小金沢連嶺（中部、すずらん昆虫館前〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜湯ノ沢峠〜ハマイバ丸〜米背負峠〜やまと天目山温泉）

2019年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,073m
• 下り: 1,444m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:50

8:42 すずらん昆虫館前
10:14 10:14 パノラマ岩
10:25 10:35 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
11:01 11:01 川胡桃沢ノ頭
11:25 11:25 黒岳
11:38 11:42 白谷丸
12:06 12:19 湯ノ沢峠
12:46 12:54 大蔵高丸
13:15 13:21 ハマイバ丸
13:47 13:47 天下石
14:00 14:00 米背負峠
14:32 14:32 米背負峠入口
15:32 やまと天目山温泉

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿 高尾0706 0803甲斐大和0810 0836すずらん昆虫館前（栄和交通 甲斐大和〜上日川峠線）
やまと天目山温泉1616 甲斐大和1642 1700大月1720 18xx新宿 （かいじ54号）

・天目山温泉からのバスは、栄和交通の甲斐大和行きと、甲州市営バスの塩山駅東口行きの2路線あります
・あずさとかいじでは、えきねっとチケットレスサービスが始まりましたが、結構便利です（あと6月くらいまで300円割引）
・どうも「休日おでかけパス」使用がベストだったっぽい
・中央道笹子、中央道甲斐大和からバスで帰る手段もあり

コース状況／危険箇所等

道
・よく踏まれているし、道標も多いので特になし。たおやかな山なので急峻さに由来する危険もなく。（小金沢連嶺は比較的人が少ないと聞いていたが…）
尾根上直角に曲がるような場所は気を付けたほうが良いかもしれない。
・ただ、大蔵沢林道は落石が多そうで怖い
・大蔵隧道はライトなく暗い
・米背負峠〜林道出合間の沢沿いの道は、リボンが多いので、リボンを探しながら歩く。

水場
・湯ノ沢峠避難小屋近くの水場は出ていた。量はそこそこ。写真あり
・米背負峠の水場は沢の近くだと思うが、パイプとかは見つけられなかった

登山届提出
・甲斐大和駅で（すずらん昆虫館前にはない）

その他周辺情報

・温泉はやまと天目山温泉
・最悪隣駅の勝沼ぶどう郷駅近くのぶどうの丘にある
・居酒屋らしきものは甲斐大和駅にある
・コンビニはなかった

写真

5/19 7:51

初狩？のホームから見る滝子山

5/19 8:42

すずらん昆虫館前に来ました

5/19 8:42

甲州アルプス…確かに、意外と高い標高、草地が多く比較的開けた場所が多いのは、他の山よりはアルプスに近いか

5/19 8:48

笹って枯れるんですね。笹と言うと、志賀高原とかのスキー場で、雪の下からニョキニョキ緑の葉を覗かせるイメージ…と思って調べたら、どうも数十年に一度は枯れるらしい。それか？

5/19 8:54

稜線（だよな）が見えてきました。思ったより近いので本当に稜線か怪しんでいました。

5/19 8:58

（ホソバ？）リンドウ

5/19 9:00

これがバイカオウレン…ではなくただの桜…？

5/19 9:09

新芽

5/19 9:10

5/19 9:21

5/19 9:31

5/19 9:35

大菩薩?が見えています

5/19 10:14

パノラマ岩

5/19 10:14

結構眺めが良いです。甲府盆地が見えます。ゆるキャン△で出てきた笛吹川フルーツ公園や、ほったらかし温泉もこっちの方ですね

5/19 10:19

針葉樹がまばらなので枯れ木が多い

5/19 10:20

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂手前は立ち枯れ地帯…なんででしょうね

5/19 10:34

牛奥ノ雁ヶ腹摺山（長い）山頂につきました。前回のセーブ地点からリロードという感じ。

5/19 10:34

前回道を間違えた分岐です。道標がないですが、黒岳方向へは、左の草原沿いを進みます。分かりにくい

5/19 10:35

雁ヶ腹摺山〜大峠〜黒岳を見ます。こっちの方にも草原があります。その手前は川胡桃沢ノ頭から続く無名尾根

5/19 10:38

垈（ヌタ）場っぽい

5/19 10:43

鞍部（賽の河原）と川胡桃沢ノ頭。鞍部近くには水場があるらしいですが、確かめていません。

5/19 10:47

鞍部（賽の河原）

5/19 11:01

川胡桃沢ノ頭。誰が川胡桃沢ノ頭と名付けたのでしょう？

5/19 11:03

5/19 11:11

奥秩父っぽい稜線です

5/19 11:15

5/19 11:24

大峠分岐

5/19 11:24

黒岳頂上付近は倒木だらけです

5/19 11:25

頂上付きました。昭和の標がまだ残っています。

5/19 11:26

改めて。展望はあまりない

5/19 11:27

地味なピークと言えば地味

5/19 11:29

倒木が凄い

5/19 11:32

5/19 11:32

空が青いので一枚撮った。

5/19 11:34

広い所…鹿の食べないコバイケイソウっぽい何かが生えています

5/19 11:35

5/19 11:38

5/19 11:38

ここは眺望がとても良かったです。御坂山塊の西のほうが見えている

5/19 11:38

5/19 11:38

5/19 11:38

これから進む方角。三つ峠と御坂山塊が見えます

5/19 11:39

大月の方。高畑山・倉岳山 / 道志（赤鞍ヶ岳〜御正体） / 西丹沢と見えるはずなんですが

5/19 11:44

金峰〜国師のあたりでしょうか

5/19 11:47

東側にあるちょっと離れた小高いピークに来ました

5/19 11:47

位置関係

5/19 11:51

白谷が丸を南に進むと、山道の方向が変わります。右に回り込みながら湯ノ沢峠に下る感じ

5/19 11:51

白ザレの場所が在りました。このあたり、木を掴もうにも棘があって掴みづらい。

5/19 12:00

5/19 12:02

紅葉に見える紅葉

5/19 12:02

5/19 12:03

5/19 12:05

湯ノ沢峠にひょっこり出ました。枯れていますが、両側とも笹が濃い…

5/19 12:06

カウンターを押します

5/19 12:07

湯ノ沢峠、トイレと駐車場

5/19 12:07

5/19 12:09

5/19 12:09

5/19 12:11

湯ノ沢峠避難小屋です。

5/19 12:10

見た目と裏腹に中はかなり綺麗。なんと電気が通っている…！

5/19 12:10

まあ確かに、色々意見を呼びそう（毛布）。

5/19 12:10

5/19 12:12

水場は小屋から徒歩2分程度。

5/19 12:15

岩清水でした。量はまあまあ。数百mL補給しました。助かった。

5/19 12:19

5/19 12:20

5/19 12:21

湯ノ沢峠〜大蔵高丸辺りは、鹿よけネットがそこかしこにあります

5/19 12:23

振り返ります。なんで湯ノ沢峠のところだけ林道がキレているんでしょう。あと白ザレが見えます

5/19 12:24

こういうのの製造業者さんが居るんですね

5/19 12:24

大蔵高丸

5/19 12:25

5/19 12:25

5/19 12:27

マジで全部枯れているな

5/19 12:27

振り返る（2）。夏来たほうが綺麗な草原のようですね…。

5/19 12:35

この独特の葉はなんだろう

5/19 12:46

サバイバル時に役立ちそうな例の

5/19 12:46

大蔵高丸。ちょうど三つ峠と御坂山塊の頂上辺りの雲底がありますね。ここも雲がなければ眺めが良さそうです。

5/19 13:05

食害対策フェンスの内側に咲いていた桜

5/19 13:05

食害対策フェンスの内側には、桜だけでなく、アザミやススキが残っていました

5/19 13:15

大して上りも下りもせずハマイバ丸に来ました

5/19 13:22

大谷ヶ丸とその先。奥には三つ峠（ここまで来ると鉄塔が視認できました）

5/19 13:25

真木（不明）…

5/19 13:26

まだ桜が咲いていました

5/19 13:37

低木の多い稜線

5/19 13:38

ここにきて初めてツツジを見ました。奥多摩とは違いますね

5/19 13:39

5/19 13:41

また桜

5/19 13:41

5/19 13:43

だだっ広い草原が多いです。手前は土の露出した下り坂…

5/19 13:47

天下石

5/19 14:00

米背負峠に付きました。静かな峠です。

5/19 14:32

林道出合

5/19 14:35

急に晴れてきました。夏のよう。

5/19 14:36

この大蔵沢林道は落石が残ったままのものが沢山あります。この日の行程の中で一番怖い。

5/19 14:36

このようなところも。幅数mの道路を通すというだけでも大変なんですね

5/19 14:43

5/19 14:43

少し荒れた林道が絵になる

5/19 14:43

5/19 14:52

上に倒木があります…

5/19 14:56

大規模治山工事。

5/19 15:00

砂防ダムの滝壺も比較的綺麗

5/19 15:13

謎の分岐がありました。ビジターセンターまで行けるらしいですが、誰か通るんだろうか…

5/19 15:13

ここもツツジが咲いていました

5/19 15:13

大蔵隧道

5/19 15:14

ライトがないため深淵が見えています

5/19 15:28

旧隧道

5/19 15:29

？

5/19 15:32

やまと天目山温泉に着きました。やまとふれあいやすらぎセンターと書かれていますが、旧大和村の施設だったんでしょうか。

5/19 16:14

バス時刻表。

5/19 16:30

5/19 16:34

駅前（右にデイリーヤマザキが見えますが閉まっています）

5/19 16:34

駅前

5/19 16:36

5/19 16:37

FitBitの記録。この日は39009歩でした。

地形図にあるこの道は誰も登っていないようですね、何だこの道？

撮影機器：

HUAWEI nova SIMフリー HUAWEI

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計

感想

inhumanus

潰したかった尾根に行った。

本当ならば、金曜夜発の笹子で駅寝、翌日笹子峠〜滝子山〜湯ノ沢峠泊、湯ノ沢峠〜すずらん昆虫館として小金沢連嶺を終わらせようとしていたが、残業で疲れた自分にそんな気力はなく…。はあ、残業のない会社がいいな…。

しかし行かぬよりはマシということで、土曜日夜に編み出した本コース。このあたりは大峠も湯ノ沢峠も公共交通機関 + 徒歩だとアクセスが悪いが、比較的マシな登山口を選べたとは思う。

上日川峠までは人家がまばらなこともあって、バスの本数は割とシビアで、仕方がないので始発のバスに乗り、なんとか行動時間を稼いだ。

新宿から高尾まで中央線各駅停車で向かうのはなかなかしんどかったが、高尾から先は運良くボックスシートのある車両に当たったので、少し救われた。

甲斐大和からはバスですずらん昆虫館前へ。バスはちょうど1台に収まる程度の乗客。すずらん昆虫館前で降りたのは私一人だけだった。

そこから前に間違えて降りてしまった道を登り返す。牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで2時間弱なので近い。標高差600m弱はあまり感じられなかった。

小金沢連嶺は入山者が少ないと思っていたが、そんなことはなく、そこそこ人気の山であった。この時期に雪がない比較的高い山だからだろうか。何なら、途中で15名程度のグループ4組ほどと遭遇し、進む方向も同じだったため抜きつ抜かれつでかなり大変だった。水場とかで並びたくないなあと思い、早歩きで向かったりして、疲弊した。

小金沢連嶺は笹原が多く、奥多摩の比較的鬱蒼とした森とはまた違った雰囲気がある。ただ、広葉樹林が多いためか今はモノクロトーンに近いわびしい世界となっていて、もう少し緑が増えてから行ったほうが楽しそうだと思った。

米背負峠まで来て下山。谷沿いの道は、大雨の後とかではなかったので特に困りはしなかった。

やまと天目山温泉まで戻ってきて入浴。まあまあの人の入り。翌日仕事というのも在り、早く帰りたかったので、カラスの行水をして、バスに飛び乗って帰ってきた。

帰り、あずさが快適で爆睡した。