槍ヶ岳 中房温泉から表銀座テント泊縦走ピストン

2019年09月05日(木) 〜 2019年09月07日(土)

• GPS: 07:09
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,823m
• 下り: 383m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:50

距離 11.0km 登り 1,869m 下り 383m

5:24 スタート地点
5:42 5:44 中房温泉登山口
6:14 6:15 第１ベンチ
6:38 6:39 第２ベンチ
7:14 7:15 第３ベンチ
7:42 7:44 富士見ベンチ
8:27 8:28 合戦小屋
8:43 8:44 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:10 ベンチ
9:19 9:26 燕山荘
9:32 9:33 いるか岩
9:44 めがね岩
9:50 9:58 燕岳
10:02 めがね岩
10:11 10:12 いるか岩
10:16 10:47 燕山荘
11:15 11:16 蛙岩
11:33 11:34 大下りの頭
12:50 12:51 小林喜作レリーフ
12:57 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
16:18 大天荘
16:18 ゴール地点

天候

9月5日 晴れのち曇り
6日 晴れのち曇り
7日 晴れ
台風13号が沖縄から東シナ海を北上、太平洋上には8日ごろに関東地方上陸を目論む台風15号が北北西に進行中と不安要素が多いうえ、湿った空気が入り込んで不安定な天気になりそうでしたが、大きく崩れることはなさそうだったのでテント泊で決行

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

中房温泉、有明温泉どちらも日帰り入浴できます
今回は人の勧めで有明荘へ
大人1人700円、燕山荘宿泊者は100円の割引あり

写真

9/5 5:43

中房温泉登山口
中房川沿のルートは入れないように止めてありました
５時45分、手持ちの温度計で12度、肌寒い温度ですが風はなく寒さはありません

9/5 5:49

足場の悪いところもありますが、よく整備されていました
ありがとうございます
登山口から割と急な登りでテント装備が辛さを倍増させるので、ゆっくり歩を進めます

9/5 6:14

登りはじめて45分、水場の入口
通過

9/5 6:25

前日の雨で濡れています
ぬかるんだ所はありません

9/5 6:29

時折階段もあります

9/5 7:18

登りはじめて１時間30分
振り返って東の景色、雲の上に出ました

9/5 8:08

さらに登ります

9/5 8:13

2時間30分で合戦小屋に到着
スイカ売ってましたが、食べずに登ります
トイレへはナナカマドの間を抜けていきます。有料

9/5 8:34

合戦小屋を出てすぐに槍が顔をのぞかせていたのを発見！
テンション上がります

9/5 8:34

こんな道をさらに進みます

9/5 8:43

燕岳も見えてきました
登りも穏やかになります

9/5 8:43

振り返って東の景色、まだ真っ白です
手持ちの温度計で15度ですが、風はなく蒸し暑い

9/5 8:43

燕山荘まで1.3キロの表示
平坦な道に息抜き

9/5 8:53

大下りの頭左に槍から中岳、南岳が顔を見せます
西の空はクリア

9/5 8:54

振り返って東の景色
だいぶ登ってきました

9/5 8:54

登りはじめて３時間過ぎ、ハイマツが出てきました
登ってきたことを実感します

9/5 8:56

木の間から燕山荘が見えた！
でもまだ遠い

9/5 8:59

燕山荘まであと少し
道はこんな感じ

9/5 9:10

山荘見えるけど、高さを感じ、背中の重さを感じ

9/5 9:22

登山口から燕山荘まで3時間20分
稜線に出ると西よりの風が吹いていて、穂高から立山まで大パノラマ、気持ちいい
手持ちの温度計で15度

9/5 9:33

山荘入口西側に屋根付きザック置き場あり
デポして燕岳に向かいます
山荘から緩やかに下ってから登っていきます

9/5 9:41

登りはこんな感じ
緩やか

9/5 9:46

振り返って山荘から大天井での稜線
今日の後半戦です

9/5 9:50

頂上は撮影会の真っ最中

9/5 9:57

頂上から小屋

9/5 9:57

明日のおかず、東鎌尾根方面
ずいぶん下ってから槍へ向かうことを再認識(･･;)

9/5 10:50

昼ごはんを済ませて大天井へ向かいます
道はこんな感じ、歩きやすい

9/5 11:04

振り返って燕岳と燕山荘

9/5 11:20

9/5 11:20

小屋を出て40分、こんなところを進んできました
気温は18度、尾根の西側は風があって爽やか

9/5 11:33

大下りの頭
今日の目的地まであと3.5キロ
大天井がせり上がっているのが気にかかる

9/5 11:46

こんなところを進みます
目的地はずっと見えてる

9/5 12:00

尾根の東側は風もなく蒸し暑く感じる

9/5 12:09

昼を過ぎた頃から目的地に雲がかかり始める

9/5 12:19

平らな道は気分爽快です

9/5 12:36

穏やか稜線に見えますが、喜作さんのところに下りと上りの梯子があります

9/5 12:46

喜作さんとガスった大天井
自分の足元には下りのハシゴ

9/5 12:53

大天荘とヒュッテ大天井の分岐
頂上までザレタ道が続きますが、道はしっかりつているのでガスっていても迷うことはなさそう

9/5 13:02

道はこんな感じ

9/5 13:13

9/5 13:18

小屋が見えてきました

9/5 13:20

燕山荘から２時間35分、到着！
小屋の入口は向かって左側から回り込んだとこに
テント場は小屋の南側、向かって左手にある

9/5 18:45

テント場から穂高方面
空には半月

9/5 18:47

槍をバックに今夜のねぐら
携帯のバッテリーの消耗に危機感を感じログを断念

9/6 5:03

6日の日の出前

9/6 5:21

大天井頂上から槍、穂高

9/6 6:08

今日の目的地、槍ヶ岳に向かいます
ヒュッテ大天井までの道はこんな感じ

9/6 6:30

燕岳への分岐とヒュッテ、その先は牛首展望台
槍へは写真左端の下り道から向かいます
大天井からの道すがら、ずっと牛首への道が見えているので思わず登りはじめてしまい引き返すことに
間違えていたのを教えてくれた方ありがとうございます

9/6 6:50

牛首の南側道はこんな感じ
猿の軍団に遭遇

9/6 7:03

ビックリ平
双六から立山方面のビューポイント

9/6 7:03

振り返って、牛首の右に大天井

9/6 7:03

9/6 7:07

北鎌尾根と丸山、双六

9/6 7:07

西岳へ向かう稜線
気温は13度

9/6 7:18

振り返って大天井
１時間15分、ヒュッテ西岳へはあと２時間の予定

9/6 7:38

こんな道を進みます

9/6 7:45

西岳と奥に穂高
最高の稜線歩き

9/6 7:56

9/6 8:10

9/6 8:11

9/6 8:53

西岳ヒュッテから乗越へ向かう最初のハシゴ2段
どっち向きにしよか迷うくらいの角度
荷物が重いので後ろ向きで降ります

9/6 8:57

ハシゴ後の下り
噂どおりの急な下り

9/6 9:37

東鎌尾根と槍
水俣乗越はまだ先なので、まだまだ下ります

9/6 9:58

9/6 10:07

今回の大ボス、東鎌尾根と槍
写真では伝わらない槍、鎌尾根の高度感と背中の重みの絶望感

9/6 10:16

こんなところも登ります

9/6 10:16

9/6 10:19

ヌオー
目的地、高〜い

9/6 10:31

大天井出てから４時間半
登ります

9/6 11:04

大天井出てから５時間でヒュッテ大槍に到着

9/6 11:15

9/6 11:15

9/6 11:31

凄い迫力
頂上に人がいる

9/6 11:41

槍ヶ岳小屋への最後の登りは、こんな感じ
右手には壁にような山頂が

9/6 11:48

見上げた山頂
落石がないことを祈りつつ

9/6 12:11

9/6 12:11

小屋前から今夜の泊地、殺生ヒュッ奥には常念
大天井出てから6時間、結構かかったな〜
予定では折り返して西岳ヒュッテへ行く予定だったけど足に余力がないので諦めて殺生ヒュッテはくに

9/6 12:41

みんな槍の穂先にはりついています
アリの行列みたい

9/6 12:58

渋滞しているので、待っている間に小屋を撮影
強烈なガスが上がってきた(^^;;

9/6 13:14

頂上から最後のハシゴ
垂直です

9/6 13:47

小屋へ向かいます

9/6 13:47

ザレたカールの斜面ですが、道はしっかり整備されたジグザグ道を下っていきます

9/6 14:02

殺生分岐と殺生ヒュッテ

9/6 14:02

小屋から槍

9/6 16:55

テント場はこんな感じ

9/6 18:11

ガスに煙る槍
迫力あります

9/6 18:21

9/7 4:44

殺生ヒュッテ前のベンチから見た東の空
ここからはこの時期、日の出は見られないようです

9/7 5:02

殺生ヒュッテから日の出前の槍

9/7 5:22

ヒュッテ大槍からの日の出
本日も快晴！感謝です

9/7 5:23

9/7 5:53

日にでから30分後の槍

9/7 5:59

昭和6年7月22日にこの先の旧道で山田博ニさんが遭難されたことが記されています
注意しながら慎重に進みます

9/7 6:02

写真では伝わらない高度感

9/7 6:08

誰が最初にここを行こうと思ったのか考えさせられます
痩せ尾根の途中に岩場、そに先にハシゴ(-｡-;

9/7 6:16

9/7 6:16

どう写真を撮っても伝わらない高度感

9/7 6:17

ここを下れば水俣乗越

9/7 6:33

水俣乗越
ここから昨日下った激しい登り

9/7 6:54

その前に痩せ尾根があった
伝わらない高度感

9/7 6:54

ここを登らないと西岳ヒュッテへ行けません

9/7 7:05

見上げるとちょうど2人ハシゴを下りている
やっぱり登るのね
大槍を出て、ここまで1時間半、2時間で西岳ヒュッテに着きそう

9/7 7:51

9/7 7:51

9/7 7:56

赤岩岳近くから、常念と富士山

9/7 8:17

大天井の稜線が素晴らしい
ヒュッテ西岳から1.3キロを30分

9/7 9:47

ヒュッテ大天井を大天井側から
この小屋は谷間にあるので眺望は限定的な感じがする

9/7 9:55

喜作さんへ向かう道

9/7 9:55

高瀬ダムまで見えます

9/7 10:02

伝わらない高度感
鎖場

9/7 10:03

こんなところも通りながら大天井を巻いていきます

9/7 10:04

振り返ってヒュッテ大天井方面

9/7 10:17

これから行く燕岳への稜線

9/7 10:22

常念、燕岳、槍の分岐から大天井山頂方向

9/7 10:22

燕岳へと続く稜線、最高の天気
気温は手持ちの温度計で18度

9/7 10:26

喜作さんのレリーフ
下りと上りのハシゴの合間に

9/7 10:34

大天井と猿
猿がよく出ます 猿の食いカスに落し物道中にゴロゴロあります

9/7 10:44

さらに進んで大天井と槍

9/7 11:36

大下りの頭から槍
あそこを出てから6時間半、燕岳まで3キロ

9/7 12:04

燕山荘と燕岳

9/7 12:04

振り返って槍

9/7 12:04

横向いて立山方面

9/7 12:04

もちょっと横向いて鷲羽岳、双六方面

9/7 12:41

空きがあれば泊まろうとおもったけど、12時30分ですでに満員

9/7 12:41

当然小屋は黒山の人だかり
諦めて中房温泉へ下山することに

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

BeRaizin

念願の表銀座縦走テント泊
燕岳から天気にも恵まれ縦走中は、立山、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、富士山、常念、大天井岳、穂高、槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六、鷲羽岳、野口、水晶と名だたる山々を眺めながらとても贅沢な山歩きができました。感謝です。
計画では、2日目に槍から引き返してヒュッテ西岳でテント泊の予定でしたが、テント装備で東鎌尾根ピストンする足が残ってなかったので、殺生ヒュッテ泊に切り替えました。
やはり、複数のプランの重要性を感じました。
3日目は、5時半に大槍をでて、一気に燕山荘へ7時間かけて歩き、小屋に泊まろうと思いましたが
燕山荘は噂通り人気のようで、3日目の土曜日は小屋もテント場も満杯でした。週末にテント泊するときは注意しないと、小屋にも泊まれないかも
で、仕方がないので13時に小屋を出発して登山口までノンストップで2時間
結局2日がかりで行った槍から1日で帰ってきました。

ログをとると携帯バッテリーの消耗が激しいのが相変わらずですが
携帯は命綱なので、山行が予定より伸びることも想定し2日目からログを断念、残念