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Yamareco

記録ID: 199220
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

夏の北海道遠征(3)羅臼岳

1990年08月17日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:10
距離
12.1km
登り
1,474m
下り
1,463m

コースタイム

10:00岩尾別登山口−11:20弥三吉水−12:10銀冷水−12:50-13:00羅臼平−13:30-40羅臼岳山頂−14:10羅臼平−16:10岩尾別登山口
天候 晴れ時々曇り、山頂部は霧
アクセス
利用交通機関:
自家用車
網走よりレンタカーで岩尾別登山口まで、距離93km、片道所要時間 2時間弱
コース状況/
危険箇所等
道はよく整備されており、良好だった。
お花畑の花、キンポウゲ類か
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
お花畑の花、キンポウゲ類か
同じく、お花畑に咲く、チシマギキョウと思われる花の群落
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
同じく、お花畑に咲く、チシマギキョウと思われる花の群落
(おまけ)網走へと帰路に着く途中、夕焼けが全天に広がっていた
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
(おまけ)網走へと帰路に着く途中、夕焼けが全天に広がっていた
登山口から少し登ったあたり、樹林帯が終わり、オホーツク海側の展望が開けてきた
2012年06月03日 19:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:55
登山口から少し登ったあたり、樹林帯が終わり、オホーツク海側の展望が開けてきた
羅臼岳山頂。あいにく山頂部のみ霧に覆われていて展望はなかった。
2012年06月03日 19:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:55
羅臼岳山頂。あいにく山頂部のみ霧に覆われていて展望はなかった。
霧が去来する羅臼平
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
霧が去来する羅臼平
お花畑の花(名前不明)
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
お花畑の花(名前不明)
同じく、オホーツク海側の展望
2012年06月03日 19:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:55
同じく、オホーツク海側の展望
羅臼岳山頂部を望む
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
羅臼岳山頂部を望む
知床五胡より、羅臼岳、硫黄岳を望むことができた
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
知床五胡より、羅臼岳、硫黄岳を望むことができた
羅臼平から振り向くと、羅臼岳山頂部が少し顔を出していた
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
羅臼平から振り向くと、羅臼岳山頂部が少し顔を出していた
大沢上部の様子
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
大沢上部の様子
お花畑の花(名前不明だが、うす紫色の花)
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
お花畑の花(名前不明だが、うす紫色の花)
大沢上部は小規模ながらお花畑が広がっていた。
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
大沢上部は小規模ながらお花畑が広がっていた。
(おまけ)、下山後、知床五湖を散策
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
(おまけ)、下山後、知床五湖を散策
お花畑の花(白いセリ類が多い)
2012年06月03日 19:56撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
6/3 19:56
お花畑の花(白いセリ類が多い)

感想

【山行NO 148(3)】

※ 北海道への遠征も、最後の羅臼岳を残すのみとなった。
  最後の山ぐらいは晴れないかな、と期待しつつ..

・朝起きると、なんと、今日も上空はドンヨリしている。さすがにガッカリ。

8:20 網走発
 ・今日も、レンタカーを借りて出発する。
 ・羅臼岳の登山口、岩尾別温泉まではなかなか遠い。距離93kmもあった。
  オホーツク海沿いに車を走らせていると、北側からしだいに青空が広がってきて、期待できそうな感じになってきた。

9:50-10:00 岩尾別温泉登山口(標高=約100m)
 ・ホテルの前の広場に車を停める。すでに数台の車あり。
 ・さっそく登山開始。今日は出発が少し遅くなったのと、標高差1500mの上り下りが控えているので、
  ややハイペースで登ってゆく。
 ・道は遊歩道のように広く、登りが急な道の割には歩きやすい。
  エゾハルゼミの声を聴きながら登ってゆく。
  久々に青空を見ながらの登山だ。青空のせいで森の緑も鮮やかな色をしており、最後にようやく、北国の夏を味わうことができた。
11:20-30 弥三吉水(水場)
 ・飲んでも大丈夫かな?と思いながらも飲んでみる。冷たくておいしい。
 ・途中、熊よけとして笛を吹きながら登って行っていると、コガラがなにを思ったか、近くに寄ってきた。
12:00-10 銀冷水(水場)
 ・ここでも少々水を飲む。
 ・ここからしばらく行くと、大沢という沢状の地形となり、森林限界もぬけて、
  小さいながらもお花畑が広がっている。
  チシマキキョウの深い紫色が目に鮮やかだ。ほかにもいろいろ花は咲いていたが、名前はよく解らなかった。
12:50-13:00 羅臼平
 ・ハイマツの広場となっている。今日初めての下山者とすれ違う。
 ・ここから羅臼岳の山頂までは一登り。山頂部は霧に覆われており、霧の中を黙々と登る。
  登りが岩がゴロゴロとして結構歩きにくい。

13:30-40 羅臼岳山頂(標高=1661m、気温=15℃)
 ・せっかくたどり着いた、この遠征3個目の山だが、またしても山頂部は霧に覆われて視界がない。
  岩がゴロゴロと重なり合った山頂部の風景は、高山的で、ちょっと宝剣岳にもにている感じ。
  羅臼岳には、1987年の5月に挑み、天気不良で敗退しただけに、
  展望はないが、北国の峰にようやくたどり着けたな、と感慨深い。

14:10羅臼平
 ・下りは、登りと同じ道を、高山植物を写真に写しながら、ややのんびりと下る。
  下の方には、遠く、知床五胡と、オホーツクの海が見えている。
  山腹を覆う原生林は、深々と静まり返っている。
 ・オホーツク展望台付近で、アマツバメが20〜30羽ほど飛び交っているのも見かけた。

16:10-20 岩尾別温泉登山口着
 ・出発時間が遅くなった割には、いいペースで登れたので、標高差 約1500mを、
  登り3.5時間、下り2.5時間で下れた。

 ・せっかくなので、ふもとの知床五胡も見物した。
  池の表に、先ほど登った羅臼岳が写っている風景は感じ良かったが、
  なんせ、観光客が山盛り状態なので、その点は少し興ざめだった。

 ・あとは、来た道をレンタカーで網走へと戻る。
19:00 網走着

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[以下は、帰路の旅路のメモより]

8月18日(土)
 ・今日は午前中がフリーで午後から札幌に移動の日。
  帰る日になってようやく、スッキリした夏空が広がるのも、皮肉っぽい。
 ・AMは観光バスで網走の町を観光。水族館、能取美岬、天都山、監獄博物館などを、パタパタとまわって観光した。

14:00 網走発
 ・車窓からは、爽やかに明るい、北国の夏空が広がっていた。
  なんで山に入る日に、このような天気が来てくれなかったのか、とちょっと悔しい。
19:00-21:55 札幌
 ・次の電車まで時間がだいぶあるので、駅ビル内のレストランで、ウニ丼を食す。
 ・青森まで行く夜行急行の「はまなす」号は、結構混んでいた。自分は行列に並んで、なんとか席を確保できたが、
  あとから来た人たちは通路にゴロゴロしている人も多い。

8月19日(日)
 ・「はまなす」号は、夜の内に函館、青函トンネルを通り、早朝に青森着
5:00-5:50 青森
 ・青森からの特急「白鳥」は、始発だし、乗り換え時間もあるので安心しきっていたが、
  自分の乗っていた車両はホームにかからず、ドアが開かないではないか!
  そうこうしているうち、白鳥号はすぐに満員となり、席を確保できなかった。

 ・行きと同様、日本海側を延々と電車は走り続ける。
  これもまた行きと同様、冷房の利きが悪く、車内は30℃を大きく超えるほど暑い。
 ・お金をケチらずに、東北新幹線、東海道新幹線を使ってサクッと帰ったら良かったな、と後悔してももう遅い。
  夕方まで車内は満員で、ようやく座席にありつけたのは、終点も近い、敦賀を過ぎてからだった。

18:10-40 京都
 ・ここで新幹線に乗り換える。冷房が利いていて天国のようだ。ビールもうまい。
 ・岡山を経由して新居浜に戻る。新居浜に到着したのは、22時。
 ・行きと同様、帰りも非常に疲れる遠征だった。
 

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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