涸沢へ 穂高は心が折れて


- GPS
- 17:10
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,151m
天候 | 晴れたり、雨降ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
キチンと整備されており、危険はありません |
その他周辺情報 | 上高地〜横尾は雨が降るとぬかるみ多数 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
東京駅から乗り込んださわやか信州号は
雨予報でキャンセルが出たのか、6席ほど空いてました
ほぼ時間通りに上高地に到着、雨は降ってません
さほど人は多くないけれど
平日ながらの人出はさすがに上高地
軽い朝食ののちスタート
雲行きは怪しい
今日は横尾までは山靴でなくウォーキングシューズで
まずは3時間急がずマイペースで
ほぼ時間通りに横尾に到着
軽く食べて、靴を履き替える
横尾では梓川の補修でドッカンドッカンと大きな音
梓川の堆積岩をよけて流れを穏やかにしてる
大事な工事ね、やらないと急流になって護岸が破壊されちゃう
お疲れさまです
工事を横目に横尾大橋を渡る
いよいよ山道
ではなかったけどね少しづつ高度を上げる
ふと道の藪が払われてるのに気づく
まだ新しい
しばらく行くと作業中の皆さんが
10人くらいはいたでしょうか
涸沢ヒュッテの小屋番さん達ですね
ありがとうございます
登山者が来るたびに手を止めてくれました、申し訳ない
途中からは雨がポツポツ、傘を出して歩きます
本谷橋まで来ると沢の轟音と雨音がまじってイヤな感じ
大雨の錯覚に沢もろくに見れず
本谷橋からは上り一辺倒の道
歩きやすく整備はされてるけど急登が続く
単独の方二人と抜きつ抜かれつ
遠くに涸沢ヒュッテが確認できると心も沸き立つけど
雪渓が待ち構えていた
あとで聞くと例年にない位多い残雪量だとか
HPで残雪は知ってたけどここまでとは思いもよらず
雪はゆるくアイゼンを付けるほどでも無いけど
注意して登る
長短長の3つの雪渓を越えて
涸沢ヒュッテ到着〜!
宿泊手続きをしてあてがわれたのは布団5組の個室
結局貸し切りでしたよ
宿泊者少ないのね
昼食、とはいえないけど
名物のおでんとプハ〜!をいただきます
雨は次第に強くなり、眺めは無く真っ白
でも初めての涸沢、なんだかうれしい
今回北穂高岳に登る予定だったけど
その姿を前にビビりました
私にはムリかなーって
急登だしガレ場多そうだし
この雨の中、何組かが次々と到着
その中に地元の中学生とサポート隊のグループが
今年で19回目のイベントだそうな
明日は奥穂高へ登るとか
スゴいねー
夕食まで昼寝したり本読んだりまったりして(雨だからね)
夕食は食堂の半分だけ使って済んじゃうくらいの宿泊者
この天気だもんね
翌早朝、雨の音は無く、窓から外を見ると
雨あがってるみたい
モルゲンロート見れるかな?
カーテン個室に一人なのでごそごそも気にせずできる
支度して外へ出る
わぁー晴れてるー♪
しかもいい感じに見られそう
ホントに数十秒、きれいなモルゲンロート見れました
これだけでも来た甲斐があったわー
見ず知らずの人たちと写真撮りあったり感動共有したり
楽しい時間
そして北穂高岳
登るルートを実際に見るとやっぱり南陵取り付きが不安
今回は止めます
不安を抱えたまま登るのは楽しくないし、第一危険
教えてもらった涸沢周回ルートを行きましょう
朝食後、涸沢カールを眺めてまったりしてると
例の奥穂へ行く中学生達が出発するところでした
出発の会をなんとなく傍聴
校長先生とかベテランガイドさんとか山岳救助隊とか
サポートスゴいのにびっくり
「健康確認」で「行きたくない」という子に
引率の先生が「行きたくないは健康とは関係ありません」とスッパリ
行ってらっしゃーい、きをつけてねー
私はというと
荷物をヒュッテに預け、涸沢散策へ出発
でもね、雪渓があまりに大きくて
一周は無理なので、涸沢小屋経由で大岩までピストン
花の写真撮ったり,カールを眺めたり楽しみました
帰りに涸沢小屋で名物というソフトクリーム購入
涸沢ヒュッテに目をやれば
貴重なこの晴れ間、小屋番さん達が布団を干してます
雨続きだったもんね、大事な晴れ間ね
北穂高登る予定で組んだので今夜は徳沢ロッジを予約してる
あまりに余りある時間
涸沢ヒュッテに戻ると石垣の補修してました
社長自らバールを持って大岩をはめ込んでました
手作業なのねースゴいなー
さっきまで晴れていたのに
急にガスが上がって雨が降り出しました
しかも結構な降り
その間にも登ってくる人や下っていく人
時間のある私はまったりコーヒー飲んだりして
コーヒーを飲み終わる頃には明るくなってきた
そろそろ行こうかな
荷物を取りに行くと丁度小屋番さん達のお茶の時間
いつも早立ちの私にはこういう光景見たこと無いね
ヒュッテからすぐの雪渓は階段状に切ってありました
これも小屋番さん達の朝の仕事だったのね
ありがとうございます
たくさんの登ってくる人たちと挨拶交わし
本谷橋
来るときは沢の轟音と雨が一緒になり怖かった
でもたくさんの人が休憩してる
ここは本当は休憩スポットなのね
日差しも出てきて横尾に到着
長かったような、あっという間だったような涸沢での時間
綿毛がふわふわ飛んで非日常の世界に拍車を掛ける
はい、現実
お昼にラーメンいただきました
美味しかったー♪
ここから徳沢まで1時間
天気も良いしお散歩だね
徳沢ロッジは見かけは古そうだけど
内装は改装したばかりですごくきれい
予約の女性相部屋は6人部屋(こちらも結局貸し切り)
お風呂は15時からだけど「支度できてるのでどうぞ」と
時間前なのに入らせてもらいました
ここでもまったりな時間過ごせました
翌朝、日差しの中、上高地まで約2時間
たくさんの人と挨拶交わしましたよ
好天予報だものね
上高地が近づくと増える観光客
バスターミナルはほぼ満車
時間まで最後の上高地を満喫し
路線バスで平湯まで、平湯からは高速バスで新宿まで
今回北穂高岳は行けなかったけど
次は行ける、って根拠の無い自信がなんとなくあります
来年かなー
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