雨乞岳 武平峠→イブネ・クラシ→コクイ谷
- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:46
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武平峠→東雨乞岳(クラ谷道) 入山してすぐに沢があり、登って行きたくなりますが 左手のテープがある崖を登るのが正解です。 テープ無視して沢ぞいに進み、迷う方多いみたいです。 道が崩れかけの箇所が数カ所あり。不明瞭ぎみなところが1箇所ありますが、道を見るよりテープを辿る方がよいです。 東雨乞岳→雨乞岳 笹が人間の背丈ぐらいある箇所があるので 足元注意 雨乞岳→杉峠 笹が170センチぐらいあるので かき分けて進みますが、足元が見えません。 見えないのに段差や岩があり、足をぶつけたり、 転倒注意です。ここで足を負傷する方多いみたいです。 後半は激下りでスリップ注意。 杉峠→佐目峠・イブネ・クラシ 開けた苔の大地が広がり、気持ちよく歩けます。 イブネ北端→小峠 バリルートで、道は数箇所不明瞭。藪こぎ、危険なトラバースや激下りあり。 不明瞭なので、テープをたどり、ルーファイで慎重に。 小峠→コクイ谷出合 道は問題なし。渡渉箇所注意。 コクイ谷出合→クラ谷分岐 コクイ谷は危険箇所数カ所あり 危険なトラバースや巻道が数箇所 沢の崩れで道崩壊1箇所 かなり危険な崖降り(背の小さい方はロープ必要かも。写真参照) 全体的に雨後は、がけ崩れ注意です。(眼の前で大きな崖が崩れ落ちました) |
その他周辺情報 | 武平峠の駐車場は6時半で満車でした |
写真
感想
全体的に道が不明瞭な箇所があり、テープをしっかり確認して進むことをオススメします。安心して道や足跡通り進んでいるとルート外れます。
武平峠から入山後すぐに、沢が続いていますが登ると失敗します。
すぐに左の方の崖にテープがあります。過去ログ見ると、まさかこんなとこ登らないだろうと沢を登り失敗した方が数人いらっしゃいました。私も沢を少し登ってドジり、途中でルートに復帰しました。😅
クラ谷道は気持ちよく歩けますが、道が崩れかけている箇所があり慎重に歩きました。1箇所不明瞭な箇所があり少しルートから外れルーファイで復帰。
東雨乞岳から雨乞岳にかけては展望がすばらしいです。ただ、笹が成長しすぎて人の背丈まであり、道ははっきりしているが、ほとんど藪こぎ状態の箇所があります。
雨乞岳から杉峠までは、前半は人の背丈の笹の藪こぎが続き、足元が見えず岩に足を強打!😣
岩や段差が見えずにぶつけて負傷した方が私も含め、数人いらしたみたいです。
笹が顔や体に当たりまくりですので、長袖は必須です。早朝の方は笹が濡れていて全身びしょびしょになったみたいです。笹を抜けた後半は激下りで注意です。
杉峠で二人の方と会話し、お一人はコクイ谷に降りて御在所岳へ、もう一人の方はイブネ周りで小峠から水晶岳に向かわれるとのこと。元気だなあ…。😅
お一人の方は何度も来ている熟練の方で、イブネ北端からのバリルートの途中、小峠まで同行させてもらいました。
イブネは芝生のように苔が広がる場所でテン泊する方も多く、展望もよく気持ちの良い場所でした。ついでにクラシに立ち寄りましたが標識があるだけでした。
イブネ北端から小峠に降りるバリルートですが、道はほぼ不明瞭でテープをたどり、ルーファイで慎重に進みました。危険な崖やトラバース、藪こぎとまあまあ大変です。杉峠で一緒になった熟練の方と小峠でお別れして、コクイ谷出合へ。
杉峠で降りていかれたもう一方とコクイ谷出合で再会。御在所岳へ向かわれるので、すぐにお別れしました。私はコクイ谷に向かいます。この方にコクイ谷危険なので気をつけてくださいと言われていたのですが、やはり危険でした。
突然地鳴りがして眼の前20メートル先ぐらいの対岸の崖が崩れ落ち、人の大きさぐらいの岩がたくさん川に落ち崩れました。かなりの恐怖です!はじめての経験でした。落石注意と言われても崩れたらやっぱり一巻の終わりです。崩れる前にパキパキゴーという地鳴りが数秒しました。
テープをたどって沢を慎重に進みますが危険なトラバースが基本的につきまといます。崖がなんか崩れそうで怖い!途中何度も渡渉箇所もあり、石が滑るのとジャンプ必須の幅のある箇所もあり、なかなか危険です。がけ崩れの箇所を高巻く箇所も数箇所あり。一箇所ロープが必要じゃないかと思う垂直を降下しないといけない崖があります。巻く場所はありません。😅
途中までロープがなく足位置を冷静に確認して四駆で下降します。崖下は急流の幅の狭い川、落ちたら小滝からも落ちて大怪我です。崖の途中からロープがあり、持ったまま対岸にスーパージャンプしないと届きません。女性など小柄な人には一人では無理です。途中出会った方が言っていた危険な箇所とはこれのことだったのか。😣
ここでジャンプの時にストックの先の棒だけ抜け落としてしまい、少し進んでから落としたことに気づき、ここまで戻りました。川に流されずあってよかった〜。
みなさんストックのネジはしっかり締めましょう…。😅
この先も沢が崩落で、道がなくなっているところをトラバースして崩れながらよじ登ったり、危険な巻道の崖を登ったり降りたり、とにかく時間がかかりました。
昨日ほぼ寝てないのに休憩なしの山行をして疲れましたが、変化に富んだ地形と風景で楽しい山行でした。
下山後気づいたのですが、スネと足首がヒルにやられていました!!😅
なんか痛いと思ってたのですが、笹のところで岩にぶつけた怪我だと思っていました。ゲイター付けてたのに〜!それでも中に入ってくるのか…😅
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