ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 198964
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

平標・仙ノ倉山

2012年06月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:25
距離
15.3km
登り
1,342m
下り
1,415m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:00平標登山口ー8:53鉄塔ー9:28松手山−10:56平標山ー11:50仙ノ倉山−12:13エビス大黒避難小屋手前ー13:11平標山-13:39平標山ノ家13:43-14:26水場・林道-15:20バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
越後湯沢から行きタクシー、帰りバス
コース状況/
危険箇所等
登山口から鉄塔まではおよそ一時間、標高差500mの急な登りの連続だが、そこを耐えると後は傾斜も緩んで歩きやすい道。雪解けのせいか、所々泥沼があるが、注意して端を歩けば、たいしたことはない。稜線に出ると高山植物が次々に現れ、天国のような気分で進める。関東で曇りや雨でもこの地域は三国峠を越えると晴れることがよくあると、タクシー運転手の話は本当だろう。稜線付近にはあちこちに雪田が見られるが、登山道沿いには平標山ノ家に向かう下りで一箇所だけ。特に急ではないので滑らないように慎重に下ればアイゼンもいらない。山ノ家から登山口まではハイウエイ。
鉄塔付近から苗場プリンスホテルを見下ろす
2012年06月14日 19:36撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 19:36
鉄塔付近から苗場プリンスホテルを見下ろす
松手山手前のミヤマキンバイ。ミヤマキンバイは風衝草原から雪崩斜面、雪田底など幅広い場所に出現。
2012年06月14日 09:26撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 9:26
松手山手前のミヤマキンバイ。ミヤマキンバイは風衝草原から雪崩斜面、雪田底など幅広い場所に出現。
松手山から平標、仙ノ倉山の稜線
2012年06月14日 09:26撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 9:26
松手山から平標、仙ノ倉山の稜線
ミツバオウレンは針葉樹高木林の林床から湿原など湿った場所を好む。
2012年06月14日 19:42撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 19:42
ミツバオウレンは針葉樹高木林の林床から湿原など湿った場所を好む。
オオカメノキ(ムシカリとも言う)は山地のさほど標高の高くない場所に生えるというが、松手山は1600m以上。オオカメノキの名は葉が亀の甲羅に似ることから、ムシカリの名は葉が虫に食われやすいからついた名だそうだ。
2012年06月14日 19:42撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 19:42
オオカメノキ(ムシカリとも言う)は山地のさほど標高の高くない場所に生えるというが、松手山は1600m以上。オオカメノキの名は葉が亀の甲羅に似ることから、ムシカリの名は葉が虫に食われやすいからついた名だそうだ。
ムラサキヤシオ、終わりに近いが見られてラッキー。
2012年06月14日 19:50撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 19:50
ムラサキヤシオ、終わりに近いが見られてラッキー。
イワカガミとイワヒゲ。イワヒゲは風衝草原や岩場など厳しい環境に生育、常緑のまま雪の下で春を待ち、雪解けとともに光合成を始めるらしい。白い花を咲かせる。
2012年06月14日 19:52撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 19:52
イワカガミとイワヒゲ。イワヒゲは風衝草原や岩場など厳しい環境に生育、常緑のまま雪の下で春を待ち、雪解けとともに光合成を始めるらしい。白い花を咲かせる。
ミヤマキンポウゲ?
2012年06月14日 19:52撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 19:52
ミヤマキンポウゲ?
ミヤマキンバイとマイヅルソウの葉
2012年06月14日 09:52撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 9:52
ミヤマキンバイとマイヅルソウの葉
松手山のすぐ先で見かけたシラネアオイ、仙ノ倉山まではここしか見つからなかった。この花は日本海側の山地の雪崩斜面と雪田底の広葉草原で見られる
2012年06月14日 19:54撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/14 19:54
松手山のすぐ先で見かけたシラネアオイ、仙ノ倉山まではここしか見つからなかった。この花は日本海側の山地の雪崩斜面と雪田底の広葉草原で見られる
シラネアオイの群落の横のキバナコマノツメかと思いましたが、よく見ると葉の形が丸くなく、卵型なので(花弁の姿も少し違うよう)オオバキスミレ(多分こちら)ないしはミヤマキスミレ(オオバキスミレの高山形)に訂正します。
2012年06月14日 19:55撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 19:55
シラネアオイの群落の横のキバナコマノツメかと思いましたが、よく見ると葉の形が丸くなく、卵型なので(花弁の姿も少し違うよう)オオバキスミレ(多分こちら)ないしはミヤマキスミレ(オオバキスミレの高山形)に訂正します。
キバナノコマノツメもタカネスミレもオオバキスミレもすべてスミレ科の近縁種。スミレは種類が多く、なかなか見分けがつきにくいですね。
2012年06月14日 19:56撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 19:56
キバナノコマノツメもタカネスミレもオオバキスミレもすべてスミレ科の近縁種。スミレは種類が多く、なかなか見分けがつきにくいですね。
2012年06月14日 19:56撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 19:56
最初のハクサンイチゲ群落。ロープで保護されており近づけず。後ろは松手山から二居(ふたい)に向かう尾根。ハクサンイチゲは雪田底から風衝草原まで幅広く分布し大群落をつくる。母種は北半球の寒帯に広く分布しているらしい。
2012年06月14日 19:57撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 19:57
最初のハクサンイチゲ群落。ロープで保護されており近づけず。後ろは松手山から二居(ふたい)に向かう尾根。ハクサンイチゲは雪田底から風衝草原まで幅広く分布し大群落をつくる。母種は北半球の寒帯に広く分布しているらしい。
平標が近づくとガスが出てきた。
2012年06月14日 19:57撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 19:57
平標が近づくとガスが出てきた。
平標手前のハクサンイチゲ
2012年06月14日 19:58撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
6/14 19:58
平標手前のハクサンイチゲ
ハクサンイチゲの群落
2012年06月14日 19:58撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
6/14 19:58
ハクサンイチゲの群落
タカネザクラ(=ミネザクラ)も
2012年06月14日 20:01撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:01
タカネザクラ(=ミネザクラ)も
平標山頂から土樽方面の下山路に見る雪田
2012年06月14日 20:01撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:01
平標山頂から土樽方面の下山路に見る雪田
ミネズオウは風衝地の矮性低木群落を代表する植物で北半球寒帯に広く分岐。ツツジ科でコメバツガザクラなどと群落を作るようだ。
2012年06月14日 20:01撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 20:01
ミネズオウは風衝地の矮性低木群落を代表する植物で北半球寒帯に広く分岐。ツツジ科でコメバツガザクラなどと群落を作るようだ。
ミネズオウとコメバツガザクラ
2012年06月14日 20:01撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:01
ミネズオウとコメバツガザクラ
ムカゴトラノオではないと思うが何かわからない。ムカゴトラノオだとすれば、風衝草原でよく見られる植物で代表的な周北極植物らしい。厳しい極寒環境の中でムカゴで繁殖するようだ。
2012年06月14日 20:04撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:04
ムカゴトラノオではないと思うが何かわからない。ムカゴトラノオだとすれば、風衝草原でよく見られる植物で代表的な周北極植物らしい。厳しい極寒環境の中でムカゴで繁殖するようだ。
ハクサンコザクラ
2012年06月14日 20:04撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:04
ハクサンコザクラ
平標山の東側のお花畑はハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、イワカガミ、ミネズオウ、コメバツガザクラ、チングルマ(咲き始め)などなどが見られた。
2012年06月14日 20:04撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:04
平標山の東側のお花畑はハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、イワカガミ、ミネズオウ、コメバツガザクラ、チングルマ(咲き始め)などなどが見られた。
2012年06月14日 20:05撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:05
2012年06月14日 20:05撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/14 20:05
コメバツガザクラ、ツツジ科で風衝草原の代表的な植物。ここでは白い花が開花。
2012年06月14日 20:06撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:06
コメバツガザクラ、ツツジ科で風衝草原の代表的な植物。ここでは白い花が開花。
2012年06月14日 20:07撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:07
仙ノ倉山への鞍部付近で見かけた赤い実。誰に聞いてもわからなかった。知っている方、ぜひ教えて!
2012年06月14日 20:08撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:08
仙ノ倉山への鞍部付近で見かけた赤い実。誰に聞いてもわからなかった。知っている方、ぜひ教えて!
ムシカリ
2012年06月14日 20:08撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:08
ムシカリ
ミヤマハタザオと思われます。乾いた岩場や崩壊地に分布。昨年は袈裟丸山の八反張付近で見かけた。
2012年06月14日 20:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:11
ミヤマハタザオと思われます。乾いた岩場や崩壊地に分布。昨年は袈裟丸山の八反張付近で見かけた。
仙ノ倉山とエビス大黒避難小屋の間でみかけたシラネアオイ
2012年06月14日 20:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/14 20:11
仙ノ倉山とエビス大黒避難小屋の間でみかけたシラネアオイ
ミヤマキンバイ
2012年06月14日 20:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:11
ミヤマキンバイ
2012年06月14日 20:12撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 20:12
2012年06月14日 20:13撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:13
ミヤマハタザオ
2012年06月14日 20:13撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:13
ミヤマハタザオ
仙ノ倉山山頂
2012年06月14日 20:17撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:17
仙ノ倉山山頂
チングルマの咲き始めと思うが見間違いか?ハクサンイチゲより遅れて開花するらしい。
2012年06月14日 20:19撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:19
チングルマの咲き始めと思うが見間違いか?ハクサンイチゲより遅れて開花するらしい。
2012年06月14日 20:20撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:20
2012年06月14日 20:21撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:21
2012年06月14日 20:21撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:21
平標から山ノ家に向かう途中の雪田
2012年06月14日 20:24撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:24
平標から山ノ家に向かう途中の雪田
山ノ家手前で見かけたタテヤマリンドウ。同花はハルリンドウの高山型。湿原の平坦部に多く見られるようだ。
2012年06月14日 20:26撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:26
山ノ家手前で見かけたタテヤマリンドウ。同花はハルリンドウの高山型。湿原の平坦部に多く見られるようだ。
2012年06月14日 20:27撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:27
山ノ家からは晴れ間が出て稜線や雪田がよく見えた。奥はエビス大黒か?
2012年06月14日 13:41撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 13:41
山ノ家からは晴れ間が出て稜線や雪田がよく見えた。奥はエビス大黒か?
すっかり青空、平標付近の雪田がよく見えてきた。
2012年06月14日 20:27撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/14 20:27
すっかり青空、平標付近の雪田がよく見えてきた。
下山途中の送電鉄塔。往路で通過した鉄塔が見える。
2012年06月14日 20:27撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 20:27
下山途中の送電鉄塔。往路で通過した鉄塔が見える。
ラショウモンカズラ。山地の林縁部、登山道付近で見かけるようだ。名前はこの花が羅生門で切られた鬼の腕に見えることに由来しているそうだ。
2012年06月14日 20:30撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 20:30
ラショウモンカズラ。山地の林縁部、登山道付近で見かけるようだ。名前はこの花が羅生門で切られた鬼の腕に見えることに由来しているそうだ。

感想

梅雨の合間のわずかな晴れ間、どこを歩くかヤマレコを見ながら考えたが、樹下の二人のサンショウバラも意外と早く終わりそうだしーーと思って比較的近場で高山植物が見られる場所を探したら、ありました。平標!ここなら朝一番で新幹線を利用すれば日帰りも可能だ。ヤマレコの記録の写真を見て決定。仙ノ倉山の先まで足を延ばせればと思い、始発の新幹線で越後湯沢からタクシー利用で1時間早く歩き出す。元橋の登山口駐車場にはすでに多数の車。これから歩く準備をしている人に帰りのバス停を聞いて確認する。駐車場の標高は954m、鉄塔まで先行者数名を抜きながら、急な登りの連続を耐える。標高1100mを越えるとアカモノが現れる。鉄塔(1400m付近)を過ぎるとムラサキヤシオ、ミヤマキンバイ、また松手山から少し下ってから平標まで緩やかで長い登りだ。ミツバオウレン、イワカガミとムラサキヤシオが現れる。ムラサキヤシオは終わりに近いが見られてラッキー。平標、仙ノ倉山の稜線が大きく見えてくると、岩陰にシラネアオイ、オオバキスミレ(最初、キバナノコマノツメと見間違えた)。これからさらに多くの高山植物が見れると思うとワクワク。

 さらに登るとロープの向こう側に最初のハクサンイチゲの群落が広がる。保護のため中には入れない。松手山から伸びる二居方面への尾根が見える。すでに40分以上歩いているが、撮影に時間を取られて、なかなか進まない。山頂に近づくとガスが出てきた。最初のハクサンイチゲの群落から15分で再び大きな群落が現れた。今度はロープもなく、登山道周辺にずっと広がっている。キバナノコマノツメ、イワカガミ、シャクナゲなども続く。花が少し途切れて15分くらい登ると、タカネザクラ(=ミネザクラ)も現れ、山頂に出た。平標を過ぎるとさらに大きなお花畑になり、これまでの花のほか、ハクサンコザクラ、ミネズオウ、イワヒゲ、コメバツガザクラなどの高山植物が咲き乱れていた。まだまだ咲き初めでまばらな感じだが、これからさらに花数や種類も増えるのだろう。撮影をしながら仙ノ倉山まで出る。空身で戻ってくる女性ハイカーに仙ノ倉山の先を訪ねると、エビス大黒避難小屋手前にシラネアオイの群落が2−3箇所あるというので、そこまで行ってみる。ガスの中から雪田を見ながら急坂を下っていくとシラネアオイに再び出会った。やさしい色合いの愛らしい花だ。さらに進むとミヤマハタザオ(=イワハタザオ)が咲いており、その先に三度シラネアオイの群落があった。その先はハクサンイチゲ群落が続く。12時10分過ぎまで進んで、いよいよガスが濃くなり、避難小屋がまったく見えない。時間も気になったのでここで引き返す。撮影しながら仙ノ倉山を越え、平標に戻ったのは1時間後の13時11分、仙ノ倉に残っていた人々を除き、大半のハイカーは下山して誰もいない。すぐ平標山ノ家に向かって下る。雪田が多く見える。ガスの合間から下山道にある雪田が見えた。傾斜はゆるく、滑らないようにかかとから足を運んで下る。雪田の上を歩くのはここだけ。避難小屋を見ながら階段を一気に下ると、小屋手前で大きなカメラを持ったご夫婦がなにやら撮影中。タテヤマリンドウだった。
 小屋に到着すると稜線は晴れてきた。雪田もよく見渡せる。ここで残った弁当とお団子、果物を補給して下山準備。山ノ家は標高1660m弱。下の林道は標高1200mなので450m強の下りは階段で、一気に下った。下り初めに少しイワカガミがあったが、その下はほとんど花はない。林道手前でユキザサの花を見かけた。そのすぐ下に水場。雪解け水で冷たくおいしい水。この水をボトルに少し入れて林道を歩き始める。林道にはミヤマキンバイに似た黄色い花が咲いていたが、先を急いだので撮影しなかったのが悔やまれる。送電鉄塔が頭上に現れ、往路の松手山手前の鉄塔が見えた。その先で道標に従って林道から山道に入り、ラショウモンカズラを撮影。30分前にはバス停に出た。すばらしい稜線漫歩で雪解けの高山植物を満喫できた。梅雨の時期の新潟の山は狙い目かもしれない。

 花の説明書きは、自分の乏しい知識を整理するためで、知らないことのほうが圧倒的に多いので間違っていることも少なくないと思いますが悪しからず。いろいろご指摘いただければ幸いです。

 
 

 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1279人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
越後湯沢から平標山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら