霧の燧ヶ岳、晴天の至仏山
福島県
群馬県
aryuaryu
その他1人 
体力度について
- GPS
- 13:03
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 1,807m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:24
| 天候 | 霧 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰りは、バスと新幹線を乗り継ぎ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
岩が滑る |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
|---|
感想
霧の燧ヶ岳、晴天の至仏山
毎年恒例になりつつある尾瀬です。いつも秋ばかりだったのですが、初めて夏真っ盛りの八月にトライです。
今回は、尾瀬夜行を使って浅草から向かいます。台風もそれて、天気は、２日とも雨が降りそうにないので大丈夫かなーという気楽な気持ちで向かいました。
浅草から11:45発の尾瀬夜行に乗って、3:00になったら会津高原尾瀬口に到着。そこから1時間半待たされます。そこでバスに乗り換えて各所へ。
私たちは、燧ヶ岳登山口の御池でおります。まー、ここまで、ぶつ切りで起こされるので寝不足になりますね。つらい。
そして、バスを降りたら雨降ってます。ガンガン降ってます。予報と違くね？
予報では山頂の風も強いので登るかどうか悩みます。しばらく準備してうだうだ時間を潰している間に、登山を諦める人続出。そうこうしてると、なんと雨が止んできました。ちょっとリスクはありますが、行ってしまいましょう。
ということで、燧ヶ岳登山スタートです。
もちろんガスで真っ白。雨上がりでどろどろの中を標高を上げていきます。
道中の広沢田代、熊沢田代の湿原は幻想的で天上の楽園です。こんな標高の高いところに湿原があるなんて！
そこからさらに標高を上げて、俎嵓へ。もちろん景色は真っ白。さらにその先の、燧ヶ岳最高点の柴安嵓へ。降ってまあまあ登り返します。山頂はこちらの方が広くて休憩しやすいです。思ったよりも風が強くなくて、雨も降らず良きです。
ここまで、コースは木道が壊れていたり、ドロドロだったり段差が大きかったりとところどころ意地悪なところもあるけど気をつけて登れば大丈夫です。
さで、ここから下山です。今回下山に選んだのはコースが緩い長衛新道。直登のナデツ窪より時間はかかるのですが、ナデツ窪が雨の影響で滑りやすいリスクなどを考えて、こちらを選びました。
こちらのルートについては、総じて親切で問題なく下山。尾瀬沼に降りて、途中沼尻で休憩をとりながらひたすら長い道のりを尾瀬ヶ原の入り口、見晴まで歩きます。
見晴に着いたら、今回の宿、燧小屋に入ります。こちらは個室で料理が美味しくて快適です。三度目の宿泊になります。
部屋に荷物を置いたら、尾瀬小屋に移動して、オシャレなおつまみをいただきます。ニョッキのクリームソース煮込み、甘ーいトマトと生ハム、ティラミス。山の中でこんなものが食べられるなんて幸せすぎます！
その後、だらだらしてお風呂に入って、名物、燧小屋の炊き込みご飯の夕食をいただいて、速攻で寝ます。就寝19:00！寝不足ですから。
翌日4:00に起きて、お弁当を食べてゆるゆる準備をして5:00スタート！霧がかかってます。うーん。
広ーい尾瀬ヶ原をウォーキングして、至仏山の登山口、山の鼻に向かいます。
尾瀬ヶ原は広大でいつ歩いても美しいですね。気持ちが晴れやかになります。至仏山に近づくにつれて、霧が晴れてきます。日が登るのに合わせて、なんと晴天に！山の鼻で準備をしたら至仏山攻略です。テンション上がります。
至仏山ですが、高天原方面の登山口から取り付きます。こちらは一方通行です。というのも、この辺りにある蛇紋岩がめちゃくちゃ滑るので下りは危険ということらしいです。実際、よく滑る！気をつけながら登っていきます。
ある程度まで登っていくと早い段階で森林限界に。後ろを振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の絶景です。
景色を楽しみながら、ピークに向かってズンズン登っていきます。
そして、ようやく山頂！そろそろピークかなと思ってからが結構長かった！もちろん、山頂は絶景です。ゆっくり景色を堪能して、次は、小至仏山に向かって稜線歩き。ここもまあまあ高低差があるし、相変わらず石が滑るしで気が抜けないのですが、景色が良いので許せちゃいます。無事、小至仏山へ。
ここからは、鳩待峠に向かうルートで下山。このコース、急斜面は木道が整備されてるし、全体的にそれ以外は緩やかだしで、とにかく歩きやすい。悠々と下山して鳩待峠へ。
鳩待峠には何やら星野リゾートさんが作ったおしゃれな施設ができてますね。あとは、尾瀬戸倉までバスに乗って、尾瀬戸倉からバスで上毛高原に向かってと、バスを乗り継いで、新幹線で東京へ。
土日の２日間でしたが、めちゃくちゃ充実した山行でした！尾瀬は毎年行きたい！
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