大弛峠〜国師ヶ岳と朝日岳 各々往復 ＋ 川上牧丘林道情報

2012年06月11日(月) [日帰り]

• GPS: 03:17
• 距離: 7.2km
• 登り: 529m
• 下り: 515m

コースタイム

＜国師ヶ岳往復　所要時間1時間16分＞
9:58大弛峠　-10:33国師ヶ岳　-10:44北奥千丈岳（奥秩父最高峰）　-＜夢の庭園経由＞　-11:14大弛峠

＜朝日岳往復　所要時間2時間＞
11:15大弛峠　-11:41朝日峠　-12:08朝日岳（休憩）12:18　-12:50朝日峠　-13:15大弛峠

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜登山口へのアクセス＞
都心から中央高速　勝沼ICからフルーツライン経由で国道140号へ
ほぼ信号がなく快適なアクセス道（大菩薩へ向かう際も同じ道）

フルーツラインは勝沼ICから新宿方面に向かって最初の信号「柏尾」を左折し、すぐ右に入る

＜コンビニ＞
上記のフルーツラインで行くと、勝沼ICから登山口の間にコンビニはない
国道411号と交差する「東千野橋東詰」を左折し、500m程度でセブンイレブンあり
（他のルート、もしくはちょっとフルーツラインをそれればたくさんある）

コース状況／危険箇所等

＜危険個所＞
国師ヶ岳方面には木階段を終えた後、登山道に残雪多し
ただ歩くのには支障なく、踏みぬくこともない
岩の上やぬかるんだ泥道を歩くより容易

朝日岳方面はぬかるんだところが多い
雪はほとんどない

＜温泉＞
塩山付近に来るといつも行ってしまうのが、この「はやぶさ温泉」
日帰り専用であるが、巨大日帰り温泉施設のようなバタバタ感がなくていい
500円/2時間
天然掛け流し温泉
カランもシャワーも源泉
飲める温泉
露天風呂もあり
休憩所もあり
http://www.hayabusaonsen.com/

写真

6/11 8:50

塩山から牧丘トンネルを抜けて左折し、つきあたりを右折すると　県営林道杣口線に入ります
しばらくは民家のある集落を通過します

6/11 9:01

カーブの見通しはあまり良くないのでゆっくり行きましょう
推奨速度20km/h
（実際には30km/hが適当かと。。40だとちと不安）

6/11 9:08

山奥に入ったら、舗装の質が上がってきてびっくり

6/11 9:11

ここが分岐＝合流地点（左からも来れます）

6/11 9:12

ゲート前後は多少道が狭くなります

6/11 9:16

たまに陥没している（掘れた?）穴があります

6/11 9:16

大工事中

6/11 9:17

2つめのゲート
この辺りも少し狭くなります

6/11 9:20

路肩が崩れかかっているところにはこのような看板が立っているので安心です

6/11 9:22

ここが今日のメイン工事のよう
崩れた左車線を再構築するようです

6/11 9:32

またも快適な道

6/11 9:35

ここも左が崩れています

6/11 9:37

峠直下の立て看板

6/11 9:37

この茶色い擬木のガードレールがでてくると、まもなく大弛峠

6/11 9:41

公衆トイレを左に奥が駐車場

6/11 9:42

小屋のほうが国師ヶ岳登山口

6/11 9:43

6/11 9:56

あれ？いきなり長野側は晴れた！

6/11 9:58

大弛小屋
今度泊まりたい

6/11 9:59

6/11 10:01

だいぶ雪は残っています

6/11 10:05

きれいに作られた木道
柱の長さが長いのは、おそらく登山道が掘れる前の高さに合わせてあるのかな？

6/11 10:10

きれいな木道歩き（木階段登り）が続きます

6/11 10:24

あっというまに一つ目の「前国師岳」

誰もいない山頂。。。

6/11 10:27

さらに雪を歩きます
アイゼンとかなくてもちょうど歩きやすいくらいの感触です

6/11 10:31

岩とか泥とかよりよっぽどいい！

6/11 10:33

国師ヶ岳！

またも誰もいない山頂。。。

6/11 10:34

南アルプスとかが見えない。。。ことを確認して戻る

6/11 10:34

ここから西沢渓谷へは行けません

6/11 10:35

通常よりかなり大きい気がする「一等三角点」

6/11 10:39

戻って、分岐を左に「北奥千丈岳」をめざすと

6/11 10:42

ちょっと雪を歩いて

6/11 10:43

ちょっと岩を登ると

6/11 10:44

はい！奥秩父最高峰！！「北奥千丈岳」

誰もいない山頂。。。

6/11 10:46

あっ！ちょっと視界が開けて、たぶん前国師ヶ岳だ

6/11 11:02

下山に入り、まだ何もないとは思いながら「夢の庭園」経由で

6/11 11:05

シャクナゲがまだまだなのを確認して

6/11 11:06

確かに日本庭園のよう

6/11 11:07

御説明ごもっとも

6/11 11:15

国師ヶ岳往復が予想以上にあっという間だったので、朝日岳まで往復することに
こんなんだったらもっと早く出て金峰まで往復したかった。。

6/11 11:16

さっきとはうって変わって　うっそうとした森の中を進む

6/11 11:18

うって変わって　木道も壊れかけ

6/11 11:30

登山道にも雪は少なく、ぬかるみが多い

6/11 11:32

たまに雪もあります

6/11 11:34

かわいい一輪の花

6/11 11:41

朝日峠

6/11 11:41

朝日峠

6/11 11:56

だんだん雪も出てきます
でも歩きやすい
登山道を普通に歩くよりクッションが効いて楽

6/11 11:59

と、いきなり岩！

6/11 12:00

この岩が展望がいい（はず）のところか

6/11 12:00

展望はともかく前に進みます

6/11 12:04

この岩を越えるとほぼ平らな尾根道

6/11 12:08

朝日岳に到着しました

6/11 12:09

そのまま進むと金峰山に進む道
視界の先には金峰山も五丈岩も見えません。。

6/11 12:29

一休みして戻りかけると、さっきの岩場で左側（北側＝長野側）の展望が開ける

朝日岳から長野側に伸びる尾根に突き出る「兜岩」

その奥に見える白い（畑?）がおそらく金峰山荘とかの方向のはず

6/11 13:15

駐車場に戻りました
ほとんどの方が金峰山まで往復中なのか？
朝の状態と変わりありません

6/11 13:28

クルマで峠から下り始めて間もなく「シカ」発見

6/11 13:41

狭い林道なので工事車両があると通れなくなります
しばらく待機

6/11 13:42

このコンクリートで土留めをするんですね

6/11 13:45

こういった道の方が崩壊しているところにご注意を

6/11 13:54

さきほどの合流地点
上から下りてくるとこういう分岐になります
朝はまっすぐのほうから来たので、帰りは右ルートで行きます

6/11 13:55

ダム（左に温泉旅館）

6/11 13:56

こちらもまた快適な道路

6/11 14:05

6/11 14:12

一般の民家のある道に入ります

6/11 14:13

手書きの案内図がありました

6/11 14:16

民家の石垣にあった花-1

6/11 14:16

民家の石垣にあった花-2

6/11 14:24

国道140号からはやぶさ温泉が右手に見えます
見えたらすぐの「隼」という信号をUターンするように右折

6/11 14:26

こういう駐車場が第一、第二と左右にあります

6/11 14:26

民家に入っていくかのようですが

6/11 14:26

あれ？家？

6/11 14:27

いいえ。温泉です
ぜひ、行ってみてください
おすすめです

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX10 SONY

感想

pandapan

＜＜感想＞＞

大弛峠を挟んで東西の山の印象は対照的なものだった

はじめに行った国師ヶ岳、北奥千丈岳は新しく歩きやすく補修された木の階段が設置されており、靴が汚れるようなこともなく、ハイキング気分で歩きやすい
と思うと、雪がたくさん登山道に残っており、アイゼンは不要だが、半分くらいは雪の上を歩くことになる
しかし、凍っていたり踏みぬくようなところはほとんどない

ただ、下りでは、年配の方たちはストックを使って慎重に歩いている様子を見かけた
私は普通の登山とほぼ変わりなく、反対に岩や木の根に気を使うことがなかったし、雪がクッションとなったので楽に歩けたという印象

「夢の庭園」もまだ花には時期が早く、霧の中、うっすらと日本庭園らしき景色を眺めたにとどまった


反対の朝日岳方面（＝金峰山方面）は、普通のこのエリアの登山道らしい雰囲気を醸し出している
開始早々からぬかるんだ道が続き、靴は一気に泥だらけになる
大弛峠から朝日峠までは基本登りだが細かいアップダウンがありなかなか疲れ、時間以上に歩いた感じがする
朝日峠からは同じくぬかるんだ道と一部残雪があり、ひたすら登っていく

見晴らしのいい（はずの）岩場では一時晴れ間もさしたが、爽快な展望は見ることができなかった

また、改めて金峰山まで挑戦したい
それに帰りに下界に見えた景色を見ると、川上のほうから甲武信ヶ岳から金峰への周回もやってみたい
と、景色が見えない分、どんどん想像が膨らみ、いろいろ考えながらの一日でした




＜＜林道情報＞＞

去年、行こうと思っていたのに林道通行規制が続きいけなかった大弛峠

クルマで行ける日本最高所の車道峠　大弛峠　2360m！

この6月1日から再度開通したとのことなので、そもそもいったいどんな道なのか?
去年の閉鎖でどんなダメージを受けて、どんなふうに修復されているのか?

行き帰りに特に注意箇所を撮影した

＜ルート＞
塩山側の牧丘からのルートは二つある

1.県道「杣口林道」琴川ダムまでの林道　（通称クリスタルライン）
一般的にガイドブックなどにある、「牧丘トンネルを出たらすぐ左折し、つきあたりを右してあとは道なり」というのがこの道

2.林道「川上牧丘林道」　1.よりももう少し手前の塩山側から左にはいり、一般の集落をしばらく走ってから焼山峠経由で行くもの

最終的には1.2.は合流し、林道「川上牧丘林道」として大弛峠へ向かう


距離は1.のほうが近い
道はいずれもきちんと舗装されており、車同士のすれ違いに支障があるような場所はほとんどない

今回は1.で上って　2.で下ってきた

結論から言うと、道の質に大差がないことを考えると、時間的に大周りになること、地元の住民の方に迷惑をかけないことを考えても　1.ルートのほうがいいと思う


＜道路状況＞
一部を除けば、驚くほど快適な高品質の舗装がされているところがほとんど

ところどころで修復作業はつづけられている
主に路肩が崩落したところをコンクリートの巨大なL型のもので土手を補強しているよう

・数か所　道路の走行面で陥没している穴があり、暗い時など要注意
・どこでも落石があり、大きさ10-15cm程度の石は各所で車道上にある（工事区間は業者の方が片付けていただいているのか?あまり見なかった）

通常のFFの乗用車での走行は全く問題ない
（ただし、山梨側のみ）