サイレント早川尾根(夜叉神峠〜鳳凰三山〜早川尾根小屋泊〜アサヨ峰〜甲斐駒〜北沢峠)
- GPS
- 17:19
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 3,945m
- 下り
- 3,287m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:34
天候 | 8月24日(土)晴れ 8月25日(日)曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道・甲府南ICより34キロ・所要時間1:00弱。 ※さいたま市自宅より所要時間4:00ほど。 《駐車場》 夜叉神峠登山口駐車場(無料) 約90台駐車可能。 トイレや自販機もあり。 《コンビニ》 芦安入口交差点のローソンが最終コンビニです。 《車の回収》 ○北沢峠〜広河原 運賃 1000円 ※この日は12:30発の臨時便が増発されました。 尚、チケット購入は建物内のベンチに座った順となりますので、とりあえずザックで場所を確保するべし! ○広河原〜夜叉神峠登山口 運賃 1040円 ※広河原から乗って夜叉神バス停で降りる場合、乗車券はバスの車掌さんから直接購入となりますので窓口に行ってもムダ! |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》 夜叉神峠登山口、駐車場から一段上がったあずまやにあり。 《道の状況》 【夜叉神峠登山口〜鳳凰三山】 かなりのレコが上がっているのでTHE割愛! 【早川尾根】 地味なアップダウンが多く、一部足元が悪いところもあるので要注意。高嶺周辺はやや歩きづらかった。 白鳳峠〜広河原峠間の崩落区間は巻き道が整備されており全く問題なし。 また早川尾根小屋からアサヨ峰はCT3:00となっておりますが、ゆっくり歩いても2:30くらいだと思った。 ただしご来光狙いで夜行する場合、ハイマツの切れ目などでルートを見失いやすいので要注意。 栗沢山から仙水峠へはやや急な下りとなりますので滑落注意。 全体的に樹林帯歩きが中心だが、一部展望もありなかなかの尾根だと思う。 【仙水峠〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠】 こちらも同じく割愛! 《キャンプ地》 早川尾根小屋(約15張) 小屋の方は現在営業しておりませんが、テン泊自体は特に問題ありません。 水場:小屋から徒歩1分、十分な水量でした。 トイレ:テン場から少し下りた場所にあり。 docomo電波入らず。 |
その他周辺情報 | 《温泉》 天恵泉白根桃源天笑閣 日帰り入浴 600円 営業時間 10:30〜20:00 アルカリ性単純温泉 源泉掛け流し https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/ |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
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写真
感想
当初は・・
初日に北沢峠までバスで移動し、甲斐駒ヶ岳には向かわず仙水峠から上がって夜叉神峠まで歩く逆ルートを予定してましたが、相方が今回の山行からドロップアウトしたため私ひとりで歩くことに。
出来れば二人で歩きたかったのだけど、ただでさえ天気に予定が振り回されてばかりなので、これはもう致し方なし。
今後そんなことが増えるんだろうなあと思いながら、ちょっとブルーな気持ちで自宅を出発。
とりあえず夜叉神までの車の運転が、遠くて眠くて仕方なかったな(^-^;
そんな今回の計画ですが、私ひとりになったことにより、甲斐駒ヶ岳に向かわず仙水峠から直で下りるルートならば日帰りも十分可能でしたが、早川尾根小屋の静かで落ち着いた雰囲気が以前から気になっていたので、今回は予定通りテン泊山行でまったりチャレンジ!
2日間ともにまずまずの天気が予想されたし、そもそも山で朝夕の時間を過ごしたいというのがポリシーなので、まあ今回もテン泊以外考えられないですけど。
前回歩いた北アルプスの中村新道同様、これまで天気とタイミングになかなか恵まれなかったのと、そもそもそこまで計画の優先順位が高くなかった早川尾根縦走の旅。
細かい感想は写真やキャプションに譲りますが、満を持して歩いた早川尾根は予想以上にステキでした。
樹林帯歩き中心で所々展望のある南アルプスらしい稜線という特徴もさることながら、何よりも本当に静かで良かった。
そう、鳳凰山から先へ歩こうと思う人は少ないし、北沢峠から甲斐駒ヶ岳と逆方向へ歩こうと思う人はもっと少ないだろうから。
2つの百名山に挟まれた稜線は、山行タイトル以上にウルトラサイレンスって感じでした。
そんな静寂な稜線上にある山小屋も、営業停止中ということもあってか、超静かな雰囲気。
この日テントは全部で4張だけでしたが、夏山シーズン真っ盛りのこの時期にこんなに静かなテン場って初めてじゃないかな。
心配していた水場もバッチリで、やはり南アルプスの天然水はどこも旨い。
自分の好きなテン場を考えてみると、どこも水と緑に恵まれてるなあと改めて考えたりもしました。
そう、だから聚楽よ〜ん♡なのかもしれない。マリリン・モンロー調の声で(笑)。
唯一残念だったのが、2日目楽しみにしていたアサヨ峰〜栗沢山がガスガスのコンディションだったことですかね。
でも良い風に考えれば、再訪する理由が出来たというもの。
次回こそは逆ルートにて、夫婦そろって歩ければなあと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m
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