【73/100】皇海山 under the blue sky 〜銀山平から周回〜

2019年08月25日(日) [日帰り]

• GPS: 12:02
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,519m
• 下り: 2,514m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 1:32
• 合計: 12:03

3:10 スタート地点
3:46 3:46 笹美木橋
3:58 4:01 一の鳥居
4:04 4:04 庚申七滝
4:50 4:50 猿田彦神社跡
4:58 5:04 庚申山荘
5:26 5:40 大胎内(分岐)
6:02 6:09 庚申山
6:12 6:17 庚申山展望台
6:40 6:40 駒掛山
7:00 7:02 薬師岳
7:47 7:54 鋸山
8:13 8:13 不動沢のコル
8:45 9:08 皇海山
9:33 9:33 不動沢のコル
9:59 10:14 鋸山
11:12 11:14 六林班峠
13:17 13:17 天下の見晴分岐
13:22 13:26 天下の見晴
13:31 13:31 天下の見晴分岐
13:38 13:38 庚申山荘
13:43 13:44 猿田彦神社跡
14:21 14:23 庚申七滝
14:27 14:28 一の鳥居
14:41 14:41 笹美木橋
15:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日光市銀山平の国民宿舎かじか荘から100m程奥に進んだ無料の登山者用駐車場へ。キャパは20台程度だが、その手前には30台程度のスペースあり。また林道ゲート前にも5台程度駐車可能。いずれもトイレ等はありません。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山者用駐車場入口と一の鳥居脇にありました。用紙、筆記具等は不明。
【銀山平〜一の鳥居】林道歩き。前半は舗装されているが後半は未舗装。一部沢水によりぬかるんでいる箇所あり。
【一の鳥居〜庚申山荘】緩やかな傾斜の登山道。ルートは明瞭で特に危険なし。
【庚申山荘〜庚申山〜鋸山】庚申山へは急登。足場の悪い崖を登る区間もあるので慎重に。庚申山頂以降は小さなピークをいくつも越えて鋸山へ。鋸山手前のいくつかのピークで5〜10m程度の鎖場の登下降あり。落石や滑落に注意。
【鋸山〜皇海山】鋸山頂直下の下りは急傾斜だがロープ設置されている。それ以降は一般ルートで歩きやすい。
【鋸山〜六林班峠】鋸山を越えて下った所から笹藪を漕いでいく。六林班峠手前では背丈を超えるほど笹原が繁っていてルートが非常に判りづらい。コースは尾根の東側を巻くことが多いが六林班峠まで大きく尾根芯から逸れることはないので、おかしいと感じたらルートの再確認を。ルートを示すマーカーやプレートは疎らではあるが設置されている。
【六林班峠〜庚申山荘】今回のコース中で最も緊張し危険を感じた区間。行程の8割以上が笹の葉で足元も見づらいトラバース路で、滑落すると危険な高巻き区間も数多く通過する。プレートやマーカーは設置されているがルートが判り辛い区間もあり、ルートファインディングとトラバースを安全に歩行する技術が必須となる。集中力を持続する必要があり、個人的には危険箇所がはっきりしている鋸山〜庚申山の稜線コースよりも歩きづらいと感じた。

その他周辺情報

登山口そばの国民宿舎かじか荘。休憩スペース、レストラン等も併設。ただしハイシーズンや休前日は宿泊者優先で日帰り利用の時間が短縮されるため、事前にホームページ等で確認のこと。
https://kajikasou.info/spa/

写真

8/24 17:52

前日、足利市の渡良瀬橋。森高千里の曲に歌われてました。

8/25 3:13

銀山平で車中泊して翌3時。月明かりの下スタートです。

8/25 3:58

林道を歩くこと45分で一の鳥居。ここからは山道です。

8/25 4:50

約50分で猿田彦神社跡。庚申山荘はすぐそこです。

8/25 4:56

庚申山荘前でひと息つきます。時刻は5時前。空も明るくなってきました。

8/25 5:11

庚申山荘から登ること数分、巨岩のオンパレードです。

8/25 5:13

写真では伝わりづらいけど凄い迫力！

8/25 5:19

雰囲気としては戸隠山に似てますね。

8/25 5:33

ソバナかな？咲いているお花も戸隠山と同じ。

8/25 5:24

里見八犬伝読んだことがないけど気になります。

8/25 5:25

このルート、こういうしっかりしたハシゴが何ヶ所かに設置されていました。

8/25 5:27

南東方向の眺望。雲海が神秘的です。

8/25 5:34

一の門を通過。

8/25 5:37

大胎内。くぐって遊んでいる時間はなさそうなので先を急ぎます。

8/25 5:50

ひと通り登りきると傾斜が緩んでなだらかに。

8/25 5:57

歩きやすくなった。

8/25 6:00

庚申山山頂。やったぞー！

8/25 6:09

山頂は全く眺望なし。

8/25 6:10

少し西へ進んだところに展望地があります。

8/25 6:10

皇海山ドーン！

8/25 6:10

こちらは鋸山。

8/25 6:10

ツーショットで。

8/25 6:11

雲海も美しい。

8/25 6:14

頑張ってあそこまで行きます！

8/25 6:29

途中、多少藪漕ぎがありましたが概ね快適なトレイル。

8/25 6:35

逆光で見えませんが駒掛山山頂。

8/25 6:46

ルートを示すプレート。暗闇でも見つけやすい！

8/25 6:58

7時薬師岳。一部藪漕ぎもありましたがおおむね判りやすいルート。

8/25 7:05

鋸山も近いようでまだまだ。

8/25 7:05

白山ですか。鋸十一峰に入るのかな？

8/25 7:05

なかなかの眺め！

8/25 7:05

奥に見えるのは武尊山かな？

8/25 7:05

日光白根山は見えないなあ。

8/25 7:12

これか！垂直のクサリ場って。
慎重に降りれば大丈夫です。

8/25 7:35

ここを降りましたが、見た目ほど難しくはなかったです。

8/25 7:36

やけにしっかりした梯子。

8/25 7:39

赤城山ですねー。

8/25 7:45

そして7:45。鋸山の山頂へ。

8/25 7:51

皇海山へ向かいます。ここから先は一般ルートなので少し気楽。

8/25 8:12

不動沢のコルまで下ってきました。皇海橋から登られた登山者さんが多数お見えでした。

8/25 8:12

先人達のレコでも良くツッコミが入る看板。ここまで登ってきてそりゃないよ(笑)

8/25 8:41

青銅の剣！山頂はすぐそこ。

8/25 8:43

8:43到着〜！

8/25 8:43

百名山73座目！ゲット！

8/25 8:43

二等三角点。点名「皇海山」。標高2143.45m。

8/25 8:44

タッチ♪

8/25 8:47

皇海山は青空がよく似合う。

8/25 8:48

under the blue sky!

8/25 8:50

これぞSKY山！さてひと通り遊んだので戻るとしよう。

8/25 9:01

青銅の剣。デカっ😲

8/25 9:23

平均台みたいな倒木。思わず上を歩いちゃいました。

8/25 9:39

北側からみた鋸山。こっちから見た方が迫力あります。

8/25 9:52

鋸山山頂直下のロープ場。

8/25 9:55

ロープ場その2。

8/25 9:59

10:00鋸山に戻ってきました。
少しお腹が空いたのでおにぎりを食べる🍙🍙

8/25 10:09

アタマが隠れてるのが日光白根山かな？

8/25 10:11

さて帰りは六林班峠経由で戻ります。

8/25 10:13

鋸山から下ると笹藪漕ぎが始まります。

8/25 10:55

うおっ、激藪！

8/25 10:55

背の高さを超えてます。踏み跡も不明瞭なのでルーファイのスキルが必須です。

8/25 10:59

おりょ、こんな所に三角点。
三等三角点。点名「赤岩」標高1835.94m。

8/25 10:59

タッチ♪グローブは途中のコンビニで買った荷役作業用！

8/25 11:11

さんざん藪漕ぎしてやっと六林班峠へ。

8/25 11:11

峠付近は明るく広々しています。

8/25 11:28

六林班峠から東へ下る。この区間はずーっとトラバース。笹で足元も見づらくて歩きづらい。

8/25 11:36

何度も沢を横切るので水の補給には不自由しません。

8/25 12:02

この辺りは歩きやすくてホッとします。

8/25 13:14

天下見晴？寄っていこう。

8/25 13:22

200mほど進んだここが天下見晴。大岩の上は展望抜群。

8/25 13:21

岩の山、庚申山。なかなか楽しかったなあ。

8/25 13:33

天下見晴への分岐へ戻って庚申山荘方面へ。

8/25 13:35

10分くらいで山荘に戻ってきました。後は楽々下山！

8/25 13:39

猿田彦神社跡。

8/25 13:47

行きはまだ暗かった仁王門。

8/25 13:54

夫婦蛙岩。

8/25 14:00

鏡岩の説明。

8/25 14:00

この大岩が鏡岩です。

8/25 14:06

水量豊富な沢に架かる木橋を渡る。

8/25 14:18

庚申七滝にも寄っていきます。

8/25 14:19

七滝の説明看板。

8/25 14:20

七滝はこちら。凄い水量！

8/25 14:24

そして14:24。一の鳥居へ帰還。

8/25 14:32

あとは林道歩き。未舗装と舗装路が半分ずつくらいでした。

8/25 14:34

天狗の投石👺

8/25 14:34

不思議なくらい大きさが揃っている岩。

8/25 15:08

15:08ゲートに帰着。

8/25 15:10

やったー明るいうちに戻ってこれました。

8/25 15:14

今回フィットネストラッカーも着けて歩いてみました。歩数55928歩でした。

8/25 23:49

かじかの湯で汗を流し、バッジを買いました。皇海山750円。少しお高めの値段設定。

8/25 23:49

こちらはシブい庚申山のバッジで同じく750円。

本日歩いたコース。総距離27.7km。累積標高2604m。

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

Galaxy S8 SCV36 au サムスン

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

tonzablow

皇海山といえば群馬側の皇海橋登山口から登るのが最短コースで一般的ですが、登山口に向かう林道が超悪路で有名です。

前回南アルプスへ向かう際に落石を踏んでパンクして散々な目に遭った二週間後にまたパンクとかシャレにもならないので、栃木側のクラシックルートから庚申山、鋸山経由で登ってきました。

先日の武尊山と同じく、皇海山も読み方すら知らないくらい百名山の中では興味が薄い山でしたが、皇海を「スカイ」と読むことを知ってからは何故かテンションだだ上がり。このあたりは中央アルプスの越百山の「コスモ」に近いかも。

後半の半端ない笹藪漕ぎと延々と続くトラバースには辟易しましたが、文字通り、皇海山アンダー・ザ・ブルースカイを堪能できました。