念願の雲取山登頂！ ヨモギノ頭,小雲取山,七ツ石山 鴨沢から

2012年06月30日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,898m
• 下り: 1,888m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:53

10:41 鴨沢バス停
10:59 11:00 丹波山村村営駐車場
12:05 12:06 堂所
13:15 13:16 ブナ坂
13:37 13:37 奥多摩小屋
13:43 13:43 ヨモギノ頭
14:04 14:05 小雲取山
14:16 14:16 雲取山避難小屋
14:23 14:30 雲取山
14:32 14:32 雲取山避難小屋
14:41 14:42 小雲取山
14:56 14:56 ヨモギノ頭
15:15 15:15 ブナ坂
15:32 15:34 七ツ石山
15:56 15:56 七ツ石小屋
16:23 16:23 堂所
17:18 17:18 丹波山村村営駐車場
17:33 17:33 鴨沢バス停
17:34 ゴール地点

鴨沢10:39−(昼食休憩)→石尾根:ブナ坂13:14→ヨモギノ頭13:44→小雲取山14:04→雲取山14:22(休憩8分)→七ツ石山15:26(休憩)→鴨沢17:34

歩行時間…6時間55分[登り3時間43分(休憩含) + 雲取山休憩8分 ＋ 下り3時間4分(休憩含)]
歩行距離…22.57km
平均速度…3.26km/h

天候

晴れ→曇り

気温(気象庁データ：小河内)　スタート23.3(10:40)℃→最高24.5℃(11:23)→ゴール22.4(17:30)

アクセス

利用交通機関：

自転車

自転車です。
片道50km
往路(登り)…3時間34分(道間違い10分ぐらい？)→3時間24分(奥多摩駅前まで2時間13分)
復路(下り)…3時間10分(麦山浮橋に寄り道10分ぐらい？)→3時間

足よりケツが痛い…

コース状況／危険箇所等

【鴨沢→石尾根】
一般ルートなので道明瞭で歩き易いです。延々と緩い登りが続きます。
一部道が狭いところがありますが、慎重に行けば問題ないです。

【→雲取山】
石尾根はその名の通り、石がごろごろしています。
坂にも石があるので歩きにくいです。
小雲取山前辺りから急になります。
ヨモギノ頭は巻き道があるので、尾根を登らないとたどり着けません。
小雲取山は山道からちょっと登ったところにあるのですが、山道に表示がないので、そのまま通り過ぎる確率が高いです。GPSロガーで位置確認しないと難しいかも。笹の中に踏み跡があります。

【→七ツ石山】
石尾根は広くて歩き易いです。七ツ石山手前から約100m登り返します。

【→鴨沢】
七ツ石山から鴨沢方面へ戻るのが少しややこしいです。地図にない道(下には『近道』との表示有り)も一本あるので、地図を見てても分かりにくいです。

標高が高いですが距離もあるので、全体的に緩い登りが続きます。

※要注意ポイント
山頂が近くなると虫が増えてきます。特にブユ(ブヨ)。歩いていても時々止まって来て刺そうとします。実際1ヵ所刺されていました…(翌日腫れて気が付いた)。天敵はトンボということで、トンボが出てくるまではブユにお気をつけ下さい。
見た目はこんな感じです→ウィキペディア：ブユ　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A6

出会ったハイカー…たくさん。100人以上は会ったかな。山荘泊，テン泊組みが多かったように思います。小袖の駐車場でテント張っている人もいました。あと山ガールも多かったです。割合で言えば高尾山以上かも。

消費飲料水…3ℓ完飲(自転車で1ℓぐらい消費)

写真

麦山浮橋
自転車で鴨沢へ行く途中でパチリ

鴨沢登り口
最初は しばらく舗装路です

小屋がありました

こんな感じの緩い登りがひたすら続きます。
急な登りよりいいですが単調です。

ここで昼食休憩。

ようやく石尾根に合流！
地名はブナ坂？ブナ板？
ヤマレコにはブナ板で登録されているのですが、どちらが正しいのでしょうか…

石尾根

ヘリポート(五十人平)

ヨモギノ頭(1813m)
ちょっと下りてから撮影

小雲取山山頂　山名標識すらない…(前は有ったみたいですが見つからず)
山道沿いにはなく ちょっと登ると山頂です。

雲取山の山頂標識(山梨県の？)だが、ここは山頂ではないようです。
奥に真の山頂があるらしい。

展望
今日は雲の中

少し歩いて真の雲取山山頂(こっちの方が高い)
東京都の標識などなど

すぐ近くにある埼玉県の山頂標識

いちおう景色を撮影　何も見えませんが
今日の雲取山は雲の中

石尾根を通って七ツ石山の山頂

山頂からの景色
今日の山頂はどこも雲の中

七ツ石山の山頂直下
苔とフキ(？)のコンビネーション
なかなかきれい

すぐに神社？があった

目立つ岩
向こう側に石碑がありました

豪快な倒木
七ツ石山下の水場地点です

これがその水場
顔を洗いました

七ツ石小屋
賑わっていました

下る途中
切られた木は軒並み苔で緑に

最後はホタルブクロで〆
登山口付近で咲いていました

と思ったけど自転車での帰りに浮き橋を渡りたくなり 向こう岸まで行ってみました。向こう岸から道路の方を撮影。

峰谷橋で奥多摩湖の一部を渡る
照明がちょっとおしゃれ

撮影機器：

IS01 au シャープ

感想

silchari

山登りを始めた頃は高尾山や陣馬山をうろちょろ。
一番の目的は運動なので、現地までは自転車移動。
そのうち高尾〜陣馬には飽きてきて他の山にも行くようになった。

青梅，檜原村…。そして最初は遠くて行けないと思っていた三頭山に2年前に登頂。
去年は雲取山を富田新道から目指すが、奥多摩駅からの日原街道の登りで挫折し、急遽 川苔山へ登った。
これが今までで一番遠い山だった。

そして今日 二年がかりの雲取山挑戦を敢行しました！
体のコンディション的にはもう一本他の山に登ってから 雲取山に挑戦したかったのですが、天気(気温)的には今日が大チャンスだったので 今日の挑戦にしました。
登山口は去年とは変えて鴨沢。富田新道よりは道が面白そう。
また自転車の行程も、距離は伸びるが、標高が八丁橋より低いので、難易度的に大差ないのではと考えた(また日原方面は落石で道路が現在通行止めという事情も有った)。

まずは自分としては難題の早起き。
皆さん超早起きで いつもビックリしていますが、自分は起きられません…。
睡眠不足だと“雲取山まで歩けないかも”と思い、早寝早起きを計画します。
こんなこと皆さんに言ったら「遅いよ！」と突っ込まれそうですが、予定は23時就寝の6時起き7時出発。
これがほぼ予定通りにいき、7時3分出発です！　第一の関門クリア！　やればできるじゃん！(密かに感動)

次は自転車で50kmの道のり。
これもほぼ予定(3時間20分)通りの時間で到着するも、ケツが痛い…。
帰りも3時間乗るんだよね？　とりあえずケツの痛みを忘れて登山開始。

もちろん最初から足に疲労感を感じるが、これはしょうがない。
それを加味しての登山の予定所要時間は7時間。
内心もっと速く歩けるのでは？と期待していたが、やはり自転車のダメージが有っては、そうは問屋が卸さない。
結局予定通りの7時間弱でフィニッシュ！　やった、ここまで順調！　後は帰るのみ。

いざ自転車で出発しますが、浮橋を見たら渡りたくなっちゃいました。
あははは…。で、結局 麦山浮橋を渡って御満悦。
わははは、もう来ないかもしれないしね、今日渡っておかないと。

とうことで自身一世一代の目標が無事達成されました。
もうこれ以上遠くには目標を設定しない予定です。
やっぱり無理せず歩く登山が一番楽しいですからね。
ちなみに帰りのお尻の方ですが、痛いところをずらしたり、坂でもないのに立ちこぎしたりして必至の抵抗を試みましたが、段々痛い範囲が広がってきまして 結局は我慢でしたね。
皆さんも自転車の乗り過ぎには気をつけましょう。

山の感想ですが、雲取山はやっぱり感動です。
なんといっても高いですから。
景色がなかったのは残念ですが、雲の中というのも良いものです。
これで東京都最高峰を制覇。
埼玉県最高峰も制覇したかな？と思って調べたら、埼玉県には2483mの三宝山があるんですね。
他の県も見てみると高いイメージがある東北が意外と低く、青森，宮城，秋田は東京よりも低いです。
日本で最も低いのは平地で有名な千葉県。愛宕山408m。

七ツ石山も1000m超の雰囲気漂う良い山です。
なんか1000m超の山って貫禄ありますよね。
石尾根はまた歩いてみたいです。
奥多摩駅からの鷹ノ巣山ピストンかな。
蕎麦粒山は道が落石で通れないので、来年の目標か。

マイナー(？)ピークのヨモギノ頭，小雲取山の山頂も踏めて良い思い出です。
巻いている人が多いようでしたが、山へ行ってピークを踏まないとは勿体無いので、私はしっかり踏み踏みしてきました。

今日は自身最大の山の目標が達成できて大満足です！！！