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Yamareco

記録ID: 1982500
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

明神岳

2019年08月17日(土) 〜 2019年08月18日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:08
距離
13.4km
登り
1,552m
下り
1,548m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:27
休憩
1:31
合計
9:58
5:09
5:09
63
6:12
6:12
4
6:16
6:17
130
8:27
8:36
115
10:31
10:50
17
11:07
11:24
8
11:32
11:34
14
11:48
11:48
28
12:16
12:46
16
13:02
13:03
72
14:15
14:27
19
15:03
2日目
山行
0:08
休憩
0:01
合計
0:09
7:04
1
7:05
7:06
6
7:13
ゴール地点
天候 晴れ(頂上付近霧時々曇り)
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡駐車場利用 600円/日
コース状況/
危険箇所等
※本ルートはバリエーションルートで、過去には事故も起きています。立ち入りは自己責任で。
◆明神岳東稜
 以前と比べて藪が多くなった気がします。明神池からバッドレスの岩場まで、ほぼ岩稜帯でない登りで草付きや藪の中のバケツの登りが多いです。
 ロープを出すのは2ピッチ。1ピッチ目は傾斜の強い腕力系の登りですが、それなりにホールドがあるので、フリーでなんとか行けました。2ピッチ目が核心のバッドレスですが、傾斜は緩いものの、ツルリとした岩場で足のホールドがあまり良くないため、登山靴では嫌らしい所です。幸い残置ハーケンが豊富なので、セルフを取ってA0で安全に切り抜けました。
◆明神主稜
 東稜と比べて岩稜帯の気持ちのいいルート。2峰の登りは最初の出だしがやや微妙。1段登って左にトラバースしてから上に抜けるのが安全。それ以外は特に問題なく、フリーでも問題ありませんでした。
 3峰はトラバースしますが、ルートがややわかり難いところがあります。5峰からの下りは踏み跡がはっきりしたところは別の尾根なので、そこを下った場合、適当なところでハイマツ帯を左にトラバースして正規の尾根に戻る必要があります。その後の5峰からの下りは、森林限界下のヤセ尾根もありますが、踏み跡も明確で確実に早く高度を落とせます。
宮川のコルの目印となる枯れ木
この手前、ルートわかり難い。ガレを右に横断していくので、右に見えるペンキマークをよ〜く注意しましょう。
2019年08月17日 07:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 7:35
宮川のコルの目印となる枯れ木
この手前、ルートわかり難い。ガレを右に横断していくので、右に見えるペンキマークをよ〜く注意しましょう。
オミナエシ
2019年08月17日 08:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 8:18
オミナエシ
ひょうたん池
澱んでいて飲料不可
2019年08月17日 08:29撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 8:29
ひょうたん池
澱んでいて飲料不可
よく言えばお花畑ですが、悪く言えば叢です。
2019年08月17日 08:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 8:50
よく言えばお花畑ですが、悪く言えば叢です。
この辺が第1階段か?
岩稜帯が始まったように見えますが、草付きと藪の連続です。
2019年08月17日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 9:02
この辺が第1階段か?
岩稜帯が始まったように見えますが、草付きと藪の連続です。
ウサギギク
2019年08月17日 10:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:07
ウサギギク
クライミングピッチが見えてきました。
まずは2つの岩峰を乗り越えます。1つ目はホールドもあり、傾斜も緩いので問題ありません。2つ目は傾斜があり、やや難しいですが、ホールドはあるので、体が持ち上がればなんとか行けます。
2019年08月17日 10:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:10
クライミングピッチが見えてきました。
まずは2つの岩峰を乗り越えます。1つ目はホールドもあり、傾斜も緩いので問題ありません。2つ目は傾斜があり、やや難しいですが、ホールドはあるので、体が持ち上がればなんとか行けます。
1つ目の岩峰
このとおり、比較的登りやすいです。
2019年08月17日 10:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:10
1つ目の岩峰
このとおり、比較的登りやすいです。
2つ目の岩峰
先行Pのいるあたりが核心
2019年08月17日 10:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:13
2つ目の岩峰
先行Pのいるあたりが核心
そしてすぐにバッドレスの岩場
ガスでちょっと見辛いですが、大岩の右側から登ります。
2019年08月17日 10:26撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:26
そしてすぐにバッドレスの岩場
ガスでちょっと見辛いですが、大岩の右側から登ります。
このとおり傾斜は緩いのですが、のっぺりとした岩でホールドが乏しいです。大岩右のクラック沿いが基本ですが、途中より右のスラブにホールドを求めて移りつつ、A0混じりでクリアしました。
2019年08月17日 10:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:27
このとおり傾斜は緩いのですが、のっぺりとした岩でホールドが乏しいです。大岩右のクラック沿いが基本ですが、途中より右のスラブにホールドを求めて移りつつ、A0混じりでクリアしました。
ウスユキソウ
2019年08月17日 10:42撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:42
ウスユキソウ
主峰山頂
ガスで何も見えない…
2019年08月17日 10:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:49
主峰山頂
ガスで何も見えない…
と思っていたら、ガスの合間から2峰が
2019年08月17日 10:54撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:54
と思っていたら、ガスの合間から2峰が
そしてガスとなれば遭遇率UPの雷鳥が。しかも親子。
2019年08月17日 10:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:58
そしてガスとなれば遭遇率UPの雷鳥が。しかも親子。
3羽の雛はずいぶんと小さかったです。
2019年08月17日 10:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:58
3羽の雛はずいぶんと小さかったです。
こちらがお母さん
2019年08月17日 10:59撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 10:59
こちらがお母さん
2峰頂上部
残置ロープがありますが、そこは登らず、左側の方に向けて容易な階段状の岩場を登ります。
2019年08月17日 11:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:00
2峰頂上部
残置ロープがありますが、そこは登らず、左側の方に向けて容易な階段状の岩場を登ります。
むしろ問題となるのはこちらの下部取付付近
2019年08月17日 11:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:00
むしろ問題となるのはこちらの下部取付付近
下部を少し登るとこんな残置が
この残置に向けて登るのがいいでしょう。
2019年08月17日 11:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:04
下部を少し登るとこんな残置が
この残置に向けて登るのがいいでしょう。
上部はこのやや凹角状のところを登っていきます。
見た目より易しいです。
2019年08月17日 11:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:07
上部はこのやや凹角状のところを登っていきます。
見た目より易しいです。
2峰の登りから振り返った主峰
2019年08月17日 11:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:10
2峰の登りから振り返った主峰
傾斜が強いように見えますが、そうでもありません。
ホールドが豊富で登りやすいです。
2019年08月17日 11:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:10
傾斜が強いように見えますが、そうでもありません。
ホールドが豊富で登りやすいです。
これまた霧の間に浮かぶ3峰
2019年08月17日 11:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:15
これまた霧の間に浮かぶ3峰
近づくと違った様子に見えます。
ここは登らずに巻けます。登るとなかなか難しいでしょう。
2019年08月17日 11:29撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:29
近づくと違った様子に見えます。
ここは登らずに巻けます。登るとなかなか難しいでしょう。
霧間から3峰振り返り
2019年08月17日 11:38撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:38
霧間から3峰振り返り
トラバースは往々にしてルーファイが難しいです。そして意外に悪いところがちょくちょく出てきます。
2019年08月17日 11:38撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:38
トラバースは往々にしてルーファイが難しいです。そして意外に悪いところがちょくちょく出てきます。
これまた霧間に浮かぶ4峰
2019年08月17日 11:43撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:43
これまた霧間に浮かぶ4峰
最後の5峰
2019年08月17日 11:55撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 11:55
最後の5峰
ちょっとの間に霧が取れました。
2019年08月17日 12:03撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 12:03
ちょっとの間に霧が取れました。
5峰より来し方を振り返ります。
2019年08月17日 12:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 12:17
5峰より来し方を振り返ります。
5峰台地付近から振り返る5峰
意外にずんぐりとボリューム感のある山体です。
2019年08月17日 13:01撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 13:01
5峰台地付近から振り返る5峰
意外にずんぐりとボリューム感のある山体です。
ヤセ尾根帯のはじまり
2019年08月17日 13:23撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 13:23
ヤセ尾根帯のはじまり
樹林に入ってもしばらくヤセ尾根が続きます。
2019年08月17日 13:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 13:31
樹林に入ってもしばらくヤセ尾根が続きます。
ちょっと風穴に立ち寄り
2019年08月17日 14:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 14:21
ちょっと風穴に立ち寄り
風穴の周囲は苔が綺麗でした。ゴゼンタチバナと。
2019年08月17日 14:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 14:21
風穴の周囲は苔が綺麗でした。ゴゼンタチバナと。
上高地までも取ってきました。遊歩道から霞沢岳。
2019年08月17日 14:47撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
8/17 14:47
上高地までも取ってきました。遊歩道から霞沢岳。

感想

 明神岳へ日帰り登山とオマケに小梨平でテント泊をしてきました。既に夏山のピークを過ぎた感じで、山に入る人は少々少なくなった気がしました。
 今回一人での登山となったので、休憩の取らなすぎでペース配分がおかしくなり、思いの外疲れました。久々に足も攣りました。やはり適時塩分・食料補給しないといい加減いい年なので体がついて来ないようです。
 猛暑を心配していましたが、上高地は涼しく快適なテント生活を送れました。

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