小6と『涸沢テント泊』坊や初めて雪の上で寝る。

2019年05月03日(金) 〜 2019年05月05日(日)

• GPS: 50:30
• 距離: 30.7km
• 登り: 923m
• 下り: 914m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:03

1:30 上高地バスターミナル
1:32 1:32 無料トイレ
1:35 1:35 河童橋
1:42 1:42 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
2:35 2:45 明神館
2:50 2:50 徳本口(徳本峠分岐)
3:33 3:33 徳沢公衆トイレ
3:33 宿泊地

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:00

7:30 宿泊地
7:39 7:39 新村橋(パノラマ分岐)
8:35 9:20 横尾 (横尾山荘)
9:20 9:20 横尾岩小屋跡
12:00 12:21 本谷橋
12:35 12:35 Sガレ
14:25 14:25 涸沢ヒュッテ
14:30 涸沢

3日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 1:46
• 合計: 10:50

9:30 涸沢
14:30 14:30 涸沢ヒュッテ
14:30 14:30 Sガレ
10:30 10:40 本谷橋
11:30 11:30 横尾岩小屋跡
12:00 12:30 横尾 (横尾山荘)
13:05 13:06 新村橋(パノラマ分岐)
13:15 14:00 徳澤園
14:05 14:05 徳沢公衆トイレ
15:15 15:25 明神館
16:05 16:15 河童橋
16:15 16:15 無料トイレ
16:20 16:20 上高地バスターミナル
16:20 ゴール地点

天候

ほぼ晴れ....

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡の市営駐車場に駐車　一日600円✖3日
沢渡バスターミナルより上高地はバスを利用。大人往復2050円　小人1030円

コース状況／危険箇所等

『上高地〜横尾』
苦行の三時間....


『横尾〜本谷橋』
残雪8割な感じでした。岩小屋跡あたりからアイゼンを装着しました。


『本谷橋〜涸沢カール』
夏道とは違い、最初は雪に埋もれた沢の上を進みます。
Sガレを過ぎた後に夏道とほぼ同じルートで雪渓の登りに。
傾斜はさほどないんですが、意外とテント泊装備だとキツかった印象....

その他周辺情報

徳沢園キャンプ場　大人700円　小人500円
涸沢ヒュッテ　テント場　大人1000円　小人500円


下山後の温泉

竜島温泉『せせらぎの湯』を利用。
大人５２０円だったかな？！　今時リーズナブルなお値段で、お湯もぬる目。
泉質もヌルっとしていた印象です。

ウチの小学生温泉ソムリエの評価は５点中３.９
『ミニ卓球台（無料）があるのとfree wifiでプラス０.９ポイント』だそうです。

が！
ウチの奥さん的には
『女風呂にはドライヤーが２台しかないのはあり得ない！』とかなりの御冠....

僕的には「まぁ、こじんまりとしてますが、泉質もぬるめの温度も好みなのでリピはありかな....子供と卓球できるし....笑」

写真

5/4 0:55

沢渡のバスターミナルに隣接した市営の第3駐車場に停めてスタートです。

5/4 0:59

クマさん....

5/4 2:49

でもってバスで上高地に。やはり混雑した時期は、バスの始発駅である沢渡バスターミナルから乗車した方がベター。バスの席が埋まってしまったら途中の駅からは乗車できないので....

5/4 2:56

今回は上高地を13時過ぎという緩〜い出発時間。

5/4 3:04

とりあえず、押さえるべきショットは押さえて....

5/4 3:05

奥さん人生初の上高地に降臨です。
因みに本日は徳沢にて一泊予定。

5/4 3:07

こういうショットも押さえつつ...

5/4 3:50

明神岳（穂高岳）

5/4 3:56

でもって明神館に。

5/4 4:09

何気に残雪をたたえた明神岳が僕の胸にささります。

5/4 5:58

かなりヘロヘロになりながら上高地から2時間。
徳沢園に到着です。

5/4 5:30

本日の我が家。
ひっさびさの「ステラリッジ4」

5/4 5:45

コーヒータイム。

5/4 7:08

翌朝です。奥さんの見上げる先には...

5/4 20:41

真っ青な空と明神岳。

5/4 21:31

徳沢から横尾の間には残雪もチョイチョイありました。

5/4 22:06

でもっての横尾到着です。

5/4 22:44

40分近く休憩後、こいのぼりを愛でつつ橋を渡ります。

5/4 22:46

5/4 22:51

5/4 23:29

5/4 23:45

ぬぬ...あの稜線の窪みは....

5/5 0:18

5/5 0:35

本谷橋到着で「ガッツギア」注入です。
ここからが本番ですからね。

5/5 0:34

奥さんガッツギア注入中。

5/5 0:58

夏道とは違い雪で埋れた沢の上を進みます。

5/5 1:22

左にカーブして行くと....

5/5 1:32

まずは前穂高の稜線が....

5/5 1:40

あの先を右にカーブすれば…

5/5 2:00

ほんのちょっと前に登山道のど真ん中まで雪崩れてきた雪だるま....

5/5 2:12

ようやく奥穂が見えてきます。

5/5 2:29

奥穂高を正面に見据える角度になると
ようやく雪に埋れた涸沢ヒュッテが見えてきます。

5/5 2:33

「涸沢ヒュッテが見えてからが遠い」という意見も
まぁまぁ頷ける疲労感です。苦笑

5/5 2:35

振り返ります。

5/5 3:00

ようやく右を向けば「北穂高」も視界に入ってきました。

5/5 3:01

後ちょっとなんだけど、空気も薄いのでテント拍装備のせいかかなりヘロヘロに....

5/5 3:16

ようやく涸沢ヒュッテのテント場に到着です。
朝徳沢を7:30に出発したんですが、到着したのは14:30。
流石に7時間はかかり過ぎでしょう....苦笑

5/5 3:16

それにしてものテントの数。

5/5 3:16

屏風の先には蝶槍？常念？苦笑....

5/5 3:36

北穂方面。

5/5 3:36

そして奥穂方面

5/5 3:38

テント場を確保後に遅い昼食をとりに涸沢ヒュッテのテラスに。

5/5 3:47

タイミングよくお座敷のテーブルが空いたのでそちらで涸沢ヒュッテのラーメンを頂きました。1000円也。
登山靴を脱いで休憩できるのは素敵ですね。

5/5 3:57

ヒュッテと北穂と鯉のぼり。

5/5 5:27

今日の我が家です。整地された跡地を利用です。
GW後半ならこういった中古の場所が結構あるかもです。

5/5 7:57

5/5 8:02

日暮れた涸沢カール。

5/5 8:09

5/5 8:14

それではお休みなさい。

5/5 18:09

でもって翌朝です。
風もさほどなく意外と寒くなかったかな。
写真はないですが新月が近かったので夜は満点の星空でした。

5/5 18:10

みなさんモルゲン狙いでずらっと並んでおります。

5/5 18:14

でもあんまり赤くならずにモルゲン終了.....

5/5 18:15

坊やと北穂

5/5 18:50

ほんとは朝早く起きて僕だけ北穂を目指すつもりが....
昨日の登りでが心折れて....苦笑

5/5 19:05

朝飯です。
因みに雪上のテント泊なので
3ミリ位の薄い銀マットとサーマレストのクローズドセルの2段構え。
残雪期だった為か下からの冷気は気になりませんでした。

5/5 18:57

坊やの朝飯はカップヌードル。

5/5 20:44

奥穂と坊や。

5/5 20:46

蟻のような北穂に向かう人達....こんなお天気なので朝一で向かえばよかったと少々後悔。

5/5 20:54

5/5 22:14

5/5 22:16

常念？苦笑。

5/5 22:16

屏風。

5/5 22:28

坊やと奥さん。

5/5 22:28

男チーム。

5/5 22:29

それではサヨナラ涸沢カール。
来年こそ残雪の北穂に！と心に刻み…

5/5 22:30

では下ります。上高地までも意外と距離はあるからね....

5/5 22:32

雪渓の下りはちょっと楽。

5/5 22:34

奥さんと奥穂。

5/5 22:38

屏風と坊や。

5/5 22:41

奥さんと奥穂2…

5/5 22:55

サービスショットです。
何と奥さん雪渓中央で生着替え中。

5/5 22:55

半袖のTから長袖のTに…

5/5 22:55

残念ながらエロさの欠片もありませんね…スミマセン。苦笑

5/5 23:03

何時もテント泊より重装備の坊や。冬装備の上に
ゲーム機2機とバッテリー。そりゃ重いよ。苦笑。

5/5 23:23

1時間かからず本谷橋に。

5/5 23:37

5/5 23:54

5/6 0:47

5/6 0:50

5/6 0:52

そうです今日は子どもの日。

5/6 1:40

5/6 2:19

徳沢でお昼を食べました。
野沢菜チャーハンは13時まで！
マジか…

5/6 2:40

奥さんの。

5/6 2:44

坊やの

5/6 2:44

僕の

5/6 2:59

懸案だった徳沢のソフトクリーム問題。
僕的には全然普通のソフトだと思っていたので、ご意見番の奥さんに判断してもらいました。
『全然普通じゃん』だそうです。

5/6 3:38

小猿…

5/6 4:09

明神…

5/6 4:17

明神館…

5/6 5:37

いや〜お疲れさまでした。
ヘロヘロの2人。

5/6 5:46

そしてこれが親父の背中です。

5/6 7:24

我が家で賛否両論の竜島温泉『せせらぎの湯』

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

olddog

子連れ山行最終年！　その1

僕に訪れた2020年問題。
登山の相棒、小学6年生になってしまった息子…
中学に入ったら一緒に山に入る機会も随分少なくなるんでしょう。
小学6年生の1年間で登山の子離れをしなきゃいけません。　
やれやれ…　

息子的にはとっくに親離れと登山離れは出来ているみたいですが…苦笑。


でもって子連れ登山最終年の一発目、
今年のGWは涸沢カールと相成りました。

息子と雪の上でのテント泊はしていなかったのと、あわよくば僕だけでも北穂に登ろうと…

当初は1泊2日で決着をつけようと考えていましたが、奥さんの参加表明に2泊3日に変更。

徳沢か横尾で前泊しての涸沢カールというヌルい行程に。

しかし！
テント泊装備と冬装備等々かなりのザックの重量に涸沢カールまでの登りでもうお腹一杯に。苦笑
ホント舐めてました…

最終日の朝に北穂まで往復して、テント泊装備を担いで上高地に降りるなんて…
あの日の僕にはそんな覚悟はありませんでした…


懸案だった雪上のテント泊ですが
床は薄い銀マットとサーマレストのクローズドセルの2段構え。

息子と奥さんはモンベルの#2とイスカのエア450とシュラフカバー。

僕はモンベルの#3でシュラフカバー無し。　

それぞれ中綿のパンツとジャケットで寒くは無かった感じです。
(天候にも多分にもたすけられましたが…多分最低気温-3も無いかんじ…)
　

心残りは北穂に登れなかった事…
来年こそはGWの北穂に登ろうと心に刻んだ山行でした。

コメント

rxv11051

雪上テン泊デビューおめでとう！
はじめまして。
当方も、同じように、先日の10連休、娘と涸沢での雪上テン泊も計画してましたが、月山日帰りにしてしまい、来年に持ち越しです。
とても参考になりました。
来年会えるかもしれないですね。
こちらは子離れ問題、もう少し先ですが大問題です。笑
同年代でのレポートもたくさんあるようなので、参考にさせていただきます。
これからも楽しんでください〜

olddog

Re: 雪上テン泊デビューおめでとう！
rxv11051 こんにちは、

お天気的には申し分ない涸沢だったんですが、
冬装備&テント泊 装備だと意外とキツかった印象です。苦笑
当初は上高地から涸沢なんて楽勝じゃんと思っていたんですけどね.....

娘さんはまだ８歳でしたっけ？！
まだまだ子連れで登山を楽しめて羨ましい限りです。
息子が小学３〜4年の頃は本当素直にどこでもついてきてくれたんですけどね.....
いまでは.....苦笑

僕は子連れ登山最終年度を噛み締めて、
この一年で登山子離れを成し遂げようと思っています。

それではお互い安全登山で！