ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1838413
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

花いっぱい、人いっぱいの伊吹山

2019年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:51
距離
14.0km
登り
1,303m
下り
1,288m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
2:46
合計
6:46
6:57
7:00
20
7:20
7:20
3
7:39
7:40
4
7:44
7:44
13
7:57
7:57
13
8:10
8:10
9
8:19
8:24
5
8:29
8:34
7
8:57
9:05
9
9:14
9:31
2
9:46
9:49
16
11:17
11:22
1
11:42
11:52
6
11:58
12:01
1
12:12
12:12
5
12:17
12:17
12
12:29
12:45
7
13:09
13:09
8
13:17
13:17
8
13:38
13:40
1
13:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は登山口周辺の民間駐車場を利用することになる。400円くらいが相場のようだ。トイレあり。登山靴を洗う水場あり。
登山口の入り口では登山協力金300円の徴収しているが任意であるため払っている人は目測で3割くらい(笑) 我々は払いましたよぉ。
コース状況/
危険箇所等
8合目の前後がオーバーユースなのか登山道が崩壊気味。浮き石を踏んでの転倒、落石の誘発に注意。
その他周辺情報 温泉ではないが伊吹山で採れた薬草を使用した薬湯に入ることができる「伊吹薬草の里文化センター(ジョイいぶき)」が近くにある。
登山口。左に見える建物で協力金を支払う。登山届もこちらへ。
1
登山口。左に見える建物で協力金を支払う。登山届もこちらへ。
舗装路から別れ登山道へ。
舗装路から別れ登山道へ。
最初は鬱蒼とした樹林帯。この日は泥濘気味で滑る滑る。
最初は鬱蒼とした樹林帯。この日は泥濘気味で滑る滑る。
ひろきち地蔵。山から地蔵を持ち帰ったひろきちさんは病気になってしまったそうな。
1
ひろきち地蔵。山から地蔵を持ち帰ったひろきちさんは病気になってしまったそうな。
一旦舗装路に出たところで1合目となる。この付近のレストハウスなどは営業しているようだ。
一旦舗装路に出たところで1合目となる。この付近のレストハウスなどは営業しているようだ。
スキー場跡地なのでいきなり眺めが良い。
スキー場跡地なのでいきなり眺めが良い。
間もなく2合目。
とにかく日当たりの良い登山道。
とにかく日当たりの良い登山道。
景色は良いが標高が低いうちにこれだと暑くて…。
1
景色は良いが標高が低いうちにこれだと暑くて…。
ここも鹿の食害かな?
ここも鹿の食害かな?
サクサク進んで三合目。このあたりから眼前に伊吹山が迫ってくる。
サクサク進んで三合目。このあたりから眼前に伊吹山が迫ってくる。
謎のコンクリートブロックがある4合目。謎っていうか、これ廃止されたリフトの基部だよね?
謎のコンクリートブロックがある4合目。謎っていうか、これ廃止されたリフトの基部だよね?
蕎麦焼酎〜雲海〜♪
2
蕎麦焼酎〜雲海〜♪
五合目! わりとあっさり半分登ってきた。
五合目! わりとあっさり半分登ってきた。
登山道の傍らに自販機というシュールな絵面。
しかも、こいつ、動いているぞ!?
2
登山道の傍らに自販機というシュールな絵面。
しかも、こいつ、動いているぞ!?
このあたりから登山道は斜度を増す。見晴らしがいいこともあって、まるで空に駆け上がっていくようだ。
1
このあたりから登山道は斜度を増す。見晴らしがいいこともあって、まるで空に駆け上がっていくようだ。
高度感もあり実際の標高より高く感じる。
1
高度感もあり実際の標高より高く感じる。
石造りのかわいらしい避難小屋。
1
石造りのかわいらしい避難小屋。
六合目!
斜度はマシマシ。もはや直登はできず登山道は大きくジグを描いていく。
2
斜度はマシマシ。もはや直登はできず登山道は大きくジグを描いていく。
7合目のポーズ!
自分が歩いてきた道のりが全て見える。
1
自分が歩いてきた道のりが全て見える。
山がのしかかってくるかのようだ。ここから山頂直下までが一番の難所だろうか。
山がのしかかってくるかのようだ。ここから山頂直下までが一番の難所だろうか。
岩場の上にお堂が建っているのが見える。行道岩というらしい。昔、ここを修業の場とした高僧がいるとのこと。
1
岩場の上にお堂が建っているのが見える。行道岩というらしい。昔、ここを修業の場とした高僧がいるとのこと。
少し荒れ気味の登山道。路肩が崩壊している箇所が所々ある。
少し荒れ気味の登山道。路肩が崩壊している箇所が所々ある。
8合目〜、ウキキ!
8合目〜、ウキキ!
8合目上部の急坂が最後の難所。
踏ん張りどころだ。
8合目上部の急坂が最後の難所。
踏ん張りどころだ。
手掛岩という岩らしい。出家して行に入った夫を追って山に登った妻が神々の逆鱗に触れ吹き飛ばされようとしたとき、最後までこの岩に手をかけて抵抗した…とのこと。その時の爪痕が今でも残っているとかいないとか。なんかこう…救われない話だ。
1
手掛岩という岩らしい。出家して行に入った夫を追って山に登った妻が神々の逆鱗に触れ吹き飛ばされようとしたとき、最後までこの岩に手をかけて抵抗した…とのこと。その時の爪痕が今でも残っているとかいないとか。なんかこう…救われない話だ。
急坂を登りきると思いの外広い空間が広がった。山頂付近は平らな空間が広がっているようだ。
急坂を登りきると思いの外広い空間が広がった。山頂付近は平らな空間が広がっているようだ。
この台地上の山頂を数本の遊歩道が環を描いてつながっている。
一息に山頂に行くのもいいが、ちょっと寄り道してみようか。
1
この台地上の山頂を数本の遊歩道が環を描いてつながっている。
一息に山頂に行くのもいいが、ちょっと寄り道してみようか。
展望台に立つと実際の標高以上に高度感のある景色が見られる。
1
展望台に立つと実際の標高以上に高度感のある景色が見られる。
市街地の向こうに広がる青い平面は琵琶湖だ。さすがに大きい。まるで海のように見える。
2
市街地の向こうに広がる青い平面は琵琶湖だ。さすがに大きい。まるで海のように見える。
足元では、まだまだ続々と登山者が登ってくる。
見ろ!人が蟻のようだ!
足元では、まだまだ続々と登山者が登ってくる。
見ろ!人が蟻のようだ!
西遊歩道に回ってみる。
西遊歩道に回ってみる。
山の北側にまわっていくと真っ白い山が見えてきた。
あれは白山か?
山の北側にまわっていくと真っ白い山が見えてきた。
あれは白山か?
西遊歩道の終点は向こうに見える駐車場なのだが…けっこう下るな…。せっかく登ってきたのに…。
西遊歩道の終点は向こうに見える駐車場なのだが…けっこう下るな…。せっかく登ってきたのに…。
行くか戻るか若干躊躇したが、結局下ってきてしまった。
行くか戻るか若干躊躇したが、結局下ってきてしまった。
ブーンというエンジン音を響かせながら荷揚げ用のモノレールが出発していく。いいな、あれ。面白そう。乗りたい。
ブーンというエンジン音を響かせながら荷揚げ用のモノレールが出発していく。いいな、あれ。面白そう。乗りたい。
そうは言っても乗せてくれるはずもなく…。我々は自分の足で山頂へ戻る。今度は中央コースだが、ここは階段がキツイ…。
そうは言っても乗せてくれるはずもなく…。我々は自分の足で山頂へ戻る。今度は中央コースだが、ここは階段がキツイ…。
腹が減ってきてパワーダウン。足が前に進まねぇ…。
腹が減ってきてパワーダウン。足が前に進まねぇ…。
ひぃひぃ言いながら山頂に戻ってきた。山頂にはお土産屋が立ち並ぶ。
ひぃひぃ言いながら山頂に戻ってきた。山頂にはお土産屋が立ち並ぶ。
自分の足で下から歩いてきた身としては、軽装の観光客だらけで興ざめなんだよなぁ…。
自分の足で下から歩いてきた身としては、軽装の観光客だらけで興ざめなんだよなぁ…。
とはいえ、やはり歩いて登った達成感は抜群!
元気よく記念写真といきますか!
4
とはいえ、やはり歩いて登った達成感は抜群!
元気よく記念写真といきますか!
一部でブサ○クなどとディスられている大和武尊像。まぁ、確かに…ちょっとアレかな?
1
一部でブサ○クなどとディスられている大和武尊像。まぁ、確かに…ちょっとアレかな?
三角点もゲット!
3
三角点もゲット!
他にも山頂にはいろんな物がある。
他にも山頂にはいろんな物がある。
東側の山麓を眺める。
東側の山麓を眺める。
このずっと向こうには名古屋あたりの都市圏が広がっているはず。
このずっと向こうには名古屋あたりの都市圏が広がっているはず。
登山バッチもゲットできて満足したので下山の途につきます。
登山バッチもゲットできて満足したので下山の途につきます。
午前中の霞も晴れて下界の景色もくっきりはっきり。
午前中の霞も晴れて下界の景色もくっきりはっきり。
転げ落ちそうな急な下りだが、案外歩きやすくガンガンスピードを上げて駆け下った。5合目までわずか40分。登りはあんなに苦労したというのに。
転げ落ちそうな急な下りだが、案外歩きやすくガンガンスピードを上げて駆け下った。5合目までわずか40分。登りはあんなに苦労したというのに。
三合目周辺は脇道が縦横に走っていて野草の観察ができるようになっている。ツートンの強い希望で寄り道。
三合目周辺は脇道が縦横に走っていて野草の観察ができるようになっている。ツートンの強い希望で寄り道。
スキー場は廃止されて久しいが、一応周辺の整備はされているようだ。
1
スキー場は廃止されて久しいが、一応周辺の整備はされているようだ。
大和武尊遭難碑。
1
大和武尊遭難碑。
ゴンドラ跡地。おや、あの狂気を孕んだ目をしたウサギは見覚えが…。
ゴンドラ跡地。おや、あの狂気を孕んだ目をしたウサギは見覚えが…。
ホテルの廃墟。
チケット売り場の廃墟。ガイドマップによるとこの後ろにも遊歩道が続いており、最後は登山道に合流できるようだ。
チケット売り場の廃墟。ガイドマップによるとこの後ろにも遊歩道が続いており、最後は登山道に合流できるようだ。
せっかくなので違う道を歩いてみようか。
せっかくなので違う道を歩いてみようか。
パラグライダーの離陸場に出たが、道は行き止まりになってしまった…。困ってウロウロしているとパラグライダーのパイロットが道を教えてくれた。
パラグライダーの離陸場に出たが、道は行き止まりになってしまった…。困ってウロウロしているとパラグライダーのパイロットが道を教えてくれた。
正確には「道の跡」であろうか。数年前から刈払されなくなり藪化しているので。ここはダニが多いらしく「注意してね」と言われたが…。
正確には「道の跡」であろうか。数年前から刈払されなくなり藪化しているので。ここはダニが多いらしく「注意してね」と言われたが…。
無事に登山道に復帰できたが、とても人様にはお勧めできません…。
無事に登山道に復帰できたが、とても人様にはお勧めできません…。
一合目が見えてきた。早く風呂に入ってダニーさんチェックをしたいと駆け下っていくツートン。
一合目が見えてきた。早く風呂に入ってダニーさんチェックをしたいと駆け下っていくツートン。
無事下山!

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

日本百名山の一つ、伊吹山に登ってきた。
この山については知り合いが「せっかく山頂についても車で登ってきた人だらけでがっかりする」「日当たりが良すぎて暑い」「登山道が冗長で飽きる」などと散々こき下ろし「だから積雪期に行ったほうがいいよぉ」などと我々には難しい事を言っていたので(笑)果たしてどうかなぁと思いながら登ったのだが、一言で言って存外良い山だった。
終始眺望が良く、花も多く、眺望派の私と花派のツートンの両方を満足させたというのが好印象のポイントだっただろうか。あと、意外にもしっかり下から登る人が多く、山頂も8割がた登山者で占められていて「車で登ってきた人だらけ」ということもなかったし、温度もそこまで暑くなかったし…といった好条件に恵まれたこともあるだろうか。
登山から話は逸れるが、メインの登山道を外れて脇道に入ると伊吹山の問題点も見えてくる。かつてのスキー場の残骸があちこちに散らばり、景観を悪くしているのだ。鹿の食害などで植物にも悪影響が出ているようだし、ここ数年が環境保全の正念場だろうかと思う。任意とはいえ、登山協力金を徴収しているのだから環境整備は頑張ってもらいたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:586人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
伊吹山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら