新緑の天城縦走 笹の花と遭遇〜ヤマツツジ満開、アマギシャクナゲとミツバツツジは終了

2019年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:04
• 距離: 13.3km
• 登り: 765m
• 下り: 740m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:02

10:01 八丁池口
10:47 10:48 八丁池トイレ
10:51 10:55 見晴台
10:55 10:55 八丁池トイレ
11:04 11:25 八丁池
12:16 12:16 白田峠
12:48 12:49 戸塚峠
13:37 13:37 ヘビブナ
13:46 13:47 小岳
13:55 13:55 片瀬峠
14:14 14:14 万三郎岳下分岐
14:24 14:25 天城山
14:57 15:02 石楠立
15:25 15:25 馬の背
15:45 15:50 万二郎岳
16:43 16:44 四辻
17:03 天城縦走路入口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

いつもは車ですが、今回は鉄道とバス利用で初めて天城を縦走しました。行きは修善寺駅から八丁池口までバス。帰りは天城縦走口から伊東駅までバス。
長距離に不安があったので修善寺側の起点を天城峠バス停ではなく八丁池口バス停とし、さらに歩行時間を長く取れる修善寺側から伊東側への縦走に決めました。

写真

6/1 8:28

修善寺駅から土日運行の八丁池口行きのバスに乗る。同じ電車で降りた健脚の方々は30分前の河津行きの路線バスで天城峠に行ったようだ。

6/1 9:33

♪寒天橋♪
バスはここまではガラガラだったが、観光バスからの乗り換えの団体の方が乗ってきて満員。

6/1 10:01

かなり登って標高を稼いで八丁池口バス停到着。建物や外観は綺麗だったが、トイレの便器は酷かった。

6/1 10:18

新緑の林道を歩く。

6/1 10:25

途中から登山道に入って林道をショートカット。

6/1 10:26

林道に出る。ここのシャクナゲは終わっている。

6/1 10:32

左手にヒメシャラ混じりのブナとカエデの林を見ながら、さらに林道を進む。

6/1 10:46

八丁池トイレに到着。こちらのトイレはきれい。冬季用も併設。

6/1 10:50

見晴台から八丁池。今日は富士山は見えなかった。

6/1 11:03

八丁池到着。対岸からはカエルの鳴き声。岸辺を覗いたが見つけることはできなかった。

6/1 11:09

今日は時間がないのでセブイレブンのおにぎりで、家からは浅漬けとソーセージだけ。山には”おむすび＆おかずセット”がお気に入りだが、いつも店には数個しかなく、売っていないこともある。
階段の上の廃屋はきれいに片付いていた。

6/1 11:28

縦走開始。

6/1 11:33

野鳥を撮るのは、この間のライチョウ以来2回め。飛ぶ鳥を撮るのは難しい。カケス。

6/1 11:44

日向には黄色い花。ニガナの仲間。ジシバリ。

6/1 11:56

本当に気持ちいい森。写真では伝えきれないのが残念。

6/1 11:57

ヒメシャラの門。

6/1 11:58

いくらでも撮ってしまう。

6/1 12:00

きのこも。

6/1 12:25

所々にヤマツツジ。

6/1 12:55

6/1 13:05

戸塚峠への登りはかなり急。ウクライナマークは天城縦走路の印のようだ。

6/1 13:20

最後のロープが見える。膝を痛めている連れが来ないので振り返るとうずくまっているのでびっくり。

6/1 13:21

急いで戻ってみたら、笹の花の写真を撮っていた。

6/1 13:22

これまたびっくりした。

6/1 13:22

アップ。60年に一度だけ咲いて枯れてしまうということは我々と同年代か。

6/1 13:22

見つけたのはこの1本だけ。

6/1 13:22

竹はイネ科ということがわかる。

6/1 13:35

急斜面を登りきって少し左に入るとヘビブナが見えてくる。

6/1 13:36

1年ぶりの再会。

6/1 13:46

ガスってきたが天城らしい。

6/1 14:13

少し上って万三郎下分岐。

6/1 14:15

わずかに残っているシャクナゲ。

6/1 14:22

ミツバツツジもほとんど散っている。咲いていてくれてありがとう。

6/1 14:22

アセビがまだあるのと一瞬思ったがサラサドウダン。

6/1 14:24

万三郎岳到着。展望はないが新緑。

6/1 14:24

一等三角点は大きい。

6/1 14:28

万三郎岳から下りるときに所々に残っている。

6/1 14:34

それでも見れてよかった。

6/1 14:41

シャクナゲトンネルは終了。

6/1 14:41

散った花にまだ色がある。

6/1 14:44

またガス。

6/1 14:58

石楠立まで下りるとガスがとれる。

6/1 15:11

アセビトンネル。

6/1 15:14

アセビトンネルの真ん中あたりでラストシャクナゲ。

6/1 15:17

ミツバツツジがまだ咲いていた。

6/1 15:18

ヤマツツジは満開。

6/1 15:24

馬の背から遠笠山が見える。

6/1 15:38

万二郎岳直下の見晴らし岩から来た道を振り返る。大きな馬の背の向こうに万三郎岳。ずいぶん遠い。

6/1 15:38

東伊豆の山々。

6/1 15:45

すこし登って、万二郎岳到着。

6/1 15:46

東伊豆側の眺望。

6/1 15:50

ウツギ？

6/1 15:50

ミツバツツジ。

6/1 15:56

天城高原に降りる。登山道がえぐれて、巻き道がいたるところにできている。

6/1 16:02

ヤマツツジは全開。

6/1 16:17

ウクライナ🇺🇦国旗の青は青空、黄金色は小麦の草原だそうだ。天城縦走路のマーカーとした由来は何だろう。

6/1 16:29

標識は多い。着実に高度を下げていく。

6/1 16:30

標識のA-1がニコチャン堰堤の登山口で万二郎岳がA-26、万二郎岳から万三郎岳がB-1からB-18、万三郎岳下分岐点から四辻はS1〜S21。ここのウクライナ国旗は逆さま。

6/1 16:32

あとすこし。

6/1 16:40

四辻のあたりのツツジは見事。

6/1 16:42

シャクナゲコースと合流。

6/1 16:42

ヤマツツジツツジと新緑があれば、シャクナゲが終わっていても十分楽しい！

6/1 16:48

コブだらけのブナ。

6/1 16:56

もうすぐ登山口。ラストの立派なヒメシャラ。

6/1 16:58

ラストのブナ ブナ ブナ ブ〜ナ♪

6/1 17:01

A-1。バスに間に合ったよ！
＞ヨカッタデスネ。

6/1 17:01

最後の階段。

6/1 17:02

お疲れ様でした。

6/1 17:20

鹿を連想する菓子を食べながらバス待ち。天城の鹿と奈良の鹿とどちらが幸せなのかな。天城の鹿は自由だけど生きるのがたいへんで、運が悪ければヒトに食べられてしまう。春日の森あたりに住んでお腹がすいたら奈良公園に行き、怪我をしたら鹿苑に世話になる奈良の鹿の方がいいかも。

6/1 17:44

バスの中から何回も鹿を見た。スマホでは撮れなかった。カメラをリュックにしまったのは大失敗。

6/1 18:37

伊東駅前で夕食をとって電車で帰宅。最寄り駅からは車なので、片方はノンアルコールビール。冷えたジョッキが嬉しい。

6/1 18:42

伊東といえばアジのタタキ。

撮影機器：

iPhone SE Apple

D5600 ボディ ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 GPS ガイド地図（ブック） 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

field_S

天城山は、水生地下駐車場からの天城峠~八丁池〜水生地の周回や、天城高原からの時計回りの万二郎岳万三郎岳の周回は何度か行ったことがありましたが、今回初めて電車とバスを使って八丁池口から天城高原までの縦走をしました。何回も行ったことのある天城ですが、1度で2度おいしい山行でした。
連れが前回の毛無山で痛めた膝も、ブナとカエデとヒメシャラの心地よい広葉樹林の緩斜面で順調でしたが、戸塚峠からヘビブナまでの登りではかなり辛かったようです。何とその斜面で笹の花を発見！珍しいものを見ることができました。
ここの登りでは帰りのバスに間に合うかと不安でしたが、その先は思ったよりも斜面が急ではなく、順調に登って降りることができました。
かろうじてシャクナゲやミツバツツジも見ることができ、土曜日なのに空いていてとても快適でした。
万二郎岳の下りは新緑の所々に満開のヤマツツジが点在し、ブナとカエデとヒメシャラの緩斜面とは違う心地よさがありました。
眺望はあまりない縦走でしたが、新緑を充分楽しみました。