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Yamareco

記録ID: 193657
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ハイキング
丹沢

仏谷出合〜ミカゲ沢ノ頭北西尾根〜蛭ヶ岳〜地蔵尾根

2012年05月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
knot その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:53
距離
15.8km
登り
1,841m
下り
1,838m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:15 神ノ川ヒュッテ
08:05 広河原
09:15 仏谷出合
10:35 P1230
11:30 ミカゲ沢ノ頭
12:30 蛭ヶ岳(20分休憩)
13:50 地蔵尾根下降点
15:45 取付点(岩水沢出合)
17:00 神ノ川ヒュッテ
天候 晴→曇→晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
逆コースのほうがいいな。
●広河原

神ノ川ヒュッテからここまでは、約一時間の林道歩きなので、今日の山行はこの広河原が事実上の出発点。
●広河原

神ノ川ヒュッテからここまでは、約一時間の林道歩きなので、今日の山行はこの広河原が事実上の出発点。
●河原を歩く

広々とした川幅を持つ神ノ川も、ここから少しばかり進んだあたりからグッと狭くなり、沢の様相を呈してくる。
●河原を歩く

広々とした川幅を持つ神ノ川も、ここから少しばかり進んだあたりからグッと狭くなり、沢の様相を呈してくる。
●遡行開始

左から出合う岩水沢を見送ると、神ノ川本流は右へ緩くカーブする。
●遡行開始

左から出合う岩水沢を見送ると、神ノ川本流は右へ緩くカーブする。
●魚止ノ滝
ここは少し手前の岩壁を登って右岸を巻いていく。しかし、この岩壁、我々と同じで中々いやらしい。もう少し戻ると地蔵尾根の第二の取付点があるからそこを利用すればいい。
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●魚止ノ滝
ここは少し手前の岩壁を登って右岸を巻いていく。しかし、この岩壁、我々と同じで中々いやらしい。もう少し戻ると地蔵尾根の第二の取付点があるからそこを利用すればいい。
●ヘツる

●気持ち良い遡行
新緑の沢筋に相棒のテンションは右肩上がり。「風が見えた」などとうそぶいている。
●気持ち良い遡行
新緑の沢筋に相棒のテンションは右肩上がり。「風が見えた」などとうそぶいている。
●大きな釜の滝
暑い夏の盛りに飛び込んで水遊びをして見たい。そんな小さな滝の割に広い釜をもつ滝だ。
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●大きな釜の滝
暑い夏の盛りに飛び込んで水遊びをして見たい。そんな小さな滝の割に広い釜をもつ滝だ。
●仏谷出合
真っ直ぐが仏谷。右が神ノ川本流の金山谷。今日はここを仏谷の方へ進み、回り込んだ処から仏谷金山谷中間尾根に取り付いて、ミカゲ沢ノ頭をめざす。
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●仏谷出合
真っ直ぐが仏谷。右が神ノ川本流の金山谷。今日はここを仏谷の方へ進み、回り込んだ処から仏谷金山谷中間尾根に取り付いて、ミカゲ沢ノ頭をめざす。
●金山谷
この沢はまだ遡行したことはないが、「丹沢の谷110ルート」には、グレードは初級としながらも、ほかの流域の初級とくらべると遡行価値が多分に秘められていると紹介されている。
●金山谷
この沢はまだ遡行したことはないが、「丹沢の谷110ルート」には、グレードは初級としながらも、ほかの流域の初級とくらべると遡行価値が多分に秘められていると紹介されている。
●取り付く
仏谷と金山谷の尾根突端の大きな岩を仏谷側から取り付く。どこの尾根でもそうだが、末端は厳しいのが通常。
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●取り付く
仏谷と金山谷の尾根突端の大きな岩を仏谷側から取り付く。どこの尾根でもそうだが、末端は厳しいのが通常。
●美しい尾根のブナ林
きつかった出だしのヤセ尾根もしばらくすると幅広の緩やかな尾根に変わってくる。この頃になってやっと周りの景色を楽しむ余裕がでる。

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●美しい尾根のブナ林
きつかった出だしのヤセ尾根もしばらくすると幅広の緩やかな尾根に変わってくる。この頃になってやっと周りの景色を楽しむ余裕がでる。

●それぞれに
広い尾根なので好きな所を勝手気ままに歩く。
●それぞれに
広い尾根なので好きな所を勝手気ままに歩く。
●崩壊地より檜洞丸
真中、植林された尾根が源蔵新道のある源蔵尾根だ。もともと源蔵新道は開設である神ノ川ヒュッテの佐藤盛次氏の名をとって佐藤新道と呼ばれていたが、新しく整備し直された現在、かってあった「源蔵小屋」の名残から新しく「源蔵新道」と名付けられている。
●崩壊地より檜洞丸
真中、植林された尾根が源蔵新道のある源蔵尾根だ。もともと源蔵新道は開設である神ノ川ヒュッテの佐藤盛次氏の名をとって佐藤新道と呼ばれていたが、新しく整備し直された現在、かってあった「源蔵小屋」の名残から新しく「源蔵新道」と名付けられている。
●崩壊地を覗く
尾根の中心部を歩いていると分からないが、端寄りを歩いていると、一部金山谷側が崩れているのがよく分かる。
●崩壊地を覗く
尾根の中心部を歩いていると分からないが、端寄りを歩いていると、一部金山谷側が崩れているのがよく分かる。
●P1230m
やがて、アセビの木が目立ち始めるあたりから東へ向いていた進路を少しだけ北寄りに変えてやると、ポンと小さな空き地に飛び出す。ここが1230m地点だ。小谷出合から伸びる尾根とはここで合流する。よく言われるミカゲ沢ノ頭北西尾根とはどちらの事を指すのだろう。
●P1230m
やがて、アセビの木が目立ち始めるあたりから東へ向いていた進路を少しだけ北寄りに変えてやると、ポンと小さな空き地に飛び出す。ここが1230m地点だ。小谷出合から伸びる尾根とはここで合流する。よく言われるミカゲ沢ノ頭北西尾根とはどちらの事を指すのだろう。
●トウゴクミツバツツジ
蛭ヶ岳直下でも何本か見たが、蕾のものが多かった。
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●トウゴクミツバツツジ
蛭ヶ岳直下でも何本か見たが、蕾のものが多かった。
●ミカゲ沢ノ頭への最後の登り
少し鞍部になっている場所には大きなブナの木が立っていた。根張りの周りにはそのブナに守られるように小さなシロカネソウの花が咲いていた。
●ミカゲ沢ノ頭への最後の登り
少し鞍部になっている場所には大きなブナの木が立っていた。根張りの周りにはそのブナに守られるように小さなシロカネソウの花が咲いていた。
●ミカゲ沢ノ頭
一般登山道蛭ヶ岳〜臼ヶ岳に到着。
●ミカゲ沢ノ頭
一般登山道蛭ヶ岳〜臼ヶ岳に到着。
●ハイウェーを歩く
これから蛭ヶ岳に向かう。



●ハイウェーを歩く
これから蛭ヶ岳に向かう。



●コイワザクラ
ピークは過ぎているようだが、まだまだ元気にその愛らしい姿を見せてくれていた。
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●コイワザクラ
ピークは過ぎているようだが、まだまだ元気にその愛らしい姿を見せてくれていた。
●シロヤシオツツジ
全般的にはまだ早いが、この株は満開だった。
●シロヤシオツツジ
全般的にはまだ早いが、この株は満開だった。
●丹沢主稜
蛭ヶ岳への最後の登りで振り返って見た。手前ミカゲ沢ノ頭から臼ヶ岳まではよく見えるが、檜洞丸はもう雲の中。
●丹沢主稜
蛭ヶ岳への最後の登りで振り返って見た。手前ミカゲ沢ノ頭から臼ヶ岳まではよく見えるが、檜洞丸はもう雲の中。
●あと少し
蛭ヶ岳山頂直下のバイケイソウ群落と蛭ヶ岳山荘。山頂はガスに覆われているようだ。
●あと少し
蛭ヶ岳山頂直下のバイケイソウ群落と蛭ヶ岳山荘。山頂はガスに覆われているようだ。
●蛭ヶ岳山頂

山頂で声をかけてくれたのは、朝方、神ノ川ヒュッテの駐車場で準備をしていた若者二人だ。地蔵尾根を登って来たのだという。
●蛭ヶ岳山頂

山頂で声をかけてくれたのは、朝方、神ノ川ヒュッテの駐車場で準備をしていた若者二人だ。地蔵尾根を登って来たのだという。
●雲、とれる
山頂を離れて1〜2分で雲がとれた。檜はもちろん大室山もみえている。眼下には小さくヒワタ橋、その側に白く広河原。また広河原には吸い込まれるように北西尾根、源蔵尾根、檜北尾根、これから下る地蔵尾根などが確認できる。
●雲、とれる
山頂を離れて1〜2分で雲がとれた。檜はもちろん大室山もみえている。眼下には小さくヒワタ橋、その側に白く広河原。また広河原には吸い込まれるように北西尾根、源蔵尾根、檜北尾根、これから下る地蔵尾根などが確認できる。
●シロカネソウの群生地
この時期丹沢ではごく普通に見られるシロカネソウだが、これだけの規模の群生地は珍しいのではないだろうか。
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●シロカネソウの群生地
この時期丹沢ではごく普通に見られるシロカネソウだが、これだけの規模の群生地は珍しいのではないだろうか。
●シロカネソウ
四方を鹿柵に囲まれ保護されていた。
●シロカネソウ
四方を鹿柵に囲まれ保護されていた。
●地蔵尾根下降
地蔵尾根は何回か来ているが、実はそのすべてが上りで使用。下降で使うのは初めてだ。
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●地蔵尾根下降
地蔵尾根は何回か来ているが、実はそのすべてが上りで使用。下降で使うのは初めてだ。
●剣ノ刃渡り
錆びた剣がある。すぐ東の第3峰「五葉松ノ峰」には五葉松の大木がある。
●剣ノ刃渡り
錆びた剣がある。すぐ東の第3峰「五葉松ノ峰」には五葉松の大木がある。
●終了
岩水沢横の地蔵尾根取付点に降り立つ。
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●終了
岩水沢横の地蔵尾根取付点に降り立つ。
●蛇行する神ノ川
秋の紅葉時も楽しみなビューポイント。
●蛇行する神ノ川
秋の紅葉時も楽しみなビューポイント。
●神ノ川林道ゲート
おつかれさん。。。
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●神ノ川林道ゲート
おつかれさん。。。

感想

蛭ヶ岳山頂で一緒になった青年二人。

出発前、神ノ川園地で片やストレッチに、
片やパッキングの確認に
余念がなかった。
声は掛けず仕舞いだった。

檜でも行くのだろうと思っていた。

山頂ではどちらかともなく声をかけた。

背の高い彼が地図を広げ、
僕らのルートを教えてくれという。
サポートタイツの上から短パンを穿いた
もう一人の彼は、うんうんと
僕の話に耳を傾け覗きこんでくる。

体育会系なのか言葉づかいも
目上に対する慇懃さを心得ている。

つまり

年寄りはこういう若い話し相手に、からっきし弱いって話。


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コメント

自分の歩きたいルートです。
knotさん、今晩は。

ミカゲ沢ノ頭北西尾根は、自分も歩きたいと思っているルートです。ヤマレコで歩いた人がいるとは思いませんでした。knotさん、けっこうバリルートを歩いていますね。

自分も地蔵尾根は登りでしか歩いた事が無いので、下りで歩いてみたいと思っていました。このレコを見るとやっぱり下りは大変そうですね。3週間ほど前も登りで歩きましたが、意外な事に結構踏み跡が有りました。でもみな登りの様でした。
2014/1/21 22:34
Re: 自分の歩きたいルートです。
Futaroさん、こんばんは。
また、こんな古い拙記録の訪問ありがとうございます。
気付くのが遅く、返事の遅れたこと申し訳なく思っています。

地蔵尾根はもともと、戦後すぐに開かれた林業用の作業径路を、蛭ヶ岳山荘などの有志によって開かれたコースで、ロープを設置したりなどしたおかげか、最近ではかなり歩かれているようです。昔のような静かな丹沢は夢のまた夢ですかね。
2014/1/23 21:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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