大峯奥駈道 逆峯 女子含む迂回路


- GPS
- 640:00
- 距離
- 98.9km
- 登り
- 7,828m
- 下り
- 7,954m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:00
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:10
- 山行
- 0:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:40
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:20
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:10
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:20
天候 | 28日曇り、29日始め曇り16時頃から雨、30日朝小雨、昼曇り、夜雨 1日朝から雨、夜に止む、2,3日ともに晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
【復路】川湯温泉にて1泊ー川湯温泉ー新宮ー那智ー那智山(那智大社)ー那智ー権現前(速玉大社)ー新宮にて1泊ー新宮ー和歌山ー日根野ー関西空港ー福岡空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金峯神社の登山ポストに計画書 四寸岩山から高原山経由の杉の湯までは点線ルートであるが、基本数世代に渡る赤テープに従えば迷うことはないが、倒木などあって多少荒れた感は否めない。 南の地蔵岳で踏み跡があって谷側に誤って下りかけた。 |
その他周辺情報 | 本宮大社到着後に観光センターで、望外の川湯温泉の宿を運良く紹介していただいた。 |
写真
周囲のキャンパーのBBQの良い匂いが。
その後の植林地帯で妻は木の枝を杖代わりに、私は枝2本でストック代わりにして楽なことを悟る。
その後、売店でチーズカレー。ユニークな親父さんが面白い。大和高田さんもやはり関西人。掛け合いが見事。
その後、大阪夫婦と相席。
売店の親父さんの指導の下、テントを張る。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
ハイドレーション(1.5l)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
シェラフ
熊鈴
アミノバリュー(1l用)×4
MCTチャージゼリー×5
パワージェルハイドロ
ウォーターバッグ(2l)
|
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共同装備 |
テント
テントマット
コンロ
コッヘル
ガスカートリッジ
食器
ライター
|
備考 | 行動食がやや不足した。妻持参のチーズやアーモンドに助けられた。 半袖でなく長袖のシャツを2枚持参すべきだった。防水のグローブカバーも必要。 結果的に足りたが、ガスの残量にも悩まされたので、長い行程なので新品か予備は要。 |
感想
ルートについては、吉野から熊野本宮大社まで女子がいる場合ということで
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-295520.html
を大変参考にさせていただいた。
妻の海外旅行キャンセルで、急遽3,4日前に計画したが、もう1週間必要だった。
私のフルマラソン、妻のトレイルレース40kmも1週間前で体力的には完全には回復しきれてなかった。
4/30・5/1に前線通過の予報でどう凌ぐか不安であった。
私の総重量は水なしで10kg超程。妻は推定6,7kg程か?
テントは、Easton Kilo 2P。1kgほどで今回の行程では寒くもなく可。
(以前、双六小屋のテン場で強風のためにポールが折れ掛かり、
黒部五郎小屋のテン場で完全に折れた)
シュラーフは、モンベルの「U.L.スパイラルダウンハガー#3」で可。
靴は、私はMontrailの「マウンテンマゾヒスト3アウトドライ」。走るには重過ぎるが、今回の行程ではマメもできずに快適。浸水もほとんどなし。ちなみにトレランの時はNorthFaceの「ウルトラ レプルージョン トレイル」
一方の妻は、Montrailの「Fluidflex F.K.T. II」。トレラン用で、軽量故にソールはかなり消耗し、浸水。
■1日目
[新幹線でパン/阿倍橋ファミマのカツ丼/道の駅で贅沢うどん。テントに入って道の駅で購入のカステラを2切れ]
半袖で歩くも、寒気団のせいか肌寒かった。四寸岩山から下るのは悔しい。
赤テープのおかげで麓まで下れたが、最後の所で林道に入り込み、福源寺を経由しなかった。
宿泊地の白川渡オートキャンプ場にはシャワー(200円)があって汗を流せた。
久々のテント生活だったが、そこそこ寝られた。
■2日目
[道の駅購入のカステラ・ブレンディ/カップヌードル・シーフード/小屋飯(ハンバーグ)]
半袖のシャツにゴアのレインウェアのジャケット。
阿弥陀が森でガス欠気味で食事をとったが、余りに寒く、その後しばらく調子が悪くなった。大普賢岳も迂回路でパスする始末。場所を選ぶ必要があることを学んだ。
行者小屋を過ぎると走りやすそうなトレイル。
弥山小屋で明け方の2,3時間しか寝られず。
■3日目
[小屋飯(納豆)/尾西のアルファ米2食にレトルト/小屋飯(ハンバーグ)]
弥山小屋で沈殿。沈殿したのは我々夫婦だけだった。昼前には雨は止んでいたが、
一気に持経小屋かそれ以上行きたかったので、体力回復と思って前向きに考える。
トータルで結構寝られた。
■4日目
[小屋飯(納豆)/小屋弁当(鮭)/尾西の五目米とチキンライス、鰤の缶詰]
長袖のシャツにゴアのレインウェアのジャケット。
朝は昨日より暖かいものの、小雨降る中スタート。
鳥の水で妻が水補給。
釈迦ヶ岳周辺では止んでいたが、深仙小屋で休息後からまた降り出し、道はぬかるみ出した。おまけに妻の右膝が痛み出し、スピードが落ちた。行仙まで行けるかなと思っていたが、雨で体が冷えたのもあって、持経小屋に入った。就寝前に膝が曲がらないので、池原に下ろうと決まった。7:22のバスに乗らねばならない。
晴れていれば、走りやすそうな良いトレイルだった。
持経小屋は、協力金2千〜30万円。新宮山彦ぐるーぷの片道3時間掛けて来られた小屋番さんに感謝。
1,2時間しか寝られなかった。この日は19:45に消灯、3時に点灯。
■5日目
[シーフード/シーフード/売店のチーズカレーと道の駅で買ったあられ]
半袖のシャツにゴアのレインウェアのジャケット。
朝、妻が膝が曲がるので行く、というので様子を見ながら進むことになった。
完全に下山する気だったので、気持ちの切り替えが難しかった。
朝から初めての晴天。清清しい。
笠捨山の登りは疲労感があって時間を稼げなかった。
地蔵岳は一部正規ルートに気付きにくい所があり、おまけに踏み跡が誤った方向に誘導するところがあった。鎖の登りと下りの連続は集中力を要し、疲れた。
その後、拝み返し以降で、木の枝をダブルストック代わりにやってみたが、楽であることが分かった。
「かつえ坂」が「餓坂」であることを知り苦笑。最後の長い坂で苦しかった。
玉置神社駐車場の売店では、既に寿司は完売、チーズカレーも最後だった。後はうどんだけ。テントは鳥居脇の砂利と芝生の上。計5張。下の駐車場は土だったらしい。
夜中に駐車場に乗用車が数回来た。3,4時間しか寝られず。
■6日目
[モンベルのリゾッタ(カレーとガパオ)・ソーセージの缶詰/どん兵衛]
半袖のシャツにゴアのレインウェアのジャケットでスタートし、途中で上着を脱ぐ。
大森山から下り基調にもかかわらず、さすが修験道。しっかり急登の連続。右足の調子の悪い妻は地獄を見ていた。
大黒天神岳での食事後、とうとう終了かという思いに浸りだし、
七峰山で公園に入りいよいよ終りかと一安心したら、また2,3回登らされ、「はいはい、最後まで修験道ですね。付き合いますよ」という気分。河原に出るまで安心できないことを悟った。
大斎原参拝後、観光センターで川湯温泉の宿が偶然見つかり、最高の気分。
その後、大社で大阪さんと田川さんのコンビと再会し、握手してお別れ。
尚、お会いした方々とはお互いに名乗らず仕舞で、出身地や出発地の地名で呼ばせていただいた。同じ目的地を目指して歩く同志で、他の縦走登山にはない親近感を抱くことが多かった。
記録を見て直ぐに分かりました!
詳細な記録には恐れいりました。
我々は笠捨山まで登り、十津川温泉に下りました。
ヤマレコにも載せましたのだ是非ご覧下さい!
tomiharuさん、コメントありがとうございます。
弥山小屋にてヤマレコをお薦めされ、勢いで書きました。
今後の自分の登山のために参照できればと思い、また他の登山者の一助になれば幸いです。
山は逃げませんから、また次男さんと那智大社まで歩けると良いですね!
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