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Yamareco

記録ID: 201722
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

お花がいっぱい霊峰白山

2012年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:17
距離
16.5km
登り
1,618m
下り
1,616m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:15 駐車場→5:25 別当出合 5:30→7:40 殿ヶ池避難小屋 7:50→8:40 黒ボコ岩→9:10 室堂 9:20→10:00 山頂(御前峰) 10:30→<池巡り>→11:30 室堂 11:55→12:10 黒ボコ岩→12:50 甚ノ助避難小屋→14:10 別当出合→14:20 駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別当出合の少し手前に大きな駐車場あり
※7月中旬〜10月中旬は別当出合まで車で入れなくなる。
 手前の市ノ瀬でシャトルバス乗り換え。

別当出合:トイレあり
殿ヶ池避難小屋:トイレあり ※2012年は建替えのため使用できなくなるとか
室堂ビジターセンター:トイレあり 水場あり
甚ノ助避難小屋:トイレあり ※とてもきれいな避難小屋
コース状況/
危険箇所等
■別当出合〜<観光新道>→室堂
やせた尾根道があり滑落しないように注意が必要
沢筋では雪渓が残っておりトラバース時に足を滑らさないように

■室堂〜山頂(御前最高峰)
特に危険箇所はない

■山頂(御前最高峰)〜<池巡り>〜室堂
山頂から火口へは急な下り。滑らないように
火口は雪が多く残っており道が不明瞭
池に近づきすぎて落ちないように

■室堂〜<砂防新道>〜別当出合
危険箇所は少ないが、観光新道と同じく沢筋に雪が残る
また石の階段が多いが、濡れているときは滑りやすいので注意

別当出合の鳥居をくぐって出発!
2012年06月24日 05:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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別当出合の鳥居をくぐって出発!
こんな登山道は大好きです。ウキウキしますね〜
2012年06月24日 06:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 6:52
こんな登山道は大好きです。ウキウキしますね〜
岩のトンネルがあったりします
2012年06月24日 06:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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岩のトンネルがあったりします
観光新道の尾根道。景色がいいです
2012年06月24日 07:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 7:01
観光新道の尾根道。景色がいいです
弥陀ヶ原に出ると、山頂が姿を見せます
2012年06月24日 08:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 8:45
弥陀ヶ原に出ると、山頂が姿を見せます
弥陀ヶ原から少し登って振り返る〜
2012年06月24日 09:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 9:03
弥陀ヶ原から少し登って振り返る〜
室堂から見上げる山頂
2012年06月24日 11:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 11:33
室堂から見上げる山頂
山頂から火口方面。右のピークは剣ヶ峰(2677m)、左のピークは大汝峰(2684m)
2012年06月24日 10:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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山頂から火口方面。右のピークは剣ヶ峰(2677m)、左のピークは大汝峰(2684m)
あの山は別山かな。赤い屋根は室堂ビジターセンター
2012年06月24日 10:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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あの山は別山かな。赤い屋根は室堂ビジターセンター
江戸時代の登山者(参拝者?)の落し物orお賽銭
2012年06月24日 10:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 10:38
江戸時代の登山者(参拝者?)の落し物orお賽銭
池の青さに感動しました。この池は紺屋ヶ池。奥のピークは剣ヶ峰。
2012年06月24日 10:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 10:53
池の青さに感動しました。この池は紺屋ヶ池。奥のピークは剣ヶ峰。
この池は翠ヶ池。色が濃いです。
2012年06月24日 10:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 10:55
この池は翠ヶ池。色が濃いです。
なだらかな斜面を室堂へ戻ります。
2012年06月24日 11:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 11:19
なだらかな斜面を室堂へ戻ります。
別当出合の吊り橋
2012年06月24日 14:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 14:08
別当出合の吊り橋
「吊り橋理論」を実証したくなるシチュエーションです。高所恐怖症の方はご注意を。
2012年06月24日 14:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 14:10
「吊り橋理論」を実証したくなるシチュエーションです。高所恐怖症の方はご注意を。
このお花の名前は?
2012年06月24日 06:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?
ギンリョウソウ!
2012年06月24日 05:41撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ギンリョウソウ!
このお花の名前は?
2012年06月24日 06:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?
オオバミゾホオズキ?
2012年06月24日 06:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 6:10
オオバミゾホオズキ?
ゴゼンタチバナ
2012年06月24日 06:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ゴゼンタチバナ
ツマトリソウ
2012年06月24日 06:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ツマトリソウ
アカモノ
2012年06月24日 06:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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アカモノ
カラマツソウ
2012年06月24日 06:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 6:48
カラマツソウ
ミヤマキンバイ?ミヤマキンポウゲ?
2012年06月24日 06:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ミヤマキンバイ?ミヤマキンポウゲ?
ミヤマキンバイ?ミヤマキンポウゲ?
2012年06月24日 06:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ミヤマキンバイ?ミヤマキンポウゲ?
マイズルソウ
2012年06月24日 06:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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マイズルソウ
イワカガミ
2012年06月24日 07:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 7:05
イワカガミ
このお花の名前は?
2012年06月24日 07:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?
ハクサンチドリ
2012年06月24日 07:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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ハクサンチドリ
キヌガサソウ?
2012年06月24日 08:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 8:00
キヌガサソウ?
イワウメ
2012年06月24日 11:18撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/24 11:18
イワウメ
このお花の名前は?
2012年06月24日 13:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?
ニリンソウ
2012年06月24日 13:20撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/24 13:20
ニリンソウ
撮影機器:

感想

霊峰白山(はくさん)。
最高峰が2702mと北陸ではずば抜けて高い山で、遠くからでもよく見えます。
冬はその名前のとおり真っ白な山頂が輝いていて、霊峰と呼ばれるのにふさわしく感じます。
今年は乗鞍岳、御嶽山、荒島岳、槍ヶ岳からその白い山頂を眺めてきて「雪のあるうちに登っておきたいなぁ!」と思っていながら、休日とお天気の都合がつかずそのまま梅雨入り。
どんどん雪が融けていく状況に悔しい思いをしていましたが、梅雨の晴れ間を狙って日帰りで強行してきました。

別当出合から観光新道で室堂を経由して山頂(御前峰:ごぜんがみね(2702m))へ。
そこからぐるっと回り込むように池巡りをして室堂へ下り、砂防新道で別当出合まで戻るプラン。

残念ながら雪はほとんど融けてしまっていましたが、花の百名山だけあって登る途中はお花がいっぱい!
登りのしんどさを忘れるくらい、目を楽しませてくれました。
そして、山頂からの予想もしない絶景!
池の青さが尋常じゃなかったです。

山頂付近では古くなった寛永通宝を拾いました。
江戸時代の人の落し物ですね。
霊峰として古くから人々に愛されていたことが感じ取れるお山でした。

どっしりとした裾野の広い山です。
雰囲気としては鳥海山に近い感じがします。
なだらかな斜面が長く広がっているのでスキーで滑るにはとてもよいかも。
来シーズンはスキーを担いで登りたいと思います。

道もしっかり整備されていて、急な斜面や危険箇所もありません。
がんばれば日帰りできますが、一泊してのんびり山の雰囲気を楽しむのがよいと思います。

■別当出合→<観光新道>→室堂
別当出合の少し手前に広い駐車場があります。
駐車場から別当出合まで10分ほど歩かないといけません。
別当出合で鳥居をくぐって出発。
すぐに観光新道と砂防新道の分岐です。
左へ行くと観光新道。右へ行き吊り橋を渡ると砂防新道。
今回は観光新道で登ります。
最初からかなり急な登り。
でも、お花が咲き乱れていてとても楽しい。
やがて、森林限界を超えてやせた尾根沿いを登っていきます。
この尾根沿いは景色がとてもいいです。
黒ボコ岩で砂防新道と合流し、ちょっと登ると弥陀ヶ原と呼ばれる平原に。
ここから山頂がど〜んと目の前に表れます。
さらに少し登ると室堂到着。
大きな小屋があり、ここ水もたくさん補給できます。
暑くなるだろうと思って水を2リットル担ぎ上げましたが、徒労に終わりました…

■室堂→山頂
室堂から山頂(御前峰)までは標高差で250mほど。
すぐそこに山頂は見えますが、この登りが意外としんどい。
富士山を登っているような気になってきます。
ただ、登れば登るほど景色が広がってくるのでとても楽しい。

山頂からは予想もしなかった景色が広がっていました。
「ああ、この山は火山だったんだな」と理解できます。
まだ雪の残る火口。
そして、火口の池の青さが恐ろしいくらいきれいでした。

■山頂→池巡り→室堂
山頂から急なガレ場を下って火口へ。
池の近くまできましたが、この青さがどこから来ているのかは分かりませんね。
この付近、まだ雪が多く残っているので道が不明瞭。
天気が悪くなって視界がなくなったら危なそうです。
池(油ヶ池、紺屋ヶ池、翠ヶ池)を巡った後は雪の残るなだらかな斜面をトラバースしながら室堂へ。
この斜面をそのままスキーで下っていったらとても楽しそうです。

■室堂→<砂防新道>→別当出合
帰りは砂防新道で。
砂防新道のほうが観光新道よりもきれいに整備されています。
ただ、こちらも沢筋には雪渓が残っているので、注意が必要です。


全体を通して道や避難小屋もよく整備されており、トイレも水場もちゃんとあり、急な斜面もなく登山にとても適した山だと思います。
その分、夏は富士山のように多くの登山者でにぎわいそう。

また、白山は100種を越えるお花が生育しているということ。
「ハクサン○○」という名前の花も多いですもんね。
これから7月、8月もどんどんお花が咲き誇りそうです。
コースもとても豊富。
今度は別のルートを歩きたいですね。

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コメント

ギンリョウソウ
こんにちは。
近日、白山を歩こうと思い、立ち寄りました。

ギンリョウソウはどのあたりに咲いているのでしょうか。
是非実際に見てみたいのですが、ひっそりと控えめだと
見落としてしまいそうです・・・。
2012/6/28 12:25
ギンリョウソウ
dyunさん、こんばんは

ギンリョウソウですが、別当出合の登山口から観光新道を進んですぐのところに、登山道の左側にひっそりと咲いていました。
ホントすぐのところです。歩き始めて15分ぐらいです。
地図の上の緑の点(写真17)の場所のところです。

見た目は気持ち悪い感じがしますが、よくみるとかわいいお花ですよ〜

楽しい山旅を〜
2012/6/28 22:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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