記録ID: 1911312
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無雪期ピークハント／縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
秋田駒ヶ岳八合目〜焼森〜乳頭山〜大釜温泉−Part2
2019年06月29日(土) [日帰り]
岩手県
秋田県
Ssakana
yama_no_kai
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:20
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 679m
- 下り
- 1,191m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:38
距離 13.8km
登り 681m
下り 1,207m
10:01
59分
熊見平
11:13
17分
笊森山直下の千沼ヶ原分岐
12:09
6分
滝ノ上温泉分岐
13:37
57分
田代平分岐
14:34
17分
950m小ピーク
15:02
2，3日前から左足首を延ばしたり，ある方向に曲げたりすると痛かった。原因はよくわからないが，どこかでひねったのかもしれない。このところ運動不足でもあったので，歩き始めるといつもよりは息が切れるも，グループ登山なのでそれほどスピードが速くないので助かった。足首も当初は違和感があったので歩き通せるのか不安があったが，歩いているうちに気にならなくなった。体を動かして体が温まってきたのが良かったように思う。乳頭山に着くころには脚も体調も快調となった。
この日は日焼け止めを忘れてきたが，日差しが強くなかったので大きな問題はなかった。サングラスも持参するも使用せず。ズボンの裾が泥で汚れたのでスパッツを使った方が良かったようだ。レインコートも持参するも，少しくらいなら濡れるのを厭わなかったのでリュックの中にしまったままであった。帽子やザックカバーも下りで雨が降り始めてから使用。
この日は日焼け止めを忘れてきたが，日差しが強くなかったので大きな問題はなかった。サングラスも持参するも使用せず。ズボンの裾が泥で汚れたのでスパッツを使った方が良かったようだ。レインコートも持参するも，少しくらいなら濡れるのを厭わなかったのでリュックの中にしまったままであった。帽子やザックカバーも下りで雨が降り始めてから使用。
| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| その他周辺情報 | 登山後はアルパこまくさで入浴（入浴料大人1人520円） |
写真
ヨツバシオガマ（四葉塩釜）。ハマウツボ科シオガマギク属の多年草。湯森山から乳頭山への縦走路を歩き始めたあたり。
湯森山の三角点のあるところから200mくらい歩いたあたりに岩が出てきた。岩の名前は特についてないようだ。
岩のあるところを通過。まだこのあたりは湯森山の山頂部にあたるといってよい。
湯森山から向こうの急な下りに入る。登山道の右下には雪渓がかなり残っている。雪が残っているのはわかるが，ガスが濃くて向こう側への雪渓の広がりはよく見えない。
6/29 9:48
湯森山から向こうの急な下りに入る。登山道の右下には雪渓がかなり残っている。雪が残っているのはわかるが，ガスが濃くて向こう側への雪渓の広がりはよく見えない。
ムシトリスミレ（虫取菫）。タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物の一種。多年草。
ヒナザクラ（雛桜）。サクラソウ科サクラソウ属の多年草。東北地方の高山に分布し，西吾妻山が南限，八甲田山が北限という。
ハクサンボウフウ（白山防風）。セリ科カワラボウフウ属の多年草。高山植物。 北海道，本州の中部地方以北に分布。
モミジカラマツ（紅葉落葉松草，紅葉唐松）の花。モミジカラマツははキンポウゲ科モミジカラマツ属の多年草。
マイヅルソウ（舞鶴草）。キジカクシ科スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草。
ゴゼンタチバナ（御前橘）。ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草。
溝状の登山道に水がたまっているところもある。靴が水につからないように歩いてゆく。
イワイチョウ（岩銀杏）。ミツガシワ科イワイチョウ属の多年草。別名：ミズイチョウ（水銀杏）。熊見平の湿原入口付近。
コバイケイソウ（小梅�濮陝砲陵奸�メランチウム科シュロソウ属の多年草。シュロソウ属は以前はユリ科に分類されていた。花はまだ先のようだ。
6/29 10:03
コバイケイソウ（小梅�濮陝砲陵奸�メランチウム科シュロソウ属の多年草。シュロソウ属は以前はユリ科に分類されていた。花はまだ先のようだ。
オオシラビソ（大白檜曽）の若芽。オオシラビソはマツ科モミ属の常緑針葉樹。別名：アオモリトドマツ，ホソミノアオモリトドマツ。
湯森山から坂を下り，宿岩の向こうまで，広い意味でずっと湿原が続くと言ってよいのかも知れない。木道が敷かれているところが長く続く。
6/29 10:06
湯森山から坂を下り，宿岩の向こうまで，広い意味でずっと湿原が続くと言ってよいのかも知れない。木道が敷かれているところが長く続く。
一部には木道が水没しているところもあり，どうしても靴が水に沈んでしまうところもあった。
チングルマ（珍車，稚児車）の花。チングルマはバラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物。
チングルマ。花の盛期は終わりつつあり，咲き残りのものが見られる。
宿岩着。ここで小休憩（10:14-10:20）。湿り気がある日は水分を摂ることを怠りがちなので意識的に飲みものを飲むようにする。
6/29 10:14
宿岩着。ここで小休憩（10:14-10:20）。湿り気がある日は水分を摂ることを怠りがちなので意識的に飲みものを飲むようにする。
マルバシモツケ（丸葉下野）のつぼみ。マルバシモツケはバラ科シモツケ属の落葉低木。宿岩にて。
ミヤマワラビ（深山蕨）。ヒメシダ科ヒメシダ属の夏緑性のシダ。宿岩にて。
宿岩から乳頭山へと休憩後出発。宿岩の少し先から宿岩を振り返る。
エゾウラジロハナヒリノキ（蝦夷裏白鼻ひりの木，蝦夷裏白嚏の木）。ツツジ科イワナンテン属の落葉低木。北海道，本州東北地方に産するハナヒリノキの変種。
6/29 10:21
エゾウラジロハナヒリノキ（蝦夷裏白鼻ひりの木，蝦夷裏白嚏の木）。ツツジ科イワナンテン属の落葉低木。北海道，本州東北地方に産するハナヒリノキの変種。
エゾウラジロハナヒリノキ。別名：ヒロハハナヒリノキ（広葉嚏の木）。
エゾウラジロハナヒリノキ。ハナヒリノキの名は，乾燥した葉を揉んで鼻先に持ってくると鼻がひりひりしてくしゃみが出ることからという。
6/29 10:21
エゾウラジロハナヒリノキ。ハナヒリノキの名は，乾燥した葉を揉んで鼻先に持ってくると鼻がひりひりしてくしゃみが出ることからという。
宿岩の向こうにも岩が出ているところがある。岩を左から巻いてゆく。
地形図を見ていると，宿岩のある丘状の地形は，熊見平の中にあるとも解釈できる。宿岩の先がさらに高く，宿岩がある丘状地形の最高点付近の標高は1398m。
6/29 10:22
地形図を見ていると，宿岩のある丘状の地形は，熊見平の中にあるとも解釈できる。宿岩の先がさらに高く，宿岩がある丘状地形の最高点付近の標高は1398m。
宿岩のある丘を向こう側に下ってゆくと再び湿原。ここも熊見平の湿原の一部とみなしてもよいように思う。ここを過ぎると笊森山への高低差150mほどの登りに入る。
6/29 10:24
宿岩のある丘を向こう側に下ってゆくと再び湿原。ここも熊見平の湿原の一部とみなしてもよいように思う。ここを過ぎると笊森山への高低差150mほどの登りに入る。
タカネザクラの実。タカネザクラ（高嶺桜）はバラ科サクラ属の落葉小高木。
キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪）。スミレ科スミレ属の多年草。
ハイマツ（這松）。マツ科マツ属の常緑針葉樹。五葉松の一種。雌雄同株。新しい枝の付け根部分に雄花，枝先に雌花が着く。写真の赤いものが雄花なのだと思う。
6/29 10:29
ハイマツ（這松）。マツ科マツ属の常緑針葉樹。五葉松の一種。雌雄同株。新しい枝の付け根部分に雄花，枝先に雌花が着く。写真の赤いものが雄花なのだと思う。
ネバリノギラン（粘芒蘭）。キンコウカ科ソクシンラン属の多年草。
ミヤマウスユキソウ（深山薄雪草）。キク科ウスユキソウ属の多年草。別名：ヒナウスユキソウ。秋田駒ヶ岳，鳥海山，月山，飯豊山，朝日連峰など東北地方の日本海寄りの高山に分布。
1
6/29 10:32
ミヤマウスユキソウ（深山薄雪草）。キク科ウスユキソウ属の多年草。別名：ヒナウスユキソウ。秋田駒ヶ岳，鳥海山，月山，飯豊山，朝日連峰など東北地方の日本海寄りの高山に分布。
ミヤマハンノキ（深山榛の木）。カバノキ科ハンノキ属の落葉低木〜小高木。
コメバツガザクラ（米葉栂桜）。ツツジ科コメバツガザクラ属の常緑小低木。別名：ハマザクラ。花が終わった後のように思える。
ハクサンシャクナゲ（白山石楠花）。ツツジ属シャクナゲ亜属の常緑低木。花の盛期はこれからのようだが，咲いているものもちらほら。
コケモモ（苔桃）の花。コケモモはツツジ科スノキ属の常緑小低木。
笊森山の三角点標柱。ドコモの電波は強く，問題なくスマホが使える。「てんきとくらす」の秋田駒ヶ岳や乳頭山の山の天気予報をチェックするも，午後は雨予報というのを再確認。
6/29 11:00
笊森山の三角点標柱。ドコモの電波は強く，問題なくスマホが使える。「てんきとくらす」の秋田駒ヶ岳や乳頭山の山の天気予報をチェックするも，午後は雨予報というのを再確認。
笊森山を後にする。当初予定ではここで昼食休憩であったが，今後の天気のことも頭に入れ，さらに先に進むことにした。
オノエラン（尾上蘭）のつぼみだろうか。はじめはギンラン（銀蘭）かな？と思った。濡れた木道の板の上で靴が滑って転んでしまったが，おそらくはこの直後あたりだったと思う。
6/29 11:08
オノエラン（尾上蘭）のつぼみだろうか。はじめはギンラン（銀蘭）かな？と思った。濡れた木道の板の上で靴が滑って転んでしまったが，おそらくはこの直後あたりだったと思う。
ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞）。ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。
笊森山直下の千沼ヶ原分岐（手前側）。右に行けば千沼ヶ原。我々は乳頭山を目指して直進。600mほど進んだ先にもう一つの千沼ヶ原への分岐がある。
6/29 11:13
笊森山直下の千沼ヶ原分岐（手前側）。右に行けば千沼ヶ原。我々は乳頭山を目指して直進。600mほど進んだ先にもう一つの千沼ヶ原への分岐がある。
笊森山直下の千沼ヶ原分岐（手前側，一つめ）を乳頭山を目指して直進
ウサギギク（兎菊）。キク科ウサギギク属の多年草。高山植物。別名：キングルマ（金車）。
千沼ヶ原への一つめの分岐と二つめの分岐との間に標高約1480mの小ピークあり。
やや急な下り。一部で黒くて滑りやすい砂状の土が足元でむき出しになっている。
ツルツゲ（蔓黄楊）。モチノキ科モチノキ属の常緑低木。高山植物。雌雄異株。
二つめの千沼ヶ原分岐でも千沼ヶ原へは進まずに直進して乳頭山を目指す。
装備
| 個人装備 |
半袖インナー
長袖シャツ
ズボン
靴下（2枚履き）
登山靴
ストック
ソフトシェル
日よけ帽子
ザック（ザックカバー付き）
サングラス
レインコート
タオル
ツェルト
ロールペーパー
携帯トイレ
財布（小銭）
保険証
スマホ
行動食
非常食
飲料
水
ジェットボイル
ガスカートリッジ
GPS
予備電池
絆創膏
カメラ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ツェルト
笛
ジェットボイル
ガスカートリッジ
みそ汁
ドリップコーヒー
|
感想
秋田駒ヶ岳八合目〜焼森〜乳頭山〜大釜温泉−Part2
湯森山〜笊森山〜千沼ヶ原分岐
秋田駒ヶ岳八合目〜焼森〜乳頭山〜大釜温泉−Part1
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秋田駒ヶ岳八合目〜焼森〜乳頭山〜大釜温泉−Part3
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