記録ID: 1908468
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ハイキング
尾瀬・奥利根
燧ヶ岳→尾瀬沼→尾瀬ヶ原 周回
2019年06月25日(火) 〜
2019年06月26日(水)
福島県
群馬県
新潟県
toshi77
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 35:06
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 1,558m
- 下り
- 1,560m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:53
距離 10.4km
登り 989m
下り 817m
5:23
62分
スタート地点
6:25
0:00
52分
広沢田代
7:17
0:00
132分
熊沢田代
9:29
10:00
17分
俎��山頂
10:17
10:30
17分
燧ヶ岳山頂
10:47
11:10
20分
俎��山頂
11:30
11:49
0分
ミノブチ岳
11:40
0:00
145分
浅湖湿原分岐
14:05
0:00
2分
尾瀬沼ヒュッテ
14:07
キャンプ場
2日目
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:21
距離 27.8km
登り 571m
下り 750m
5:07
31分
キャンプ場
5:38
0:00
54分
尾瀬沼山荘
6:32
6:37
80分
沼尻休憩所
7:57
8:17
25分
ひのえまた小屋
8:42
0:00
35分
竜宮小屋
9:17
9:27
13分
牛首分岐
9:40
9:45
12分
牛首
9:57
0:00
32分
牛首分岐
10:29
0:00
12分
ヨッピ橋
10:41
10:45
18分
東電小屋
11:03
0:00
15分
東電小屋分岐
11:18
11:23
2分
温泉小屋
11:25
11:49
1分
元湯山荘裏の茶屋
11:50
0:00
49分
段吉新道分岐
12:39
0:00
5分
三条の滝分岐
12:44
12:50
10分
三条の滝
13:00
0:00
40分
三条の滝分岐
13:40
0:00
118分
天神田代
15:38
16:00
28分
上田代
16:28
ゴール地点
| 天候 | 曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
燧ヶ岳の頂上直下にはまだ多くの雪があります。（6/25現在) 数本ある雪渓のうち1本（斜度約30度、距離200m)を登るのですが、雪はザラメ状で柔らかいのでアイゼンも効きにくく、一端、滑り出したらストックでは制止は難しいでしょう。下りの場合は特に注意が必要です。 その他、急登箇所では登山道に川のように水が流れています。緩やかな箇所はどろんこ状になっており、足下が泥だらけになります。スパッツ装着必須です。 三条の滝は急勾配の下り登りがあり、健脚者向けです。 |
| その他周辺情報 | 御池ロッジに露天風呂あり。 三条の滝動画 https://youtu.be/RpAM9swE8Ck |
写真
国道352号線、早朝の奥只見の林道。長野からだと遠回りとなり約5時間かかる。
駐車場はかなり広い（420台駐車可）。平日のため20台位と少ない。
ぬれたゴロ石の急登、初めはこんな道だ。梅雨の合間なので路面は濡れ、登山道は川のようになっている箇所も。
7:17 熊沢田代に到着、燧岳が見えてきた。中央左寄りの雪渓がコースルートだ。
登り切ったところ。距離は約200メートル、標高差約100メートルとか。計算すると斜度は30度になる。
東峰、俎�堯覆泙覆い燭阿蕁膨床爾�ら西峰、柴安�堯覆靴个笋垢阿蕁砲鯔召燹�あの山頂が最高峰だ。
9:29 東峰山頂に到着。老人体力でテン泊装備、コースタイムをかなりオーバーしてしまった。
東峰から西峰の柴安�瑤鯔召燹Ｈ�瀬ヶ原は向こうに行かないと見えない。
尾瀬沼アップ。手前の突起はミノブチ岳、尾瀬沼のビューポイントだ。
おお〜。尾瀬ヶ原が一望だ。手前は十字路。地図の通り木道が延びているのが見える。（当たり前か）
尾瀬沼と尾瀬ヶ原間の180度パノラマ。（拡大可）
双方の標高差は、200mほど尾瀬ヶ原側が低い。
双方の標高差は、200mほど尾瀬ヶ原側が低い。
ミノブチ岳経由で湖畔の長蔵小屋を目指して下山を開始。遠回りとなるが、尾瀬沼を周回したい。
ビューポイントのミノブチ岳より望む尾瀬沼。
尾瀬沼の真上には蓋をするように黒雲が。
尾瀬沼の真上には蓋をするように黒雲が。
長英新道は湖畔まで結構長く、そしてかなりの悪路。途中も川のような登山道であった。
やっと分岐に到達。
本日は尾瀬ヶ原の十字路でテン泊予定であったが、このペースではとても無理そうだ。
本日は尾瀬ヶ原の十字路でテン泊予定であったが、このペースではとても無理そうだ。
大江湿原。向こうに沼山峠への分岐がある。
寝不足と疲労のため、急遽、尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場でビバークすることに。
寝不足と疲労のため、急遽、尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場でビバークすることに。
荷揚げのヘリ。どこの小屋も夏の準備で大忙し、一日中あたり一帯ヘリの爆音で賑やかだった。
テントサイト。本日のテントは5張りであった。ここはキャンプ用の水場がなく、離れた場所にあるトイレ入り口の蛇口1本のみ、ちょっと不便だ。
6/26 4:36
テントサイト。本日のテントは5張りであった。
ここはキャンプ用の水場がなく、離れた場所にあるトイレ入り口の蛇口1本のみ、ちょっと不便だ。
ここはキャンプ用の水場がなく、離れた場所にあるトイレ入り口の蛇口1本のみ、ちょっと不便だ。
新調テント本日初デビュー。
床は木製フロアで快適、グランドシートは省略可能。周囲は小鳥たちのさえずりが心地よい。
床は木製フロアで快適、グランドシートは省略可能。周囲は小鳥たちのさえずりが心地よい。
翌日早朝。朝靄に煙る燧ヶ岳、その1。（拡大可）4時過ぎに朝食を済ませ、5時に出発だ。それにしてもよく眠った。12時間爆睡であった。
8
6/26 5:26
翌日早朝。朝靄に煙る燧ヶ岳、その1。（拡大可）
4時過ぎに朝食を済ませ、5時に出発だ。それにしてもよく眠った。12時間爆睡であった。
4時過ぎに朝食を済ませ、5時に出発だ。それにしてもよく眠った。12時間爆睡であった。
土足で上がるのは躊躇するようなとてもきれいな休憩所であった。他には誰もいない。
7月直前だというのに殆どの小屋は"CLOSE"であった。唯一"OPEN"の「ひのえまた小屋」。
やっと、まともな食事にありつけた。至仏山を見ながらのんびりラーメンをすする。至福のひととき。
十字路と燧ヶ岳を振り返る。昨日はあの頂上にいたのだ、感無量。
昨日の遅れ挽回で先を急ぐ。
昨日の遅れ挽回で先を急ぐ。
竜宮小屋はパスして先を急ぐ。
それにしても暑い、日陰が欲しい。多少お湿りがあった方が尾瀬にふさわしいかも・・・
それにしても暑い、日陰が欲しい。多少お湿りがあった方が尾瀬にふさわしいかも・・・
燧ヶ岳。絶好の"尾瀬日より"なのに人影まばら。連休だったらこうはいかない。
おお〜、ここか 逆さ燧ヶ岳ビューポイント。さざ波で鏡はイマイチ。
ボッカさん。自分の背丈より大きな荷物を運ぶんだ。彼らのお陰で山小屋で快適に過ごせるんだよ。アリガト〜。
「牛首」を過ぎたところでUターン、東電小屋経由、燧裏林道で帰路につくことにする。
その先の小屋では「昔のお嬢さん」が店番をしていた。麺類が出来るというので、うどんを頂く。800円なり。
いきなり、鎖と階段で200mの急下降。川底までおりるようだ。いやな予感、必ず登り返しがあるということだ。
やっと到着、三条の滝。水量が多く、すごい迫力だ。40分遠回りしても苦労して来た甲斐があった。
展望台の様子。撮影ポジションは狭く先着1名様。道理で誰が撮っても同じ写真になるわけだ。
朝から既に30キロ近く歩き通し。しかも緩やかとは言え登りの連続だ。
写真は突如現れた真新しい吊り橋。
写真は突如現れた真新しい吊り橋。
15:51 やっと上田代に到着、三条の滝から500mもの登り返しであった。あとは下りのみで25分の距離、ここでコーヒータイム。写真はカメラではなく地形が傾いているので念のため。
1
6/26 15:51
15:51 やっと上田代に到着、三条の滝から500mもの登り返しであった。あとは下りのみで25分の距離、ここでコーヒータイム。
写真はカメラではなく地形が傾いているので念のため。
写真はカメラではなく地形が傾いているので念のため。
16:28 無事に御池駐車場に生還。
写真は、帰路の林道途中の車窓から望む燧ヶ岳。
写真は、帰路の林道途中の車窓から望む燧ヶ岳。
感想
♪ 夏がくれば 思い出す♪ はるかな尾瀬〜〜 遠い空♪
ハイキングコースとしての私のお気に入りは上高地と尾瀬である。尾瀬には若い頃から何度足を踏み入れたことか。しかし、私にとって尾瀬とは尾瀬ヶ原であり、尾瀬沼であった。燧ヶ岳は全く念頭にはなかった。しかし、ヤマレコの記事を見ているうちに結構魅力的な山であることに気がついた。そこで、64歳最後の山行として「尾瀬ヶ原、尾瀬沼＋燧ヶ岳」のゴールデンコース（自称）を計画した。更に三条の滝をプラス、しかもテン泊でである。
ということで長期予報で梅雨の中休みを狙っていた、が果たしてその日はやってきた。6月25日〜26日である。晴れたのは見事にこの2日間だけであった。梅雨の中休みという又とないチャンスなのに、ハイカーが少なく、こんなにも静かな尾瀬の山旅が出来るとは思ってもいなかった。休日にではなく天候に合わせて山行が出来る定年退職の身分に感謝である。
お陰様で素晴らしい山行を満喫することが出来た。詳細については写真とそのコメントをご覧下さい。
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