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Yamareco

記録ID: 1864702
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓ヶ岳

2019年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:32
距離
19.4km
登り
2,267m
下り
2,246m

コースタイム

日帰り
山行
8:37
休憩
2:49
合計
11:26
6:31
6:35
1
6:36
6:37
41
7:18
7:18
16
7:34
7:35
65
10:06
10:51
81
12:12
12:13
36
12:49
12:55
27
13:22
13:57
34
14:31
14:31
13
14:44
15:22
56
16:18
16:34
32
17:06
17:10
14
17:24
17:25
25
17:50
17:54
1
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場を利用した。我々が到着時、午前6時10分の段階でほぼ9割程度埋まっていた。
コース状況/
危険箇所等
・猿倉〜小日向のコル
最初は登山道を歩くが、多少倒木もある。途中から雪が出始め、登山道はわからなくなる。藪をさけながら進み、台地に出る。途中からスキーハイクで進む。小日向のコルへは急登もある。
下りは縦溝が激しく、滑れるところを探して滑走していくと登路を外れて東側に行ってしまったが、またトラバース気味に降りて登路に復帰した。台地は藪なので、スキーを外してシートラで降りた。

・小日向のコル〜鑓温泉
シールオフで滑り降りるが、縦溝が激しく、滑走に難儀した。一部10m程度雪が切れており、そこでスキーを脱いで土が露出している部分を越えてからはシールハイク。しばらく進むと温泉に到着。
下りは無難に滑り、あとはスキー手持ちで雪切れ部分を越えて、コルまではシールハイク。縦溝斜面もシールハイクでは問題なく登ることができた。

・鑓温泉〜山頂
斜面は比較的良い状態。落石が多少あるし、実際登行中に左岸からカラカラと音がして落石もあった。大出原に出ると開放的な素晴らしい光景を楽しめる。途中から夏道に入り、シートラに換装して、山頂に到着。
下りは山頂直下の夏道の西側の斜面を滑走し、シートラで少し登り返し、大出原を気持ちよく滑走した。斜面は安定しており、これぞ春スキーという感じで、ナイスザラメであった。
その他周辺情報 今日は倉下の湯に入った。600円なり。白馬の山並みを見ながら露天風呂に入ることができる。
雪はもう下部にはないので猿倉荘から出発
2019年05月25日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 6:31
雪はもう下部にはないので猿倉荘から出発
分岐
2019年05月25日 06:49撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 6:49
分岐
新緑の台地を進む
2019年05月25日 07:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 7:32
新緑の台地を進む
開けてきたところで
2019年05月25日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 7:43
開けてきたところで
シール登行に変更
2019年05月25日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 7:53
シール登行に変更
泊り組は大荷物で大変そう…
2019年05月25日 08:06撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 8:06
泊り組は大荷物で大変そう…
小日向のコルへ向けてなかなかの急登
2019年05月25日 08:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 8:22
小日向のコルへ向けてなかなかの急登
コルに到着
2019年05月25日 08:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 8:42
コルに到着
杓子沢

次回はここを滑りたい(5)
2019年05月25日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 8:45
杓子沢

次回はここを滑りたい(5)
コルから一旦滑り、雪が切れたところから再びシールハイク
2019年05月25日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 9:09
コルから一旦滑り、雪が切れたところから再びシールハイク
ニリンソウ

絵になりますね(5)
2019年05月25日 09:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/25 9:09
ニリンソウ

絵になりますね(5)
鑓温泉を目指して
2019年05月25日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 9:58
鑓温泉を目指して
谷筋にはこんなに雪がたまるのかと思い知らされた
2019年05月25日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 10:00
谷筋にはこんなに雪がたまるのかと思い知らされた
鑓温泉到着

温泉は帰りにとっておきましょう(5)
2019年05月25日 10:10撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 10:10
鑓温泉到着

温泉は帰りにとっておきましょう(5)
小日向のコルを振り返る
2019年05月25日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 10:24
小日向のコルを振り返る
ワイルドな岩壁
2019年05月25日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 11:00
ワイルドな岩壁
快適に登ります
2019年05月25日 11:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 11:05
快適に登ります
落石注意
2019年05月25日 11:35撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 11:35
落石注意
飛行機雲
2019年05月25日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 12:12
飛行機雲
頸城山域をバックに
2019年05月25日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 12:12
頸城山域をバックに
大出原
2019年05月25日 12:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:17
大出原
夏道を目指して登る
2019年05月25日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 12:31
夏道を目指して登る
ここからしばらくはシートラで
2019年05月25日 12:54撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 12:54
ここからしばらくはシートラで
夏道の分岐、白馬鑓の秀麗な姿を目の当たりにする。
この斜面を滑走した。
2019年05月25日 12:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 12:56
夏道の分岐、白馬鑓の秀麗な姿を目の当たりにする。
この斜面を滑走した。
さあ、あと一登り!
2019年05月25日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 12:56
さあ、あと一登り!
天狗小屋からも楽しそうな斜面
2019年05月25日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:05
天狗小屋からも楽しそうな斜面
九十九折を登る
2019年05月25日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 13:19
九十九折を登る
山頂直下、581さんが行く
2019年05月25日 13:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 13:26
山頂直下、581さんが行く
振り返ると天狗山あたり
2019年05月25日 13:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 13:26
振り返ると天狗山あたり
581さん、山頂到着!

暑いのでへとへとだぁ〜(5)
2019年05月25日 13:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 13:29
581さん、山頂到着!

暑いのでへとへとだぁ〜(5)
剱岳ド〜ン
2019年05月25日 13:29撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:29
剱岳ド〜ン
毛勝三山

まだ雪が多い
2019年05月25日 13:29撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:29
毛勝三山

まだ雪が多い
遠くには白山も見える
2019年05月25日 13:29撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:29
遠くには白山も見える
チカさん 白馬岳バックに
2019年05月25日 13:30撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:30
チカさん 白馬岳バックに
杓子沢のドロップポイント

吸い込まれる(5)
2019年05月25日 13:30撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 13:30
杓子沢のドロップポイント

吸い込まれる(5)
白馬岳

大雪渓に登山者が見える(5)
2019年05月25日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:31
白馬岳

大雪渓に登山者が見える(5)
タカノスさんとチカさん、剱岳バックに
2019年05月25日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:31
タカノスさんとチカさん、剱岳バックに
旭岳

山頂からまだ雪がべったりついている
2019年05月25日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 13:32
旭岳

山頂からまだ雪がべったりついている
白馬岳、杓子岳

この辺りはやはりスケールがでかい(5)
2019年05月25日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 13:32
白馬岳、杓子岳

この辺りはやはりスケールがでかい(5)
さあ、帰ろう
2019年05月25日 13:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 13:51
さあ、帰ろう
素晴らしい一枚バーン
2019年05月25日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 14:00
素晴らしい一枚バーン
タカノスさんが行く!
2019年05月25日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 14:00
タカノスさんが行く!
ホーホー!
2019年05月25日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 14:00
ホーホー!
チカさんも気持ちよさそう!
2019年05月25日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 14:01
チカさんも気持ちよさそう!
581さん
2019年05月25日 14:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 14:02
581さん
一気に滑るのはもったいない
2019年05月25日 14:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 14:05
一気に滑るのはもったいない
ザラメ!
2019年05月25日 14:05撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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ザラメ!
気持ちよく
2019年05月25日 14:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 14:06
気持ちよく
落ちていく
2019年05月25日 14:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 14:06
落ちていく
シュプールを描きます
2019年05月25日 14:13撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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シュプールを描きます
登り返して第2ラウンド開始
2019年05月25日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 14:25
登り返して第2ラウンド開始
雪庇の脇からエントリー
2019年05月25日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 14:25
雪庇の脇からエントリー
タカノスさん行きます!
2019年05月25日 14:32撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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タカノスさん行きます!
チカさん
2019年05月25日 14:33撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 14:33
チカさん
タカノスさん
2019年05月25日 14:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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タカノスさん
ガンガン行きます
2019年05月25日 14:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 14:33
ガンガン行きます
気持ちE〜
2019年05月25日 14:33撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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気持ちE〜
581さんも
2019年05月25日 14:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 14:35
581さんも
ザラメを楽しみます
2019年05月25日 14:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 14:35
ザラメを楽しみます
鑓温泉帰着
2019年05月25日 14:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 14:45
鑓温泉帰着
泊り組のお二人と5人で汗を流した(またかくけど)
2019年05月25日 14:52撮影 by  SO-02J, Sony
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5/25 14:52
泊り組のお二人と5人で汗を流した(またかくけど)
温泉を満喫したら帰りましょう
2019年05月25日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 15:26
温泉を満喫したら帰りましょう
一旦シールを貼って登り返す
2019年05月25日 15:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 15:31
一旦シールを貼って登り返す
登り返し
2019年05月25日 15:43撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 15:43
登り返し
縦溝がものすごい
2019年05月25日 16:11撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 16:11
縦溝がものすごい
あそこを滑ってきたんだ
2019年05月25日 16:18撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 16:18
あそこを滑ってきたんだ
小日向のコルに到着
2019年05月25日 16:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/25 16:22
小日向のコルに到着
新緑が映える
2019年05月25日 16:50撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 16:50
新緑が映える
藪漕ぎも楽し
2019年05月25日 17:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 17:02
藪漕ぎも楽し
迷いやすい台地
2019年05月25日 17:13撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 17:13
迷いやすい台地
夏道に合流
2019年05月25日 17:33撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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夏道に合流
無事帰還
2019年05月25日 17:43撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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無事帰還
作業道まで来たらホッとする
2019年05月25日 17:43撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
5/25 17:43
作業道まで来たらホッとする
猿倉荘付近でタムシバ?
2019年05月25日 17:50撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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5/25 17:50
猿倉荘付近でタムシバ?

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ウイペット ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

今回は日帰り組三名(タカノスさん、581さん、私)と鑓温泉宿泊組(ニシデンさん、シンモンさん)とのコラボで、白馬鑓ヶ岳に行ってきた。6時過ぎに猿倉の駐車場で合流して、ご挨拶。シートラでスタートして、みんなで会話しながら登山道を進んでいく。宿泊組は当たり前だが荷物が重そうだが、二人ともとても早く、さすがである。

コルからは縦溝に苦労するが(実際私は一度転倒した)、シンモンさんはボディバランスが良く、スーッとルーファイしながら進んでおられた。雪が切れている箇所を越えたらあとはシールハイクで鑓温泉に到着。ここで宿泊組はテントを設営し、荷物を減らす。我々日帰り組はのんびりと大休憩。暑いので水分の消耗が激しい。

全員スタンバイして、さらに標高をあげていく。山頂まで標高で900m登ることになる。暑いし、明日もこの谷を登る宿泊組はあまり無理をせずに途中で引き返すことになり、お別れした。日帰り組は適度に休憩しながら標高をあげていく。途中からは夏道に入り、山頂までシートラで登った。

山頂では360度の大展望を堪能することができた。青空とゼブラのコントラスト、最高のシチュエーションだ。久しぶりに白馬鑓ヶ岳に来たが、なかなか良い山である。先週の白馬はホワイトアウトだったが、今日は風も強くなくて、のんびりと休憩することができた。

暑くて登りで時間がかかったが、休憩して復活。さあ、滑走だ。タカノスさんの発案で山頂のハイマツ帯下から南下する一枚バーンの斜面にエントリーした。剣岳に向かって、三人で写真を撮りながら気持ちよく滑走した。

200mほど滑走して、稜線に戻り、今度は大出原を滑走した。ここもナイスザラメで、これぞ春スキーって感じで大満喫だ。ガンガン滑っていると、水を汲んでいた宿泊組と再会。鑓温泉に戻って、五人で入浴タイムとなった。火打や黒姫を見ながら、青空と新緑、そして仲間との会話、露天風呂冥利につきる至福の時間を過ごした。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、帰る時間となる。名残惜しいが、宿泊組とお別れして、我らはさらに滑走していく。小日向のコルへの登り返しは暑いのでなかなかしんどかった。途中からシートラに換装して、台地の藪を抜けながら、登山道に復帰した。

猿倉に無事に戻り、長い一日が終わった。距離のわりに疲労感があるのは、やはり暑さのせいだろう。その分充足感もある。仲間と楽しい時間を共有できて、楽しい一日だった。タカノスさんは板納とのことで、お付き合い頂き、ありがとうございました。心強かったです。581さんは縦溝も軽快に滑り流石でした。おみそれしました。宿泊組のお二人は楽しい夜を過ごされたと思います。また一緒に行きましょう。

白馬鑓ヶ岳も以前から行きたいと思っていたところ、泊り組と日帰り組で登ることとなった。鑓温泉に浸かるのも楽しみだ。先週、白馬岳に上る途中、分岐付近には雪が全くなかったのでしばらく歩くのは覚悟していたが、台地に上がってからもしばらくは藪がひどくシートラが続いた。そろそろ賞味期限が間近に迫っている。

下界では20℃を超えるので今回は夏のズボンとTシャツで暑さ対策をしてきたので割と快適に登ることは出来たが、水分の消費量は多く、持ってきた水分がギリギリだった。次回はもっと余裕をもって用意しなければいけない。温泉にもコーラを仕込んでおいて冷えたコーラと温泉を満喫したらよかったと次回への反省とした。

鑓温泉からは雪はまだまだどっさりで、ワイルドな風景を満喫しながらハイクアップしていく。途中、落石のガラガラ落ちる音が聞こえ、大声で「ラークッ!」下まで落ちることはなかったが、かなり大きな岩だったので焦った。大出原まで登り上げると広大な風景に圧倒された。空気が澄んでいるので白馬村もきれいに見えて最高の気分だった。

最後は夏道をしばらく歩き、無事登頂できた。久しぶりにへとへとになった。先週はガスでまったく遠望がなかったので今回は360度のパノラマに感動した。毛勝や猫又もいいけど、やはりこの界隈はスケールがでかい。シートラしてきたのは山頂から滑降して一旦登り返し、鑓温泉方面に滑り込む計画のためだ。タカノスさんの提案されたこの斜面がは、夏道から正面に見えた瞬間にかなりお楽しみだった。素晴らしい一枚バーンで最高の滑りだった。

第二ラウンドも存分に楽しんで、泊り組と合流し、温泉に浸かる。先客は水着を着ていたが、僕らは素っ裸で入浴。するとそれをみた別の方も安心されて素っ裸で入浴された。最高のロケーションだった。これは泊りだと最高の日の出が見れるので羨ましい。

鑓温泉を後にし、デコボコの斜面をこなして登り返す。我慢の登り返しを終えると、もう下るだけ。しかし、ここで痛恨のルートミスで全く違う方向に進んでいた。軌道修正し、正規のルートに戻っても下りはルートがわかりにくかった。また陽が沈んでくると肌寒くなってきた。雪が多いとあっという間に下れるんだろうけど、今は我慢の歩きをこなすとやっと猿倉荘が見えてきた。充実した一日だった。タカノスさん、今シーズン何度かご一緒させていただいて経験値あがりました。ありがとうございす。また来シーズンもよろしくお願いします。チカさん、もう少しだけ山スキーお付き合い願いますね!



下界は、30℃を超える予報。山中は、雲ひとつない蒼空、木々の芽吹き、雪渓に吹き下す涼しい風。滑走時は、雪質も柔らかいながらも快適だった。鑓温泉でみんなで楽しく入浴。ロングルートで、とても疲れたけど、スキーシーズンの幕を降ろす、いい1日でした。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜白馬鑓温泉
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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