【尾瀬】テン泊ヘロヘロ縦走 鳩待峠〜アヤメ平〜見晴〜至仏山〜鳩待峠
- GPS
- 26:17
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:10
天候 | 晴天 こころなしか風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
えーとテン泊で尾瀬を縦走してきました。
本当は同じ日程で後立山に行こうと思っていたんですが、台風接近の情報もあったので、毎日アルペン号の申し込みをギリギリまで引っ張っていたところ…一足違いで満席になってしまいました( ̄。 ̄;)
すっかり気落ちしたアタクシですが…次善の策(?)として考えていたのが、「尾瀬」でした。
もちろん、尾瀬だって人気のエリアですから、直行バスやツアーも出発ギリギリのタイミングでの空きは望めません。というか金曜夜行で尾瀬に行く便などは、実際空きがありませんでした。しかし夜行ということを考えなければ、尾瀬へと行くには沼田駅からの路線バスがあり、それを利用すれば「席を申し込む」必要がありません。
…ってなわけでございまして、尾瀬へと向かったアタクシ。
ビンボーなへたれサラリーマンですから新幹線など使わず在来線を乗り継ぎ、沼田駅へと降り立ちます。
改札を出るとすでに戸倉(鳩町峠バス連絡所)行きのバスが停車していましたので、そそくさと乗り込みます。
乗客はほとんどがハイカーで、後は数名の学生など。沼田駅を出発するときには席は全部埋まってしまい、数名のハイカーが立つことになっていました。ただ、学生などは次々に降車して行き、やがて立っている人はいなくなりました。
ところで、アタクシはここで「尾瀬カード」を購入しました。
尾瀬に向かう路線でのみ使用可の、今やなつかし(!?)のバスカードで、3000円の購入で4350円分も利用できるのです。沼田駅から戸倉(鳩町峠バス連絡所)までは2050円かかりますので、ビンボーなへたれサラリーマンは買わないわけにはいきませんね。
沼田から1時間20分で戸倉(鳩町峠バス連絡所)に到着。そこから乗り合いバスに乗り換えて鳩待峠に到着しました。
この方法で尾瀬に来る場合、席の予約とか必要なく、予算もわりと少なくて済むのはよいのですが、ネックとなるのは到着時間です。最速で鳩待峠に到着したものの、時刻は10時を回ってますのでね(^_^;)
ですので、この日はあまり多くは移動できないだろうということで、アヤメ平を経由して富士見峠から見晴まで行き、そこでテン泊ということにしました…これはこれで“ゆるテン泊”を大いに好むへたれハイカーのアタイらしい行程ではあります。
まずは鳩待通りを進みます。
スタート直後はトレイルですが、すぐに尾瀬らしく木道になります。
原生林の中を進むので眺望などはありませんが、傾斜はあんまりないのでへたれハイカーのアタイでもヘラヘラと進めます。
1時間ほどで視野が開けて最初の湿原である横田代を通過。そして中原山を通過して、先ほどの横田代よりも大きな湿原に到着します。
そこがアヤメ平。
尾瀬ヶ原は周囲が山に囲まれてますが、アヤメ平は標高2000m近い場所にあって、周囲を大きく遮るものがありません。青空が広がって実に気持ちいい…天空の楽園とはよくいったものですな(*^_^*)
アヤメ平で食事をとった後は、富士見峠を経由して見晴まで下ります。
これがなかなかにシンドカッタ。こちらは木道とかはなくトレイルが続きます。
道はよく整備されていたとは思うのですが…原生林の中を進むので面白みもないし、とにかく長い。鳩待峠よりも低い位置まで下るので、登った以上に下るというのも精神的にはシンドイところです。それに久々のテン泊装備がかなりコタエルというのもありましたね。
そんなこんなヘロヘロで見晴到着。
テントを設営後、尾瀬ヶ原を少し散策します。
三条の滝まで行ってみようかとも思っていたのですが…もう時間もあまりなく、カラダもヘロヘロだったので、スゴスゴとテン場に戻った次第( ̄。 ̄;)
そんなヘロヘロなアタイに追い打ちをかける事態が勃発!
食事を作ろうとすると、なんとガスバーナーを忘れてましたorz
自分の仕業といえ…なんだかなぁ(T_T)
翌日
この日の予定は、見晴から尾瀬ヶ原を縦断して至仏山に上り、鳩待峠に下りというもの。
これがまた大変シンドカッタ( ̄。 ̄;)
まず朝の尾瀬ヶ原を進みます。
最初のウチこそ「いやぁ、初秋のグリーンな尾瀬ヶ原もキレイなもんだな」とヘラヘラと歩いてましたが、やっぱり尾瀬ヶ原を一気に突っ切るというのはかなりの距離があり、しかも単調な木道歩きが続くため…案外とシンドカッタですね(-_-)
そして山ノ鼻から至仏山への上り…これがスゴイ急登でした(°д°lll)
テン泊装備ということを差し引いてもかなりのキツさ。森林限界を超えると路面は蛇紋岩とかで滑りやすい感じとなり、そうでなければ急傾斜の木の階段。
暑さもありペースも上がらず、休みを多く入れつつほぼCTどおりの3時間弱で山頂に到着しましたが…すっかりヘトヘトでしたね(>_<)
ただ好天のため山頂からの眺望はよかったです。登ったかいがありましたかね(^_^)
山頂でしばし休憩して下山にかかりましたが、鳩町峠までもまたシンドカッタ。
岩場がけっこう続いて、相変わらず滑りやすい蛇紋岩なのでへロッタ身にはこれがなかなかツライ。
小至仏山を通過してしばらくすると岩礫の道ではなくなり、木道となります。これで少しは楽になるか…などと思いましたが、これも甘かった。
とにかく長いんですよ。下っても下って続く木道に、へたれハイカーのヤワなココロは耐えることができず…ミモココロもすっかりヘロンヘロンになって鳩町峠にたどり着いたのでした。
で、話はとんで自宅近くの駅に帰ってきたところ台風の影響で雨が降り出しました。
尾瀬では使わなかったザックカバーをここで使うハメになったという…最後まで締まらないへたれハイカーでありましたとさ(T_T)
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