荒地山と目印の奇岩たち(阪急芦屋川⇒立烏帽子、フィンガーマジック、黒岩、プロペラ岩)【兵庫県、六甲】


- GPS
- 03:46
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 708m
- 下り
- 687m
コースタイム
芦屋川St. 14:26 - 高座滝 14:48 - 荒地山第二堰堤 15:10 - 奥高座滝 15:20 - 「C-4」 15:25
- キャッスルウォール基部 15:28 - 尾根道 15:38 - 「D-8」の先の分岐 15:40/46
- ブラックフェース基部 15:50 - 甲南登山会プレート 15:54 - プロペラ・立烏帽子分岐(A) 15:57
- 立烏帽子 16:07/09 - 尾根道 16:12 -(戻って…)- フィンガーマジック 16:18 - 尾根道 16:20
- 頂上手前の分岐 16:28 - 荒地山 16:31 - プロペラ岩への道の分岐(B) 16:34 - 黒岩 16:35/36
- (B) 16:37 - 休憩 16:40/44 - プロペラ岩 16:47 - 立烏帽子 16:57 - (A) 17:02 - プロペラ岩 17:10
- (A) 17:18 - 「C-4」 17:25 - キャッスルウォール手前 17:26 - 奥高座滝手前標識 17:28
- 荒地山第二堰堤 17:32 - 高座滝 17:50 - 芦屋川St. 18:09
●行動時間 3:43
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(自宅) - (最寄り駅) =<阪急電車>= (芦屋川) - 奥高座滝、立烏帽子、フィンガーマジック、荒地山、プロペラ岩 - (芦屋川) =<阪急電車>= (最寄り駅) - (自宅) ●アクセス ○阪急「芦屋川駅」から高座滝 ・阪急芦屋川駅を出ると、芦屋川の右岸。そのまま右岸を川沿いに上る。やがて、川沿いではなく、二本目の登り坂に進むよう標識が現れる。それを道なりに進むうちに、また「高座滝」を示す標識が現れるので、その標識通りに奥へ奥へと進む。その最奥地が高座滝 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 <芦屋川〜奥高座滝〜荒地山> ・奥高座コースのメインルート。最近標識整備がされるようになった。 ・ところが標識は荒地山頂上まで届いていない。その上、荒地山からの下り入口にあった赤ペンキは塗り消されている ・とはいえ多数現れる分岐を、もっともありがちな方向へ進み続けると頂上にたどり着ける ・奥高座滝からその上部にある「C-4」までの間は、どこから登るべきなのかが頑迷。左右の滝の真ん中からか、向かって右の滝の左岸を上るか <キャッスルウォール基部〜尾根道> ・キャッスルウォールに向かって左手に巻道がある。紛れは少ない一本道 <尾根道〜ブラックフェース基部〜C-4> ・標識「D-8」から尾根道を数十メートル登ると赤土道の曲がり角からカーブの外側へと分かれる道がある。それをたどると、ブラックフェースの基部に出る ・基部を(ブラックフェースに向かって)右手から左手へと進み再び藪に入るところで「C-4」への下降道と、プロペラ道や立烏帽子等への登りとの分岐点。分岐の上昇側の大きな石をよく見ると「プロペラ岩」と書いてある ・C-4への下降は紛れは少ない <ブラックフェース基部〜立烏帽子〜尾根道> ・途中でプロペラ岩への道を左手に分ける以外は、岩であれ砂であれ踏み跡をたどって登る ・立烏帽子は巨大な岩。上側から見ると、巨石が絶壁に投げ出されようとしているように見える ・立て烏帽子からまっすぐ登ると尾根道まではすぐ。フィンガーマジックは立烏帽子から尾根に向けてやや登り、ほぼその岩と高さが釣り合いと思える所にその岩へと続く踏み跡が確認できるはず ・立烏帽子からすぐに左手(=上を向いて、左手)へと進むとアップダウンを繰り返してプロペラ岩へと続いている <ブラックフェース基部〜プロペラ岩〜黒松の尾根、立烏帽子〜プロペラ岩> ・ブラックフェースの基部から左手に進み、そこで石に書かれた「プロペラ岩」をたどると、やがて立烏帽子への登りとプロペラ岩への道とに分かれる ・分岐以降は、谷筋を渡るためのアップダウンが続き、登り切ったらプロペラ岩 ・登り最後に苔むした大岩が現れる。プロペラ岩側から来ると、この大岩を巻くように進む踏み跡も気になる。そちらへ進んでしまうと立烏帽子 ●買う、食べる ・芦屋川にかぎらず、街中には飲食店、コンビニ等多数あり ●日帰り温泉 ・森温泉とかがよく知られているようだが、「○○温泉」を名乗る銭湯は結構ある |
写真
感想
荒地山の懐には迷宮のように小道がはりめぐらされている。しかも、目印や標識も乏しいことから、なかなか道を把握することもできない。そんな中でも再々訪問すれば、ある程度は様相がはっきりしてくる。前回までの踏査で粗方把握したつもりではあったが、他の皆様の記録を見ていると、名のついた場所はまだまだ多数あるようだ。
今回は荒地山南面の目印となっている巨岩を一周するつもりで臨んだ。
なお、今回は、Hornliさんの記録(たとえば、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143746.html
)を全面的に参考にした。
奥高座滝を過ぎ、久々に滝間の急崖を登る。上部に出たところで、本日唯一の別の登山者とのすれ違い。先に進み「C-4」を確認し、引き返すようにキャッスルウォールへ。キャッスルウォールの左側にある巻道へ。上部の荒地山尾根道からブラックフェースへの下降を試みる。
ところが岩梯子に着いてしまう。引き返すと「D-8」が見えた。その標識を確認し、再び登り側へ程なくカーブの外側への分岐を発見。踏み跡は結構しっかりしており、程なくブラックフェースの基部に到着。
基部を通り過ぎ左手の藪に入るところで、「C-4」からの登路と合流。石に書かれた“プロペラ岩”の文字を確認しつつ、進む。しばらくで「甲南山岳会のプレート」。その先でプロペラ岩方面と立烏帽子方面との分岐。石には「プロペラ岩」方面のみが書かれている。
書かれていない立烏帽子は上方であることははっきりしているので、上方へ進む。途中にも目につく大岩があるものの、黙々と進むとやがて、特徴的な大岩。大岩が大岩の上に乗っているようだ。後ろから見ると、大岩がジャンプ台から飛び出すようだ。
そこから斜面を背にして右側に目を移すとフィンガーマジックと呼ばれる大岩が見える。しかしどこから行くのかがよく分からない。ちょっとずつ高度を上げていくのだが、あっという間に荒地山尾根道にぶつかってしまう。戻りながらフィンガーマジックへの分岐を探す。ほぼ、その岩と高度が釣り合うところで岩方面に入ると、たどり着くことができた。
戻って、荒地山経由で黒岩、プロペラ岩を目指す。
高座谷への下降路からプロペラ岩への分岐は比較的わかりやすい。その分岐を一旦やり過ごし、やや進んで黒岩。黒岩からの眺望を楽しみ、戻ってプロペラ岩へ。
プロペラ岩の、これまた特徴的な様相を見つつ、先へ。最初下り、岩を巻きながら進むがどうも高度を上げすぎである。妙だとは思いつつも踏み跡を進むと、なんと立烏帽子に到着。
仕方がないので、先ほどの「プロペラ岩・立烏帽子分岐」まで下降しプロペラ岩方面に進んでみる。谷筋に緩く下降した後、沢筋の岩組を登る。やがて、見覚えのある岩に出くわす。先ほど巻いた岩を下れば正解だったようだ。
帰りは、「C-4」まで下り、キャッスル基部までの間にある下り道を使い、高座谷へ。
かつて通った道も含め、ようやくこの界隈は概ね明確になったようだ。
でもまだ“サンデーモーニング”とかいろいろあるようだけど…。
こんにちは、Hornliです。
記録を参考にしていただいてありがとうございます。
荒地山は行く度に新しいルートが見つかりますね!
これからもこの界隈はちょろちょろしようと思います。
Hornliさま、こんにちは。
今回はお世話になりました。
この一帯はコースと地点が分かりにくいのが難点ですね。
分かりにくいけれど狭いエリアなので、かくれんぼを楽しむ気分でしょうか。
私もまだまだ歩き回るつもりで寸ので、今後もよろしくお願いします。
by otoh
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