公共交通機関の敵_甲相国境尾根

2019年05月31日(金) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,042m
• 下り: 752m

コースタイム

中山バス停(10:25)・・・落合橋(10:45)・・・登山道入口(「水場」とある地点)(11:20-11:25)・・・
ブナ沢乗越(11:50)・・・菰釣山避難小屋(11:55)・・・菰釣山(12:15-12:30)・・・ブナの丸(12:45)・・・
油沢ノ頭(13:05-13:10)・・・西沢ノ頭(13:40)・・・石保土山(14:00-14:15)・・・大棚ノ頭(14:35)・・・
富士岬平(15:05-15:10)・・・高指山(15:20-15:30)・・・県道出合(15:55)・・・平野バス停(16:10)

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：バスタ新宿→山中湖旭ヶ丘(高速バス)、山中湖旭ヶ丘→中山(路線バス)
・高速バスは京王バス(7:15発)を使用。ほぼ定刻通りに旭ヶ丘に到着。
・路線バスは富士急バス、道志小学校行9:50発。
　(4/1〜11/30の間のみ毎日運転の便)

復路：平野→バスタ新宿(高速バス)
・約1時間遅れで新宿に到着。
　(中央道集中工事の影響とのことで、この日5/31で終了)

コース状況／危険箇所等

・コース全般にわたり危険箇所はありません。

・登山ポストはありません。

・大棚ノ頭以降、巡視路用の分岐が何か所があります。

・高指山から平野方向への道がやや判りにくいですが、進んでいくと次第に踏み跡がはっきりします。

・平日ということもあり菰釣山以降は誰とも会わず、静かなコースだと思います。そのかわり獣の足跡が多数ありました。主に鹿かと思いますが。。

その他周辺情報

・平野バス停では高速バスのチケットは買えません。

・道志の森キャンプ場駐車場付近に自販機ありました。

写真

5/31 10:23

中山バス停よりスタート。道の駅横の橋を渡ります。

5/31 10:28

程なくして鳥の胸山方面への道標が登場。そちらへは向かわず、右折。

5/31 10:35

キャンプ場の横を通過していきます。平日でしたが、結構人がいました。

5/31 11:14

はぐぐみを感じつつ林道を歩く。

5/31 11:15

鎖をまたいで、まだ林道歩く。

5/31 11:21

登山道入口に着きました。林道はまだ続いていました。

5/31 11:22

杖が置いてありました。親切！

5/31 11:27

補修痕のある橋を渡り・・・

5/31 11:34

沢筋をいきます。結構好きな雰囲気。

5/31 11:38

滑りやすかったところを振り返って撮影。また、案内テープも随時あります。

5/31 11:40

こちらもいい感じ。。写真では判りにくいですが、踏み跡も比較的しっかりしています。

5/31 11:52

ブナ沢乗越に到着。甲相国境尾根に入ります。

5/31 11:57

すぐに避難小屋を通過。

5/31 12:01

緑があざやかです。。

5/31 12:16

菰釣山に到着です。この日は眺望はありませんでした・・

5/31 12:17

非公認感がある手作り山頂標を発見！

5/31 12:18

こちらオフィシャルの山頂標。

5/31 12:26

南の三角点方向の尾根の様子。遠方に赤テープがちらっと見えました。

5/31 12:40

菰釣山を後にして、再び樹間へ。

5/31 12:47

ブナの丸を通過。

5/31 13:04

突然の階段登場。この上が・・

5/31 13:07

油沢ノ頭でした。

5/31 13:11

ウツボっぽい岩！

5/31 13:28

このような道がしばらく続き・・・

5/31 14:00

石保土山に到着。

5/31 14:00

また発見！

5/31 14:31

道標に「水の木分岐」とありました。写真右手から下りてきました。(振り返って撮影)なお、写真左手の道は崩落してます。(旧道？）

5/31 14:32

数少ない眺望。鉄塔下より。

5/31 14:35

山伏峠分岐に到着。

5/31 14:35

山伏峠方向はこのような感じ。看板裏の踏み跡は大棚の頭への道だと思います。

5/31 14:52

この後、巡視路への分岐(黄色い道標)などもありますが、そちらへは向かわずに進みます。

5/31 14:58

そろそろ・・・フィナーレの予感。

5/31 15:03

もうすぐ富士岬平です。富士山は・・・

5/31 15:04

よーし見えねぇ！

5/31 15:20

高指山まで行っても見えねぇ！

5/31 15:28

そして、ひっそりと例の山頂標。

5/31 15:30

平野方面を示す道標が地面に落ちていました。

5/31 15:31

恐る恐る指し示す方向へ歩いていくと・・次第に踏み跡がはっきりと。

5/31 15:36

道標も登場し、ひと安心。

5/31 15:47

砂利道に合流。文明の匂いがしてきました。以降、道標に従い進みます。

5/31 15:53

テニスコート脇にでてきました。こちらにも道標。

5/31 15:56

県道に合流。

5/31 16:05

あああ！あいつ！また今頃営業かよ！！

5/31 16:12

・・・で、平野バス停に到着。終了です！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

chichibuyaken

公共交通機関ユーザーが甲相国境尾根を目指す場合、だいたいが以下の流れになるのではないだろうか。
→お、甲相国境尾根。かっこいい名前。行ってみよ！
→乗換検索アレコレ
→道志方面のバスの時間がイマイチ。よろしくない。
→かといって西丹沢から山中湖は長すぎ！
→詰み。全米が泣いた。

そんな訳で放置したまま時は過ぎ・・・時代は平成から令和へとなった。
新時代の到来とともに、この宿題を片付けておこうと思った。(←大げさ!)
かくして、再びなけなしの頭をひねる。で、高速バスと路線バスを乗り継ぎ、道の駅道志から山中湖方面へ向かう作戦をひねり出した。道志まで時間はかかるが、「座席争奪戦争」も無く座っていけるので移動負荷も少ないかと考えた。

***
心配していた高速バスの遅延もなく、路線バスへの乗り継ぎもうまくいった。
道の駅道志から出発し、登山口まで約1時間程度の舗装路歩きとなった。
登山道に入り、沢筋の道を登っていく。ところどころの苔がいい雰囲気となっている。
ブナ沢乗越から甲相国境尾根に入る。緑のきれいな樹間の道がず〜っと続く。単調に感じる方もいるかもしれない。個人的には好きな道。なお、眺望は菰釣山を除き、ほとんどない。
覚悟していたほどのアップダウンは無かったが、西丹沢から歩いていたり、もう少し暑かったりしたら効いたのかも。