黒金山と乾徳山 美苔の奥秩父ルート

2019年07月17日(水) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,582m
• 下り: 1,581m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:57

5:13 乾徳山登山口バス停
5:23 5:25 乾徳山登山口（道満尾根ルート）
6:07 6:07 道満山
6:25 6:25 林道乾徳山南の駐車スペース
8:41 8:44 牛首ノタル
9:16 9:28 黒金山
9:30 9:30 大ダオ分岐
9:58 9:58 笠盛山
10:26 10:27 水ノタル
10:37 10:49 乾徳山
11:01 11:03 髭剃岩
11:21 11:21 扇平
11:25 11:26 月見岩
11:43 11:43 役小角像
11:46 11:46 高原ヒュッテ
11:50 11:50 国師ヶ原
12:31 12:31 道満山
13:01 13:01 乾徳山登山口（道満尾根ルート）
13:10 乾徳山登山口バス停

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三富徳和の駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

三富徳和→道満尾根→乾徳山林道→黒金山登山口→牛首ノタル→黒金山→乾徳山→十字路→道満尾根→三富徳和と周回。
道満尾根はしっかりした道があり、危険個所、迷う所等無し。林道出合から黒金山登山口までは立派な林道ですが路駐は不可。黒金山登山口には駐車スペースあり、ただし、こまで車で行けるのかは不明です。
黒金山登山口から牛首ノタワ経由黒金山の道は、これぞ奥秩父といった感じの深い山の中の道、展望は牛首ノタワ以外無いですが、笹と針葉樹の森、苔むした道は心が安らぎます。道は細いですがしっかり踏み跡はあります。
黒金山から乾徳山間も同様に深い森の中。しっかりテープはありますが、道は細く、所々不明瞭な所があるので注意。おかしいと思ったらすぐに引き返せば正しい道が見つかります。
乾徳山の前後は厳しい岩稜が続き緊張する所。特に乾徳山頂上直下の鳳岩の鎖場は厳しく、慣れない人には巻き道があります。

その他周辺情報

三富の笛吹きの湯は、洗い場６つしかない小さな市営の温泉ですが、６００円、JAF等割引で４１０円。食堂営業、ビール等のアルコール販売はありません。

写真

7/17 5:14

今日はメインルートを使わず、右の道満尾根に行きます。

7/17 5:23

集落を抜けると、こんな獣避けゲートがあります。手で開けて入って行きます。

7/17 5:24

程無く林道の徳和峠、ここから山道に入ります。

7/17 5:45

やや急ですが、岩もあるし美林もあって、なかなか綺麗で楽しい道が続きます。

7/17 6:07

道満山に着きました。

7/17 6:18

さらに進むと大平からの林道に出ます。ここからしばらく林道歩き。

7/17 6:22

彼方に笠取方面が見えます。

7/17 6:24

これは、大平から来た人の為の登山口。

7/17 6:27

メガソーラー発電所が出来てました。朝日が反射して眩しい。

7/17 6:34

こういうきれいな林道歩きも悪くないね。

7/17 7:14

一時間程で黒金山登山口に到着。ここから細い登山道に入ります。踏み跡はしっかりあります。

7/17 7:48

苔の玉。ネコの様な毛並みでした。

7/17 8:04

笹原と針葉樹、典型的な奥秩父の光景です。

7/17 8:36

黒金山が目の前に出てくると牛首ノタルはすぐそこ。

7/17 8:38

牛首ノタルは広々として気持ちの良い所。ここだけ木が無く、展望が開けます。

7/17 8:43

富士山が！見えたのはこの時だけで、以降はお隠れに。

7/17 8:56

美苔の見事な道が続きます。

7/17 9:01

初めて見るキノコ。毒のウスタケ。

7/17 9:04

これも珍しいシダみたいな苔。一面に生えてました。

7/17 9:13

黒金山に着きました。

7/17 9:20

国士ヶ岳方面が見えます。残念ながら甲武信ヶ岳方面は雲の中。

7/17 9:27

山頂に一輪だけ咲いていたシャクナゲ。シャクナゲの木は他にも沢山ありましたが、咲いていたのはここだけ。

7/17 9:52

また出た鞠の様な苔玉。ふわふわぬいぐるみ。

7/17 10:14

玄人好みの渋い道だねえ。

7/17 10:31

乾徳山が目の前に。ここだけが突き出た岩のコブです。

7/17 10:36

頂上付近はシモツケの花が沢山。

7/17 10:36

頂上標識と小さな祠。もう展望はありませんでした。

7/17 10:45

頂上には黄色い花も沢山。お花畑でした。

7/17 10:48

下りの鳳岩の鎖場を見下ろします。こわー。

7/17 10:51

下りた後、見上げます。ああ、面白かった。

7/17 11:04

髭剃岩。細い人なら通り抜けれるでしょう。背中にリュックを背負っていると無理でした。

7/17 11:47

ヒュッテの中は改装され綺麗になってました。今度泊まってみたい。

7/17 11:47

ヒュッテの外観。これが開放というのは嬉しい。

7/17 11:57

再び道満尾根方面へトラバース。ここは富士の見える名所らしいけど見えませぬ。

7/17 13:10

戻ってきました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル

感想

ヤスさん

乾徳山は人気の山ですが、黒金山まで行く人は稀です。今日も乾徳山の尾根では多くの人に会いましたが、黒金山の辺りでは誰にも会いませんでした。
甲武信ヶ岳あたりから見ると黒金山は見事な三角形をした立派な山ですが、展望が限られているので人気が無いのでしょう。でも奥秩父の典型的な静かな森歩き、美苔、笹とシラベの道等が楽しめます。
行ってみると、乾徳山は黒金山から延びる尾根上の一つのコブという事が分かります。是非足を延ばしてみて欲しいです。。

コメント

tokamo

懐かしい牛首のタル
yasu0402 さん、こんばんわ。なかなか渋いコースで良いですね。牛首のタルは懐かしい処です。黒金山も国士ｹ岳が望めてグー。このコースのどこかで鹿の角を拾ったことを思い出します。乾徳山の壁を下りで使うとは流石です。ヒュッテが綺麗になってビックリです。幽霊屋敷同然だったのに、利用価値が有りますね。色々情報をありがとうございます。

ヤスさん

Re: 懐かしい牛首のタル
tokamoさん、このコース、渋いけれど味のあるコースですよね。また行きたいと思っています。