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Yamareco

記録ID: 1920880 全員に公開 ハイキング 東北

竜ヶ森周回(比内コース〜最上コース)

情報量の目安: B
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日程 2019年07月09日(火) [日帰り]
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
自転車
 快晴ではないがこの日の予報はまぁまぁの晴れ。暑くなる前に長距離のコースは出来るだけ消化しておきたいので、今回は竜ヶ森の周回。前回( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1642684.html )は最上コース〜比内コースと反時計回りで周回した為、今回は時計回りで歩いてみることにする。前回は背後に眺望が開けることが多かったので、今回は前方に眺望が得られることを期待する。
 先ずは大館中心市街地から大町の通りを南下して米代川を渡り扇田を素通りして犀川を渡り、釣田のY字路に来たら左折して直進路の多い農免農道を進む。最初は田んぼの中だがその内右手に中野太平山、左手に日詰の中山を見乍ら山間部を進み、左にカーヴして橋でまた犀川を渡って森合で県道22号線に合流して更に南下。右手に姥ヶ嶽の見える夏焼の電光表示板に拠ると気温は15℃。犀川を二度渡り、「長部」バス停の先に「竜ヶ森登山口入口」の標識が立っているのでそこに右折する。「比内コース駐車場まで6.3km 最上コース登山口まで4.5km」と書かれており、田代岳程ではないが、ここも微妙にアクセスが悪い。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

(竜ヶ森比内コース登山口まで)
05:50大館市街地出発〜南下
06:13釣田のY字路で左折
06:52森合で県道22号線に合流
07:02右折し長部集落を南下〜「長部沢橋」と不明橋を渡る
07:07「長部林道」に入る
07:14「喜兵工沢」
07:16大岩
07:20「小高石橋」
07:24「高石橋」
07:29熊と遭遇
07:31「比内コース駐車場まで2.8km」
07:37「最上コース」分岐点に駐輪
07:39再出発〜砂防ダム×3
08:16右分岐路有り〜「比内コース」駐車場

(竜ヶ森比内コース)
08:27登山開始〜階段〜別の道と交差〜崖道
08:38沢で登り返して「一合目」
08:43沢で道は二又になってまた合流する
08:53「二合目」
09:05「三合目」〜尾根道
09:18「四合目」
09:25「五合目」分岐から右の「ブナの森コース」へ〜水場は涸れている
09:45左カーヴ〜尾根道
09:48「六合目」
09:57「七合目」
10:03細いジグザグ道に変わる
10:07「八合目」〜倒木多し
10:21「九合目」右折
10:37竜ヶ森山頂

(竜ヶ森最上コース)
11:06下山開始
11:09「寒沢コース」は笹薮化
11:18「9合目」
11:37「7合目」〜911mピーク?
11:57 893mピーク?
12:04「5合目」で右にカーヴ
12:14「4合目」
12:30「3合目」
12:39「2合目」
12:53「1合目」
12:57右にカーヴし尾根を外れる
13:10崩落箇所通過
13:17沢で小休止
13:24再出発〜沢下り〜薮化した路肩崩落道へ
13:32まともな未舗装車道に出る
13:38右カーヴ(車回し有り)
13:43「ジャコイシ沢」で左にヘアピンカーヴ
14:01「比内コース/最上コース」分岐点で自転車回収

(帰路)
14:03再出発
14:16「長部林道」を抜けY字路を左折
14:19県道22号線に出て北上
14:27森合で左折し農免農道で北上〜「比内温泉 ひないの湯」は休館
15:55「大館東台温泉 東の湯」
16:44再出発〜帰路
コース状況/
危険箇所等
(竜ヶ森比内コース登山口まで)
 長部の太平山神社を左手に見乍ら長部集落の中を進み、「長部沢橋」ともうひとつ地理院地図に記載の無い橋を渡り、右から来る他の道と合流した地点に「長部林道」の標識。ここから先は未舗装の砂利道だが、砂利道は舗装路より数倍疲れるので、上り坂は無理をせず自転車は押して歩く。「長部沢」の地図に記載の無い支流(「喜兵工沢」と云う標識は掠れて殆ど読めない)を越え、左の沢の方に薮の中を逃げて行く兎の後ろ姿を目撃。左に伐採場が広がる辺りで右を見ると、20mは有りそうな大岩が道の直ぐ脇に聳え立っている。地図に記載の無い「小高石沢橋」を渡り、更に「高石沢橋」で「曲屋沢」を渡る。
 その先で熊に遭遇。50m程前方で道が右に緩くカーヴする辺りに、左の杉林の中から体長1m程の小振りの熊が1頭、のっそりと出て来たのだ。こちらは自転車を下りて押している途中で、一応熊鈴は3つもぶら下げていたのだが、効果は無かった様だ。ふと目が合い、互いに2秒程固まった後、向こうの方からさっと身を翻して木々の間に消えて行った。少し間を置いて、ベルをジリジリ鳴らし乍ら進んだが、無事に通過出来た。やれやれ、今年はこれが初めての熊の目撃事例となる。昨年から数えて、はっきり視認した熊はこれで9頭目となる。
 やがて「比内コース駐車場まで2.8km」標識を過ぎ、橋を渡った先でY字路に出るが、ここが最上コースとの分岐点。今回の周回予定に合わせて、自転車はここに置いて行く。適当なスペースが無いのでその辺の路肩に駐輪し、その先は左の道を歩いて比内コース登山口に向かう。
 「トマリタキ沢」の左岸に沿って徐々に高度を上げ、砂防ダムを3つ過ぎ(っ地理院地図にはもう1つか2つ記載されている様だが、木々が邪魔になって見えない様だ)、右分岐路を過ぎると間も無く駐車場に出る。ここで既に標高380m程。簡易トイレは洒落なのか「登竜館」と名前が付いている。左手の「トマリタキ沢」に下りて行ける箇所が有るが、少し渡渉すると奥の方に小さな滝も見える。

(竜ヶ森比内コース)
 駐車場の奥に若干壊れかけた標識が立っているので、その奥の擬木の階段を登り、先程の右分岐路と交差して進む。ぬかるみがちらほら。地図に記載の無い沢を左に見乍らの崖道を登り、沢に下りて登り返した先で「一合目」。そこから沢を離れやや急登になる。また沢に下りる箇所で道は二又に分かれるがこれはどちらでも良い。「二合目」は東に僅かに眺望が得られる。「三合目」からは尾根筋の道に変わるが、苔がやや多い。「四合目」からはややなだらかに成る。
 「五合目」は左の「一般コース」と右の「ブナの森コース」に分かれる。「一般コース」の方が若干距離は短いものの、特に面白いものが有る訳でもないので、右の「ブナの森コース」へ進む。分岐点から真っ直ぐな下り坂を下り切った所に水場が有るが、今は涸れている様だ。これが一時的な現象なのかどうかは不明。そこから先はつづら折りでブナの森の中を進む道。昨年6月にこのコースを登った時( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1540792.html )には蛙の大合唱がそれはもううるさかったものだが、今回は全く聞こえない。
 やがて左にカーヴして尾根筋を西へ進む道に変わり、ここから先暫くは広い直登。北側に時々限定的な眺望が得られる。やがて「六合目」で「一般コース」と合流する。標識に拠ると、携帯電話はこの下から使用可能だそうで、山頂までは後1劼箸里海函この先もブナの森が続くが、笹との組み合わせが多くなる。右手の樹間から山頂が垣間見える。左手の南側の山並み(900〜800m級)は木々がうるさいが断片的に輪郭が見える。「七合目」からはまた北側が少し見える。標高900m位で道は狭い急登のジグザグ道に変わる。「八合目」から先は倒木が多い。若い笹が道のあちこちに生えているので、刈り払いをしないと何れ面倒なことになりそう。北東にまた若干眺望が得られる。倒木とフキ薮を抜けると今度は南東方向に眺望が。頭上に枝が張り出していることが有るのでカーヴする箇所等では要注意。「九合目」で右折し、最後のひと登りで山頂だが、途中落石の様な音を耳にする。この辺には石は見当たらないので、恐らく獣が薮の中を駆けて行ったのではないだろうか。
 山頂部分は綺麗に刈り払われており、トンボの群れと山頂標識が待っている。二等三角点は半ば薮に埋もれているが、標識の直ぐ近く。祠は前回来た時には笹薮の方を向いていたのだが、方向が変えられている。展望台は相変わらず腐食が激しくて立入禁止。従って眺望は無し。どちらを向いても薮ばかり。避難小屋の扉は板を渡して閉じてあるが、施錠はされていないので板を外せば入れる。トイレや水場等は無いが小奇麗な小屋の中は休憩するには有難い。記念スタンプや登山ノートが置いてあるが、記帳を見る限り登山者(団体)は多くても年に30も行かない様だ。市境を越えて北秋田市方面に延びる「東の又/小繋コース」は笹薮が刈り払われている様だが歩き難そう。
(作成したルート図は一応地理院地図に従ったが、恐らく細部がちょこちょこ食い違っている。「最上コース」も同様。)

(竜ヶ森最上コース)
 下山には最上コースを使用することにする。が、ここでトラブル発生。道ではなく私の方にだ。自転車乗り共通の悩みは尻の痛みだそうだが、私も例に漏れず、長距離を走った後はサドルの当たる部分が腫れて酷く痛むことが有る。この日も、この2日前の内町沢巡り等( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1917395.html )のお陰でまたぞろ腫れが悪化していたのだが、何の拍子かこれが途中からジンジン痛み出した。これまでにも歩いている時に尻が痛むことは時々有ったのだが、ここまで酷いのは初めてだ。スタスタ歩くと、まるで尻に火が付いた様にカッと火照って、パンツ(自転車用のパッド入りパンツ)が擦れる度に悲鳴を上げたくなる。そろそろ歩けば何とか我慢出来そうだったので、下山は大分ゆっくり歩くことになった。
 まぁ何れにしろ、最上コースは前回よりも更に倒木が多くなっている様だったので余りサクサク進むことは出来なかった。山頂から100mばかり北の「寒沢コース」分岐は笹薮に覆われており、通行は難しそう。倒木回避の他、雑草が地面を覆い尽くしていて路面状態が確認出来ない場所も有るので、自ずと慎重に歩かざるを得ない。「9(こちらは何故か英数字)合目」からは時々左手の北側の樹間から限定的な眺望が得られる。倒れたブナには何種類もの苔や茸が生えており、生物多様性に貢献する共生生物としてのポテンシャルについて考えさせられる。「8合目」はどっかで素っ飛ばして「7合目」の辺りが911mピークの筈なのだが、比較的なだらかな道が続くので、正確にどの辺がピークに当たるのか判らない。下って登り返した辺りで東から南に掛けての眺望が得られる。その次の893mピーク(最上コース分岐点の案内板に拠れば「中ノ沢」と云う名称が付けられている様だが)も何処に三角点が在るのやらさっぱりだ。
 「5合目」で右にカーヴして急な下り坂。姥ヶ嶽方面へと続く縦走路は笹薮に覆われて影も形も無い。東側の眺望が開け、倒木はここで大体終了。「4合目」からは西の尾根が見え、その先で東側にも眺望が得られる。少し薮が濃くなり、左手に尾根がふたつ見える様になる(遠くの方は恐らく姥ヶ嶽だろう)。標高700m位まで下ると「3合目」。地面に積もった枯葉の所為で足元が滑る。600m位で「2合目」で、南側の「最上沢」(名前のみで地図には記載が無い)の音が聞こえる様になる。ここまで下りて来るとブナの森が雑木林に変わって来る。
 「1合目」の先で尾根を右に逸れ、落ち葉で滑り易い片流れ気味の崖道をジグザグに下り、標高400m位まで下った所で崩落箇所を慎重に下りる。その先はフキ薮と不明沢だが、傍らの木に案内看板と、近くの薮の中に登山口標識が埋もれているので、ここが「最上コース」の登山口(だった)ことが判る。沢で少し休憩。飲みはしないが、肌に冷たい水を掛けて休むだけでも大分楽になる。
 そこから岩の多い沢を少し下って右手の崖に取り付く。一箇所だけ岩の上にピンクのテープが巻かれているが、目に入る目印はそれだけ。崖を攀じ登ると路肩が崩落した道(未舗装車道)が見付かるのだが、薮が濃くて地面が全く見えない。秋に最上コースを登った時にはここまで薮が酷くなかったのでそれ程神経を使う必要も無かったのだが、地面が見えないと何処が崩落しているのか全く判らないので、一歩ずつ慎重に足元を確かめ乍ら進むことになる。数十mでやっと道らしい道に変わり、そこから先は未舗装車道をてくてく歩くことになる。
 やがて右に直角に折れ(そこに車回しが有るのだが、自動車で最上コースに来る場合はここに駐車することになる)、「ジャコイシ沢」のヘアピンカーヴを曲がる(沢の上方へは地図に記載の無い道が延びているのだが、直ぐ先で沢に削られて消失している)。後は北東の方角に500〜600mも歩けば、「比内コース/最上コース」の分岐点に出る。何時もよりゆっくり下りた所為か、予想よりも大分遅くなった。

(帰路)
 自転車を回収して後は林道を北上して戻る。時間に余裕が有れば長部太平山に寄ろうかとも考えていたのだが、とにかく尻が痛いので今回は省略することにする。なので長部林道を抜けたら直進せず左の道に折れて多少近道。県道22号線に出て、森合で左折して橋を渡り、農免農道で北上。「比内温泉 ひないの湯」に寄ろうとしたら休館日だった為(事前に確認もしていなかったのだから、我乍ら予定の立て方が大雑把である)、行先を変更して「大館東台温泉 東の湯」に寄る。因みに尻が余りに痛くてサドルに腰を下ろすことが出来ず、帰りの20数キロはずっと立ち漕ぎで進んだ。足もきついが手の平が多少痛んだ。
その他周辺情報(「大館東台温泉 東の湯」)
 入浴料350円。普通の湯とやや熱目の小さい湯。水風呂が無いのが残念。
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図 [pdf]

感想/記録

(竜ヶ森比内コース)
 一応このコースは初心者向けと紹介されてはいるが、結構急登が多く、割としんどい。私の場合、山歩きは「登山口」よりもっと前から始まっていることも有り、前回登った時とは違って余り張り切らないよう心掛けたので、コースタイムは『大館トレイルガイド』に記載されているものと略同じになった。私がこの比内コースを歩くのはこれで3度目だが、五合目の水場では水を補給出来た例しが無い。六合目手前から七合目に至るブナに囲まれた直登の道は割と気持ちが良い。

(竜ヶ森最上コース)
 前回このコースを登った時には背後に眺望が得られることが多かったので、今回は前方に見晴らしが得られるかと思ったのだが、秋と違って枝葉が茂っている春夏だと眺望が大分阻害される様だ。また秋に来て下ってみれば印象が変わるのかも知れない。
 前回来た時よりも明らかに荒廃が進んでいるのが気になる。フキや笹やその他の雑草による薮化も気になるが、それらは刈り払えば済む。だがブナの大木が何十本もどーんと道を塞いでいるのを取り除けようとしたら大変だ、相当な困難を伴うのではないだろうか。今後どの様に整備して行くのだろう。
 一度積雪時にここにチャレンジしようとして無謀であると悟って中止にしたことが有るが、こう倒木や薮が多くては、ソリやスキーで滑り降りるのは不可能ではないだろうが、相当に難しいだろう。
 崩落箇所はまぁ注意して進めばそれ程危険は無いとは思うが、やはり神経を使う。今度来る時にはロープでも持って来ようか。にしても薮で崩落箇所が見え難くなっているのは困る。

(小倉山)
 「比内コース/最上コース」分岐点から戻る途中、また未練がましく小倉山へ登る道の再確認を行ったが、やはりどうもそれらしい道は見当たらない。地理院地図に記載さている登山道は全て死んでいる様だ。Googleの航空写真を見ると、小倉山の北側の665mピークの西側の辺りには伐採道が走っている様なので、登ってみたい気もしないでもないが、細部はやはり現地で見てみないと判らないから結局出たとこ勝負になってしまうし、第一重機用の道は人間が歩くには適していないので、やはり控えておいた方が良いかも知れない。

(体調)
 結局帰宅して休んだ後も尻の腫れは仲々引かず、翌日には街中へ買い物に出掛ける程度であれば自転車には乗れる様にはなったものの、長距離のサイクリングには不安が残った為、尻の具合がもう少し良くなるまで、暫く自転車で遠くに行くのは控えることにした。丁度この翌日から一気に蒸し暑くなり、外へ出ただけでげんなりしてしまう様になった為、夏季のサイクリング&トレッキングは成る可く天気が殺人的ではない日を選ぶことにして、滅多矢鱈と出掛けないことにした。
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