コイワカガミ咲く金峰山
山梨県
長野県
jorham73
trango
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,218m
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| 天候 | 晴れと薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
�／鞐�山荘〜砂払いノ頭 ・ぬかるみ数箇所。(泥だらけになるほどではなかった。) ・登山道に水が流れている状態の箇所があった。(台風の影響？) �∈淑Гぅ瞭�〜金峰山 ・浮石がある。 |
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感想
天候等の理由で一カ月近く山歩きお預け状態が続いていて、平日の山歩きも考えていたところ、思いがけず山のお誘いをいただいた。
蛭ヶ岳で先頭を歩いてくれたKさんが、土曜日に友人数人と瑞牆山か金峰山に行く予定とのこと。ありがたく参加させてもらった。
今回は私の山友も含めて計6名での遠征山行。今年初の2500m級は去年の秋に訪れた金峰山となった。瑞牆山荘をスタートすると天気もまずまず。気温も穏やか。風はない。
砂払いノ頭までは森の中を歩き、苔生したしっとりした雰囲気のなかにコイワカガミの群生を発見。見つけるやいなや地面すれすれに身をかがめ、「コイワカガミ、コイワカガミ…」と言いながら顔を思いっきり近づける。先月、丹沢の表尾根で見逃した花がここで見られるとは思わなかった。シャクナゲも満開。登山道両脇に咲くシャクナゲのトンネルを歩いた。
この金峰山は森の中から砂払いノ頭に出る瞬間と稜線歩きがとてもいい。砂払いノ頭直前は急坂になるが、息が切れながらも上を見上げると、薄暗い森の先に明るく光の指す空が見える。そこがまさに森林限界だ。
そこからスポッと外の世界に顔を出すと、気持ちのいい稜線歩きが待っている。稜線の先をずっと辿ると金峰山シンボルの五丈岩と山頂が見える。今回も瑞牆山や近くの景色はよく見えた。八ヶ岳、北アルプス、甲武信岳方面はお目見えせず。
さてこの稜線歩きだが、山梨県側はざっくり切れ落ちている。普通に歩く分には何も危険はないが、問題は足元の石。大小のサイズ関係なくよく動く(笑)。最近の私の山行スタイルは登りも下りもストック一本使用。山友は二本使用。山友は自分で「あたしはストック依存症(笑)」とか言うので、思わずそのセリフに笑ってしまった。
五丈岩ではロッククライミングが趣味のKさんが、いとも簡単に素手で登ってしまった。残念ながら山頂をうろうろしていた私は見逃し、もう一回登ってくれと頼んだが笑顔で断られる。山頂から15分下りたところにある金峰山小屋にも岩があり、そこもまた私が小屋にたどり着く前に登ってしまった。でも、ちょうど手前からその様子が見えたので、ズームで写真を撮った。
メンバーがしばしクライミングタイムに入ってしまったので、山友と二人で金峰山小屋を覗きに行く。中に入ってみると小屋の方が「ほしいものがあったら何でも言ってね〜、無いものでも出してあげるよ〜」と言うので、「えーと、コーラください」と言うと、DrPepperドクターペッパーが出てきた。知らずにコーラと思い込んで飲んだせいか、初めて飲むその味を強烈に感じた(笑)
下山中も皆黙々と歩き、富士見小屋からは恒例のラストスパートを楽しもうと思ったら、メンバーの一人に先を越され、その人を追いかけるような形でフィニッシュ。「笑顔で追いかけてきたね(笑)」と言われたが、1人でラストスパートの時も割とニヤニヤしてるのよね、あたしは…
人数が多くても割とそれぞれマイペースの山歩き。でもバラバラではなく何となく一つのPartyとしてまとまりもある。お互い着かず離れずの程良い距離間で、こういう山スタイルもとてもいい。どうもありがとうございました。
【金峰山:6月の花】花アルバム4
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-201709.html
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