記録ID: 1957964
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
山百四天王 戸台より鋸岳
2019年08月04日(日) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:08
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
https://yamap.com/activities/4227880 今回は山百四天王の最凶の呼び声の高い鋸岳へ。昨年甲斐駒から三ツ頭を経て八丁尾根を日向山まで歩いた時に見えていた険峻な山容の山。一人ではとても無理ということでdimeifuさんと一緒に。ミックさんもご一緒の予定でしたがこの酷暑で体調を崩し残念ながら見送り。 戸台の駐車場にAM2時前に到着、仮眠してから3時過ぎに暗い中スタート!まずは戸台川沿いに遡行していきます。途中渡渉しますが1発目の渡渉でいきなり右足のビーサンをロスト!それも同じところでdimeifuさんがロストしたので、気を付けてと言われたのに!暗いと気持ちが散漫としてしまったのかも。以降2人とも渡渉時は片足素足でしたw皆さんも気を付けてください。角兵衛沢へのとりつきのところで戸台川の左岸から右岸へ渡渉します。ここまで約2時間。ここから本格的に上りです。しかしまずは歩きやすい樹林帯です。うわさのガレ場はこの後しばらくしてからでしたが、うわさにたがわず急で歩きにくいところが多々ありました。右岸から登り始めて最後は左岸側を登る感じ。慰めは振り向いた時に見える南ア林道、仙丈ケ岳、遠くの中央アルプスでしょうか。稜線までヒーコラ休みながら登りましたが、午前中は日陰で風も吹き抜け涼しかったです。でも稜線に出ると日差しが強かった。角兵衛沢のコルから鋸岳(第一高点)まで100m弱上ります。先ほどのガレ場登りよりは楽に頂上到着!結構混んでいました。多くの方は釜無川の方からだったようです。雲が流れていましたが概ね360°眺望を楽しめましたが日差しが暑い!休憩してからいよいよ第二高点へと進みます。 小ギャップの鎖場をこなして有名な鹿窓に。窓の向こうに南ア林道が見えます。50mくらい?の鎖がありそれを頼りに降りていきます。どうしても落石があるので一人ずつです。降りきってから皆が迷うという登りの踏み跡があるのですが、これは間違いでまだまだ草付きを下っていきます。第二高点まで登り返すのであまり降りたくないのですが。。。大ギャップを越えて崖沿いにへつりながら進みルンゼをトラバース、草付きに取りつきます。もうここまでは変な汗かきまくりでdimeifuさん頼みでついて行っただけです。ソロでは厳しかったと思います。草付きからの第二高点までの登りは急ですが、危険な所もなく途中で花々を見る余裕が出てきました。そして第二高点到着。先ほどいた第一高点が見えますが、これだけの距離でしたがかなり時間がかかってしまいました。 ここから草付きを下り、中ノ川乗越への下りのガレ場に突入。浮石率が高く、下るのに時間がかかります。中ノ川乗越から稜線を離れ、熊穴沢を戸台川に向けて下降開始です。スケールのでかい幅広のガレガレを降りていきますが、ほぼ浮石で全然進めません。危なくて山側を向いて降りる始末。全然進まず本日ここが一番精神的にこたえました。樹林帯に入って踏み跡が出てきてやっとペース良く降りられるようになりましたが、戸台川までが長い長い。やっと川に出て右岸を下流に進み、朝渡渉した角兵衛沢との出会いの所で再度渡渉しました。一休みして、戸台の駐車場に向けて歩きます。しばらくは振り向くと甲斐駒が見えていました。だんだん暗くなって結局最後はまたヘッデンを使う羽目になってしまいましたが、無事に駐車場まで帰還できました。長時間の長丁場でしたがご一緒していただいたdimeifuさんには感謝です。ありがとうございました。 仙流荘で汗を流してから諏訪でハルピンラーメンを食して家路につきましたが、中央道はいつもの渋滞。。。まあ色々あって二人ともAM3時過ぎに帰宅、でも社畜の二人は何事もなかったように翌朝会社へ現れるのでした。。。お疲れ様でした。。。 今度は仙丈ケ岳から鋸岳を見てみたいと思っています。今度鋸岳行くときは、角兵衛沢、熊穴沢は無しでお願いしますw |
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