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Yamareco

記録ID: 1941441
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ハイキング
中央アルプス

三ノ沢岳 〜 中央アルプスのポツンとピークは花の楽園

2019年07月26日(金) [日帰り]
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おーちく その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
13:52
距離
6.3km
登り
646m
下り
661m
歩くペース
ゆっくり
3.33.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:14
合計
6:27
7:35
35
千畳敷駅
8:10
8:10
7
8:17
8:18
8
8:26
8:26
122
10:28
11:22
99
13:01
13:20
5
13:25
13:25
10
13:35
13:35
27
14:02
天候 ガス 時々 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場;菅の台バスターミナル(\800)
バス・ロープウェイ;往復 \4130
この日の始発は6:15だったが、6時頃に臨時バスが出発。10分間隔ぐらいで随時、出発した。ロープウェイも順次運行。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になかった。三ノ沢分岐から先は、ハイマツの藪がややうるさいところあり。
平日の金曜にもかかわらず、菅の台のバス乗り場は長い列。4台目ぐらいのバスでロープウェイに向かいます。
平日の金曜にもかかわらず、菅の台のバス乗り場は長い列。4台目ぐらいのバスでロープウェイに向かいます。
ロープウェイは順次運行で、15分ぐらいの待ち時間で乗車。
ロープウェイは順次運行で、15分ぐらいの待ち時間で乗車。
満員電車状態で、あたりの風景はほとんど楽しめず。こんな景色だそうです。
満員電車状態で、あたりの風景はほとんど楽しめず。こんな景色だそうです。
労せずに2611mの千畳敷駅。夏の千畳敷カールは初めてです。この時までは晴れていましたが…
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労せずに2611mの千畳敷駅。夏の千畳敷カールは初めてです。この時までは晴れていましたが…
準備を整えたら、神社に参拝。安全登山を祈ります。
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準備を整えたら、神社に参拝。安全登山を祈ります。
ほとんどの人が八丁坂で乗越浄土を目指して行きましたが、我々はこっち。
ほとんどの人が八丁坂で乗越浄土を目指して行きましたが、我々はこっち。
極楽平に向かう静かな登山道。道脇にはたくさんの花たちが咲いていました。
極楽平に向かう静かな登山道。道脇にはたくさんの花たちが咲いていました。
早速、大好きなチングルマ。
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早速、大好きなチングルマ。
シナノキンバイ
スタートしてすぐに、さっきの青空は…?状態に。すぐ近くのサギダルの頭もガスに消えそう。
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スタートしてすぐに、さっきの青空は…?状態に。すぐ近くのサギダルの頭もガスに消えそう。
30分ちょっとで極楽平で、中央アルプスの稜線に乗っかります。この稜線からの風景を楽しみにしていたけど、ご覧のとおり。。
30分ちょっとで極楽平で、中央アルプスの稜線に乗っかります。この稜線からの風景を楽しみにしていたけど、ご覧のとおり。。
ガスガスの中、宝剣岳方面に進みます。
ガスガスの中、宝剣岳方面に進みます。
三ノ沢分岐で宝剣岳への道と分れます。三ノ沢岳へのスタートは下り。ちなみに山頂よりもこの分岐の方が、標高が高いという事実に混乱してはいけません(苦笑)
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三ノ沢分岐で宝剣岳への道と分れます。三ノ沢岳へのスタートは下り。ちなみに山頂よりもこの分岐の方が、標高が高いという事実に混乱してはいけません(苦笑)
まだシャクナゲが咲いていました。
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まだシャクナゲが咲いていました。
非情にも雨が降り出しました。結構、濡れる感じだったのでレインコートを着ました。しかし、すぐに雨は止んで、今回はなかなか忙しい山行です。
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非情にも雨が降り出しました。結構、濡れる感じだったのでレインコートを着ました。しかし、すぐに雨は止んで、今回はなかなか忙しい山行です。
ガスが抜けてきて、伊奈川源流の沢が見えました。
ガスが抜けてきて、伊奈川源流の沢が見えました。
ガスが絡む三ノ沢岳に向かう稜線。アップダウンを繰り返して進みます。
ガスが絡む三ノ沢岳に向かう稜線。アップダウンを繰り返して進みます。
振り返ると少し青空も。ただし、すっきり晴れることはありませんでした。
振り返ると少し青空も。ただし、すっきり晴れることはありませんでした。
数カ所に岩場もありますが、難しいところはありません。
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数カ所に岩場もありますが、難しいところはありません。
最低鞍部を過ぎると、穏やかな登りになって山頂を目指します。
最低鞍部を過ぎると、穏やかな登りになって山頂を目指します。
石積みのケルンを通過すると最後の登りに入ります。
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石積みのケルンを通過すると最後の登りに入ります。
ガスが抜けそうな気配もあるんだけど。
ガスが抜けそうな気配もあるんだけど。
山頂の直下まで来ると、小さなカールにお花畑が広がっていました。
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山頂の直下まで来ると、小さなカールにお花畑が広がっていました。
ハクサンイチゲ
コバイケイソウの群生。今年は当たり年とのこと。
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コバイケイソウの群生。今年は当たり年とのこと。
シナノキンバイ
黄色の密度が高い。
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黄色の密度が高い。
ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ
ここは花の楽園のようでした。
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ここは花の楽園のようでした。
タイミング良くガスが晴れ、中央アルプスの主稜線が見えました。正面のピークは「島田娘」かな?
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タイミング良くガスが晴れ、中央アルプスの主稜線が見えました。正面のピークは「島田娘」かな?
残念ながら空木岳までは見えませんでした。いつか縦走してみたいです。
残念ながら空木岳までは見えませんでした。いつか縦走してみたいです。
あの巨石のところが三ノ沢岳の山頂です。一瞬でしたが、青空が気持ちいいです。
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あの巨石のところが三ノ沢岳の山頂です。一瞬でしたが、青空が気持ちいいです。
シナノキンバイ
コバイケイソウ
再びガスに飲まれていく稜線。
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再びガスに飲まれていく稜線。
ミヤマキンバイ? キジムシロ? 黄色系はいつまで経っても覚えられません。
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ミヤマキンバイ? キジムシロ? 黄色系はいつまで経っても覚えられません。
チングルマ
ブーケみたいで可愛い。
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ブーケみたいで可愛い。
スタートから3時間で三ノ沢岳・山頂に到着。残念ながらガスで周囲の眺望はなし。
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スタートから3時間で三ノ沢岳・山頂に到着。残念ながらガスで周囲の眺望はなし。
ランチ休憩のあと、もと来た道を戻ります。晴れていれば、正面に木曽駒が見えるはずだけど、今回は残念でした。
ランチ休憩のあと、もと来た道を戻ります。晴れていれば、正面に木曽駒が見えるはずだけど、今回は残念でした。
帰りもずっとこんな感じ。
帰りもずっとこんな感じ。
三ノ沢分岐まで、しっかりと登り返し。分かってはいたけど、なかなか骨の折れるコースですね。
三ノ沢分岐まで、しっかりと登り返し。分かってはいたけど、なかなか骨の折れるコースですね。
行きに撮れなかった花の写真を。イワツメクサ。
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行きに撮れなかった花の写真を。イワツメクサ。
コイワカガミ
分岐の直前もお花畑でした。
分岐の直前もお花畑でした。
当初予定では宝剣岳を回って下山だったけど、視界がないので今回はやめておきました。
当初予定では宝剣岳を回って下山だったけど、視界がないので今回はやめておきました。
ガスの中、極楽平に戻ります。ここにも花がたくさん。
ガスの中、極楽平に戻ります。ここにも花がたくさん。
ヒメウスユキソウ
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ヒメウスユキソウ
タカネツメクサ
チシマギキョウ
ヤマハハコ
千畳敷に下ります。
千畳敷に下ります。
時間に予定ができたので、ここでもお花鑑賞。
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時間に予定ができたので、ここでもお花鑑賞。
ミヤマキンポウゲの群生
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ミヤマキンポウゲの群生
チングルマ
上空は曇っていますが、麓の伊那の街は見えています。
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上空は曇っていますが、麓の伊那の街は見えています。
千畳敷カールの眺め。
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千畳敷カールの眺め。
今回、行けなかった宝剣岳は、またの機会に。
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今回、行けなかった宝剣岳は、またの機会に。
ロープウェイ駅に到着。下山も順次運行で、30分ほどの待ち時間でした。
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ロープウェイ駅に到着。下山も順次運行で、30分ほどの待ち時間でした。

感想

金曜有休を取って小屋泊山行の予定でしたが、まさかの台風発生により断念。代わりに日帰り登山に。前から気になっていた三ノ沢岳へ。木曽駒に登った時に、ピラミダルな山容が目を引き、それからいつかは登ってみたいと思っていました。中央アルプスの主稜線からは外れてポツンとあり、三ノ沢岳から先はルートがなく、ピストンしか選択肢がないためか、それほど人気はなく? 静かな山行が楽しめそうです。

平日にもかかわらず、木曽駒ロープウェイへの乗換え口である菅の台はなかなかの混雑。バスの始発前から登山者の列ができていました。バスはダイヤに関係なく順次、出発し、4台目ぐらいの便に乗ることができました。ロープウェイも順次運行で、7時半に千畳敷に着。夏は初めての千畳敷カール。楽々、この山風景を見ることができるのは、ちょっと反則に思えてしまいますね(笑)

多くの人が乗越浄土を目指して八丁坂に向かう中、極楽平へ。スタートしてすぐにたくさんの花たちが咲いていました。ロープウェイを降りた時は青空だったのに、あっという間にガスが上がって来たのは残念…。極楽平で稜線に出ても、何も見えませんでした。

宝剣岳方面に進み、三ノ沢分岐からピストンルートへ。最初はがっつり下ります。実はこの分岐の方が、三ノ沢岳よりも標高が高いという。。一部でややハイマツの藪がうるさいところもありますが、ルートは明瞭です。アップダウンを繰り返し、最低鞍部まで下ったあとは、比較的緩やかな登り。時々、ガスが抜けて、眺望を楽しみながら山頂へ。その直下のお花畑が今回の山行のハイライトです。


小さなカール状の地形に、色とりどりの花が咲いていました。一番目立ったのはコバイケイソウ。今年は当たり年のようです。あとはシナノキンバイやチングルマなど。このタイミングはちょうどガスが抜けてくれて、明るい雰囲気で、まさに花の楽園といった感じ。本当なら大眺望の山頂のはずで、そこは残念でしたが、花的にはいい時期に来ることができました。

帰りは宝剣岳を回ろうと考えていましたが、ガスで何も見えないので回避。そのまま千畳敷に下りました。30分ぐらいロープウェイを待って下山。やや消化不良気味でしたが、花はたっぷ楽しむことができて、しっかり成果を得られた山行になりました。

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体力レベル
3/5

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