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Yamareco

記録ID: 183755
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

荒地山と目印の奇岩たち(阪急芦屋川⇒立烏帽子、フィンガーマジック、黒岩、プロペラ岩)【兵庫県、六甲】

2012年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:46
距離
8.2km
登り
708m
下り
687m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●コースタイム
芦屋川St. 14:26 - 高座滝 14:48 - 荒地山第二堰堤 15:10 - 奥高座滝 15:20 - 「C-4」 15:25
- キャッスルウォール基部 15:28 - 尾根道 15:38 - 「D-8」の先の分岐 15:40/46
- ブラックフェース基部 15:50 - 甲南登山会プレート 15:54 - プロペラ・立烏帽子分岐(A) 15:57
- 立烏帽子 16:07/09 - 尾根道 16:12 -(戻って…)- フィンガーマジック 16:18 - 尾根道 16:20
- 頂上手前の分岐 16:28 - 荒地山 16:31 - プロペラ岩への道の分岐(B) 16:34 - 黒岩 16:35/36
- (B) 16:37 - 休憩 16:40/44 - プロペラ岩 16:47 - 立烏帽子 16:57 - (A) 17:02 - プロペラ岩 17:10
- (A) 17:18 - 「C-4」 17:25 - キャッスルウォール手前 17:26 - 奥高座滝手前標識 17:28
- 荒地山第二堰堤 17:32 - 高座滝 17:50 - 芦屋川St. 18:09


●行動時間 3:43
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
●今日の移動
(自宅) - (最寄り駅) =<阪急電車>= (芦屋川) - 奥高座滝、立烏帽子、フィンガーマジック、荒地山、プロペラ岩 - (芦屋川) =<阪急電車>= (最寄り駅) - (自宅)

●アクセス
○阪急「芦屋川駅」から高座滝
・阪急芦屋川駅を出ると、芦屋川の右岸。そのまま右岸を川沿いに上る。やがて、川沿いではなく、二本目の登り坂に進むよう標識が現れる。それを道なりに進むうちに、また「高座滝」を示す標識が現れるので、その標識通りに奥へ奥へと進む。その最奥地が高座滝
コース状況/
危険箇所等
●コース状況
<芦屋川〜奥高座滝〜荒地山>
・奥高座コースのメインルート。最近標識整備がされるようになった。
・ところが標識は荒地山頂上まで届いていない。その上、荒地山からの下り入口にあった赤ペンキは塗り消されている
・とはいえ多数現れる分岐を、もっともありがちな方向へ進み続けると頂上にたどり着ける
・奥高座滝からその上部にある「C-4」までの間は、どこから登るべきなのかが頑迷。左右の滝の真ん中からか、向かって右の滝の左岸を上るか

<キャッスルウォール基部〜尾根道>
・キャッスルウォールに向かって左手に巻道がある。紛れは少ない一本道

<尾根道〜ブラックフェース基部〜C-4>
・標識「D-8」から尾根道を数十メートル登ると赤土道の曲がり角からカーブの外側へと分かれる道がある。それをたどると、ブラックフェースの基部に出る
・基部を(ブラックフェースに向かって)右手から左手へと進み再び藪に入るところで「C-4」への下降道と、プロペラ道や立烏帽子等への登りとの分岐点。分岐の上昇側の大きな石をよく見ると「プロペラ岩」と書いてある
・C-4への下降は紛れは少ない

<ブラックフェース基部〜立烏帽子〜尾根道>
・途中でプロペラ岩への道を左手に分ける以外は、岩であれ砂であれ踏み跡をたどって登る
・立烏帽子は巨大な岩。上側から見ると、巨石が絶壁に投げ出されようとしているように見える
・立て烏帽子からまっすぐ登ると尾根道まではすぐ。フィンガーマジックは立烏帽子から尾根に向けてやや登り、ほぼその岩と高さが釣り合いと思える所にその岩へと続く踏み跡が確認できるはず
・立烏帽子からすぐに左手(=上を向いて、左手)へと進むとアップダウンを繰り返してプロペラ岩へと続いている

<ブラックフェース基部〜プロペラ岩〜黒松の尾根、立烏帽子〜プロペラ岩>
・ブラックフェースの基部から左手に進み、そこで石に書かれた「プロペラ岩」をたどると、やがて立烏帽子への登りとプロペラ岩への道とに分かれる
・分岐以降は、谷筋を渡るためのアップダウンが続き、登り切ったらプロペラ岩
・登り最後に苔むした大岩が現れる。プロペラ岩側から来ると、この大岩を巻くように進む踏み跡も気になる。そちらへ進んでしまうと立烏帽子


●買う、食べる
・芦屋川にかぎらず、街中には飲食店、コンビニ等多数あり

●日帰り温泉
・森温泉とかがよく知られているようだが、「○○温泉」を名乗る銭湯は結構ある

荒地山界隈の図。2011.10.2(=水色)、2010.11.14(=紫色)のルートも載せてみると、結構解明できました
2
荒地山界隈の図。2011.10.2(=水色)、2010.11.14(=紫色)のルートも載せてみると、結構解明できました
阪急神戸線「芦屋川駅」
2012年04月21日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 14:26
阪急神戸線「芦屋川駅」
高座の滝
2012年04月21日 14:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 14:48
高座の滝
高座谷コースから荒地山尾根道への短絡路のひとつがここ「C-2」で分岐している
2012年04月21日 15:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:03
高座谷コースから荒地山尾根道への短絡路のひとつがここ「C-2」で分岐している
荒地山第2堰堤。ここまでは、おなじみ
2012年04月21日 15:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:10
荒地山第2堰堤。ここまでは、おなじみ
第2堰堤背後に降り、上流側の岩だらけの谷筋に入る
2012年04月21日 15:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:12
第2堰堤背後に降り、上流側の岩だらけの谷筋に入る
まず、キャッスルウォールへの分岐を示す標識が現れる。今回は奥高座滝を登るつもりなので、更に谷筋を進む
2012年04月21日 15:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:14
まず、キャッスルウォールへの分岐を示す標識が現れる。今回は奥高座滝を登るつもりなので、更に谷筋を進む
谷筋が右手に緩やかに回り込み、そこに奥高座滝がある。おそらく右の滝も左の滝も奥高座滝と思う。登る場合は、たとえば両滝の間から登る
2012年04月21日 15:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 15:20
谷筋が右手に緩やかに回り込み、そこに奥高座滝がある。おそらく右の滝も左の滝も奥高座滝と思う。登る場合は、たとえば両滝の間から登る
滝上まで進むと、進入禁止ロープ。確かに、下降は危険度が高い。キャッスルウォール基部などを迂回すれば降りられる
2012年04月21日 15:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 15:24
滝上まで進むと、進入禁止ロープ。確かに、下降は危険度が高い。キャッスルウォール基部などを迂回すれば降りられる
写真が悪いが、真ん中に「C-4」。ここからブラックフェース基部に直登できる。ただし今回は、キャッスルウォール基部へトラバース
2012年04月21日 15:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:25
写真が悪いが、真ん中に「C-4」。ここからブラックフェース基部に直登できる。ただし今回は、キャッスルウォール基部へトラバース
キャッスルウォール基部に到着。ここから面に向かって左手にある巻道を上る
2012年04月21日 15:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:28
キャッスルウォール基部に到着。ここから面に向かって左手にある巻道を上る
こんな印も時折見かける
2012年04月21日 15:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:29
こんな印も時折見かける
荒地山尾根道に到着。当然、左手(山頂方向)に進む
2012年04月21日 15:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:38
荒地山尾根道に到着。当然、左手(山頂方向)に進む
岩梯子まで来てしまった。引き返す
2012年04月21日 15:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:41
岩梯子まで来てしまった。引き返す
目印とされる「D-8」。山頂向きに登っていると、右手に掲げられていたが、さっきは見落とした
2012年04月21日 15:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:46
目印とされる「D-8」。山頂向きに登っていると、右手に掲げられていたが、さっきは見落とした
「D-8」から再び登り向きに進み、数十mで分岐を発見。分かりにくいが、山頂へのルートの屈折点から外に向けて分岐がある
2012年04月21日 15:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 15:46
「D-8」から再び登り向きに進み、数十mで分岐を発見。分かりにくいが、山頂へのルートの屈折点から外に向けて分岐がある
踏み跡をたどると、程なくブラックフェース基部に到着
2012年04月21日 15:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:50
踏み跡をたどると、程なくブラックフェース基部に到着
基部下を(面に向かって)右から左へと進むと「C-4」からの登路に合流。右手を見ると登路の中央に大きな石。その石にはうすく「プロペラ岩」と書かれている
2012年04月21日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:52
基部下を(面に向かって)右から左へと進むと「C-4」からの登路に合流。右手を見ると登路の中央に大きな石。その石にはうすく「プロペラ岩」と書かれている
暫く進むと「甲南登山会のプレート」。写真に見えるものの右手にもある
2012年04月21日 15:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:54
暫く進むと「甲南登山会のプレート」。写真に見えるものの右手にもある
写真1の図中に写真(B)と示している位置にて。プロペラ岩方面と立烏帽子方面との分岐点。手前の石には「プロペラ岩」と書かれている。今は立て烏帽子方面(写真右)へ進む
2012年04月21日 15:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:57
写真1の図中に写真(B)と示している位置にて。プロペラ岩方面と立烏帽子方面との分岐点。手前の石には「プロペラ岩」と書かれている。今は立て烏帽子方面(写真右)へ進む
分岐点からの眺望。ヤマザクラも海も
2012年04月21日 15:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 15:58
分岐点からの眺望。ヤマザクラも海も
立て烏帽子への登り。途中の大岩。この岩の右手へと進む
2012年04月21日 16:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:05
立て烏帽子への登り。途中の大岩。この岩の右手へと進む
立烏帽子。落ちそうで落ちない
2012年04月21日 16:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 16:07
立烏帽子。落ちそうで落ちない
立烏帽子から眺望。写真中央やや右寄りにはプロペラ岩、中央から稜線上に目を移し、やや左には黒岩
2012年04月21日 16:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:08
立烏帽子から眺望。写真中央やや右寄りにはプロペラ岩、中央から稜線上に目を移し、やや左には黒岩
立烏帽子を後から。大岩がジャンプ台から飛び出すところのようだ
2012年04月21日 16:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:09
立烏帽子を後から。大岩がジャンプ台から飛び出すところのようだ
立て烏帽子からは、わずかな登りで荒地山尾根道。その分岐点の目印
2012年04月21日 16:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:12
立て烏帽子からは、わずかな登りで荒地山尾根道。その分岐点の目印
戻ってフィンガーマジック。これも巨石。溝がある
2012年04月21日 16:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 16:18
戻ってフィンガーマジック。これも巨石。溝がある
溝を登って振り返ると、目立たない岩のほうには指があるように見える握った指4本分のよう
2012年04月21日 16:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:19
溝を登って振り返ると、目立たない岩のほうには指があるように見える握った指4本分のよう
ここから対面を見る。黒岩は見えるが、プロペラ岩が見えない
2012年04月21日 16:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 16:20
ここから対面を見る。黒岩は見えるが、プロペラ岩が見えない
荒地山尾根道を登って料金所からの道と合流
2012年04月21日 16:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:28
荒地山尾根道を登って料金所からの道と合流
荒地山山頂。高座谷での標識整備とは裏腹に、ここから高座谷への下降点は印が消されている
2012年04月21日 16:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:31
荒地山山頂。高座谷での標識整備とは裏腹に、ここから高座谷への下降点は印が消されている
高座谷に向けて降りる途中から、プロペラ岩へ分岐。黒岩からは近い
2012年04月21日 16:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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4/21 16:34
高座谷に向けて降りる途中から、プロペラ岩へ分岐。黒岩からは近い
黒岩からの眺望。さっき登った立烏帽子やフィンガーマジックが見えている
2012年04月21日 16:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:36
黒岩からの眺望。さっき登った立烏帽子やフィンガーマジックが見えている
プロペラ岩への途中にて。人工の落石止めがこんな所にも設置されている
2012年04月21日 16:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:38
プロペラ岩への途中にて。人工の落石止めがこんな所にも設置されている
途中、眺望の良い岩組の上で休憩。ここにも名前があるのでしょうか
2012年04月21日 16:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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途中、眺望の良い岩組の上で休憩。ここにも名前があるのでしょうか
プロペラ岩。今回は登らず
2012年04月21日 16:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:47
プロペラ岩。今回は登らず
立烏帽子への途中からプロペラ岩
2012年04月21日 16:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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立烏帽子への途中からプロペラ岩
立烏帽子に出た。ずいぶん意想外の所に出てしまった
2012年04月21日 16:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 16:57
立烏帽子に出た。ずいぶん意想外の所に出てしまった
写真1の図中に写真(A)と示している位置にて。分岐(写真(B))まで下降し、プロペラ岩を目指してみる。殆どプロペラ岩直下というところで、先ほど見覚えのある石。さっきはここを回り込むように、右手に上がった。しかし今回は左下方から現れた
2012年04月21日 17:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:13
写真1の図中に写真(A)と示している位置にて。分岐(写真(B))まで下降し、プロペラ岩を目指してみる。殆どプロペラ岩直下というところで、先ほど見覚えのある石。さっきはここを回り込むように、右手に上がった。しかし今回は左下方から現れた
再び、写真1の図中に写真(B)と示している写真。ここを通るのは本日3回目
2012年04月21日 17:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:18
再び、写真1の図中に写真(B)と示している写真。ここを通るのは本日3回目
「C-4」からキャッスルウォール基部に向かい、途中から奥高座滝に向けて下降。すると、奥高座滝手前の標識の裏手に顔を出した
2012年04月21日 17:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:28
「C-4」からキャッスルウォール基部に向かい、途中から奥高座滝に向けて下降。すると、奥高座滝手前の標識の裏手に顔を出した
荒地山第2堰堤上の分岐
2012年04月21日 17:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:32
荒地山第2堰堤上の分岐
通称イノシシ村。しかし、餌はやらないでほしい
2012年04月21日 17:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:49
通称イノシシ村。しかし、餌はやらないでほしい
兵庫登山会設置の案内板。兵庫登山会の新たな看板は珍しい気がする
2012年04月21日 17:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4/21 17:51
兵庫登山会設置の案内板。兵庫登山会の新たな看板は珍しい気がする
撮影機器:

感想

荒地山の懐には迷宮のように小道がはりめぐらされている。しかも、目印や標識も乏しいことから、なかなか道を把握することもできない。そんな中でも再々訪問すれば、ある程度は様相がはっきりしてくる。前回までの踏査で粗方把握したつもりではあったが、他の皆様の記録を見ていると、名のついた場所はまだまだ多数あるようだ。
今回は荒地山南面の目印となっている巨岩を一周するつもりで臨んだ。
なお、今回は、Hornliさんの記録(たとえば、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143746.html
)を全面的に参考にした。

奥高座滝を過ぎ、久々に滝間の急崖を登る。上部に出たところで、本日唯一の別の登山者とのすれ違い。先に進み「C-4」を確認し、引き返すようにキャッスルウォールへ。キャッスルウォールの左側にある巻道へ。上部の荒地山尾根道からブラックフェースへの下降を試みる。
ところが岩梯子に着いてしまう。引き返すと「D-8」が見えた。その標識を確認し、再び登り側へ程なくカーブの外側への分岐を発見。踏み跡は結構しっかりしており、程なくブラックフェースの基部に到着。
基部を通り過ぎ左手の藪に入るところで、「C-4」からの登路と合流。石に書かれた“プロペラ岩”の文字を確認しつつ、進む。しばらくで「甲南山岳会のプレート」。その先でプロペラ岩方面と立烏帽子方面との分岐。石には「プロペラ岩」方面のみが書かれている。
 書かれていない立烏帽子は上方であることははっきりしているので、上方へ進む。途中にも目につく大岩があるものの、黙々と進むとやがて、特徴的な大岩。大岩が大岩の上に乗っているようだ。後ろから見ると、大岩がジャンプ台から飛び出すようだ。
そこから斜面を背にして右側に目を移すとフィンガーマジックと呼ばれる大岩が見える。しかしどこから行くのかがよく分からない。ちょっとずつ高度を上げていくのだが、あっという間に荒地山尾根道にぶつかってしまう。戻りながらフィンガーマジックへの分岐を探す。ほぼ、その岩と高度が釣り合うところで岩方面に入ると、たどり着くことができた。
 戻って、荒地山経由で黒岩、プロペラ岩を目指す。
高座谷への下降路からプロペラ岩への分岐は比較的わかりやすい。その分岐を一旦やり過ごし、やや進んで黒岩。黒岩からの眺望を楽しみ、戻ってプロペラ岩へ。
 プロペラ岩の、これまた特徴的な様相を見つつ、先へ。最初下り、岩を巻きながら進むがどうも高度を上げすぎである。妙だとは思いつつも踏み跡を進むと、なんと立烏帽子に到着。
仕方がないので、先ほどの「プロペラ岩・立烏帽子分岐」まで下降しプロペラ岩方面に進んでみる。谷筋に緩く下降した後、沢筋の岩組を登る。やがて、見覚えのある岩に出くわす。先ほど巻いた岩を下れば正解だったようだ。
 帰りは、「C-4」まで下り、キャッスル基部までの間にある下り道を使い、高座谷へ。
かつて通った道も含め、ようやくこの界隈は概ね明確になったようだ。
でもまだ“サンデーモーニング”とかいろいろあるようだけど…。

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コメント

荒地山
こんにちは、Hornliです。
記録を参考にしていただいてありがとうございます。
荒地山は行く度に新しいルートが見つかりますね!
これからもこの界隈はちょろちょろしようと思います。
2012/4/29 22:17
RE: 荒地山
Hornliさま、こんにちは。
今回はお世話になりました。
この一帯はコースと地点が分かりにくいのが難点ですね。
分かりにくいけれど狭いエリアなので、かくれんぼを楽しむ気分でしょうか。
私もまだまだ歩き回るつもりで寸ので、今後もよろしくお願いします。
by otoh
2012/4/30 10:43
プロフィール画像
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