爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ

2019年09月07日(土) 〜 2019年09月08日(日)

• GPS: 29:02
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,364m
• 下り: 2,363m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 1:49
• 合計: 10:48

距離 14.6km 登り 1,943m 下り 916m

5:40 扇沢駐車場
5:50 5:53 柏原新道登山口
7:00 7:05 ケルン（柏原新道）
8:13 8:24 水平岬
8:40 アザミ沢
8:51 8:52 富士見坂
9:28 9:46 種池山荘
10:40 10:57 爺ヶ岳南峰
11:51 11:52 冷乗越
12:05 12:33 冷池山荘
12:41 冷池山荘テント場
13:46 13:58 布引山
14:54 15:06 鹿島槍ヶ岳南峰
15:43 布引山
16:22 16:23 冷池山荘テント場
16:28 冷池山荘

2日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:34

距離 8.6km 登り 421m 下り 1,436m

6:06 冷池山荘
6:19 冷乗越
7:13 7:22 爺ヶ岳中峰
8:10 8:20 種池山荘
8:38 富士見坂
8:45 アザミ沢
8:56 水平岬
9:39 9:45 ケルン（柏原新道）
10:24 柏原新道登山口
10:40 扇沢駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7日（土）午前5時30分の時点で柏原新道登山口周辺の駐車場、扇沢の市営無料駐車場に空きはなし。扇沢の下段有料駐車場（1日1000円）を利用しました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは柏原新道登山口にあります。とてもよく整備された登山道です。谷側が切れ落ちている場所が所々ありますが、特に危険個所はありません。

その他周辺情報

大町温泉郷の薬師の湯で入浴、冷池山荘に割引券（700円→500円/人）があります。

写真

9/7 7:01

柏原新道から望む岩小屋沢岳。

9/7 9:23

種池山荘への最後の登り。

9/7 9:39

種池山荘から望む針ノ木岳と蓮華岳。

9/7 10:00

本日の目標、鹿島槍ヶ岳。

9/7 10:05

爺ヶ岳南峰への道。

9/7 10:00

振り返ると剱立山連峰が望めます。

9/7 10:50

爺ヶ岳南峰山頂から望む剱立山連峰。

9/7 10:50

これから目指す鹿島槍ヶ岳へと続く登山道。冷池山荘が小さく望めます。

9/7 10:52

爺ヶ岳南峰山頂から望む蓮華岳と針ノ木岳。左奥には槍穂連峰、蓮華岳の下には扇沢ターミナルが望めます。

9/7 11:49

冷乗越手前から望む鹿島槍ヶ岳。

9/7 11:49

剱立山連峰を何度も振り返ってしまいます。

9/7 12:51

冷池山荘で宿泊手続きを済ませ、鹿島槍ヶ岳に向かいます。

9/7 13:21

三つコブの爺ヶ岳。

9/7 13:37

晴天にもかかわらず、布引山の手前で雷鳥の親子に遭遇。

9/7 13:37

右が母鳥、雛も母親並みの大きさに成長しています。

9/7 13:35

子供に声掛けする母鳥。雛は5羽いました。皆無事に育ってほしいものです。

9/7 13:47

布引山山頂から望む鹿島槍ヶ岳。

9/7 14:18

鹿島槍ヶ岳までもう少しです。

9/7 14:35

鹿島槍ヶ岳南峰手前の小ピークに10数頭のサルの群れがいました。標高は2800m付近、少し下で見た雷鳥の一家はよく無事だったものです。

9/7 15:02

鹿島槍ヶ岳南峰山頂に到着。

9/7 14:58

隣の五竜岳と白馬岳へと続く後立山連峰の主稜線。

9/7 14:59

この日辿ってきた稜線、その背後には蓮華岳、槍穂連峰が望めます。

9/7 15:11

夕飯前にビールを飲むため名残惜しいですが山頂を後にします。

9/7 18:25

剱岳と夕焼け。

9/8 3:32

沈む白鳥座と天の川。

9/8 3:36

オリオン座と中央最上部のスバル。

9/8 5:24

雲海から昇る日の出。

9/8 5:25

雲海と妙高山、火打山。

9/8 5:27

朝日を浴びる冷池山荘。

9/8 5:35

この日割り当てられたメゾネットの2階。階下は14人分の畳敷き、2階は2人用と4人用に分けられ、スペース的には十分な広さでした。

9/8 7:15

前日は巻いてしまった爺ヶ岳中峰山頂から望む鹿島槍ヶ岳。

9/8 7:14

爺ヶ岳中峰山頂から望む大町市街地と八ヶ岳、富士山、南アルプス。

9/8 7:48

種池山荘が近づいてきて素晴らしい稜線歩きももうすぐ終わりです。

9/8 8:00

最後に鹿島槍ヶ岳を振り返ります。

9/7 11:49

これ以降の写真は、平行法によるステレオ写真です。布引山と鹿島槍ヶ岳。

9/7 13:37

雷鳥の親子。

9/7 14:35

標高2800mのニホンザル。

9/8 7:31

ウラシマツツジの紅葉。

撮影機器：

E-PL6 OLYMPUS IMAGING CORP.

FinePix REAL 3D W3 FUJIFILM

Canon PowerShot G5 X Canon

感想

dekoyama

台風15号の動きが心配でしたが、北アルプスは北部に行くほど影響を受けないだろうとの予報でしたので、一泊二日で鹿島槍ヶ岳に行ってきました。結果は大正解、今シーズン一番の晴天に恵まれ気持ちの良い稜線歩きを楽しむことができました。

天気が良すぎて雷鳥を見るのは難しいだろうと思っていたのですが、布引山山頂の手前でハイマツ帯から出てきた雷鳥一家と遭遇。母親とほとんど同じ大きさになった子供が5羽（もしかしたら6羽だったかも）、こんなに揃ってよく成長できたなあと思っていたのですが、その一時間後、鹿島槍ヶ岳山頂直下でニホンザルの群れに遭遇してしまいました。

2015年にニホンザルが雷鳥の雛を捕食する様子をとらえた写真が報道されましたが、雷鳥とニホンザルの生息域は今では完全に重なってしまっているのだと改めて現実を突きつけられた思いです。猿には猿の都合があるのでしょうが……。