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Yamareco

記録ID: 1891872
全員に公開
山滑走
白山

白山 大汝峰・そろそろ物珍しくなってきた山スキー

2019年06月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
15.4km
登り
1,551m
下り
1,544m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
1:06
合計
7:59
5:15
11
スタート地点
5:26
5:26
35
6:01
6:09
37
6:46
6:47
23
7:10
7:20
16
7:36
7:37
35
8:12
8:12
6
8:32
8:47
34
9:24
9:24
5
9:43
10:12
3
10:23
10:23
28
10:51
10:51
12
11:10
11:10
32
11:42
11:42
18
12:00
12:01
16
12:17
12:17
21
12:38
12:39
28
13:07
13:07
7
13:14
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別当出合の路肩に停めさせてもらいました。平日なので路肩も空いてて、路駐はなし。
朝早いこともありますが路肩の駐車地はガラガラ
2019年06月14日 05:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 5:16
朝早いこともありますが路肩の駐車地はガラガラ
ここから別当出合を撮ることは滅多にないので〜チャリの時くらい?
2019年06月14日 05:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 5:24
ここから別当出合を撮ることは滅多にないので〜チャリの時くらい?
イボカサタケの系列?
2019年06月14日 05:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/14 5:39
イボカサタケの系列?
タラノメ。国立公園なのでちゃんと残っています。
2019年06月14日 06:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/14 6:39
タラノメ。国立公園なのでちゃんと残っています。
スケスケのサンカヨウ。帰りにはスケはなくなってました。
2019年06月14日 06:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6
6/14 6:45
スケスケのサンカヨウ。帰りにはスケはなくなってました。
キヌガサソウが咲いてました
2019年06月14日 07:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
6/14 7:00
キヌガサソウが咲いてました
甚之助の少し下から雪渓が出てきます
2019年06月14日 07:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 7:08
甚之助の少し下から雪渓が出てきます
たまには十二曲方面へ
2019年06月14日 07:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 7:41
たまには十二曲方面へ
トラバースが何度かあります。アイゼン装着している人はいませんでしたが、滑り落ちると止まれないしウェアーがドロドロになるでしょう。
2019年06月14日 07:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 7:53
トラバースが何度かあります。アイゼン装着している人はいませんでしたが、滑り落ちると止まれないしウェアーがドロドロになるでしょう。
十二曲の雪渓はクリア
2019年06月14日 08:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:05
十二曲の雪渓はクリア
延命水は水量少ないですが頂きました。マイルドでクリアー。
2019年06月14日 08:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:05
延命水は水量少ないですが頂きました。マイルドでクリアー。
延命水のところでカエルが交尾中。オスが前足でメスをしっかり抱きかかえています。
2019年06月14日 08:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/14 8:06
延命水のところでカエルが交尾中。オスが前足でメスをしっかり抱きかかえています。
弥陀ヶ原より。
2019年06月14日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:13
弥陀ヶ原より。
荷揚げのヘリ。尾翼に"K-MAX"と書いてあるのを見て、"K-Miller"を連想してしまいました(笑)
2019年06月14日 08:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:29
荷揚げのヘリ。尾翼に"K-MAX"と書いてあるのを見て、"K-Miller"を連想してしまいました(笑)
室堂は工事中のためここから右に回って表に出ます
2019年06月14日 08:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:32
室堂は工事中のためここから右に回って表に出ます
ここで少し休憩します
2019年06月14日 08:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:34
ここで少し休憩します
ヘリが何度も往復していました。工事用の資材の運搬のようです。
2019年06月14日 08:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:47
ヘリが何度も往復していました。工事用の資材の運搬のようです。
この道標。左側は変態、と読んでしまうのは病的?
2019年06月14日 08:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/14 8:51
この道標。左側は変態、と読んでしまうのは病的?
水屋尻雪渓より
2019年06月14日 08:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 8:53
水屋尻雪渓より
大汝峰が見えてきます
2019年06月14日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:17
大汝峰が見えてきます
ここで下山途中のサンちゃんと遭遇。さすがこの好天逃しませんでしたね。
2019年06月14日 09:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
6/14 9:20
ここで下山途中のサンちゃんと遭遇。さすがこの好天逃しませんでしたね。
大汝峰が目の前に
2019年06月14日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:26
大汝峰が目の前に
イワヒバリ
2019年06月14日 09:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:39
イワヒバリ
割れてます〜
2019年06月14日 09:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:39
割れてます〜
大汝峰の山頂
2019年06月14日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:43
大汝峰の山頂
ヒルバオ雪渓
2019年06月14日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 9:43
ヒルバオ雪渓
定番のショット
2019年06月14日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/14 9:44
定番のショット
記念撮影
2019年06月14日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/14 9:45
記念撮影
山頂から滑ります
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山頂から滑ります
シュプールついてるのですが白飛びしてます
2019年06月14日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 10:24
シュプールついてるのですが白飛びしてます
水屋尻雪渓も滑ります
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水屋尻雪渓も滑ります
ここまで滑って今日の滑走終了
2019年06月14日 10:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/14 10:40
ここまで滑って今日の滑走終了
トラバース
2019年06月14日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 11:21
トラバース
トラバース
2019年06月14日 11:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 11:27
トラバース
そしてnakkiさんに遭遇。やっぱり夜勤明けでした(笑)
2019年06月14日 11:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/14 11:36
そしてnakkiさんに遭遇。やっぱり夜勤明けでした(笑)
雲が美しい
2019年06月14日 11:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/14 11:39
雲が美しい
帰りは路肩も少し車が増えてました
2019年06月14日 13:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/14 13:15
帰りは路肩も少し車が増えてました

感想

今日はようやくゲットした代休で平日の白山です。別に狙ったわけではないのですがこの土日は北陸は荒天で、運良く梅雨の晴天に白山で山スキーができたのはものすごくラッキーでした。
できれば夕方には帰宅したかったので、1時起床で北陸に向かいます。途中で雨が降り出しますが予報通り。フロントガラスの虫が少しにきれいになってよかったです。
さすが平日なので路肩脇の駐車スペースも結構空いてます。いつも遅めの到着でここに停めることは滅多にないのですが、歩いてみると別当出合までの距離は下の駐車場よりも長く、結構退屈します。
空いている別当出合では自販機が姿を現していましたが、まだ販売は開始していないようです。できればここにジンジャーエールを置いていただけると最高なのですが(笑)
さていつものようにスキーを横にくくりつけたシートラで登ります。観光新道にするかという選択肢もありましたが、睡眠不足もあり大人しく砂防新道から登ります。ペースがた落ちということはありませんが、心なしか絶好調ではない感じでした。
甚之助避難小屋の手前あたりから残雪が出てきます。ただもうこの辺りでスキーというのはさすがの私でも「ないな」と思わせる量まで減っており、今日は久しぶりに十二曲から登ることにします。
十二曲とそれまでにはいくつか雪渓の横断があります。また一部は雪渓の下が融けて空洞になっており、いつ誰が踏み落ちるかロシアンルーレット状態でした。
通常は雪渓のトラバースにはステップもあり、そう怖くは感じませんが、それは雪慣れした人だから思うことでして、雪山登山に慣れていなければそれなりに恐怖でまた滑落のリスクもあるでしょう。と言ってエコーライン方面はまだまだ急斜面の雪渓が阻んでますので、この十二曲から行くのがこれでも一番安全なのだと思います。できれば雪山に慣れていない方は完全に融けるのを待ってから登山された方がいいでしょう。
十二曲の雪渓もスキーで滑ってもいいのですが、距離は短く、あえてスキーに履き替えてまで滑るようなものではないです。ってこんな話してももはやスキー持ってくる人がほぼ皆無だと思いますから無意味でしたね。

さて弥陀ヶ原に上がれば風が結構強いです。休憩していると体が冷えてきますからそのまま室堂を目指します。エコーライン方面、それから平瀬道方面につながっていた雪はかなり切れていて、もうエコーラインや山頂の東南斜面でスキーするのも修行ということが分かります。
室堂ではヘリで建設資材の荷揚げを行なっていました。センターの南側に何か建設するべく基礎が作られていました。
室堂でフリースを着込み、それでも休憩中は肌寒いくらいです。御前峰はこのところ何度も行ってますので今日は大汝峰に行くことにしました。
大汝峰へは水屋尻雪渓を横断しますがこれは結構な距離があります。それからしばらくは夏道で、中宮道分岐のところでまた雪が少し出てきます。その手前で声かけられたと思ったらSanchanさんでした。オオサクラソウを見に行ってたとのことで、私はまだオオサクラソウの現物を見たことがありません。お花のために釈迦新道方面に進むなんて、なんと素晴らしいことでしょう。私は汚れた残雪のために大汝峰に進むというどことなく汚れた印象です(笑)
そして中宮道分岐から大汝峰には岩場のルートを登れば登頂できます。
山頂でお昼タイムにします。今日はパウチに入ったフルーツシロップ漬けを持ってきました。重いですがこういう場所では甘くジューシーな食べ物はとても贅沢です。
さて大汝峰からはいよいよスキー滑降です。登る前はヒルバオ雪渓を滑ろうかと思ってましたが予定より遅くなったので、山頂から中宮道分岐まで滑ることにしました。ここの斜面は最後が急斜面で、1mほど雪が切れていたのでスキーを脱いで歩き、また滑って終わりです。
そこからアプローチシューズに履き替えてしばらく歩きます。すると水屋尻雪渓に来ます。水屋尻雪渓は下部で縦溝が出てきますが、縦溝はコブのように凹凸に合わせるように滑るとそれなりに楽しめます。なんかバタバタと忙しいのではありますが。
これで今日の滑走は終了です。先週の小桜平よりは2倍は滑ったと思います。あとはまたアプローチシューズに履き替えて、室堂から十二曲を経て黙々と下山するだけです。
甚之助の少し上部で今度はnakkiさんが登場です。nakkiさんにしては遅い時間 = 夜勤明けで白山とのことでした。お別れして振り返って見るとものすごいスピードで歩かれてました。
Sanchanレコを拝見するとランちゃんも登ってきてたようで〜変態臭を嗅ぎつけられたのか、残念ながらランちゃんとの遭遇は相成りませんでした。

つい先月までは山スキー担いで登ってた人の多かった白山も、雪が激減して山スキーの似合わない季節になってきました。そうするとスキー担いでいる私には何かと声がかかってきます。「おースキーですか」「どこで滑るんです?」「縦溝多いですよ」とまだこの時期は、その驚きは小さめで、私は残雪の状況をよく調べずに登ってきた無知な山スキーヤーとして扱われます。
ま、それはともかく、やはり山頂までスキーを担いで登らないといけないのはハードです。そして気温上昇とともに飲み物の量も増えて、ザックの重さは増える一方です。スキーなど下ろして身軽になった方が絶対楽なのに、こんな苦しい思いをして担ぎ上げても滑るのは一瞬。その一瞬の滑りも雪渓は汚れ、凹凸、縦溝、そして落石と拷問スキーのステージがどんどん進みます。
それでも私が年中山スキーをしているのは、どんどんコンディションが悪くなっても、いずれ10月には初雪が降り、内蔵助氷河の上の新雪を初滑りし、そしてまた本格的な山スキーシーズンに入ってモフモフの新雪をラッセル三昧・・・という季節が来ることが見ているからだと思います。どんなに今が厳しく、不遇であっても、また明るい未来がやってくるという確信があれば、苦しさに堪え忍べるのだと思います。

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コメント

やっぱりお山は楽しい
先日はありがとうございました^^
お会いするの久々だったような、昨年の笈ヶ岳以来?
気力を振り絞ってお山に行って良かったです(笑
雲が綺麗ですね、自分が山頂に着いた頃にはどんより空・・・すけすけサンカヨウも羨ましい!
2019/6/16 22:52
Re: やっぱりお山は楽しい
nakkiさんコメントありがとうございます!
でしょ〜?あれこれ考えないでとにかく山に行く!と必ず満足すると思いますよ
nakkiさんレコはいつも拝見してますのでお久しぶり感なかったですが、もう一年以上前になるんですね
2019/6/17 6:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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