月山トレッキング
- GPS
- 06:24
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 908m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 温泉&食事:月山志津温泉「えびすや旅館」 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
御朱印帳
飲料
行動食
GPS
サングラス
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感想
郡山の恩師・Nさん(のんびり歩き隊)のお招きを受け、山形県の月山へ遠征に行ってきました。
月山は言わずと知れた出羽三山の主峰で日本百名山、花の百名山にも指定されている名峰です。
台風15号の猛威は大きな爪痕を残しましたが、一過後は徐々に秋の気配が感じられるようになってきました。支度を整え、まずはNさんの在地である郡山へ向かい「呑味里山荘」に宿泊します。炭火を囲んで一献傾けながら過ごす夜(今宵は中秋の名月・十五夜です)は格別です。今年もまた大変なご馳走を振舞っていただき、ありがとうございました。
翌日は早朝5時半に郡山を出、Nさんのマイカーでいざ月山へ。期待通りのハイキング日和に気持ちが高ぶります。
郡山から3時間で姥沢駐車場に到着しました。
爽やかな青空の下、まずは駐車場から月山ペアリフト下駅までゆっくりと歩きます。駅で軽い朝食を済ませてリフトに乗りました。リフトの下にはエゾオヤマリンドウが咲いています。
月山ペアリフト上駅からは、姥ヶ岳経由もしくは山頂手前の牛首に向かう2つのコースを選択できますが、より眺めを堪能できる姥ヶ岳経由を行きます。右手前方に目指す月山の山頂・月山神社か山頂小屋かの建造物が見えます。振り返ると遥か後方には大朝日岳・小朝日岳がよく見え、これから進む左手前方姥ヶ岳の稜線にはハイカーの列が連なっています。月山を複数回登っているNさんも、これまでにない見晴らしの良さに喜んでいました。
すでに森林限界を越えて遮るものがない姥ヶ岳の稜線道を景観を堪能しながら登ります。景色と草花とを両方観察しながらなので忙しい。草紅葉に染まりつつある草原に池塘が浮かぶように点在しています。
姥ヶ岳山頂(1,670m)の展望台に出ると、南西方面に朝日連峰、北の彼方には雲海から鳥海山が頭を出していました。また、広がる庄内平野の先に日本海が見えました。ここから月山山頂へと続く巡礼の道を歩きます。金姥の分岐に出ました。この分岐から湯殿山へ縦走できます。時折肌をかすめる爽籟(そうらい:秋風の爽やかなひびき)が心地よい。
牛首を過ぎたところにベンチのある休憩箇所があります。これから山頂まで一気に急斜を上がるため、ここで小休憩してドライフルーツを口に入れます。休憩を入れるハイカーが徐々に増えてきたので、一息ついた後出発します。
山頂付近のガレ場はそれほど歩きずらいわけではありませんが、滑りやすいので注意が必要です。道幅が狭くなる箇所では往来が詰まって渋滞になることもありました。ふくよかで徳の高いお顔をした延命地蔵尊の辺りから振り返ると山稜が痩せた牛の背のように見えます。この先の正一位稲荷大明神からまもなく月山神社本宮に到達します。
月山神社は嵯峨天皇の子、蜂子皇子の開山と伝わり、天照大御神の弟神、月読命を祀っています。中秋の名月の翌日に月の山に登頂し、お祓いをうけて月の神を参拝しました。
本宮前で携帯食をとり、Nさんご持参の冷やした”雪小町大吟醸”をお神酒として升でいただきました。
戻りは牛首の分岐をショートカットして月山ペアリフト上駅へと辿ります。最後に残ったニッコウキスゲが数輪だけ咲いていました。いよいよ夏も終わりです。
〔追記〕
郡山の街に到着したころ、日はとっぷりと暮れていましたが、上空には大きな満月が輝いていました。月の神様の粋な計らいでしょうか。
郡山の恩師・Nさんには長距離の運転やご案内などご苦労をかけ、たいへんお世話になってしまいました。
昔のような頻度でご一緒することは叶わなくなってしまいましたが、山の楽しさを教えていただいて以来、定期的にお会いできるのが楽しみです。また一つ思い出になる山行をありがとうございました。
↓↓ご一緒した、のんびり歩き隊・Nさんのブログはこちらです↓↓
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