雛岳 ワイワイガヤガヤ楽しく春山スキー


- GPS
- 05:14
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 637m
- 下り
- 626m
コースタイム
07:56 箒場 登山口
08:27 標高700m
09:00 標高800m
09:20 標高900m
09:37 標高1000m
10:02 標高1100m
10:16 標高1200m
10:43 雛岳山頂
10:52 標高1220m
昼食・休憩
11:43 滑走開始
11:44 標高1200m
11:46 標高1100m
12:00 標高1000m
12:03 標高900m
12:16 標高800m
20分ほど休憩
12:42 標高700m
12:54 箒場 登山口
12:57 田代平駐車場 到着
天候 | 晴れのち高曇りでマズマズの天気 雛岳の南側と山頂付近は少し強めの風(おそらく12〜3m/s程度かな) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【 ルート図とコースタイムは、高田大岳との鞍部より登ったチームのものです 】 ※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要になります。 ※ 田代平駐車場には公衆トイレがあります。 ※ 今回のルート中、雛岳山頂付近と山頂直下の南西側斜面には雪がありません。 他はまだまだタップリの雪が残っています。 ※ 雛岳山頂直下の南西側斜面は、山頂からの距離にして4〜50m程度の藪漕ぎでした。 最初は背丈くらいの薄めの藪が少しで、その後は膝丈程度のハイマツですので、 スキーをザックに縛り付けるなどの対処が必要になります。 ※ 滑走斜面雪の状態は、すっかり春山の雰囲気ですが、山頂から100m程度下がると少々引っ掛かりが気になりだします。 ※ 下山後の付近にある温泉は、「八甲田温泉」と「みちのく深沢温泉」があります。 |
写真
感想
今回の山行は、前日に行われた山岳同人の総会に続く山行です。
総会は八甲田温泉で行われ、大広間を貸し切って食事と寝具を持ち込みでするという、山岳同人ならではの総会スタイルです。
総会は夕方の5時から始まりましたが、私は去年に引き続き仕事で大幅に遅れて参加となりました。
何故か不思議と仕事になってしまう・・・普段の行いかな (^^ゞ
夜の9時過ぎに一人で寝具などの荷物を抱えて会場に入ると、既にいい感じで出来上がってる人達の視線がビシバシ刺さります (笑)
これはタマランと思い、会費を払って速攻で温泉に逃げ込みましたが、温泉から戻っても忘れられていませんでした・・・
「それでは3分の持ち時間で挨拶をどうぞ〜」だそうです、いやはや参りました (;^。^A アセアセ…
照れ隠しに一人の先輩会員さんをダシに使って挨拶をしましたが (爆)
どうもアノ雰囲気は苦手ですねぇ。。。
挨拶の後は皆さんと楽しくお喋りに入り込み、チラホラと寝に入る人を横目に、去年に引き続き日付が変わるまでコソコソと騒いでしまいました。
朝の5時を過ぎると山屋の朝が始まりますが、私は気配には気付くけど体は無反応 (笑)
しかし、広間のホボ中央に寝床を確保してしまったので、延々とは寝ていられませんでした (^^ゞ
なんとか眠くアルコールに浸された重い体を動かし、モゾモゾと朝の身支度をしました。
朝食は各自持参した物を食べたり前夜の残りを食べ、その後 皆で大広間の掃除と整理整頓をして宿を後にしました。
用事がある人は家に帰り、山に行く人は田代平の駐車場へとゾロゾロと各自車の移動を始め、田代平の駐車場から今回の山行がスタートです。
駐車場で出発準備をして箒場の茶屋まで少し歩きます。
道路の雪は消えてしまっていますが、道路の両脇には高さ2m以上の雪が残っていました。
茶屋の脇には雪壁を崩して階段が作ってあり、そこを登ってからいよいよスキーなどを履きます。
そこで人数を数えると19名、これが今回の山行人数と判断して雛岳山頂を目指す事にしました。
道路を歩いている時には少し風を感じていましたが、林の中に入ると風は感じれらなくなります。
天気もマズマズ、春の湿った雪の上を順調に歩いていくと、どんどん暑くなり汗が流れてきました。
随所で細かな休憩をとりながら、アウターを脱いだり水分の補給をしながら進んでいき、雛岳の北西側の尾根にぶつかったところで、南側の鞍部に回り込んで登る人と、尾根を直登する人の二手に分かれました。
私は1月に尾根を一人で直登したので、まだ歩いたことがない鞍部に回り込む方に向かいました。
尾根からはチョットした斜面を、南側までジワジワ登りながらトラバースしていきます。
これがなかなかジワジワと疲れるんですね・・・アルコールが抜けきっていない体には応えました (~_~;)
でも景色は最高で、普段見る八甲田とは違った角度からの眺めは感動でした。
切り立った斜面や、滑ると楽しそうな大斜面、あそこは傾斜的に厳しそうだけど何とか滑られるか ? などと一人で妄想しながらヒーヒー歩いていきました。
雛岳の南西側に回り込んだところで山頂が見えました・・・・・が ! なんと山頂付近には雪がありません !
見えるのは深緑のハイマツがビッシリ (-_-;)
もっと東側に回り込んで登ろうかという話も出ましたが、なんせ沢登りでは藪漕ぎが当たり前の面々です、あっさりスキーを脱いでハイマツの藪漕ぎに進んで行きました (笑)
ハイマツ帯に出る前の10m程度が厳しかったですねぇ〜
背丈程度のダケカンバなどの中を割って入り込みますが、スキーを背負ってもザックに縛り付けてもスキーの上下とビンディングが引っ掛かりまくり。。。
そこをなんとか抜けてハイマツ帯に出ると、膝丈くらいのハイマツですがナカナカの密生具合でした。
おかげでズボンがガシャガシャのシャビシャビ (笑)
なかには新しいカッパに穴をあけてしまった人がいたそうです。
今年も藪とは縁が切れない山岳同人のようですね (爆)
なんとか藪を漕ぎこぎ山頂に到着すると、尾根の直登組もホボ同時に山頂に到着しました。
山頂はさすがに少し強めの風がありましたが、しばし山頂からの景色を味わい、その後で風が弱まる所まで少し下がり、風避けの雪壁とテーブルを雪を掘って作り、みんなでノンビリ昼食を楽しみました。
昼食のあとはイヨイヨお楽しみの滑走の開始〜っ !
山頂の北側に広がる大斜面がメンバーを待っていました。
斜度は30度チョイといった感じでしょうか、雪はシャビシャビ(笑)ですがナカナカ滑る雪です。
メンバーそれぞれが喜びの雄叫びや、中には悲鳴、また中には声も出ないような大斜面だったようですが (爆)
あっと言う間にキレイな大斜面に、思い思いのシュプールを残して楽しみました。
大斜面の中盤以降は雪に引っ掛かりが出始めましたが、それほど滑りには影響はなく、途中で北西側の尾根方面に進路を変えて、後半はブナ林の中をノンビリ滑り箒場に戻りました。
今回の山行の様子では、八甲田はまだまだスキーが楽しめるようです。
これからは吹雪くこともなくなると思いますので (笑)
残された春スキーを出来るだけたくさん楽しみたいですね ♪
と言ってみても、ちょっと連休にかけて仕事が忙しいんですが。。。
ま、出来る範囲で仕事も遊びもがんばって楽しんでいきたいと思います。
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