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Yamareco

記録ID: 1892640
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

焼岳(上高地ピストン)

2019年06月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:38
距離
9.4km
登り
1,012m
下り
1,015m

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:06
合計
5:38
5:47
10
5:57
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39
6:36
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40
7:16
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14
7:30
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6
7:36
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14
7:50
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5
7:55
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52
8:47
8:53
41
9:34
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5
9:39
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8
9:47
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3
9:50
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13
10:03
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30
10:33
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39
11:12
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13
11:25
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0
11:25
ゴール地点
天候 暴風雨
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
アルピコ交通 新宿⇄上高地
\13,900
コース状況/
危険箇所等
稜線ではコース脇に雪渓があるが、コース上にはなし。
雨により水たまりは多数
その他周辺情報 バス利用のクーポンで上高地ルミエスタホテルのスパ&ランチ
\3,800→\1,800
西穂高岳に行きたかったが荒天のため焼岳に変更
焼岳はここをくぐらずに林道を10分程歩きます
西穂高岳に行きたかったが荒天のため焼岳に変更
焼岳はここをくぐらずに林道を10分程歩きます
最初のハシゴ。
ここは使わなくても登れます。
最初のハシゴ。
ここは使わなくても登れます。
ここから見ると怖い
歩くと少したわむ
ここから見ると怖い
歩くと少したわむ
これはしっかりした梯子なので安心
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これはしっかりした梯子なので安心
この長梯子は怖かった
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この長梯子は怖かった
唯一の鎖場だけど左から登れるので使わなかった
唯一の鎖場だけど左から登れるので使わなかった
焼岳はガスの中
もう暴風雨
焼岳はガスの中
もう暴風雨
少しだけ硫黄の匂いがしました。
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少しだけ硫黄の匂いがしました。
登山道のすぐ横に雪渓
登山道のすぐ横に雪渓
山頂到着
標識は岩で挟んでいるだけなのでそのうち風で倒れそう
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山頂到着
標識は岩で挟んでいるだけなのでそのうち風で倒れそう
南峰方向だと思うが何もない
南峰方向だと思うが何もない
再び噴煙。
岩が黄色に変色してる
再び噴煙。
岩が黄色に変色してる
笠ヶ岳、抜戸岳、双六岳方面が見えてきた
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笠ヶ岳、抜戸岳、双六岳方面が見えてきた
2800メートルともなるとまだ雪が残ってますね
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2800メートルともなるとまだ雪が残ってますね
晴れろー
雷鳥のつがい
笹原にもいるんだね
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雷鳥のつがい
笹原にもいるんだね
意外と警戒心がなさそう
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意外と警戒心がなさそう
笠ヶ岳
本日一番の景色
4
笠ヶ岳
本日一番の景色
中尾峠から焼岳展望台の苔むした岩が綺麗
本当なら奥に穂高連峰が見えるはずなんだけど
中尾峠から焼岳展望台の苔むした岩が綺麗
本当なら奥に穂高連峰が見えるはずなんだけど
展望台側からは焼岳はガスの中
展望台側からは焼岳はガスの中
ほぼ垂直((((;゜Д゜)))))))
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ほぼ垂直((((;゜Д゜)))))))
下山し、ルミエスタホテルで昼食
写真はイベリコ豚のグリエ。
肉の繊維の歯ごたえとジューシーな肉汁が最高
ちなみに温泉は露天風呂付で、この日は貸し切り状態で入れました^^
上高地はこのホテルに限らずかもしれませんが、従業員の方の対応が素晴らしく良い
2019年06月15日 13:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/15 13:08
下山し、ルミエスタホテルで昼食
写真はイベリコ豚のグリエ。
肉の繊維の歯ごたえとジューシーな肉汁が最高
ちなみに温泉は露天風呂付で、この日は貸し切り状態で入れました^^
上高地はこのホテルに限らずかもしれませんが、従業員の方の対応が素晴らしく良い
梓川は本当に綺麗
大切にされているのですね
2019年06月15日 13:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6/15 13:47
梓川は本当に綺麗
大切にされているのですね
いつの間にか晴れ間も見えてきた
この日は降ったりやんだりを繰り返してました
2019年06月15日 13:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6/15 13:48
いつの間にか晴れ間も見えてきた
この日は降ったりやんだりを繰り返してました
うっかりしてると素通りしてしまいそうな場所にあるウエストン碑
2019年06月15日 13:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/15 13:49
うっかりしてると素通りしてしまいそうな場所にあるウエストン碑
このあたりの林道は気持ちよかった
2019年06月15日 13:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6/15 13:50
このあたりの林道は気持ちよかった
これは水遊びしたくなる(しなかったけど)
2019年06月15日 13:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6/15 13:57
これは水遊びしたくなる(しなかったけど)
河童橋はこんな日でもたくさんの観光客
梓川の緑色が綺麗
河童橋はこんな日でもたくさんの観光客
梓川の緑色が綺麗
河童橋から
なんでこう綺麗に穂高が見えないの〜
2019年06月15日 14:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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6/15 14:12
河童橋から
なんでこう綺麗に穂高が見えないの〜
反対側も焼岳見えないねぇ
2019年06月15日 14:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
6/15 14:13
反対側も焼岳見えないねぇ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル
共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル

感想

初めての夜行バスによる登山でした。
新宿から7時間弱。
4列シートで隣にもお客がいるのは、自分にとってはとてもじゃないが眠れる状況ではなかったです。
静かだし、消灯も消されてるのですが、窮屈で、自分が横の人にもたれかかったり、ビクってしてしまうのではないかと変に気を使ってしまうのがあって
結局一睡もできませんでした。
小屋泊まりの時もこんな感じだったなぁ。

天気予報は大荒れだったので
上高地に着いたら案の定大粒の雨がパラパラと降っていました。
傘を持ってきていない身としては辛かった。
バスでは荷物を預けていたので、バスの中では雨具にも着替えられなかったのです。
これは反省点。

トイレの個室で着替えを済ませて出発。
荒天の時は人がいないのでこういう時は助かる。
今回、晴れならば西穂高岳に行こうと思っていたのですが、雨では岩場が厳しそうなので焼岳に変更です。
こっちも岩場があるのは知っていましたが、難易度は高くないはず。

序盤はほとんど傾斜のない樹林帯で
距離は稼げるけど標高が中々上がりません。
雨は依然としてパラパラと降っているが、風も落雷もなさそうなのが救いでした。
後で強風にさらされるわけですが…

だんだんと傾斜も急になり、梯子も何度か出現します。
それぞれ短いし怖さはなかったです。
ただ最後の長梯子に関しては、結構な恐怖でした。
全行程の中で一番と言ってもいいかも。
ほぼ垂直方向に10m近く続く梯子でした。
槍ヶ岳直下もこんな感じなのかな。
でもこっちのは家庭用みたいなアルミのやつなので、ミシッて言うたび震えました。近くに何本も壊れた梯子が落ちてるし、いつ壊れてもおかしくないんじゃないだろうか。
特に降りの時は足元がほとんど見えないのもあって、祈るような想いで渡りました。

風も雨も強くなってきて、やっとの思いで焼岳小屋に着くと、ご主人と思しきスタッフの方に、声をかけられます。
「(山登りは)慣れていますか」と。

今日は天気予報を見たからか誰も登っておらず
稜線に出れば強風に晒されて落石や滑落の危険もあるし、
落雷があれば逃げ場がなくなってしまう。
それを危惧されての言葉かと思います。
内心ビビりつつも、富士山の時の猛烈な嵐に比べれば耐えられるし、行けるところまで行ってみようと決意し、歩を進めます。

やはり風も雨も止まず、それどころか風が物凄くて何度も飛ばされそうになりました。何か飛んでくる恐れもあるのでヘルメットを着用し、体勢は極力低く、岩を手で掴みながら登ります。何の修業だろう。

写真を撮る余裕も食べたり飲んだりする余裕もありません。
幸い服はモンベルのストームクルーザーを着ていたので、寒くもなく快適でしたが手袋が結構困りますね。
ビショビショになるけど、素手では寒いので濡れたままつける事になるし、スマホを取り出したりするために脱ぐと中も濡れてしまうので大変でした。

小屋から1時間ちょいで山頂に到着するも、周りはガスガスで火口も見えず。
南峰もどこなのか分からず。
達成感はそれなりにありましたが、何も見えないのはショックが大きいですね。
風も雨も強いので、程なくして退散します。

まあ登れただけ幸運だったと
諦めて帰っている時、目の前に二匹の雷鳥がいるではありませんか。
これが山里さんが会見でおっしゃってた真面目に努力すれば、ご褒美ではないが素敵なゴールを用意してくれると言うやつだろうか。
いや、真面目に努力したわけではないけど、来て良かったと思えた瞬間でした。
さらにその直後、雲の切れ間から笠ヶ岳方面も見渡せるようになり、この時期でも雪を被った雄々しい山容に、初めてアルプスに来たと言う実感を得ました。
いやあ素晴らしい。

標高を下げていくと、段々と雨も止み、風も弱まってきました。
予報では午後前に一旦雨が上がると聞いていましたが、本当にそうなるとは。
天気予報は信じるものですね。
途中ソロの方とすれ違いましたが、登るころに稜線もいい具合に風が止んでくれたればいいな。

下山してからは時より晴れ間も見え、よく澄んだ梓川で川遊びをしている観光客の方もいるぐらいで、上高地で散策する分にはまずまずの日和になりました。
心残りは穂高の山々が雲に隠れてしまったくらいですかね。

今回は結果的にはまずまずの経験となったものの
少し無謀な登山だったなと反省しました。
人気の場所だし、中々来れないからつい無理をしてしまうんですよね。
この反省を生かし、またこの夏リベンジ出来ることを願います。

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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