:37

男岳からのシュプール

5/4 10:48

最後は北西ルンゼへ雪が繋がるまでクライムダウン

5/4 10:59

雪が出たらルンゼを落ちるだけ

5/4 11:02

落ちていく

5/4 11:05

どこまでも快適

5/4 11:06

イター　ここにも隠れコブラが

5/4 11:14

ルンゼを終えればブナ林が待っていた

5/4 11:26

ブナ林を終えればスキー場が待っていた。

5/4 11:48

スキー場を終えれば車が待ってた

5/4 12:11

北西ルンゼを振り返り今日も大満足、完全燃焼！

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

PowerShot G7 X Mark II CANON

D5600 ボディ ニコン

感想

YSHR

東北遠征も終盤戦、今日は秋田駒ヶ岳で記録に挑戦した。秋田駒ヶ岳は男女岳、男岳、女岳、横岳、小岳の五山の総称である。秋田駒に登ると言うからにはこの全てを登りなおかつ滅多に滑られることのない男女岳北西ルンゼを滑降しようと言う挑戦である。五山ならもしかしたら誰かいるかも知れないので男岳を登り返して二度登頂して最後ここから北西ルンゼを目指す。

深夜3時前にアルパこまくさスキー場を出て北西ルンゼの偵察も兼ねて男女岳と男岳の鞍部を目指す。出だしは雪はなかったが800mを過ぎると樹林帯の中に雪が出て来て板を履いた。後は黙々と高度を上げる。一度だけ道路を横断した。目指したいルンゼは鞍部直下から雪は繋がっていた。これは滑れそうだ。嬉しくなった。

鞍部に近づくに連れ斜度は増して最後はアイゼン、ダブルアックスで壁をよじ登る。久しぶりのアルパインだ。登り切ると田沢湖が見えた。向かいの山々も赤く染まりだしてマンダムな朝を迎えた。

鞍部から阿弥陀池を経由して最高峰の男女岳をスキーで登り上げた。まず一山ゲット、山頂の眺めは抜群で明日登る岩手山もよく見えた。山頂から凍った阿弥陀池を横断して向かいの横岳を目指す、標高差は登り100mであった。稜線は雪も途切れツボで歩いて二山目ゲット、横岳からスキーでまた阿弥陀池へ滑り込み男岳を目指した。ここからの展望も素晴らしかった。三山ゲット、男岳からハイライト急な南東斜面を落ちていく。標高差200mの素晴らしい滑走だった。

広い雪原に出て四山目の小岳を目指す。50mほどの登り返しである。このピークは夏道がないため雪がある残雪期限定である。ピークには三角点があった。小岳から次はラスト女岳、ここも夏道はないからこの時期限定である。雪は繋がっていた。女岳の登りから見る小岳はUFOと言うかフジツボと言うか奇妙な形をしていた。150m登り返した女岳のピークには噴気孔がありとても暖かかった。

女岳からUFOを見ながら快適な滑り、また雪原まで降りてラスト250m登り返して二度目の男岳のピークを踏んで北西ルンゼを滑ろう。最後の気力を振り絞り男岳のピークに立つ男岳の北東斜面も素晴らしかった。さあ最後はやはり男女岳の北西ルンゼである。雪は1450mからずっと下まで繋がっていた。雪が出るまで少しだけクライムダウンして雪だ出れば後は幅5−10mほどの狭いルンゼを落ちで行くだけだった。素晴らしいフィナーレ、ガンガン落ちていく。

秋田駒ヶ岳最高と思わず出た。ルンゼの途中にはコブラツリーもいた。世紀の大発見！なんて言い合いながらブナの樹林を抜け帰りはスキー場を車の手前200mまで滑り降りた。

すばらしい一日だった。秋田駒ヶ岳無事記録達成！